「わくわく・どきどき」の学びを目指して

11月30日(金)

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 1年生の算数では、2学期に繰り上がりのあるたし算と、繰り下がりのあるひき算の学習をしています。ひと桁たすひと桁で繰り上がりがある場合と、「12−5」のように、11〜19の数からひと桁を引いて繰り下がる場合の計算です。
 繰り上がりも繰り下がりの場合も、数の分解がすぐにできるようになることがポイントとなります。例えばたし算では、「4+9」の計算において、4を3と1に分解し、その1と9で10をつくり、残った3を合わせて「こたえ…13」となります。
 1年生は、計算カードを使って、すばやく答えを出せるように毎日練習中です。まだ指を使いながらという子もいますが、練習を重ねていくうちにパッとたし算ひき算の答えが言えるようになってくるでしょう。(写真上)やり方を理解したら、後は習熟を図ることが大切です。2年生では、かけ算九九が2学期の算数の山場であったように、1年生は繰り上がり・繰り下がりの計算が一番の山場と言えます。
 音楽室で、5年生がリコーダーの練習をしていました。「威風堂々」の楽譜を前に、半音上がる場合の指の置き方を確認していました。友達同士で教え合いながら、きちんと取り組んでいました。(写真中)
 楽譜はまだもらったばかりですが、全員がしっかり吹けるようになることが求められる曲です。それは、3月の卒業式で、6年生が入場する際に、5年生が演奏する曲だからです。
 毎年5年生が、この曲を練習して卒業式に臨んできました。「いよいよ自分達の番だ」という思いと、「最上級生になるために大切な曲だ」という気持ちで練習していくことでしょう。
 5年生は、今学期最後の理科の単元である「電磁石の性質」の学習に入りました。学年で電磁石の実験セットを購入し、様々な実験に取り組んでいきます。今日は、セットの中身を確認し、電池ボックスや導線、スイッチなどの準備を行いました。(写真下)説明書を見ながら、順番通りに製作していくことが大切です。
 子どもの頃、プラモデルを作るのが大好きでした。説明書に書いてある通りに組み立てていこうとするのですが、高いプラモデルほど複雑で、難しいつくりになっていました。(それだけに、完成した時の喜びは大きかった…)細かいパーツがどれなのか・・・説明書の番号と部品の絵を何度も見ながらさがしました。切り取った部品をどの向きで組み合わせるのか・・・説明書の組み立て方の図と次の図(完成した図)を何度も見比べながら考えました。その経験が良かったのか、今では家電製品を購入したりしても、説明書があれば、配線をしたり使い方をこなしたりするのは得意な方です。(説明書を読むのが面倒だという人がよくいますよね)
 5年生の子ども達にとっては理科の学習ではありますが、理科には位置付けられない力もついていくのかなと思いました。

11月29日(木) その2

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 5年生が算数の時間に、平行四辺形の面積の求め方について学習していました。方眼の線を利用して、平行四辺形を今まで習った形に変えて考えることがポイントになります。今まで習った面積の公式と言っても、正方形の「一辺×一辺」と長方形の「たて×よこ」しかありません。でも、子ども達はいろいろと工夫して平行四辺形を同じ面積の長方形に変えて考えていました。(写真上)
 そして、ここからが大切です。長方形になったことを利用して、平行四辺形の面積の公式をつくっていきます。長方形の面積の公式「たて×よこ」のたてにあたるのは、平行四辺形の「高さ」の部分です。また、長方形のよこにあたるのは、平行四辺形の「底辺」の部分です。よって、「底辺×高さ」という公式が生まれます。・・・こういうところが面白いと思える子は、算数の楽しさが味わえているのでしょうね。
 3年生の理科の時間に、「太陽の光をしらべよう」という学習をしています。鏡で日光を反射させて、光の進み方や明るさ、温かさなどを調べる学習です。今日は実際に、鏡を持って日なたに出て、壁に向かって光を反射させてみました。光の進み方を調べるための方法として、地面に鏡を置き、角度を変えていきます。すると、光がまっすぐに進んでいく様子がよくわかります。
 また、日陰に向かって進んだ光に、さらに鏡を使って別な方向に反射させる実験も行いました。鏡のところで光の向きが変わり、またまっすぐに進んでいくことが分かりました。(写真下)

11月29日(木) その1

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 3年生の国語の時間に、「すがたをかえる大豆」という説明文を学習しています。説明文の学習なので、「中心となる語や文をとらえ、段落相互の関係を考えながら、文章の内容を的確に理解することができる」という指導のねらいがあます。本文全体は、「はじめ」「中」「終わり」に分かれていて、今日は「中」の各段落について読み取りをしていました。(写真上)
 説明文の最初の部分では、「…ごはんになる米、パンやめん類になる麦のほかにも、多くの人がほとんど毎日口にしているものがあります。なんだか分かりますか。それは、大豆です。」という文で始まります。そして、その大豆が、どのように実際に利用されているのかを、「中」の段落ごとに事例を並べて書かれています。
 指導のねらいには、「文章中の表現や言葉に注目し、辞書を使って調べることができる」ということも含まれています。国語辞典を用意して、教科書に出てくる語句の意味を調べながら学習していました。大豆を炒ってから挽いて粉にすると、「きなこ」になります。「いる(炒る)」や「ひく(挽く)」という言葉の意味を辞典や経験から説明し合い、3年生なりに理解はできたようでした。
 確かに、「炒る」や「挽く」ことは、実際に家庭で経験する機会は少ないものです。昔はカレーのルウを作るために、フライパンで小麦粉を炒っていました。ごまを炒ったり、ぎんなんを殻ごと炒ったりもしましたが・・・。「炒る」を3年生に説明するのは難しいことです。一方の「挽く」は、コーヒー豆を挽く…ぐらいでしょうか。もともと挽いてある粉を買う家庭であれば、コーヒー豆を挽くというのも見たことがないでしょう。
 教科書では、納豆やみそ、しょう油のように、菌を使って大豆を別な食品にしたり、汁をしぼって豆腐にしたりと、大豆が様々な食品に姿を変えていることも説明しています。国語の教科書でありながら、とても面白い内容です。
 今日は、体育朝会がありました。校庭に全校児童が並び、リズムダンスを行いました。運動委員会の児童が前に出て見本を示した後、全校で体を動かしました。低学年も一緒なので、音楽に合わせた簡単なダンスでした。今の子ども達は、こういうダンスへの関心がとても高いことが分かります。
 校庭には、毎朝トラックの外側に大きなラインが引いてあります。持久走月間に合わせて、先生達が交代でライン引きをしています。今日は、2,4,6年生がそれぞれ学年合同で持久走のタイム計測をしていました。明日で11月が終わりますが、なんと暖かな霜月だったことでしょう。校庭の花壇には、3種類のバラの木がありますが、きれいな花を今も咲かせています。(写真下)

