「わくわく・どきどき」の学びを目指して

3月25日(月)

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
 今日の卒業の門出を祝うように、土日の2日間で校庭の桜の開花がまたさらに進みました。春の日差しが輝く中、田柄小学校 第62回卒業式が行われました。
 5年生の登校に続き、晴れやかな服装で卒業生が最後の登校日を迎えました。たくさんの保護者と来賓の方々が見守る中、いよいよ卒業式が始まりました。5年生の係児童に胸花をつけてもらった卒業生が、緊張の面持ちで体育館に入場してきました。
 この2週間の練習で、卒業生は礼儀正しい態度や将来の夢、呼びかけ、歌をがんばってきました。本番の今日は、またさらに成長した自分らしさを発揮して、精一杯がんばる姿が見られました。
 式後、体育館で記念写真を撮り、校庭に用意された花のアーチをくぐって田柄小を巣立っていきました。4月からは、中学生として自信をもって活躍していけるように期待しています。

3月22日(金)

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
 昨日、東京地方の桜の開花宣言が発表されました。以前から開花予想が出ていましたが、今年はその予想がぴたりと的中しました。
 田柄小の桜は・・・と、校庭をぐるっと回ってみました。校庭の南側や、うさぎ小屋脇の桜の木には、開花の目安の4〜5輪の花が確認できました。よって田柄小の桜は、本日をもって開花宣言としたいと思います。(午後には、さらにたくさんのつぼみが開きました。)
 登校後、校庭に全校児童が集合し、平成30年度の修了式がありました。最初に、クラスから代表児童が前に出て、一人ずつ修了証(通知表に印刷されています。)を受け取りました。(写真上)
 児童代表の言葉は、1年生が担当しました。この1年間を振り返り、「さかあがりをがんばったこと」と、「字をていねいに書いたこと」について発表していました。
 教室に入り、1〜4年生は1時間ほど学級指導の時間がありました。担任の先生から一人ずつ今年度最後の「あゆみ」を手渡されました。3学期にがんばったことや4月から取り組んでほしいことを伝えながら、担任の先生がていねいに声をかけていました。(写真中)
 10時半から、卒業式の予行練習がありました。月曜日の本番に向けた最後の練習であるとともに、この2週間5年生と6年生とが練習を重ねてきたその成果を、全ての先生に見てもらう機会にもなりました。壇上にサクラ草の鉢が並び、体育館の壁面には紅白幕がかかり、会場の様子もほぼ本番に近い状態で行いました。
 呼びかけや歌で構成されている「巣立ちの言葉」では、5年生も6年生も、今までの練習以上に気持ちを入れてがんばる様子が見られました。(写真下)今年は、土日をはさんで卒業式があります。明日からの2日間で体調を崩さずに、全員が気持ちよく小学校最後の締めくくりの日を迎えることができるように願っています。

3月20日(水) その2

画像1 画像1
画像2 画像2
 今日の午前中は、隣の田柄幼稚園の修了証書授与式に参列してきました。先月、1年生との交流会で田柄小に来た5歳児の3クラスの子ども達が、またこの数週間で成長したように感じられました。
 来賓席の前で5人の園児がそろって礼をするのですが、小さな声で「せぇ〜の」と言っているのが聞こえてきて、とても微笑ましく感じました。壇上で名前を呼ばれて返事をしてから、園長先生の前に行きます。修了証書の受け取り方は、小学校と同じようにしていて、とても立派でした。(受け取ってから右手を差し出して、園長先生と握手をするのが可愛らしかったです。)
 学校に戻ってきてから、急いで体育館にかけつけました。5,6年生合同の卒業式練習が、すでに始まっていました。証書授与は、副校長先生に行ってもらいました。(写真上)今週に入り、6年生は3日連続で2時間続きの練習をしています。呼びかけも歌も、日に日に声がしっかり出てくるようになりました。あさっては、全教員が見守る中でリハーサルをします。
 5校時に、全校で大掃除を行いました。教室の机や椅子を廊下に出し、洗剤をつけたスポンジで床磨きをする子ども達が見られました。「こんなに力を入れて掃除をしたのは久しぶり…」と言うくらい、ぞうきんが真っ黒になるまで体重をかけて水拭きをする姿も見られました。(写真下)
 5年生は、体育館で卒業式の会場準備をしました。体育館の床やステージ上をきれいにしてから、たくさんのパイプ椅子をていねいに並べました。そして、職員玄関前に飾ってあったサクラ草をステージ上に移動しました。体育館の中に、サクラ草の香りがプンプンと漂ってきました。
 今日は、20度を超える春の暖かさになりました。長崎と高知で桜が開花したそうです。東京の開花宣言も秒読み段階に入りました。あさっては、登校してすぐに修了式を行います。今年は体育館を使わずに、校庭で行う予定です。

3月20日(水) その1

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
 今日も各学年やクラスで、様々なお楽しみ会が行われていました。1年1組では、「ビー玉パーティ」という名前のお楽しみ会がありました。(写真上)今まで他のクラスでも、「ビー玉パーティ」はよく行われてきています。クラスのみんなでがんばったことがあった時に、瓶の中に1個ビー玉が入ります。「たくさんビー玉がたまったら、みんなでお楽しみ会を計画する」というクラスのルールになっています。
 1年生のお楽しみ会は、どんなプログラムだと思いますか? 「なぞなぞ」、「かもつれっ車」、「かわりおに」、「ドッジボール・ドッジビー」と書いてありました。教室で前半のレクを行ってから、外に出て後半の遊びを行っていました。他のクラスでは、4月から転校する子のお別れ会を兼ねたお楽しみ会も見られました。
 2年生の教室では、作文集を作っていました。今までの作文をまとめ、1冊に綴じ込む作業です。(写真中)1学期から国語の時間に書いてきた作文を、順番にそろえて綴じていきました。原稿用紙を使って書き上げた作文には、「春の遠足」、「読書感想文」、「組み立てを考えて書き、知らせよう」、「うんどう会」、「楽しかったよ、2年生」の5種類がありました。今となってはなつかしい思い出の行事や、国語の学習の一つとして苦労して書いた作文だったりしたものです。
 特に、最近書いた「楽しかったよ、2年生」の作文は、どの子も作文メモの時から時間をかけて考えてきた作品でした。下書きを何度も書き直したり、担任の先生から段落の使い方をていねいに指導してもらったりして清書しました。表紙に名前や絵を描き加えて完成しました。自分だけの大切な作文集として持ち帰っています。
 6年生は、卒業アルバムが配られていました。アルバムの前半は、写真のページです。学年やクラスの集合写真から個人写真まで、2学期を中心に撮影した写真がレイアウトされていました。また、1年生の入学式の頃から6年生の学芸会まで、6年間の楽しかった学校生活を振り返るページもあります。そしてさらに、全員の赤ちゃんの頃の写真が掲載されたページもありました。幼かった頃の写真を振り返りながら、自分や友達の成長を改めて感じていたようです。(写真下)
 アルバムの後半は、2学期の後半に書いた文集ページになっています。一人一人の作文は、下書きを見ながらペンで清書するのが大変でした。また、クラスのページでは、みんなで話し合って決めたテーマで書いた寄せ書きが載っています。縮小されて細かい文字になっていますが、こういうページが後々同窓会を開いた時に、話が盛り上がることにつながるものです。

