「わくわく・どきどき」の学びを目指して

11月9日(金)

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 学芸会まで、あと2週間となりました。各学年の教室や廊下には、劇で使う大道具や小道具が置いてあります。体育館練習の様子を見に行くと、それらの道具が使われることで、少しずつ劇の雰囲気が高まってきていることが分かります。
 5年生は、1,2校時に体育館練習を行いました。以前までは、場面ごとに分かれて練習をしていましたが、いよいよ学年全員が体育館に集まり、全体を通しながら練習が進められていました。(写真上)声が小さかったり、早口になったりと、何度も劇を止めながら練習を進めていくので、劇全体を仕上げていくには大変な時間を費やすことになります。高学年の劇は30分以上かかるので、なおさらのことです。
 学芸会の指導は、学年が上がるほど演劇での高度な技術を身に着けさせることができます。低学年では、セリフに合わせて大げさな動作をつけることができれば良いのですが、高学年では逆にそれがわざとらしい演出になってしまいます。例えば、相手の顔を見てから客席に向いてセリフを言うとか、セリフのないところで舞台上での動きを入れるという技術です。
 来週あたりから、劇に使う衣装をそろそろ準備していく学年があるようです。衣装のご協力をよろしくお願いいたします。
 4年生は、社会科で玉川上水の学習をしています。東京都について学習をする中で、郷土の発展に尽くした人々の思いや苦労を学ぶために、玉川上水について調べてきました。玉川上水は、江戸時代に玉川兄弟が中心になって事業を進めました。現在の羽村市に取水堰があり、四谷までの43kmを結ぶ上水用の水路でした。水を流すには、傾斜がなければうまく流れません。現在のような測量の機器がなかった時代に、当時の技術を駆使して完成させた努力は並々ならぬものがあります。
 4年生では、学習の最後に一人ずつカルタを作ってまとめていました。どの子もカルタにする川柳の五・七・五の言葉を、指を折りながら一生懸命考えていました。(写真中)
 6年生は、先月卒業アルバムの写真撮影が終わり、いよいよ文集に載せる作文に取りかかっています。卒業アルバムの後半は文集のページになっていて、一人1ページずつ作文を書きます。内容は、「将来の夢」あるいは「6年間で学んだこと」の中から自分で考えて書いています。移動教室の思い出や運動会でのがんばり、あるいは将来就きたい職業について書いている子もいました。(写真下)
 今は、下書きの下書きが終わり、その原稿を見ながら書く「下書き」の段階に入りました。次は清書用紙へのペン書きになるのでしょう。また、クラスのページには、全員の寄せ書きが入ります。少しずつ卒業に向けての準備が始まっています。

11月8日(木)

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 3年生が吉田さんの畑に行き、大根の間引きを体験させてもらいました。(写真上)9月に大根の種まきをしたので、当初は10月上旬に間引きを行う予定でした。しかし、9月末の台風の影響で、9月にまいた種が全てやり直しになってしまいました。
 前回は「夏つかさ」という品種の大根でしたが、今回は冬の寒さに強い品種に変えてあるそうです。畑に行くと、ビニールマルチから2〜3本ずつ大根の葉が元気よく茂っている様子が見えました。
 吉田さんの説明を聞いてから、長い畑の畝(うね)を1列ずつ各クラスで担当し、足を踏み入れました。土を踏み固めないように、そっと畝と畝との間を歩いていきます。大根は、まっすぐ下の方にだけ根を伸ばすと思われがちですが、吉田さんの話を聞いてびっくりしました。大根は、細かい根が横にも広がっていて、土の中の養分を一生懸命吸い上げているそうです。そう言われてよく見ると、畑の畝の斜面に、白い細かな根がところどころに見えました。
 2〜3粒まいた種のうち、よく成長したものを1本残して、他の苗を全部抜き取るのが間引きです。間引きの意味がよくわからないのか、毎年全部引き抜いてしまう子が出てきます。やはり今年も2〜3人いたようでした。間引き菜は、帰りにみんなで分けて持ち帰らせていました。3年生の今日の宿題は、間引き菜を家で味わってくることかもしれません。みそ汁の具や、おひたし、炒めものなど、各家庭で工夫してみてください。毎年吉田さんは、「大根は、捨てるところがありません。」と言われています。
 4年生の道徳に、「わたしたちの校歌」という資料があります。楽しい学校生活を送るための気持ちをもたせることがねらいの資料です。資料では、自分達の学校の校歌が、たくさんの人達の願いがあってつくられ、大切にされてきた様子が書かれています。
 今日の授業では、同じように田柄小の校歌の歴史や歌詞に込められた意味をみんなで考え合っていました。(写真中)ちょうど1年前の開校60周年記念行事に合わせて、校歌の歴史について子ども達に話をしたことを思い出しました。田柄小の校歌ができたのは、開校してから4年後のことでした。学校の歴史を記した資料にこう書いてあります。「校外学習の時、バスのガイドさんに「校歌を歌いましょう。」と言われても、校歌がないので歌えない子ども達のさみしそうな顔を見るたび、当時の先生たちは、「どうしても校歌を作らなければ。」と思ったそうです。」・・・道徳の教科書に出てくる学校でも、同じような出来事が書いてあったのでびっくりでした。
 給食後、全校で「田柄元気アップタイム」の時間がありました。各クラスが校庭や中庭、けやき広場などで、様々な運動に取り組む時間です。田柄小は敷地が広いので、全クラスが一斉に運動をしても十分なスペースがあります。(バスケットコートもフラフープの運動をするクラスが利用しています。)
 体育館では、2年生がリバーシに挑戦していました。(写真下)片面がそれぞれ赤と青に色分けされたマットを2チームに分かれてひっくり返し合います。制限時間内で、自分達のチームの色が多くなった方の勝ちです。
 田柄元気アップタイムは、クラスの仲間や担任の先生と一緒に運動を楽しみながら、共に仲良くなれる時間としても貴重です。