11月28日(水)

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 学芸会が終わり、今週から本格的に持久走に取り組む子ども達の姿が見られるようになってきました。休み時間に校庭を走り、持久走の記録カードに色ぬりをしながらがんばっている子もいます。
 また、校庭での体育の授業では、どのクラスもまず持久走の練習をしています。来週の土曜日が持久走記録会の日なので、そろそろタイム計測をして、当日に向けた目標をもたせる頃です。赤組と白組に分かれ、友達同士で周回数を数えてあげたり、タイム計測をしてあげたりしています。そして同時に、友達への声援も大きな声で行っていました。(写真上)
 今週も暖かな日が続いています。例年は、この時期に冷たい北風を浴びながら持久走に取り組んでいたように思います。記録会当日も、良いコンディションの中で走ることができるように願っています。
 2年生の教室から、学芸会で演じた「11ぴきのねこ」の歌が聞こえてきました。一人ずつ前に出て歌う「発表会」の最中でした。学芸会は、学校行事ではありますが、様々な教科の学習にも位置付けられる部分があります。国語では、「話すこと」の力を伸ばすことができました。また、どの学年も歌がある劇だったので、音楽の「歌唱」の力を伸ばすことにもなりました。
 一人ずつの歌の「発表会」ではありますが、音楽の授業で言うならば、「歌のテスト」と同じです。後ろで聞いていた先生は、一人一人の歌唱を聞きながら、きちんと評価をつけていました。(写真中の右側が担任の先生の頭です)どの子も、堂々と大きな声でしっかりと歌えていました。きっと2学期の音楽の歌の評価は、どの子も良くなりそうです。(これだけで決めるわけではありませんが…)一人歌い終わるたびに、教室中から大きな拍手が起こりました。
 2,3校時に、体育館で4年生が「ボッチャ体験」を行いました。練馬区スポーツ推進委員会の事業の一つとして行われている体験会です。練馬区のスポーツ推進課を通じて、たくさんのスタッフの方々がみえ、子ども達に指導をしていただきました。
 ボッチャは、障害のある人のためにヨーロッパで考案されたスポーツです。パラリンピックの正式種目にもなっていて、前回のオリンピックで日本が銀メダルになり、一躍有名になりました。
 ルールや勝敗の決め方について説明を受けた後、さっそく全員が体験をしてみました。子ども達にもわかりやすく、また簡単に参加することができる競技でした。(写真下)
 4年生は、2学期に総合の学習の時間を中心に、障害者理解の学習をしてきています。オリンピック・パラリンピックについても調べている最中でした。今日体験したことを基に、さらに学習を深めていきます。

11月27日(火)

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 今日の給食で、「あんぱん」がメニューに出ていました。田柄小では、給食にあんぱんが出るのは初めてのことだと思います。
 今日の給食で出されたあんぱんは、手作りのものです。丸パンに切れ込みが入れてあり、自分であんこを挟んで食べるようになっていました。そういうセルフ方式の「手作り」という意味もありますが、あんこ自体が給食室で作った「手作り」であったということです。
 あんこは、小豆を煮て砂糖を加えて作ります。(少し塩を入れるのがポイント!)今日のあんぱんは、「粒あん」でした。甘さもちょうどよく、パンによく合う味に仕上がっていました。低学年の教室を回ってみると、お代りを求めてたくさんの子が配膳台前に並んでいました。(写真上)
 各クラスで聞いてみると、あんこが大好きという子がほとんどでした。(クラスで数名は、あんこが苦手という子もいたようですが…)甘いものなので、当然子ども達の人気になりそうです。そして、和菓子を中心に、様々な形で食べる機会が多いのがあんこです。羊羹、大福、どら焼き、最中、だんご、おはぎ・・・学区域内に人気の和菓子屋さんがありますが、あんこの良し悪しがお店の評判を左右します。
 給食室で、小豆を煮て作ったあんこであることを子ども達に話すと、みんなびっくりしていました。中には、「おばあちゃんの家に行くとあんこを作ってくれるよ。」と教えてくれた子もいました。お正月になると、おしるこを食べる機会が増えてきます。また、田舎によっては、ついたお餅を使ってあんこもち(餅の中にあんこを入れたもの)を作るところもあります。
 今日は、朝すぐに出張で出かけたため、4年生のカブの種まき体験を見に行くことができませんでした。今年も4年生が、カブの種まきから収穫までを吉田さんにご指導いただいています。4年生の教室では、5校時に今日の体験の様子を絵と文でまとめていました。(写真中)
 この時期なので、吉田さんの畑にある大きなビニールハウスの中でカブを育てていきます。吉田さんは、毎年こだわりをもって子ども達に指導してくださいます。種まきをする前に、土づくりの作業から子ども達に体験をさせてもらっています。堆肥を一輪車に乗せて、ハウス内に運ぶ作業をまず行います。次に、機械を使って耕したり、ビニールマルチをかけていく様子を見学させてもらいます。そして最後に、カブの種を全員でまきます。
 子ども達の教室でのまとめを見て、今年もいろいろな作業をさせてもらったことがよく分かりました。堆肥の中にたくさんミミズがいたことや、2粒ずつ離して種をまいたこと、「白馬」という品種のカブであったことなど・・・貴重な体験をすることができたようです。
 5年生の教室では、学芸会児童鑑賞日に見た他学年の劇の感想をまとめていました。劇を見て、「すごいな」「上手だな」と感じたことを小さな用紙に書き、クラスのみんなで学年別に模造紙に貼っていきました。(写真下)模造紙には、「○年生のみなさんへ」とタイトルがつけてあったので、今後各学年に今回まとめた感想をプレゼントしに行くのでしょう。子ども達にとって、大人から褒めてもらうことはもちろんですが、他の学年の子ども達から褒められることは、さらに何倍もうれしく感じるはずです。