3月19日(火) その2

画像1 画像1
画像2 画像2
 今日は、いろいろな学年・クラスでお楽しみ会が行われていました。
 4年生は、3,4校時に校庭で学年レクがありました。実行委員を決めて取り組んだようです。(中学校の卒業式に行っていたので見られず…残念)また、6年生も5,6校時に、各クラスで小学校最後の学級レクを行っていました。
 2年1組は、1校時に校庭でレクを行いました。始めの会が行われた後、まずクラスで行ったのが「長なわ」でした。2週間前にがんばった長なわ記録会での取り組みを機に、クラスのみんなが大好きになった遊びです。きっと長なわ記録会での興奮冷めやらずの時に「お楽しみ会」の議題が出て、学級会で決定したのでしょう。こんなに夢中になれる運動に取り組めるようになった子ども達は、すばらしい思い出も一緒に手に入れられたようです。(写真上)
 校庭の桜のつぼみが、急に膨らんできました。東京の桜の開花予想は、21日(木)です。田柄小の桜は、あさってはまだつぼみかもしれませんが、卒業式の前の土日あたりで咲き始めそうな勢いです。
 2年2組は、5,6校時にお楽しみ会がありました。外でドッジボールを行ってから、教室で続きの会をしていました。先週、クラスで一生懸命小物入れの箱作りに取り組んでいた理由がやっと分かりました。各自手作りの小物入れを使って、みんなでプレゼント交換をしていたのです。(写真下)
 くじ引きで当たった番号の小物入れを受け取り、だれが作ったものかを教え合いました。大きいものもあれば、小さなものもありました。全ての小物入れに共通していたのが、心のこもった作品であることと、クラスの集合写真が貼ってあることです。2年2組の思い出として、ずっと大切にしたい小物入れになりました。

3月19日(火) その1

画像1 画像1
画像2 画像2
 午前中は、田柄中学校の卒業式に来賓として出席してきました。卒業生は、田柄小の6年生のちょうど2倍の160名近くもいました。小学校のように壇上で一言発表することはありませんが、「呼名があり、返事をして証書を受け取る」を全員が終えるまでに、かなりの時間がかかりました。
 さすがに中学生は、座っている時や立った時の姿勢がきりっとしていて、恐ろしいほどにそろっていました。「起立」の号令で全員がザッと立ち上がると、体育館の床の震えが伝わってきました。
 来賓席に座っていると、生徒一人一人が壇上に向かう前にこちらに向かって一礼するので、会釈で返しました。4組の最後の子が壇上に上がった時は、少しホッとした気持ちになりました。来賓席の方々の気持ちが少し分かりました。
 中学校の卒業式は、たっぷり2時間15分かかりました。田柄小はそれより30〜40分短いですが、見に来られた方々に感動をしっかり伝えられるような卒業式にしたいと思います。学校に戻ったところで、ちょうど6年生が体育館から出てきました。3,4校時に、今日は6年生だけで練習をしたようです。
 1年生の教室の後ろの壁面が、とてもきれいに飾られていました。4月から、新1年生がこの教室を使うことになります。入学してきた子ども達が、ぱっと明るい気持ちになれるようなすばらしい共同作品になりました。(写真上)
 1組〜3組まで、それぞれのクラスの色をテーマにして作られています。図工専科の内田先生が中心になって、子ども達の作品を生かしたすばらしい装飾になりました。きっと4月8日に、ピカピカのランドセルをしょって初めて教室に入ってくる1年生は、明るい気持ちになることでしょう。
 3年1組では、理科の学習のまとめとして取り組んできた「おもちゃショー」の発表会を行っていました。(写真下)3年生の理科の時間には、ゴムや磁石のはたらき、さらに豆電球と電池のしくみについて学習してきました。今月は、一年間のそれらの学習を振り返り、自分で考えたおもちゃを製作してきました。友達の作ったおもちゃで遊びながら、どんな仕組みになっているのか箱の中をのぞきながら確かめていました。

3月18日(月)

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
 今年度最後の全校朝会がありました。
 今日の朝会では、「卒業式に向けて」という内容で話をしました。1〜4年生は、今週金曜日の修了式が最後の登校日となります。卒業式に参加するのは、毎年5,6年生です。卒業式がどのような学校行事であるのかを伝える内容にしました。
・・・卒業式は、小学校6年間で身につけた全てのことを発表する場です。この全校朝会でも、必ずお話の始めと終わりに、「気をつけと礼」をしています。教室でも、授業の始めと終わりに行っています。卒業式では、2時間の中に何度も「気をつけと礼」をする場面が出てきます。このような「礼儀正しさ」は、小学校6年間で学んだ大切な学習の一つであるのです。
 6年生は、卒業証書をもらう前に、名前を呼ばれて大きな声で「はい」と返事をします。これも、6年間ずっと指導されてきたことです。「はっきりと返事をする」ということは、小学校6年間で学んだ学習の一つです。
 さらに、6年生全員がステージの上で将来の夢を発表したり、呼びかけのセリフを言ったりします。体育館中に響く大きな声を出します。「大勢の人の前で発表する」ということも、小学校6年間で学んできた学習の一つです。
 そしてもう一つ、卒業式には歌がつきものです。6年生だけで歌う曲もあれば、5年生だけで歌う曲もあります。さらに全員で歌う曲もあります。歌は、会場にいる人たちに感動を伝えます。それだけに、心をこめて全力で歌うことが大切です。「心をこめて歌う」ということも、小学校6年間で学んできた学習の一つです。
 このように、小学校で最後に行われる卒業式は、6年間を通じて学んできた大切なことが全て合わさった行事です。6年生の3学期になり、卒業式の練習が始まってから身につけようと思っても、決して身につくものではありません。小学校の6年間、毎日の学校生活をしっかり取り組むことで身についていく力です。1年生から5年生のみなさんも、いつかこの田柄小で卒業式を迎えます。その時に立派な姿で卒業できるように、「礼儀正しさ」や「あいさつ・返事」、「発表する力」、「歌声」をきちんと身につけていきましょう。・・・
 今日も3,4校時に卒業式の練習がありました。5,6年生合同で行っていました。前半は、先週金曜日に行った「証書授与」の練習でした。5年生は、今日初めてその様子を見ました。その間、40分以上じっと座っているだけですが、それも練習の一つです。
 後半は4校時の途中から始め、呼びかけと歌を一度通して行い、すでに給食の時間になってしまいました。毎回、卒業式の練習の最後に、6年生の実行委員が前に立ち、振り返りを行っています。子ども達から積極的に手が挙がり、次回の練習で気をつけたいところを発表し合っていました。
 全校朝会では、副校長先生からベルマークで購入した物品の紹介がありました。(写真上)今年度のベルマークは、合計点数で6万点近く集まったそうです。毎年、子ども達が日常的に使えるものを購入してもらっています。今年は、スポンジボール8個とソフトサッカーボール9個、さらに竹馬(低学年用6組、高学年用6組)を購入してもらいました。大切に使わせていただきます。
 金曜日は修了式があり、その後10時過ぎにはすぐに下校します。(5,6年生は、卒業式の予行練習があります。)さらに、その前日の木曜日は春分の日です。実質、今日を入れて水曜までの3日間が、授業らしい授業が行える日となります。
 先週は、多くのクラスで学期末のテストが行われていました。2年生の教室では、採点されたテスト用紙を返し、間違いの多かったところを一つ一つ先生が解説していました。(写真中)後から落ち着いて考えると、「ああ、なぁんだ…」と自分の勘違いに気が付くものです。しかし、テスト直しをせずにそのままにしていては、自身の失敗に気が付かず、テストをした意味がありません。テストが返却されると、どうしても点数ばかりに目が行きがちですが、テスト直しをしたかどうかを見てあげるようにしてください。
 今日の給食は、「セレクト給食」でした。先月のうちに、AとBの献立からどちらかを選んで今日の日を迎えています。献立の詳細は、給食の写真をご覧ください。選択肢は、「鶏肉か、魚か」と「コーヒー牛乳か、いちごオーレか」です。学校全体では、3対1で「鶏肉+コーヒー牛乳」のA献立が人気のようでした。給食の様子を見て回ったところ、子ども達は「魚よりも肉」ということを基準に選んでいたようです。(写真下)
 ちなみに校長室では、副校長先生がAを、私がBを選びました。私は魚派です!