11月7日(水)

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 3年生が、スーパーマーケット見学に行きました。地下鉄を使い、サミットストア氷川台駅前店まで行ってきました。おもに地下の食料品売り場と、バックヤードとなる精肉や鮮魚加工場の様子を見学させてもらいました。
 1年前も行きましたが、昨年よりもさらに店内がきれいに改装されていたように感じました。お総菜を作っている調理場は、ガラスで仕切られていて、中の様子がよく見えるようになっていました。焼きそばや焼き鳥が、今まさに調理されている最中でした。サラダやカットフルーツのキッチンも同様に、中の調理の様子が見えるつくりになっていました。サラダをきれいに盛り付けている様子を間近で見ることができました。(写真上)食品が、ていねいに手作りされているところをお客さんに見せることで、お店の信頼を高めるためのようです。確かに、見えないところからパックに詰められて出てきたら、せっかくの店内での作り立ての様子が伝わりません。
 地階に食品売り場があるため、お客さんのほとんどがエスカレーターで降りてきます。そのエスカレーターの近くには、果物をいつも並べているそうです。旬を表しやすい食品は、果物が一番であるとのことでした。りんごやみかん、柿などを今の時期は並べ、お客さんの目線をまず旬の食材に向けるそうです。
 3人の方がそれぞれのクラスについて、細かくていねいに店内を案内してくださいました。さらに各売り場の担当の方に説明をしていただいたりと、充実した見学ができました。仕事で行っていなければ、つい買ってしまいたくなるような店内でした。(特に、パン屋さんに置いてあったイギリスパンと、鮮魚コーナーのブリの切り身…)
 5年生は、図工の時間に「マイウクレレ」の製作に取りかかっています。電動糸のこを使って、ボディに付ける部品を切り抜いていました。(写真中)電動糸のこは、4年生の時から使っています。だいぶ扱い方に慣れてきたようで、かなり細かいデザインを考えた子も、下書きの線に沿って、じょうずに切り抜くことができていました。世界に自分だけのウクレレとなるように、完成目指してがんばっています。ボディができたら、弦を張って音が出るように製作していきます。
 5年生の教室で、外国語活動の時間に行う、チャンツの練習をしていました。(写真下)「Hungry Boy Chant」という題名のチャンツで、自分の好きな食べ物を画用紙に書き、4人組でリズムよく歌います。チャンツとは、日常的な話し言葉をリズムに乗せて表現したもので、「メロディーのない歌」や「ことばあそび」とされているものです。外国語活動では、よく行われる指導内容です。
 今週の土曜日の公開日に、5年生は各クラスとも外国語活動の授業を公開します。(1校時…3組、2校時…1組、3校時…2組)ALTのケリー先生にお願いして、土曜日の授業公開の指導に入っていただけることになりました。場所は、多目的室(北校舎1階の一番西側の教室)にて行います。

11月6日(火)