11月23日(金) その2

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 5年生は、「ユタとふしぎな仲間たち」の劇を演じました。転校生のユタが座敷童(ざしきわらし)たちと出会い、たくましく成長していくお話でした。顔に塗ったペイントが座敷童の雰囲気をよく出していました。また、田舎なまりのセリフがどの子もとても上手でした。座敷童との別れの場面でほろっとさせられ、フィナーレの歌「友達はいいもんだ」が心に響いてきました。(写真上)
 4年生の「ゆめどろぼうウンパッパ」の劇も、元気の良い歌で構成され、とても迫力のある舞台になりました。いろいろな場面で役者顔負けの演技をする子が光っていました。(写真中)また、ところどころに効果音や音楽がちりばめられていて、劇全体を盛り上げていました。子ども達の表情が生き生きと感じられる劇でもありました。
 プログラムの最後は、6年生の劇「エルコスの祈り」でした。難しい劇への挑戦をし、最高学年としてよくがんばったと思います。また、学年の子ども達が一体となって劇をつくり上げてきた様子が、本番の演技によく表れていました。
 学年の児童がひな壇に集まってフィナーレを迎えてから、代表児童による「終わりの言葉」がありました。学芸会に向けた気持ちが、とても素直に表現された言葉でした。学芸会をしめくくる、最高学年としての立派な態度とあいさつでした。(写真下)
 先ほど、校内の教職員で反省会を行いました。どの学年の先生方からも、劇をつくりあげていく苦労や、子ども達の成長の様子について話がありました。そして、学年の先生や専科の先生達の協力があってこその学芸会であったと、改めて感じました。田柄小の先生達のチームワークのすばらしさであると思います。
 学芸会の開催にあたり、衣装等のご協力をいただきまして、ありがとうございました。また、この1か月間、ご家庭からの子ども達への励ましにも感謝申し上げます。

11月23日(金) その1

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 いよいよ学芸会の最後となる、2日目の保護者鑑賞日になりました。昨日の1日目の劇よりも、さらに上をめざしてがんばろうとする子ども達の気迫が感じられる舞台となりました。
 今日の「始めの言葉」は、2年生が担当しました。続けて2年生の「11ぴきのねこ」の劇が、元気よく始まりました。途中の場面で、大きな魚が登場しました。協力してつかまえたその魚を運んでいく間に、お腹がすいていたねこたちは、すっかり食べつくしてしまいました。場面が変わると、骨だけになった魚が登場しました。(写真上)学年全員がそろうと、全部で何匹のねこたちがいたのだろうと思うくらい、とても楽しい劇でした。
 次は、1年生の「おしやべりなたまごやき」の劇でした。王様のセリフの「あっ、うん。」の繰り返しがとても面白く、客席から笑いがおこりました。また、にわとりたちのしぐさがとてもかわいらしく感じられました。頭の上にトサカをつけて、練習の時からすっかりにわとりになりきっていた子ども達でした。(写真中)
 3年生も、元気いっぱいに「そんごくう」の劇を演じました。たくさんの歌が劇中でうたわれ、一層全体を盛り上げていました。舞台下やギャラリー、客席近くを使ったりと、演出の工夫も見られました。
 どの学年も、出演が終わると多目的室に移動し、記念写真を撮ってもらいました。緊張した出番が終わり、どの子もさわやかな笑顔をしていました。(写真下)
 写真屋さんには、昨日の児童鑑賞日の舞台の様子を写真に撮ってもらっています。体育館の両側からカメラ2台で何度もフラッシュが光っていたので、たくさんのスナップ写真が出来上がると思います。

11月22日(木) その2

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 今日は、途中で給食とお昼休みをはさみ、午前に4つ、午後に2つの学年の劇を行いました。
 午前の部は、5年生の「ユタとふしぎな仲間たち」の劇でしめくくりました。休憩時間に入ったところで、5年生は体育館に残り、写真撮影をしました。ステージ前のひな壇に全員が並び、学年の先生達も入っての記念撮影です。
 5年生にとっては、小学校で最後の学芸会です。1年後に作成する卒業アルバムに載せることも考えられるため、写真屋さんに学年全員の集合写真を撮ってもらいました。さすがに緊張感をもって臨んだ初日の舞台が終わった直後だっただけに、全員の表情がとても明るく感じられました。(写真上)
 午後の部は、4年生と6年生の劇がありました。6年生が座席に戻ったところで、プログラムの最後の「終わりの言葉」がありました。今日の終わりの言葉は、5年生の担当でした。(明日は、6年生が行います。)各クラスから代表の子が舞台に上がり、学芸会をがんばってきたことや、他の学年の劇を見た感想を話しました。(写真中)
 午後の部でも、全ての劇が終了したところで5年生が体育館に残りました。明日の会場準備を手伝うためです。パイプ椅子を出して並べたり、大道具を整える手伝いをしていました。(写真下)今までこういう仕事は、たいてい6年生が行っていました。そろそろ5年生の担当に移すことで、最高学年に向けての意識をもたせていきます。
 明日は学芸会の2日目です。いよいよ最後の本番として、1回の舞台を残すのみとなりました。きっと今日以上の力を子ども達は発揮することでしょう。ぜひ、プログラムの最初から最後までご覧いただけますように、お願いいたします。