3月15日(金)

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
 1年生の図工の学習も、いよいよ年度末の最終回を迎えます。今日は、「ペーパーマスク」という作品を作っていました。色画用紙を使い、自分でかぶることのできるお面を工夫して作りました。自分の頭の大きさに合わせて円筒形につなげたり、目の位置を決めたりするのが難しかったようです。
 いろいろな飾りを工夫して取り付けている子がいて、とてもユニークな作品になりました。ペーパーマスクをかぶってお互いを見合い、面白くできているところを伝え合いました。ペーパーマスクをつけると、別人に変身したような感覚になり、すっかりそのマスクの人物になりきっていました。(写真上)
 低学年は、国語や道徳の授業で「お面」を使うと授業が盛り上がるとともに、登場人物の気持ちを考えさせることに効果を発揮します。動物でも虫でも、お花でも、お面一つで何にでもなりきれる子ども達の心はすてきだなと思います。
 中休みにバスケットコートを使って、2年2組の子ども達が必死に長なわを跳んでいました。(写真中)クラスで「長なわにリベンジしよう!」という試みでした。今年度最後の長なわ記録会が、先週の火曜日にありました。全校児童が校庭に出て、5分間で跳べた記録を数えました。当日は、記録会が終わった後の2年2組は少し残念そうでした。思ったように記録が出せなかったようでした。そこで、休み時間に練習をしてリベンジしようと、みんなでがんばってきました。今日の記録は103回・・・リベンジすることができたようです。
 クラスには、まだなわに入るタイミングがつかめない子が何人かいたようです。跳ぶタイミングがつかめず、友達に背中を押してもらいながら、恐る恐る跳んでいた子が見られました。3年生になってからも、苦手なことやできないことに進んで挑戦していってほしいと思います。そうすれば、高学年の子ども達のように、きっといつか上手になるはずです。
 1年生が、お得意のドラえもんペンダント作りをしていました。(写真下)先月は、保育園・幼稚園との交流会でプレゼント用として作りました。また、6年生を送る会では、6年生へのプレゼントとしても作ってきました。
 今回のペンダントは、1か月後にある「1年生を迎える会」で使うプレゼント用のものです。2年生から1年生へのプレゼントとして渡す予定です。折り紙で作ったドラえもんの裏に貼る手紙には、「にゅうがくおめでとうございます。べんきょうはたのしいよ。」と書かれていました。さらに、「2年生より」と添えてありました。2年生になった気持ちで、色ぬりもていねいに行っていました。
 今日の3,4校時に、6年生の卒業式練習がありました。今日は初めて、卒業証書授与のところを練習しました。ステージの上で名前を呼ばれて返事をし、将来の夢を一言発表します。声が小さかったり、早口になったりして、何度かやり直しになった子もいました。また、緊張のために言葉が出てこなかったり、何度も言い直したりした子もいました。6年生だけしかいない場でしたが、いざステージの上に立つと、かなり緊張するようです。これが当日は、体育館にたくさんの人がいる前で行うのですから、繰り返しの練習が必要です。・・・しかし、80人が証書授与を行うのには、45分も時間がかかります。来週の練習日程でそう何度もできるものではありません。がんばれ、6年生!

3月14日(木)

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
 今週は、一人一鉢ずつ育てているサクラ草を持ち帰ることになっています。月曜日の全校朝会で、家に持ち帰ってからの管理の仕方を子ども達に教えました。(ホームページのトップページにも、管理の仕方を載せています。)
 持ち帰ったら、まず植木鉢の側面をきれいにすることです。泥がはねて、鉢の周りが汚れていると思います。美しく飾るためには、まず足元からきれいにしましょう。次に、株元の枯れた葉っぱや黄色くなった葉は、きれいに取り除きます。外側が枯れてくるのは自然現象であり、緑色の葉には戻りません。
 置き場所は、戸外の日陰に置くようにしてください。花が咲いているので、なるべく涼しいところに置くようにして、花を長持ちさせるようにします。水切れすると元に戻らなくなってしまうので、毎日水やりはたっぷりあげるようにしてください。4月に入り、新しい学年に上がる頃まで・・・あと1か月弱ぐらいは楽しめると思います。
 気温が20度を超える日が続くと、次第に弱ってきます。(一年草なので、4月上旬で終わります。)うまくいくと、種をとることができます。サクラ草の花には、「トラマルハナバチ」という小さなミツバチがやってきます。この間の土日に、自分の家(埼玉県川島町です)のサクラ草に、もう飛んできていました。練馬にもこのハチが飛んで来れば、受粉して種ができるはずです。
 種をとるには、4月に入って株全体が枯れたきたら、乾かし気味に管理します。花びらがついていた元の部分が枯れたら、手に取ってつぶすと、中から茶色い種がたくさん出てきます。(砂粒よりも細かい種です。)封筒などに入れて保管します。・・・種をとるところまでは簡単だと思いますが、種まきはもう5月の連休明けに行います。それ以降の管理はとても難易度が高いです。詳しく知りたい方は、5月中旬から田柄小の中庭で、夕方細々と作業をしていると思いますので、聞きに来てください。
 話が長くなりました。1年生のサクラ草は、ミッキー池の周りに置いてあります。低学年は、保護者の方に持ち帰っていただくことになっているので、よろしくお願いします。1年生の鉢は、チューリップの球根も一緒に植えてあります。このところの暖かさで、チューリップの葉が一気に伸びてきました。来週あたりから咲き始めるかもしれません。(写真上)
 東門前で田柄中の生徒に会ったので聞いてみたところ、卒業式の練習がいよいよ昨日から始まったようです。中学校の卒業式は、来週の火曜日です。田柄小は、今日から5,6年生合同の練習が始まりました。今日は、入退場(5年生の演奏)と巣立ちの言葉(呼びかけと歌)を中心に練習をしていました。
 パイプ椅子に座っていた6年生がステージ前のひな壇に移動し、体育館中央に座っている5年生と向き合う形で呼びかけが進行していきます。「6年生から5年生に、最高学年のバトンを渡す」という卒業式の意義が感じられる配置になっています。また、各学年の歌の他に、5,6年で一緒に歌う曲もあります。お互いのパートが重なり合い、体育館全体にハーモニーが広がります。(写真中)
 呼びかけのセリフが速すぎたり、歌では声量がまだ足りなかったりと、今後の練習課題が見えてきました。明日以降の練習で、日々気持ちも高めていけるように指導を続けていきます。
 5校時に、2年1組で「のどじまん大会」が行われていました。「語り合おう」、「子ぎつね」、「チャチャマンポ」の3曲からどれか一つを選んで歌うことになっていました。子ども達は、歌うことが大好きなようです。颯爽と手を挙げて、進んで前に出て堂々と歌っていた子がたくさん見られました。(写真下)
 聞いているクラスの子ども達は、独唱している子を応援する気持ちで、音楽に合わせて体を振ったり、手で指揮をしたりしていました。歌い終わった子に、良かったところを発表してあげる姿も立派でした。
 のど自慢とはいえ、担任の先生にとっては「歌のテスト」です。先生はしっかり評価をつけていたようです。