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 5年生は、午前中に練馬文化センターに行き、練馬区連合音楽会に出演してきました。たった1回の本番のために、今までどれだけの時間を使って練習してきたことでしょう。その結果、努力してきた成果がいかんなく発揮され、すばらしい合唱と合奏を発表することができました。
 練馬文化センターに区内から11校の5,6年生が集まりました。合唱と合奏を合わせて1校あたり7分の出演時間となっていますが、楽器の出し入れの関係もあり、全プログラムで2時間以上かかる音楽会です。会場に入った段階から、子ども達の緊張感がなんとなく伝わってきました。(写真上)田柄小の順番が来る前に6校の発表がありましたが、どの学校もすばらしい合唱や合奏でした。5年生の子ども達にとっては、他校の歌声や演奏を聞くのは初めてのことです。色々な発声の仕方や歌い方があることや、様々な楽器を駆使した合奏があり、あっけにとられて聞いていた子もいたようです。
 いよいよ田柄小の番になりました。きっとまぶしい照明を浴びながら舞台上に並んだ子ども達は、緊張の極致であったことでしょう。1曲目は、合唱「With You Smile」でした。ピアノの伴奏とともに最初の出だしの歌声を聞いて、なぜかホッとしました。とても澄んだ歌声がホール全体に響いてきたからです。さすがはコンサート用のホールであると思いました。体育館で聞いていた5年生の歌声とは違い、子ども達の歌声のすばらしさが一層際立って感じられる響きでした。そして、子ども達の一生懸命さも同時に伝わってきました。(後から聞いたのですが・・・舞台袖で見守っていた学年の先生の目から涙が流れたのも納得できます。)
 2曲目は、合奏「八木節」でした。和太鼓が加わり、文化センターの大ホールいっぱいに気持ち良く響いた合奏は、きっと演奏していた子ども達もすがすがしい気持ちになれたと思います。田柄小の元気の良さがよく伝わる合奏でした。9月と10月は、3階の音楽室からいつもこのリズムとメロディーが聞こえてきていたな、と思い出しました。
 連合音楽会への出演は、3年に一度各学校に回ってきます。音楽専科の大内先生は、この学年の子ども達が出演することを考えて、3年生の時から指導を続けてきたはずです。子ども達にとっても、そして指導してきた先生にとっても心に残る連合音楽会になりました。
 学芸会のプログラムが各家庭に配布されました。「はじめのことば」は、1日目が1年生、2日目が2年生の担当になっています。1年生は、各クラスから3人ずつ選出し、9人で始めの言葉を行うようです。まずは、クラスから3人を選ぶために、オーディションをしていました。(写真中)列ごとにやりたい子を前に出して、「これから楽しみにしていた学芸会が始まります。」と一人ずつ言わせていました。どの子もはっきりと大きな声で言えていたので、きっと決める担任の先生は悩んだことでしょう。
 4年生のクラスで、都道府県名のテストをしていました。47ある都道府県の名前を、地図の番号に合わせて書き込んでいました。(写真下)感心したのは、ほとんどの子が全て漢字で書いていたことです。そして、「新潟県」のところを中心に何人かのテスト用紙を見て回ると、きちんと「潟」の字が正確に書けていることにもびっくりしました。
 私は新潟県の出身なのでよく知っています・・・意外と大人で「新潟」を正しく書けない人が多いということを。きっと4年生のこの時期に覚えた都道府県名は、大人になってもずっと忘れないでしょう。

11月5日(月)