11月22日(木) その1

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 今日は、学芸会の1日目、児童鑑賞日でした。それぞれの学年の劇の衣装をつけた子ども達が体育館に集まり、学芸会がスタートしました。
 司会進行は、5,6年生の係の児童が担当しています。各学年の劇の紹介をアナウンスしたり、舞台の上手側にある「めくりプロ」を出し入れしたりする係です。(写真上)1回目のブザーが鳴り、体育館の照明が暗くなると、次に上演する劇の紹介文をアナウンスします。明日も係の子ども達が、交代で司会進行をする予定です。
 今日のプログラムでは、私の話の後に、「幕をあける歌」の全員合唱がありました。6年生の指揮で、全校児童が元気いっぱいに歌をうたいました。(写真中)最初の出演の2年生は、もうすでに自分の席で衣装をつけたままの状態でうたっていました。
 歌が終わり、全校児童の気持ちが高まったところで、学芸会の「始めの言葉」がありました。今日の始めの言葉は、1年生が担当でした。(明日は2年生が行います。)王様やにわとり、兵隊の衣装をつけた子ども達が舞台に上がり、練習通りの大きな声で始めの言葉を言うことができました。(写真下)
 今日の学芸会では、専門業者によるビデオ撮影が入りました。(写真上の体育館の奥の方)何台か大きなカメラがセットされ、全ての劇の様子をビデオに収めていきました。また、体育館のステージ前の天井には集音マイクが設置され、子ども達の声をきちんと収録しています。
 DVDとなって、申し込まれた家庭に後日届きます。編集するのに2か月かかるそうなので、出来上がりは1月になると思います。2年前の学芸会の時と同じ業者に頼みました。前回の学芸会のDVDがとてもよく撮れていたからです。また、DVDの値段は1500円(ブルーレイは1600円)と、2年前と同じ価格にしてもらえました。本当は値上がりしていたようですが、今回だけ据え置き価格にしてもらえました。
 業者の人達は、昨日のリハーサルの様子も見に来ていました。学年によっては、舞台下を使ったりギャラリーを使ったりする演出もあります。きちんとそういう様子をあらかじめ調べたうえで今日の撮影に臨んでいたので、多分どの学年の劇も上手に撮れていたと思います。

11月21日(水)

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 今日の午前中に、学芸会のリハーサルを行いました。プログラム順に各学年が体育館に来て、本番通りに劇を通してみました。お客さんがいない体育館でしたが、さすがに開始前のブザーが鳴り響くと、今までの練習とは違う雰囲気を感じていたようです。
 最初に、2年生の劇の準備が整ったところで、始めの言葉のリハーサルを行いました。明日の児童鑑賞日では1年生が担当しますが、2日目の保護者鑑賞日の始めの言葉は、2年生が担当です。それぞれの役の衣装を着た子ども達が舞台に上がり、スポットライトを浴びて元気よく始めの言葉が言えました。(写真上)
 2年生の「11ぴきのねこ」が終わると、1年生が体育館に入場してきました。同時に、エンゼル保育園のひまわり組の子ども達も体育館に入ってきました。以前、保育園の先生から、学芸会を見せてほしいと連絡がありました。本番の2日間は、体育館に入る場所がとれないため、リハーサルの日に来てもらうことにしました。劇を演じる側の子ども達にとっても、リハーサルに少しでもお客さんがいてくれた方が緊張感がもてるし、張り合いがあります。
 保育園の子ども達には、ステージ前の一番見やすいマット席に一列に座ってもらいました。1年生と3年生の劇を見た後、園に戻っていきました。劇の最中は、演じている小学生の迫力に圧倒されていたようで、口をあんぐりと開けて見ていました。(写真中)来年度小学校に入学する園児達にとって、小学校の学芸会はどのように感じられたでしょうか。
 どの学年も、ほぼ予定していた時間通りに進行していきました。中でも、高学年(5,6年生)は、学年の先生方から今まで何度となく言われてきた言葉の意味をかみしめて舞台に上がっていたはずです。それは、「小学校で最後の行事」という言葉です。2年に一度の行事なので、6年生だけでなく、5年生にとってもこれが最後の学芸会となります。(中学、高校でも、学年全員で劇を行うことはないでしょう。)
 リハーサルの最後は、6年生が演じる「エルコスの祈り」の劇でした。フィナーレが終了したところで、全員がマット席に集められました。まず、いつもの練習時のように、実行委員の子ども達が前に出て、今日の振り返りをしました。何人かの子がリハーサルを終えた感想や、今日良かったところ、そして明日に向けての改善点を発表していました。(写真下)
 学年の先生達は、子ども達の今日のがんばりを褒めながらも、合格点はあげていませんでした。まだまだ上を目指すために、気持ちをしっかり高めていけるように指導していたのが印象的でした。

11月20日(火)