3月13日(水)

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
 昨日は、6年生の外国語の様子を紹介しましたが、今日は2年生の外国語の授業についてお伝えします。
 外国語活動アドバイザーのソーニャ先生にお願いして、2年生の各クラスに1時間ずつ授業をしていただきました。外国語活動アドバイザーは、各担任とALTの先生との手助けする立場で配置されています。今年度は、ダニア先生の通訳をしていただいたり、教材準備や授業支援をしていただきました。2年生は、もうすぐ3年生に進級すると、新しく外国語活動が始まります。(来年度は年間15時間ですが、再来年度からは35時間行われます。)そこで、子ども達に外国語活動の楽しさを体験させようと、ソーニャ先生に授業をお願いしました。
 今日の授業では、様々な色を英語でどのように発音するのかを教えてもらいました。「オレンジ、ホワイト、ピンク、ブラック…」と、色画用紙を見せただけで、英語の発音が子ども達からすぐに返ってきました。それも、ちゃんと正しい発音で…。最後に出した紫色の画用紙にも、「パープル!」と発音することができました。(写真上)
 後から聞いてみると、子ども用の英会話教室に行っている子が何人かいるそうです。また、テレビでも盛んに英会話を取り入れた番組が増えてきています。何年か前から、5,6年生にゲーム的な要素を入れた外国語活動がスタートしました。それが再来年度からは、高学年は外国語という教科になり、中学年から外国語活動が毎週指導されることになります。将来は、低学年から外国語を…ということになるのかもしれません。「英語の発音を教えるなら、なるべく小さな頃からがいい」という話はよく聞きます。確かに2年生の子ども達は、目を輝かせて英語の発音を楽しんでいるかのようでした。
 ここのところ、4月上旬並みの暖かな日が続いています。休み時間に中庭に出てみると、いろいろな学年の子ども達が一緒になって長なわを楽しんでいました。そして、いつの間にか白いコブシの花が咲き始めていました。(写真中)
 学校にある中庭のコブシの木は、それほど大きくはありません。しかし、田舎の方に行くと、とても大きなコブシの木を見かけます。このコブシの花にそっくりなのが「ハクモクレン」です。コブシよりも厚みのある花びらで、ふっくらとした咲き方をします。ともに春を告げる花木で、田舎の方では農作業を始めるシンボルツリーとされてきました。
 土日はいつも、自宅近くの土手の上を散歩コースとして歩いています。(犬と一緒に)この間の土日はまだ見かけませんでしたが、今度の土日は大きなコブシの木に白い花が見つかることでしょう。
 6年1組の教室で、小学校最後の毛筆の授業が行われていました。(写真下)子ども達が書いている文字は、「努力」、「挑戦」、「道」、「一番」、「優勝」、「新」・・・一人一人いろいろでした。自分で書きたい文字を決めてから、筆を手にしたようでした。一人ずつ机の上にお手本がありました。子ども達にそっと聞いてみると、先生がパソコンで出力して作ってくれたそうです。(なるほど、そういう手があったか…)それにしても、39人分のお手本を作るのは大変だったことでしょう。

3月12日(火)

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
 今年度の外国語活動は、来週の授業が最後になります。今日は、5年生と6年生の授業がありました。6年生は、「What do you want to watch?」・・・自分の見たいものを表したり、尋ねたりする表現に慣れ親しむ学習でした。大型テレビに、2020年の東京オリンピックに向けた会話(動画)が流されていました。2人の子どもの会話から、オリンピック競技で見てみたいスポーツについて聞き取る内容です。(写真上)
 会話から2つのスポーツを聞き取るのですが、かなりスピーディな英語で、あっという間に動画が終わってしまいました。しかし、子ども達の何人かはもう分かったみたいでした。もう一度最初から動画を再生してもらうと、「Kei Nnishikori」と聞こえたので、「1つはテニスだな」と分かりました。そしてもう一つのスポーツは、「〜チェア バスケットボール」と聞こえてきました。「〜」のところが良く分かりませんが、どうやら「車椅子バスケットボール」のことを言っていたようでした。
 外国語を全て聞き取れなくても、いくつかの単語や全体の雰囲気がつかめれば、なんとなく理解できることもあります。再来年度から5,6年生の外国語が教科になった場合は、「聞くこと」と「書くこと」が指導内容として重要になってきます。今年度は昨年度よりも年間指導時数が15時間増えましたが、指導内容もそれに合わせて高いものになってきているように感じました。
 3年生の国語の時間に、「モチモチの木」の学習をしていました。斎藤 隆介の作品で、滝平 二郎が絵を担当した絵本は、昔からのベストセラーであり、あまりにも有名です。物語は、幼い豆太とやさしいじさまの心温まるお話です。おくびょうな豆太が勇気を奮い立たせるできごとがあり、本当のやさしさや思いやりの意味が伝わってきます。「霜月二十日の晩、モチモチの木に灯がともる」という言い伝えが、夢のような美しいイメージを加えて豆太の勇気をたたえます。・・・その場面では、ページをめくると一面に灯がともったモチモチの木が大きく描かれていて、読者を圧倒します。(写真中)お話の内容もすばらしいのですが、絵本の「絵の効果」がバツグンに生かされた名作と言えるでしょう。
 5年生の「わらぐつの中の神様」や、6年生の「海の命」も以前から教科書で扱われてきた名作でした。「モチモチの木」もそうですが、昔は指導時間をたっぷり使って、2学期の中頃に指導していたものでした。そんな名作たちが、この年度末のあわただしい中、ほんの数時間で指導する教材に追いやられてしまったのは、とても残念なことです。
 5校時に、体育館で1年生が、入学式の歓迎の出し物の練習をしていました。ひな壇に並んだ1年生(4/8は「2年生」)が、呼びかけと歌「ジャンプ」、合奏「きらきらぼし」を披露します。(写真下)
 合奏は、鍵盤ハーモニカの他に、鉄琴や木琴、大太鼓、トライアングルなどが入ります。楽器は、2月にオーディションで決めたそうです。毎年のことではありますが、2週間近くの春休みが明けてすぐに本番(入学式)を迎えるので、それだけが心配ではあります。
 今週金曜日に音楽朝会があります。1年生の練習の成果を全校児童に見てもらう予定です。