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 先週から11月に入ったこともあり、今日の全校朝会は、ふれあい月間に向けた話をしました。最初に、先週行われた6年生の道徳の研究授業で使われた資料のお話をしました。・・・信二君が友達の家でゲームに夢中になっていた時に、「こいつめ、死ねぇ!」と叫びました。その声を聞いた友達の家のおばあさんから、「だめだよ、そんな言葉を使ったら。」と注意されます。日頃、子ども達は、「死ね」とか「消えろ」など、ゲームに夢中になっていると口にすることがあるかもしれません。しかし、よく考えてみると、そういう言葉は気軽に使う言葉ではありません。ましてや、ゲームではなく、友達に対してそういう言葉を発したとしたら、それは言葉による暴力であり、重大な問題であると考えなければなりません。・・・ここまで話をしていて、体育館に集まった全校児童(今朝は小雨が降っていたため、体育館で行いました。)は、しんとなって真剣に聞いていました。
 後半は、11月がふれあい月間であるとともに、練馬区いじめ一掃取り組み月間にもなっていることについて話しました。・・・いじめは、小さなからかいやいやがらせから始まります。そして、中心になっていじめる人と、その人につられて一緒にいじめに加担する人達とで、お互いに止めようがなくなってしまうところに恐ろしさがあります。さらに、「友達がやっているから」という理由や「自分は見ていただけ」という理由で正当化しようとする人がいるのも問題です。・・・
 いじめにつながる行為をすぐにやめさせるための方法として、先生や家の人に伝えることを話しています。学校では、担任の先生以外にも、保健の先生や校長先生・副校長先生、相談室の先生など、たくさんの人達が味方になっていじめを無くすように協力することを伝えました。
 今後は、各クラスでも具体的に指導をしたり、アンケート調査を行ったりしていきます。また、今年は「いじめ防止の標語」づくりを全校で取り組むことになっています。ご家庭でも、少しアンテナを高くして、子ども達の様子に目を向けるようにしてください。
 先月、3年生は総合の学習の時間に、田柄小の近くにある「ハッスル商店街」の見学に行ってきました。そのまとめとして、グループごとに発表会に向けた練習を行っています。(写真上)八百屋さんや肉屋さん、お茶屋さん、パン屋さん…と、毎年お世話になるお店があり、田柄小にとっては昔からなくてはならない商店街です。発表態度も含めて練習中のようで、今週土曜日の公開日に発表会を開く予定です。
 1年生の教室で、カメの水槽に子ども達が集まっていました。(写真中)1年生は国語の学習で、「よく見てかこう『しらせたいな、見せたいな』」という学習があります。学校のことを家の人に知らせる文を書く学習で、生き物などを観察したことを基に、簡単な文章に表していきます。
 カメの入っている水槽は、5年2組から借りてきました。今の5年生が3年生の時から教室で飼っているカメのようです。よく授業を見に行くと、教室の後ろの窓側に水槽が置いてあり、近づくと「ゴトン!」と音を立てて狭い水槽の中をカメが動き回っています。
 5年生の担任の先生にカメの名前を聞いてみましたが、あまりはっきりしていないようでした。以前は、「ベッカメ」とか「カメックス」という呼び名があったようです。(担任は、昨年度と今年度の2年間このカメを教室で飼っていますが、あまり関心がないのか…)1年生の教室に来たカメは、久し振りにたくさんの子ども達の注目を集めて、大喜びのようでした。
 4年生の理科「月の動き」の学習では、実際の月を観察しながら、時間とともにどのように月が移動するのかを調べることが大切です。先週の前半頃までは下弦の月(半月)だったため、昼間も青空の中に月を見つけることができました。
 今日は、先生が月に関する本を読み聞かせていました。(写真下)アポロ計画で、人類が月に着陸して足跡を残してきたことは、意外に今の子ども達は知らないようです。月の引力の関係で潮の満ち引きがあることも、知っている子は少ないようでした。
 ちなみに、現在は太陽のすぐ右隣に月がある位置関係です。(明け方、東の空にうっすらと見える程度です。)今度の土日ぐらいから、夕方西の空に三日月が見えるようになるでしょう。

11月2日(金)

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 2年生は、算数の時間にいよいよかけ算九九の学習に入っています。かけ算九九は、何の段から最初に学習するかご存知でしょうか?・・・正解は、5の段です。その理由は、5の段の数字(5,10,15…)が、我々の生活に結びついていることにあるからのようです。さらに、5の段は一の位が0と5を繰り返すため、規則性が見つけやすいということもあるのでしょう。
 今日の算数の時間には、5の段に続いて2の段の学習をしていました。(写真上)こちらも、(2,4,6,8,10…)と、子ども達にはなじみのある数列になります。おもしろいなと思ったのが、2の段の導入の問題文でした。2つずつセットになっているものが□個分あれば、「2×□」となり、2の段の答えを並べていくことができます。問題文に使われていたのは、お寿司(回転寿司)でした。
 「ひと皿にお寿司が2個ずつのっています。皿が□皿あります。お寿司の数は、合わせていくつでしょう。」・・・ナイスな問題ですね。2の段の九九を習ったので、今度回転寿司を食べに行った時に、食べ終わったお皿の数を数えれば、九九を使っていくつお寿司を食べたかが分かるはずです。(ただし、9皿まで)
 5年生が、「流れる水のはたらき」の学習をしていました。教科書に出てくる地学分野(地層や岩石、気象や天文等)は、なかなか実験で確かめることが難しい学習内容です。実際の河原を見に行くことができれば一番良いのですが、都内の川は、だいたいがコンクリートで固められています。また、大雨が降れば、校庭の水の流れを観察することが良い教材になるのですが、ここ数日は雨の日がありません。(3年生の太陽や4年生の月の学習には適していますが…)
 そこで、理科室には簡易流水実験器なるものがあり、水が流れる時の土砂の様子を観察することができるようになっています。プラスチックのケースに畑の土をとってきて、傾斜をつけて水を注ぐだけですが、実際の川で起きている現象を再現することができます。水の力で土がけずれたり、運ばれたり、堆積したりというはたらきです。子ども達は、ビーカーの水を慎重に注ぎながら、川に見立てたカーブの様子に見入っていました。(写真中)
 1年生は生活科の学習として、どんぐりなどを使ったおもちゃ作りをしています。10月に光が丘公園で集めてきたどんぐりや松ぼっくりを使い、いろいろなおもちゃが工夫されていました。どんぐりを使った迷路や楽器、松ぼっくりを利用したけん玉など、1年生ならではの発想がたくさん見られました。自然と友達の作品に目が行き、子ども同士の交流も生まれてきます。(写真下)自然のものを使って無限に遊べるのは、子どもならではのすばらしい力であると感じます。