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 今日も、1校時から6校時まで、各学年1時間ずつの舞台練習がありました。明日はリハーサルなので、途中で止めて練習することはできません。今日の1時間が最後の練習時間ということになりました。
 学芸会の練習は、今日まで1〜4年生が11時間、5〜6年生は12時間の体育館練習が組まれていました。その前の先月は、台本を配ったり配役をオーディションで決めたり、場面ごとに集まって読み合わせをしたり、大道具小道具を作ったりと、それ以上の時間をかけて準備にあたってきています。
 どの学年も、毎回練習が終わるたびに、振り返りの記録を書かせています。4年生は、「学芸会日記」という表紙がついた振り返りの記録ノートを作り、取り組んできました。(写真上)練習が終わると、自分のセリフや演技を振り返り、反省とともに次回の練習へのめあてを明確にします。また、友達の良かったところなども記入することで、自身の向上を目指してきました。
 学年によっては、記録を書かせた後で担任の先生が毎回集め、赤ペンで励ましの言葉を書いたりもしてきました。運動会の表現の指導もそうでしたが、行事への取り組みがしっかり子ども達の成長につながるようにと指導しています。
 「田柄っ子 輝くステージ みな主役」・・・学芸会のプログラムの表紙にも載せましたが、児童会で決めた今年の学芸会のテーマです。まさにどの学年も、舞台に立つ全ての子が主役です。10月の全校朝会でも、学芸会に向かうにあたり、まずそのことを児童に話をしてきました。どの役も、どのセリフも、劇を成功させるためにとても重要で、なくてはならない存在です。そして、常に学年全員でつくりあげるという気持ちを大切に指導してきました。
 1校時に1年生の子ども達の最後の練習があり、体育館から戻ってくるところでした。すでに体育館に向かう通路には、次の学年の子ども達が待っていました。学芸会の練習のため毎回体育館に入るたびに、入口に掲示してある学芸会のテーマが、無意識のうちに子ども達の目に留まっていたはずです。(写真中)
 昨日のホームページでは、3年生以上の子ども達が劇のスポットライトや音響を担当しているということを伝えました。4年生では、劇の中で歌う曲のピアノの伴奏を子ども達が担当しています。(写真下)
 今年の学芸会では、どの学年の劇にも歌が出てきます。合唱隊として全員で歌う場面や、中にはソロで歌う子がいる劇もあったりします。子ども達の歌が入ることで、劇全体がぐっとしまってきます。ぜひ当日は、子ども達の歌にも注目をしていただければと思います。

11月19日(月)

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 いよいよ学芸会の本番の日が近づいてきました。ということで、今日の全校朝会では、学芸会のことについて話しました。
 ・・・学芸会は、田柄小の全ての子ども達の成長のためにあります。得意不得意にかかわらず、全ての子ども達が学芸会の経験を通じて様々な自分の力を伸ばすことを目標として取り組んでいます。
 最近、朝のあいさつが、はっきりと届く声の大きさになってきました。学芸会の練習の成果かなと思っています。学年でそろってクリーン運動に取り組むなど、友達と協力して活動する姿がよく見られるようになりました。それも学芸会の成果かなと思います。また、先週は2年生が生活科の学習で、町たんけんに行きました。地域のいろいろな施設やお店に出かけて行き、質問をしたり感想を伝えたりしてきました。そういう態度も、学芸会の練習の成果と言えるのかもしれません。
 学芸会の練習では、まず大きな声が出せなければなりませんでした。あいさつや授業中の発表の声の大きさにその成果が表れてくることでしょう。また、学芸会の練習では、友達との協力が欠かせませんでした。きちんと自分の意見を言ったり、友達の考えを聞き合ったりするところにその成果が表れてくることでしょう。さらに、周りの人のことを考えて音を立てないようにすることや、素早く着替えをしたり、自分の持ち物を管理したりすることも、全て学芸会で身につけた成果となっていきます。この学芸会の練習を通じて、一人一人にどのような成長があり、力をつけることができたかを楽しみにしています。・・・
 全校朝会では、代表委員会からのお知らせもありました。今月は、練馬区でいじめ一掃取り組み月間となっていること。そして、「いじめ防止標語」を全校で作成することを呼びかけました。毎年練馬区では、いじめ防止シンボルマークやいじめ撲滅宣言など、全小中学校から作品を募集して取り組んでいます。今年は「いじめ防止標語」を作成し、各学年からの代表作品を区に送ることになっています。
 1校時に、4年1組ではさっそくこの標語作りに取り組んでいました。川柳のように、五・七・五のリズムになるように考えて作り、短冊に清書していました。(写真上)来月の公開日には、全校児童の標語を校内に掲示する予定です。
 6年生の社会科では、4月から日本の歴史についての学習が続いてきました。いよいよ昭和の時代の学習に入りました。つまり、日中戦争から太平洋戦争にかけての長い戦争の様子についての学習です。教科書や資料集には、満州事変や日中戦争の様子、第二次世界大戦となり次第に激しさが増していく様子が写真入りで載っています。(写真中)
 小学校の社会科の時間では、戦争の原因や経過、結果を基に、人々の生活の様子なども学びます。しかし、それほど深く学ぶわけではありません。戦時中や戦後の世の中の様子など、できれば体験されたお年寄りの方に直接お話をうかがうことができれば良いのですが…。私の父は、少年時代に東京大空襲のあった都心に住んでいました。そのため、子どもの頃はよく戦時中の話を聞かされたものです。もうすぐ平成の時代も終わろうとしています。当時を知る生の声は、次第に薄れていってしまうのでしょうか。
 今日は、1校時から6校時まで、全学年に1時間ずつ体育館練習が割り当てられていました。先生達にとっては、ここからの指導がとても重要です。あさってにはリハーサルがあり、木曜・金曜と本番の日が続きます。いかに子ども達の気持ちを日々高めていくかが大切になる1週間です。
 3年生以上の学年では、スポットライトやステージ上の照明、そして音響操作まで、全て学年の子ども達に担当させるようにしています。(写真下)スポットライトには、当日は係の先生もつきますが、本番の日まで一度もその劇を見ていません。ですから、裏方の仕事も子ども達だけでしっかりできるように指導してきました。当日は、そんな様子もぜひ感じ取っていただければと思います。

11月16日(金)