3月11日(月)

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
 今日は、3月11日です。東日本大震災から8年目を迎えることになります。今日の全校朝会では、震災に関連した話をしました。
 ・・・一週間前の土日に、宮城県にある観光地の一つ、松島に行ってきました。東北新幹線で仙台まで行き、さらに電車に40分ほど乗ると、松島海岸の駅に着きました。日本三景の一つとされているだけあり、松島湾の海にたくさんの島々が見え、とてもすばらしい景色が広がっていました。最初に、瑞巌寺という有名なお寺に行きました。ずっと昔にも行ったことがあるお寺でしたが、門をくぐって中に入ったとたん、びっくりする光景が見えました。昔は何本もの大きな杉並木を通って瑞巌寺があったのですが、樹齢何百年もの杉の木が、ほとんどなくなってしまっていたのです。聞いてみると、8年前に海の水が入ってきて、塩水で杉の木が全部枯れてしまったそうです。宮城県で、8年前に何があったか知っていますが? そうです。東日本大震災があり、大きな津波が押し寄せてきたのです。
 今日は、3月11日です。東日本大震災が起きてから、ちょうど8年目を迎えることになります。1,2年生のみなさんはまだ生まれる前のことですし、6年生にとっても3,4歳頃の出来事ですから、あまり記憶にないかもしれません。東日本大震災は、東北地方の太平洋沖を震源としたマグニチュード9.0という、当時の日本での観測史上最大級の地震でした。大きな揺れで建物が倒壊したばかりでなく、海岸沿いでは大きな津波が押し寄せ、たくさんの人の命を飲み込んでしまいました。さらに、原子力発電所の事故も含め、遠く離れたこの東京でも、大変不安で不便な生活がしばらく続きました。
日本の人達にとってとても悲しい出来事でしたが、東日本大震災で学んだことがあります。それは、いつ大きな自然災害が起こっても大丈夫なように、冷静に正しく判断して行動できる「自分の命は自分で守る」を身につけておくことと、誰とでも助け合える「絆」を深めておくことです。
 今日は、全国各地で追悼式典が行われます。田柄小学校からも、大震災によって亡くなられた方々に哀悼の意を表すために、今日はこの場で黙とうをささげたいと思います。(全員で黙とうをしました。)・・・
 先週月曜日に行う予定であった避難訓練が、雨のために延期になっていました。今日も雨だったので再度延期することも考えましたが、残りの登校日数が少ないことから、本日避難訓練を実施することにしました。予告なしの地震の訓練で、教室から体育館に移動して人数点呼をしました。(写真上)
 朝、同じ体育館で東日本大震災の話をしたばかりということもあり、全校児童が真剣に集まってきました。3年前には熊本で震災があり、昨年は北海道でも大きな地震があったばかりです。今年度の避難訓練はこれで終了となりますが、非常時が発生した際には、きっと今までの訓練が役に立つことでしょう。
 3校時に6年生が体育館に集合し、卒業式の練習を行いました。今日が第1回目の練習ということで、まず卒業式に向けた心構えについての指導がありました。(写真中)
 子ども達が手にしているしおりは、卒業式の巣立ちの言葉(6年生の呼びかけ)と、送る言葉(5年生の呼びかけ)が印刷してあります。それ以外にも、式場図(6年生の動き方が詳細に記入してある)と「卒業生の心構え」が書かれたページがあります。心構えとして、「一人一人の卒業式に臨む姿が、皆さんの成長した姿であり、感謝の気持ちを示すことでもあります。5年生に見せる皆さんの姿が、最高学年のバトンです。」と書いてありました。
 今日は、パイプ椅子を出して座る場所を確認してから、起立や礼、座る姿勢などについて指導を受けていました。今週と来週の9日間で、立派な卒業式となるように指導を続けていきます。
 今日の放課後は、今年度最後の放課後学習教室(地域未来塾)がありました。今年度は、2年生と3年生の希望制で行い、たくさんの子ども達が参加しました。10月から開始して、今日を含めて10回ほどありましたが、どの子も最後まで参加してがんばりました。
 最初に参加児童全員を集めて、今年度の最後の回であることを伝えました。続いて、コーディネーターを務めていただいた森田さんのお話の後、指導していただいた地域の方々にお礼のあいさつをしました。(写真下)指導者の方々には、毎回一人一人を大切に見ていただきました。算数の復習問題のプリントを使い、分からない子には懇切丁寧に指導をいただきました。地域連携事業は、田柄小では今年度から始まりましたが、子ども達のために活動が順調に進みました。来年度も連携を深めていきたいと思います。

3月8日(金)

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
 低学年の図工の授業は、専科の先生が指導をしています。今年度の2年生の図工は、来週が最後の授業となります。そこで、一年間図工の授業を教えていただいた感謝の気持ちを伝えようと、子ども達が手紙を書いていました。また、図工の授業で習ったカラスの折り方を思い出し、折り紙を手紙に添えることにもしました。(写真上)
 子ども達は、図工の時間が大好きです。一枚の画用紙から作品が生まれ、自由に自分の思いを表現することができる活動が図工の授業です。(一方で、なかなか思い通りの作品にならないということも経験しますが…)この一年間、家庭からいろいろな材料を用意してもらい、図工の授業が行われてきました。そういう点で、学校から各ご家庭へも感謝の気持ちを届けなければなりません。ありがとうございました。
 2年生の子ども達は、来年度の3年生になると、図工室で授業を受けることになります。(低学年は、教室で図工の授業をしています。)そして、3年生から木工作が始まり、木を切ったり釘を打ったりする学習があります。今までの図工の時間への興味・関心を生かして、新たな学習に挑戦していってほしいと思います。
 2校時に、5年生が椅子を持って体育館に集合しました。いよいよ今日から卒業式の練習の始まりです。まず、これから卒業式の練習に取り組むにあたっての心構えを指導しました。(写真中)
 5年生は、卒業生の後ろ、そして保護者席の前に座ることになります。体育館の中央に5年生が座るということは、卒業式で重要な役割を担っていることを意味します。卒業式の入退場の音楽を演奏したり、卒業生と一緒に呼びかけや歌をうたったりもします。座ってじっとしている時間が長いのですが、毎年どの5年生も通ってきた道であり、最高学年への切符を手にする最後の大きな行事です。しっかり気持ちを引き締めて練習に臨んでほしいと思います。
 呼びかけの台本がすでに配られ、代表でセリフを言う子も決まったようでした。来週からは、6年生の練習が始まるとともに、5,6年生の合同練習も予定されています。お互いが良い刺激となって、すばらしい卒業式になるように指導していきます。
 今日から、休み時間を使ってパフォーマンスクラブの発表が始まりました。今日は、中休みに1年生、昼休みに2年生を招いて、多目的室で二人羽織を披露しました。パフォーマンスクラブでは、年間を通じてダンスや劇の練習に取り組んできました。そして、3学期のクラブの時間には、二人羽織を練習してきました。すでに今年度のクラブ活動の時間は終わりましたが、全校児童に練習の成果を見せ、楽しんでもらおうというのがねらいです。
 水色のカッパを羽織り、まずはマシュマロを箸で口に運びました。見事にマシュマロが口の中に入り、1年生の子ども達から大きな拍手がわきました。(写真下)続いて粘土でウサギを作ったり、画用紙にアンパンマンの絵を描いたりと、なかなか上手な二人羽織でした。
 最後に羽織っていたカッパを脱ぎ、クラブの子ども達がお礼を伝えました。1年生の子どもの中から、「あれ、2人いたんだ」という声が・・・。