11月1日(木)

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 来週火曜日に、練馬区連合音楽会があり、5年生が出演することになっています。当日は、練馬文化センターで行われ、他の学年の児童や保護者の参観ができないため、今日の音楽朝会で練習の成果を披露することになりました。
 合唱も合奏も、指揮をする大内先生のタクトの先に音が集まり、体育館全体に広がっていくように感じました。学年全体で音を合わせたのは今週の月曜日が初めてでした。クラスごとの音楽の時間や、パート別に残した放課後の練習を積み上げてきた成果が、今日の音に表れていたように思います。明日と月曜日に、さらに1時間ずつ練習をして本番当日に備えます。
 連合音楽会は、6日(火)です。5年生は当日、区内の11校が集まって行う午前の部に出演します。(9:45〜12:00)プログラムの7番目になっています。電車を使って往復します。(交通費は公費)お弁当を用意することになっていますが、学校に戻ってきてから食べることになります。
 学芸会に向けて、今日からいよいよ体育館練習が割り当てられました。1〜4年生までは11時間、5,6年生は12時間の体育館練習が組まれています。しかし、どの学年も当然それだけの練習時間で劇を完成させることはできません。教室や空いている部屋を工夫しながら、そして授業時間をやりくりしながらの練習の日々が続いていくことでしょう。
 体育館練習のトップバッターは、1年生でした。場面ごとにステージの上に並び、セリフを順番に言いながら練習をしていました。(写真上)大きな声でセリフが言える子もいれば、早口で聞き取れなかったり、小さな声だったりする子もいました。まだまだこれからです。
 4年生は、理科の時間に「ものの温度と体積」の学習をしています。高学年に向けた、理科室で行う実験が満載の単元です。そして、実験中に火を使うことが初めて出てくる単元でもあります。マッチの擦り方や、アルコールランプの使い方を指導することになります。大人でも、今はマッチを擦ることが珍しくなりました。チャッカマンやライターがほとんどの時代です。それに合わせてか、現在の理科の教科書では、アルコールランプを使った実験が少なくなりました。代わりに登場しているのが「実験用ガスコンロ」です。よく家庭で鍋料理をする際にテーブルの上で使う、カセット式ボンベのコンロのようなものです。(写真中)
 アルコールランプでの実験中の事故は、昔から全国でたくさんありました。安全面から考えても、そして火力の面からしても、圧倒的にガスコンロが便利です。それでも子ども達は、火をつけることに対しておっかなびっくりといった様子でしたが・・・。
 午後から6年生は、田柄中学校に行き、部活動体験をしてきました。毎年この時期に、田柄小の6年生のために一人2種類の部活動を体験させてもらっています。体育館や校庭で行う運動系の部活動を選んだ子もいれば、校内の教室で活動する文化系の部活動を体験した子もいました。どの部活動でも、中学生の先輩たちが懇切丁寧に教えてくれていました。6年生の手をとって教えてあげている中学生をよくよく見ると、昨年度の卒業生でした。1年前は、今の6年生と同じように緊張の面持ちで部活動体験をしていたはずなのに・・・。全体の司会をしていた生徒会のメンバーを見ても、すっかり中学生として制服姿が似合い、立派な活躍ぶりでした。
 6年生は、ちょうど5か月後の4月1日から中学校生活が始まります。中学校進学に向けての意識をしっかりもつことができたようです。再来週の月曜日には、6年生各クラスに田柄中の先生に授業をしていただく、授業体験もあります。

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