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 4年生は、図工の時間に「マイオリジナルキャラクター」を製作しています。今は、各自治体や企業等でマスコットが決められているなど、ゆるキャラブームになっています。子ども達が自分独自のマスコットを考えたら、どんなデザインが生まれるでしょうか。4年生の子ども達は、アイデアスケッチをもとに、様々なマスコットを考えました。(動物を基にしてデザインした子が多かったようです。)
 次に、プリンカップを土台にして、紙粘土を使って頭の部分を作りました。そして今日は、絵の具で色を塗っていました。白い紙粘土に鮮やかな色が入り、いよいよマスコットらしくなってきました。子ども達は、職人さんのように細い筆を上手に使って、慎重に色塗りをしていました。(写真上)
 今後は、胴体部部の製作に取りかかっていきます。そして、プリンカップでできている頭の部分をバネでつなぐことで、首振り人形のように動きのあるマスコットに仕上げていきます。
 3年生は、算数の時間に、「重さのたんいとはかり方」の学習をしています。gやkgの単位について、そして1kg=1000gであることを学習しました。また、実際にはかりを使い、その目盛りの読み方についても学習しています。(これが一番難しい…)
 今日は、ランドセルの重さについて勉強していました。2kgまで量ることができるはかりを使い、目盛りを読む練習をしていました。(写真中)ランドセルは、1kgを超える重さがあります。その場合には、□kg□gという表し方や、g単位だけで表すこともできます。子どもなりに、重さについてのおおよその概念を身につけておくことも大切です。
 今日の学芸会の練習では、通し練習の様子をビデオに撮っていた学年が多く見られました。2年生は1校時にビデオ撮影を行い、2校時にはさっそく学年全員で自分達の劇の様子を確認していました。(写真下)
 「自分の声の大きさはどうかな」とか、「きちんとお客さんに気持ちが伝わる話し方になっているかな」、そして「動作をさらに工夫することができないかな」と、残された仕上げのための練習時間への課題をもつことができました。
 本日、家庭数で「学芸会の鑑賞についてのお願い」というプリントを配布しました。保護者の方々への鑑賞マナーに関することが記してあります。保護者鑑賞日は、教員は全て児童の指導にあたっています。会場内は、保護者の皆様同士でマナーを守って鑑賞していただくようにお願いいたします。また、プリントの下に、各学年のおおよその出演時間が示してありますが、当日の状況によって大きく変わる場合があります。できれば、全ての学年の劇を最初から最後までご覧いただけると幸いです。裏面には、各学年の劇の見所を紹介しています。お楽しみに…。

11月15日(木)

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 全校児童が体育館に集まり、「学芸会PR集会」がありました。各学年から代表児童がステージに上がり、自分たちの学年の劇の内容について紹介しました。劇に出てくる登場人物や途中までのストーリーを紹介したり、劇の一部を演じてみたりと、PRの仕方がよく考えられていました。
 プログラムをもらっているので、子ども達は各学年の劇の題名は分かっていました。しかし、どんな内容かは知りませんでした。今は自分達の劇の練習に夢中ですが、今日の集会を通じて、「当日は他の学年の劇を見ることができるんだ。」と気が付いたようです。そして、衣装をつけて舞台に上がった他学年の子ども達の様子を見て、学芸会への期待が一層深まったようでした。
 写真上は、1年生の劇「おしゃべりなたまごやき」のPRをしているところです。大きな目玉焼きを見せたり、カラフルな衣装やニワトリのとさかを付けた子ども達が現れたりして、とても楽しそうな劇であることが伝わりました。
 今週から、持久走月間が始まっています。学芸会の練習中なので、今は体育の時間は全て校庭で行われています。どのクラスも、まず校庭を何周か走る持久走をして体を温めています。(写真中)クラスごとにマラソンカードが配られているようで、走った周回分の色塗りをしながら取り組んでいます。
 学芸会が終わり12月に入ったら、全校で一斉に休み時間を使って5分間走を行います。そして、12月8日の第2土曜日には、持久走記録会を実施します。学年ごとに走る距離を決め、自身のベストタイムを目指して走ります。
 4年生は、理科の時間に「ものの温度と体積」の学習をしています。空気や水、金属が、温度の違い(温めたり冷やしたりする)で、どのように体積が変わるかということを実験で確かめています。
 今日は、理科室で金属球膨張試験器を使って実験をしていました。(写真下)金属の球を熱することにより、体積がどう変化するかということを調べる実験器具です。金属の環が2つついた器具があり、常温の金属球では、片方の環は通りますが、もう一方は少し狭くなっているので通りません。カセットコンロで金属球を熱してから環にあてると、どちらの環も通らなくなります。このことから、金属球を熱したことで、体積が増えたということが分かります。(氷水で金属球を冷やすと、また環を通るようになります。)
 金属を温めると体積が増えるということは、日常生活のどのような場面で見られるでしょうか。教科書には、鉄道のレールの事例が紹介されています。レールとレールのつなぎ目は、わざと隙間が開けてあり、夏の暑さで膨張してもレールがゆがまないようにしています。
 子どもの頃、買ったばかりのジャムのふたが開かなかった時に、父親がふたを温めてから簡単に開けていました。金属のふたを温めることで膨らみ、開けやすくなります。その他にも、金属の種類によって熱膨張率に違いがあることから、電化製品のサーモスタットに利用されているようです。

11月14日(水)