3月7日(木)

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
 分厚い6年生の国語の教科書も、残りのページがあとわずかになってきました。250ページ前後に、「宇宙飛行士 −ぼくがいだいた夢」という読み物があります。2005年に、宇宙飛行士としてスペースシャトルディスカバリー号に搭乗した、野口聡一さんのお話です。野口さんが話した内容を聞き手がまとめた文章で構成されています。
 2組では、この話を読んだ感想を各自が作文用紙にまとめていました。(写真上)「ぼくはロケットのそうじゅうしになりたい。」という言葉とともに、ロケットの絵が描かれた写真が載っていました。野口さんが小学校1年生の頃に書いた将来の夢です。その後、様々なきっかけがあり、最終的にスペースシャトルに乗る宇宙飛行士になることがきました。
 野口さんは、「やりたいことは変わっていく。その時々で自分が目指していくもの、自分が理想とするものを追っかけていけばいい・・・。」と言っています。現在、6年生の廊下の掲示板に、総合の学習の時間に各自が調べた「職業調べ」のまとめが貼ってあります。一人一人があこがれている職業を決め、「どのような仕事であるのか」や、「その職業になるためにどのような道があるのか」がまとめてあります。6年生は、きっと中学校や高校…と進むうちに、また新たなあこがれを抱いていくはずです。
 今日の5年1組の道徳の授業では、「おばあちゃんからもらった命」という資料を使っていました。(写真中)阪神淡路大震災で被災した、広瀬めぐみさんのお話でした。地震で崩れた家の中で、自分をかばっておばあちゃんが亡くなりました。広瀬さんは、おばあちゃんに恩返しをしたいと考え、介護福祉士の仕事を目指すようになりました。・・・「かけがえのない命(生命尊重)」として扱ってもよさそうですが、「家族への感謝」として書かれた資料です。
 教科書には、阪神淡路大震災の直後に起きた大きな火災の写真が載っています。当時、学校に着いてからテレビで地震のニュースを知り、映し出される映像にぼう然とした記憶があります。本当に今起きている出来事なのかと、疑いたくなるような気持ちでした。そして、もうすぐ8年目を迎える東日本大震災も・・・。今年は「3.11」が、月曜日にあたります。来週の全校朝会では、東日本大震災に関する話をするとともに、全校で黙とうを行う予定でいます。
 6校時に、体育館で「卒業感謝の会」がありました。6年生が、今までお世話になった方々に感謝の気持ちを伝える会です。校内の教職員と保護者、そして低・中学年の時にかかわりのあった3名の先生が参加されました。先週の「6年生を送る会」では感謝される側だった6年生が、今度は感謝する側になり、立派な態度でその気持ちを表していました。(写真下)
 今週月曜日に、私も前任校の同じ会に招かれて行ってきました。しばらく振りに会う子ども達は、一目見るだけでその成長の大きさに驚かされるものです。手際よく動いて出し物の準備や片づけをしたり、ひな壇に座っている姿でさえ見ていて感慨深いものがあります。
 6年生は、感謝の会が終わると、次に目指すはいよいよ卒業式です。

3月6日(水)

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
 1年生の国語の学習では、「どうぶつのあかちゃん」という説明文の学習をしています。これまで1年生は、「いろいろなくちばし」や「じどう車くらべ」という説明文を学習してきました。それぞれ、いくつかのものを比べた違いが書かれていたので、対比しながら読み取りをしてきました。
 今回の「どうぶつのあかちゃん」も同様です。ライオンとしまうまの赤ちゃんの違いが書かれています。生まれたばかりの大きさや様子の違いを本文から読み取り、比べながら確かめていきます。ライオンの赤ちゃんは「子ねこぐらいの大きさ」で生まれてくるのに対し、しまうまの赤ちゃんは「もうやぎぐらいの大きさでうまれてきます」と書いてあります。
 教科書では、この説明文を学習した後に、他の動物の赤ちゃんについても紹介しています。カンガルーの赤ちゃんは「一円玉くらいの大きさ」で生まれてくるそうです。教室では、それぞれの動物の赤ちゃんの大きさを自分の手で表現して確かめてみました。子ねこ⇒やぎ⇒一円玉(写真上)と、動物の種類によってずいぶん違いがあることが分かりました。
 5年生の理科「ふりこの動き」の実験が慎重に行われていました。(写真中)振り子の1往復の時間が、「振れ幅」や「糸の長さ」、「振り子の重さ」のうちのどの条件で変わるのだろうかということを調べていきます。実験の方法は、調べる条件だけを変え、他の条件は同じにして行います。そして、10往復する時間を計るとともに、何回か実験したデータを平均して比べていきます。
 先にあげた3つの条件のうち、1往復の時間が変わるのは1つだけです。「振り子の重さ」で往復の時間がどうなるかを実生活で考えてみましょう。「同じブランコで、6年生が乗った時と1年生が乗った時とで、往復の時間はどうなるでしょう。」ということです。「体重の重い6年生が乗った時の方が速い」と考えるでしょうか。それとも、「体重の軽い1年生が乗った時の方が速い」でしょうか。・・・正解は、往復にかかる時間は「同じ」です。つまり、振り子の振幅は、重さには関係しないということです。これは、同じ大きさのガラス玉と鉄球を同時に落とした時に、地面に同時に着くということにも通じます。大人でも「ホント???」と思ってしまいますが…。
 5年2組で学級会を開いていました。(写真下)「5年生さよなら修了会」というお楽しみ会についての話し合いでした。また、今月末で転校してしまう子のための「お別れ会」の意味も含めた会にしようという議題でした。
 学年末を迎え、学習のまとめはもちろんですが、どの学級にとっても一年間の仲間とのしめくくりを考える時期となりました。5年生は、唯一学級編成替えのない学年です。しかし、最高学年になるという決意をしっかりもたせるためにも、一年間の仲間との絆を振り返っておく必要があります。「自分はこのクラスで良かった」と、誰もが思える振り返りができるように、クラスごとに最後のお楽しみ会を考えていきます。

3月5日(火) その2

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
 3,4校時に、5年2組が調理実習をしていました。「りんごのコンポート」を作る実習でした。まず、小さく切ったりんごをフライパンに入れ、砂糖と水を少々入れて弱火で煮ます。ふたをして20分ほど煮てやわらかくなったら、バターと塩少々を入れ、水分がなくなるまで煮詰めて完成です。
 実習のために、各自りんごを1個ずつ用意してきました。今日の調理実習の一番の問題は、「りんごの皮む」きでした。(写真上)包丁の持ち方を見ていると、経験のある無しがはっきりとしていました。包丁の刃の前に親指をあてていない子が多く、左手をけがしないかと見ていて怖くなる場面も…。とりあえず大きなけがはなくコンポートが出来上がったようでした。
 5年生は、来年度6月に武石移動教室があります。飯盒炊さんで、カレー作りをするかもしれません。じゃがいもの皮むきなど、ぜひ家庭でもやらせるようにしてください。ちなみに私は、今は包丁を持つことはめったにありませんが、りんごの皮むきは得意です。
 2年生は、生活科の学習で「明日へジャンプ」と題して、今まで自分の生い立ちについて調べてきました。小さい頃の様子を家の人にインタビューしたり、昔の写真を集めたりして、生い立ちを一枚の画用紙にまとめました。そして、ここまで成長してくることができたのは、多くの人の支えがあったということに気がつきました。
 今日は、担任の先生が各家庭にお願いして集めておいた手紙を、子ども達に渡しました。家の人が自分の子どもにあてて書いた手紙です。封筒からそっと手紙を取り出し、クラス全員がだまって読み始めました。(写真中)
 どの家庭でも、大変気合いを入れて書いてくださったようで、細かな文字がたくさん並んでいました。しばらくして手紙を読み終えた子ども達の表情から、書かれていた内容がしっかり伝わったことが感じ取れました。家族の一員として、とても大切に育ててもらっていることが実感できたようです。
 5,6校時に、6年1組の調理実習がありました。先週の2組に続き、サンドイッチの実習でした。きれいな卵サンドがポテトチップスと一緒に届きました。やっぱり手作りはおいしいです。(写真下)
 先週のクラスの子にも聞きましたが、「家でサンドイッチはあまり作らない」と答えた子がほとんどでした。今はコンビニでも簡単にサンドイッチが買えてしまうからでしょうか。と言っている自分も、サンドイッチはコンビニ派です。

3月5日(火) その1

画像1 画像1
画像2 画像2
 6年生の算数では、6年間の学習のまとめをしています。今日は、「和算」について紹介しているページの問題に挑戦していました。
 江戸時代の数学を、現在では「和算」と呼んでいます。小学校の学習内容では扱っていませんが、和算には実用性・必要性があり、遊び心もあります。そして、答えを求めるために根気強さを養うこともできます。今日は、「油わけ算」や「入れ子算」について学習していました。
 「油わけ算」の問題は・・・「1リットルのつぼに、油が1リットル入っています。この油を5デシリットルずつ2人で分けます。しかし、ここには、7デシリットルと3デシリットルのますしかありません。この2つのますを使って、5デシリットルずつ分けましょう。」
 そして、「入れ子算」の問題は・・・「なべ屋に行くと「入れ子」という7つのなべを売っていました。「入れ子」とは、いちばん大きななべの中に2番目の大きななべが入り、そのなべの中に3番目というように重ねることができるなべのことです。これらのなべの値段は、250円ずつちがいます。7つのなべの全部の値段は9800円です。いちばん小さいなべの値段はいくらですか。」
 「油わけ算」は、簡単な図を描きながら試行錯誤して解いていくようでしょうか。また、「入れ子算」の問題では、□やX(エックス)を使うと求めやすくなります。自分なりに式を立てて解いている子が何人かいました。(写真上)
 来週末、6年生の各クラスに1時間ずつ私が授業をします。事前に宿題のプリントを出すのですが、その内容はまさに「和算」に近い課題です。
 昨日までの雨がやっと上がり、暖かな朝を迎えました。今日は3月5日です。今年の啓蟄(けいちつ)の日を調べてみたら、明日(6日)のようです。啓蟄とは、春の暖かさを感じて、冬ごもりしていた虫が外にはい出てくる頃のことです。今日は、ミッキー池のカメ吉君が久し振りに姿を見せました。今まで池の底の泥の中で冬眠していました。時折水面に顔を出して空気をたっぷりと吸い、春の気配を感じ取っていたようです。中休みになり子ども達がやって来ると、池の底にもぐってしまいました。(写真下)
 子ども達にとっても、先週から雨のためになかなか外に出られない日が続いていました。やっと外遊びができるようになり、開放的な明るさが戻ってきました。

3月4日(月)

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
 今日の全校朝会は、「努力はたし算、協力はかけ算」というお話をしました。
 ・・・「努力はたし算」は、「小さな努力でも、それを続けていけばたし算の答えのように大きくなっていく」ということを言っています。例えば、漢字のプリントを毎日1枚ずつやったとします。3日間続ければ、1+1+1で3枚になります。読書の時間に毎日10ページずつ読んだとしたら、10+10+10で30ページ読んだことになります。苦手なことは誰にでもあります。でも、苦手なことでも毎日少しずつ努力を積み重ねていけば、必ずできるようになります。努力した結果は必ず増えていくという、「努力はたし算」の言葉を信じてがんばりましょう。
 次は「協力はかけ算」についてです。かけ算は、たし算よりも大きな結果が得られます。3人の子が2倍ずつがんばって協力したとしたら、2×2×2で8になります。今までの運動会や学芸会など、学年全体で力を合わせる時に、みんなは経験したことがあるはずです。でも、協力するということは、全員ががんばらないと協力になりません。一人の子が協力しないで0だったとしたらどうなるでしょう。2×2×0は、0になってしまうのです。「自分一人くらいやらなくてもいいよ」とか、「誰かやってくれるからいいさ」という気持ちでいたら、0になってしまうのです。・・・
 先週金曜日に「6年生を送る会」がありました。今年も各学年の出し物が工夫されていたとともに、短期間でしっかり練習された発表でした。全学年の出し物の様子については、このホームページに各学年から発信しています。どの学年も、まさに「協力はかけ算」で取り組んだ出し物でした。
 体育館に送る会の飾りがそのまま残っている中、3校時に6年生が集まって次の練習が始まりました。今週木曜日に行われる「卒業感謝の会」に向けた準備です。
 送る会では、全校児童から感謝される側の6年生でしたが、今度は感謝する側として気持ちを伝えることになります。そして、感謝の気持ちを伝える相手は、今年度の教職員や6年生の保護者、そして旧職員の方々です。
 送る会の出し物とほぼ同じ構成になっているようですが、ひな壇の前に職員席や保護者席があるため、出し物の場所をいくつか変更しなければなりません。最初に6年の先生が子ども達に当日の流れを説明しながら、会のイメージをもたせるように指導していました。(写真上)
 2年生は、算数の時間に「はこの形」の学習をしています。家からいろいろな空き箱を用意してきて、箱の側面の形を画用紙に写し取っていました。そして、写し取った長方形を一つずつ切り取り、同じ形の側面をさがしたり、セロハンテープで組み立てたりしていました。立体の面と面とのつながりを考えさせる学習内容でした。(写真中)
 他にも、算数で立体の学習をしている学年があります。4年生は、立方体や直方体の展開図の学習をしています。今日は3校時に、実際に工作用紙に展開図を書き、切り取って組み立てる学習をしていました。また、5年生は4校時に、「角柱と円柱」の学習をしていました。今日は、円柱の展開図を考え、4年生と同じように工作用紙を使って組み立てていました。(写真下)円柱の展開図は、側面が長方形になることがまず大切な学習ポイントです。また、その長方形の縦と横の長さが、それぞれ円柱の高さと円周の長さであることを理解しなければなりません。
 子ども達に算数の指導をしていると、平面の図形は理解できても、立体となるとなかなか理解ができないという場面に出くわします。子ども達に立体感覚をつかませるにはどうしたらよいのか…多分、保護者の方々も悩まれるところでしょう。小さい頃(小学校に入る前)のブロック遊びや積み木遊びの大切さは、昔からよく話に聞いたことがあります。実際に自分の手を使い、立体を触る経験を多くさせることがまず重要であるのは間違いありません。あるいは折り紙やプラモデルを組み立てたりすることも良いのではないでしょうか。ゲームの世界の3D感覚よりも、自分の手を使った感覚を磨かせることを小さい頃から経験させてあげたいものです。