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 2年生が、昨日の町たんけんでお世話になった方々に、お礼の手紙を書いていました。質問をして分かったことや、初めて見て驚いたことなど、たくさん勉強になったことが細かく書かれていました。(写真上)それぞれの施設やお店に渡す手紙です。色画用紙で表紙を作っている子もいました。
 昨日は、子ども達がグループごとに学校を出発した後、学年の担任と私とで、手分けをして自転車で見学先を回りました。私は、コンビニと洋菓子店、児童館、パン屋さん、呉服店の5か所に行きました。子ども達は、おいしそうな食べ物がたくさん並んでいる店内でも、しっかり見学態度を守って質問をしていました。
 また、光が丘児童館では、館長さんにていねいに館内のいろいろな部屋を説明していただけました。光が丘児童館で行われる運営委員会に、年間3回呼ばれて参加しています。(ちょうど前日の夜に運営委員会があったばかりでした。)運営委員会の時は、いつも図書室で会が開かれます。今回、子ども達と児童館の中を一緒に見学させてもらい、いろいろな部屋があることが分かりました。また、平日の午前中は、乳幼児とそのお母さんのための場所として開放されているということも分かりました。
 休み時間に、いつも5年生の男の子たちがキックベースをする場所があります。職員室から校庭への出入り口のすぐ真ん前です。ボールを使う遊びの子ども達は、他の学年も同様ですが、だいたいそれぞれの遊び場が決まっています。後ろにボールがそれていかないように建物の近くを使ったりと、何かしら理由があってのことなのでしょう。
 校庭の芝生は、先月末から養生期間に入りました。冬芝の種をまき、きれいな緑色の芽が出始めてきました。そのため、しばらくは立ち入り禁止のロープが張られています。だったらもっと広いところで遊べばいいのに…と思うのですが、子ども達にとってはいつものところが最高の遊び場なのでしょう。(写真中)
 昨日の夕方、職員で学芸会に向けた体育館の会場設営を行いました。暗幕をつけて体育館が暗くなるようにし、スポットライトを体育館のフロアやギャラリーに設置しました。今日から、本番のようにスポットライトを浴びながらの練習になりました。また、大道具や小道具の他に、衣装も身に付けながらの練習となり、今までの練習よりも緊張感をもって取り組むことができました。写真下は、3年生の劇「そんごくう」の様子です。
 ちょうど1週間後は、学芸会直前のリハーサルの日です。いよいよ仕上げの段階に入ってきました。

11月13日(火)

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 2年生が、生活科の学習で町たんけんに行きました。地域にある施設や商店、合わせて12箇所を、グループごとに分担してたんけんに行きました。昨日まで、あいさつの仕方や質問の内容、お礼の伝え方等、何度も何度も練習してきました。
 お店によっては、ちょうどお客さんがたくさん来ていたところもあり、ご迷惑をおかけしてしまったかもしれません。しかし、見上げるようにして一生懸命質問する子ども達に対して、お店の方に笑顔で答えていただくことができました。(写真上)
 児童館やコンビニ、洋菓子店、パン屋さんなど、普段行ったことがある場所でも、施設やお店の方と会話をするのは初めてのことです。また、いつもは先生に連れられて行くところを、自分達で歩いて行けるのも「町たんけん」の楽しさでした。
 練習通りに、しっかりとあいさつや質問ができた子がいて立派でした。一方で、学校での練習と全く勝手が違うためか、黙ったまま固まってしまった子も見られました。それも学習の一つです。いつかしっかりと人前で話ができるようになってほしいと思いました。
 どのグループにも保護者の方が1〜2名ずつつき、行き帰りの安全と、見学の様子を見ていただきました。ご協力、ありがとうございました。
 1年生があさがおのリース作りに取り組んでいました。1か月前にあさがおのつるを取り、リース状に丸く束ねて乾燥するのを待ちました。今回は、乾燥して固くなったリースに、飾りをつけて仕上げているところでした。
 あらかじめ家庭に連絡して、飾りに使える材料をお願いしてありました。カラフルなリボンやモール、ボタンなど、色とりどりの材料を使って、楽しそうに製作していました。(写真中)家の人達の思いが込められた、すてきなリースに仕上がりそうです。
 どの学年も、そろそろ学芸会の衣装をつけて練習に入る頃です。5年生は、6校時に衣装合わせをしていました。(写真下)5年生の劇は、「ユタとふしぎな仲間たち」です。舞台は、「東北のある村」となっています。ざしきわらしや田舎の子ども達がたくさん出てきます。そのため、浴衣や甚平などの用意をお願いしてあったようです。
 衣装を身に着けることで、劇全体の雰囲気がまた違ってきます。明日からの練習に、一層気持ちを込めて取り組めそうです。

11月12日(月)

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 今日の全校朝会で、「ボランティア精神を磨こう」という話をしました。・・・先日、今年の流行語大賞に、「スーパーボランティア」という言葉がノミネートされました。そう言えば、今年の8月に、全国で一躍有名になった人がいたことを思い出しました。尾畠 春夫(おばた はるお)さんです。今年の8月15日に、山口県で行方不明になった2歳の男の子を発見した人と言えば、「ああ、あの人だ」と思い出すのではないでしょうか。
 尾畠さんが「スーパーボランティア」と呼ばれるようになったのは、ボランティア活動が今回だけのことではなかったからです。日本国中で大きな地震や大雨による土砂崩れなどの被害が起こるたびに、自ら出かけていき、災害の復旧作業に全力を尽くしています。
 これから、2年後の東京オリンピックの開催に向けて、多くのボランティアが必要になると言われています。多くの人達が、「自分から進んで人のためになることをしよう」とするボランティアの精神をもつことが、今求められています。・・・そこで、小学生にできるボランティアの精神を磨いていくために、掃除の時間や給食当番の仕事を進んで行うことや、クリーン運動に積極的に取り組むことを伝えました。
 今朝も多くの登校班で、保護者の方々に子ども達の登校の見守りをしていただきました。そういうPTA活動も、ボランティア活動の一つです。大人が進んでボランティア活動に参加する姿は、子ども達にもしっかり伝わっていくはずです。
 美化・環境委員会の子ども達に、サクラ草の苗の植え付け作業を手伝ってもらいました。中休みに集合し、あまったサクラ草の苗を利用して、けやきの下の花壇や正門近くの花壇に植え付けました。(写真上)
 サクラ草は、地植えでも十分楽しめます。鉢植えほど大きくはなりませんが、赤や白、ピンクのサクラ草がところどころに咲くと、とてもきれいで明るくなります。寒さにも強いので、霜が降りても大丈夫です。明日の中休みも、委員会の子ども達に手伝ってもらい、ボランティアの精神を高めさせていきたいと思います。
 3年生は、図工の時間に「ギコギコトントン」という作品に取り組んでいます。題名からしてのこぎりと金づちを使いそうです。今日は、角材をのこぎりで切る作業をしていました。のこぎりは、3年生で初めて使う道具です。安全面の指導はもちろんですが、のこぎりの使い方のコツを子ども達に指導していました。(写真中)
 のこぎりは、押す時ではなく手前に引く時に力を入れることで木材が切れます。また、切り始めや切り終わる時のコツひとつで、きれいに木を切ることができるかが決まります。時間をかけてやっと角材を切り落とすことができ、ホッとしていたようでした。6月の軽井沢移動教室で、6年生が丸太をのこぎりで切るのに苦戦していたことを思い出しました。一人一人が実体験を通して、体で学んでいくことが重要です。
 午後から、小中の連携として、校区別協議会がありました。6月は田柄中学校で行いましたが、今回は田柄小が会場校となりました。田柄中と田柄第二小の先生方が来校し、5校時の授業公開の参観と、分科会別の協議会が開催されました。
 授業公開と同時に、6年生の各クラスに田柄中の先生が指導に入り、「中学校の授業体験」も行われました。6年1組は数学の授業、2組は音楽の授業でした。(写真下)
 中学校の先生が授業を行うということで、6年生の子ども達はとても緊張していたようでした。しかし、どちらの教科も6年生が楽しめるように工夫された内容であったため、安心して授業を受けることができました。

11月10日(土) その3

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 午後から、学校応援団まつりがありました。天気も良く、たくさんの子ども達や大人が集まりました。
 ひろば室では、千本引きとつりぼりのコーナーがありました。また、学童クラブの「たがらえんにち」も一緒に行われ、学童クラブの各部屋は、熱気にあふれた賑わいになっていました。ボディペイントや射的、輪投げ、だるま落とし、わくわく迷路など、どれもよく考えられていた遊びでびっくりしました。景品には、子ども達の手作りのものがたくさんあり、とても温かみが感じられました。
 体育館や校庭でも、各団体の方々による体験コーナーがありました。どれも子ども達が体を使って楽しめるものばかりでした。休みの日や平日の夜に、体育館や校庭を使って様々な団体が開放を利用しています。この学校応援団まつりを機に、子どもも大人もスポーツに関心を広げ、部員が増えていくと良いと思いました。

11月10日(土) その2

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 第二土曜としては初めてとなる、5年生の外国語活動の授業公開がありました。グループごとに練習してきた「Hungry Boy Chant」を発表し合いました。(写真上)
 外国語活動は、ALTのケリー先生と担任とで授業を行っています。授業をご覧になった方は分かったと思いますが、基本は担任が指導をする時間です。英語の発音を主に行うのがALTの先生です。
 5,6年生の外国語は、今年度と来年度は今までよりも15時間増えて、年間50時間指導することになっています。そして、2年後からは年70時間(週2時間ずつ)となり、外国語活動から英語という教科になる予定です。英語を読んだり書いたりする内容が加わります。
 6年1組では、3校時に保健の授業を行っていました。6年生の保健の学習では、「病気の予防」について学んでいます。今日はその中の「喫煙の害」について学習していました。(写真下)授業では、たばこを吸うとどのような体の変化が起きるか…ということを最初に学んでいました。長期にわたってたばこを吸い続けることで、がんや心臓病になりやすいことや、肺が汚れることなどを資料を基に学習しました。授業中に子ども達から「おれのお母さん吸ってる…」という声が聞こえてきました。
 また、低年齢からの喫煙による影響や、受動喫煙の害についても学習しました。たばこの先から立ち上る煙を「副流煙」と言いますが、フィルターを通していないだけ、かなり有害な物質が含まれています。それを近くにいる人たちが吸い込んでしまうのが受動喫煙です。たいてい授業の最後に感想を書かせると、「絶対にたばこは吸いたくないと思いました。」と書く子が多いものです。その気持ちをずっともち続けてほしいものです。他に6年生の保健の授業では、飲酒の害と薬物乱用の害についても学習していきます。
 学校内では、喫煙所を設けていません。(昔は、応接室のようなところに灰皿が置いてあったものですが…)練馬区では、全ての学校で禁煙になっています。(たぶん、練馬区以外でも同じはずです。)ですから、学校行事や学校施設を貸し出す催しでの喫煙は、一切認められません。「学校の外の道路でたばこを吸う人がいるから、喫煙所を設けた方がよい」という考え方は間違いです。学校は、未成年の子ども達が生活している場であるということを理解してもらわなければなりません。

11月10日(土) その1

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 今日は、第二土曜公開日でした。いくつかの学年で、発表会形式で授業を行ったこともあり、1校時からたくさんの保護者の皆様に参観していただくことができました。
 1年生は、光が丘公園で集めてきたどんぐりなどを使って、生活科の学習でおもちゃ作りをしてきました。今日は、学年合同でおもちゃで遊ぶお店を開いき、交流をしました。どんぐりを使って作った迷路や、松ぼっくりのけん玉、釣りゲームや射的など、どのお店も工夫して上手におもちゃが作られていました。(写真上)
 1年生の子ども達は、友達が作ったおもちゃで遊ぶのも楽しそうでしたが、自分のお店にたくさんの子が来て楽しんでくれたことが、一番うれしかったようです。
 3年生は、総合的な学習の時間に見学に行った、ハッスル商店街について調べた内容の発表会を行いました。それぞれのお店を担当して、見学してきた様子や質問して分かったことなど、上手にまとめてありました。3年生も学年合同で取り組み、発表するグループと発表を聞きに行くグループとに分かれて行っていました。(写真下)
 総合的な学習の時間は、現在3年生以上で年間70時間が位置付けられています。(週に2時間)しかし今年度は、外国語活動が15時間ずつ3,4年生に入ってきているため、総合の学習の時間を55時間として年間予定を組んでいます。2年後から本格実施の外国語年35時間は、総合の学習とは別枠に設定しなければなりません。今後、外国語活動が本格的に始まる再来年度までに、増える時数分をどうするかが検討課題となっています。

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