3月1日(金)

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
 3,4校時に、体育館で「6年生を送る会」がありました。1年生からプレゼントしてもらったドラえもんのペンダントを首にかけ、4年生の「さんぽ」の合奏に合わせて入場してきました。6年生と一緒に手をつないで歩いてくる1年生はニコニコ顔でしたが、6年生は少し照れくさそうに花のアーチをくぐりました。
 4,5年生の代表委員が中心になり、司会や始めの言葉・終わりの言葉を担当しました。全校児童が見渡せるひな壇に6年生が着き、会が始まりました。委員会の引き継ぎでは、各委員会の代表者が中央に出て、6年生から5年生に委員会のバトンを渡しました。代表委員会は、あいさつ運動ののぼりがバトン代わりでした。
 校旗の引き継ぎも行いました。毎日6年生が、朝と帰りに校庭の掲揚塔に行き、校旗の揚げ降ろしをしてきました。これぞ最高学年の仕事、一年間続けるのはとても大変なことです。代表で受け取った5年生の表情は、真剣そのものでした。
 各学年の出し物は、1年生から順に行いました。どの学年も、練習の成果を発揮して、しっかりと発表することができました。きっと6年生に感謝の気持ちがきちんと伝わったことでしょう。ひな壇で見ていた6年生は、感心したり微笑んだりしながら、下学年のがんばりに拍手を送っていました。
 どの学年も、マイクなしでの発表でした。体育館にしっかり通る声で、はっきりとセリフが聞こえてきました。全校児童がしっかりその場の雰囲気を感じ取り、静かに発表を見ていたことも送る会全体を高めることにつながりました。
 5年生の力強いソーランの後は、いよいよ6年生のお礼の出し物です。6年間の学校生活を振り返り、学年を追って自分達の成長を発表していきました。そして最後に「キセキ」の合奏をしました。予定通りに会場内からアンコールの声がかかり、メンバーを入れ替えてもう1回演奏し、大きな拍手がわきました。6年生は、来週木曜日の卒業感謝の会に向けて、また月曜日から練習が続きます。しかし、今日の出来栄えで、まずは一安心の様子でした。(特に担任の先生は…)
 花のアーチをまたくぐりながら体育館を去っていく6年生は、とても大きく感じられました。いろいろな学年の子から声をかけられたり、ハイタッチを求められたりしながら、5年生のリコーダー合奏に合わせて学年の間を退場していきました。3週間後の卒業式の日には、校庭で門送りがあります。次に花のアーチをくぐる時が、田柄小での本当に最後の後姿を見ることになるのだなと思いました。
 送る会が終わってから、たてわり班で行う「お別れ給食会」の準備に取りかかりました。どのたてわり班も、6年生を温かく迎えようと、てきぱきと給食の用意に取りかかっていました。6年生が教室に入ってくると、5年生が司会をして給食会をリードしました。給食中は、この一年間一緒に遊ぶことで仲良しになった6年生に、いろいろな質問をしている子がいました。たてわり班として、たまたま今年度一緒になったことがきっかけとなり生まれた絆も重要です。また来年度には、違う仲間とたてわり班を組むわけですから、6年間で多くの絆が生まれることになります。
 給食後の教室では、6年生がクイズを出したりゲームをしするなど、「お礼の出し物」をしてくれました。さらにその後は外に出て、たっぷりとたてわり班遊びも楽しみました。

2月28日(木)

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
 今朝行う予定であった体育朝会「長なわ記録会」は、雨のため明日に延期することになりました。
 2校時に5年生が体育館に集まり、「6年生を送る会」の学年の出し物を練習しました。出張で学校に帰ってきたところ、練習が終わって教室にもどる子ども達に会いました。運動会で使った青いはっぴを着ていたので、5年生はソーランを踊って6年生に感謝の気持ちを伝えるようです。今週の学年練習は今日だけだったので、5年生の出し物だけ確認することができませんでした。明日の本番では、気合の入った5年生らしいソーランを見せてくれることでしょう。
 中休みは、全校児童がたてわり班の教室に移動し、明日の「お別れ給食会」の確認をしました。(6年生は別の場所で待機していました。)今回も5年生が中心になり、1〜4年生に指示を出していました。「いただきます」と「ごちそうさま…」のあいさつは、1年生が担当です。6年生への感謝の言葉をつけて、大きな声で言えるように見てあげていました。また、座席の並び方を確認したり、給食会の後の遊びについても5年生が班のメンバーに説明をしていました。ちょっと偉くなった気分の5年生でした。
 3校時は、6年生が合奏「キセキ」の練習をしていました。(写真上)合奏が終わってから、アンコールがあったという想定で、指揮者や楽器のメンバーをすみやかに交替して2回目の演奏も練習しました。6年生にとっては、小学校最後の合奏曲ということもあり、どの楽器の子ども達も真剣な表情で取り組んでいました。明日は全校児童の前で演奏し、来週木曜日の感謝の会では、保護者と教職員の前で演奏します。
 3年生の社会科の学習では、「わたしたちの練馬区」という副読本を使って授業をしています。今日は、練馬区で有名な「酉(とり)の市」について学習していました。毎年、11月の酉の日に行われる各地の大鳥神社の祭礼を、「酉の市」と呼んでいます。練馬駅のすぐ近くにある大鳥神社の「酉の市」は特に有名で、毎年多くの人でにぎわいます。
 副読本には、熊手の写真が大きく載っていました。そして、多くの人が熊手を買っていく様子が書かれていました。酉の市には、招福やおかめなどの縁起物で飾った「縁起熊手」が売られている露天がたくさん出ます。「熊手」は福を「掃き込む、かきこむ」というシャレにはじまり、「かっこめ」と呼ばれている縁起物となっています。授業では、熊手を飾るたくさんの縁起物を写真から見つけて発表し合っていました。(写真中)
 1年生の子ども達が、得意げに水色の折り紙でドラえもんを折っていました。(写真下)先日の保育園や幼稚園との交流会では、苦労して作っていたドラえもんペンダントでしたが、今ではどの子もすいすいと作れるようになりました。
 今回のペンダントは、明日の「6年生を送る会」で卒業生にプレゼントするものです。ちゃんとドラえもんの裏に、卒業をお祝いするメッセージや、感謝の言葉が自分の名前とともに書かれていました。「いっしょにあそんでくれてありがとう。」、「中学校にいってもがんばってね。」・・・1年生が一生懸命書いたメッセージは、6年生の心にしっかり届くはずです。
 明日は、6年生の首にペンダントをかけてあげてから、一緒に手をつないで花のアーチをくぐって入場します。

          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31