「わくわく・どきどき」の学びを目指して

2月6日(木)

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
 この冬一番の寒気がやってきました。昨日の夕方から北風が強くなり、身に応える寒さになりました。今まで「暖冬」と言われてきただけに、北風が痛く打ちつける一日でした。しかし、子ども達は元気です。なわとび月間が明日までということもあり、休み時間には進んで外に出て友達となわとびカードの技に挑戦していました。さすがは「風の子」です。
 登校してきた子が、すぐに池の氷に気がつきました。ミッキー池のザリガニがいる浅い方の水面が、全て氷に覆われていました。例年は、1月に一度凍ると、しばらくの間ずっと凍ったままの状態になります。「今年はまだ田柄小の初氷の日が来ないな」と思っていたところでした。
 1年生の子ども達がさっそく外に出てきて、氷をそっと触ってみました。ガラス板のような立派な氷を手にして大喜びでした。(写真上)アメダスのデータを調べた限りでは、練馬の今朝の最低気温は1度だったようです。練馬のアメダスの記録計は、「豊玉上」付近に設置されています。ここ田柄は、練馬区の中でも気温が下がる場所なのでしょう。ミッキー池の中央(カメ吉や金魚がいる方)は、まだ凍っていません。昨年は分厚い氷ができていましたが、今年はどうでしょうか。
 今日の児童集会は、代表委員会による「ユニセフ集会」でした。募金を行うにあたり、ユニセフのしくみや名前のいわれなど、パワーポイントを使ってスクリーンに資料を映しながら説明をしていました。また、100円で何ができるかというクイズでは、たくさんの人を救うことができるということが分かりました。
 明日、あさってと、2日間にわたってユニセフ募金を行います。代表委員が昇降口前で募金箱を持って待ち受けます。募金に参加させる場合は、お金の取り扱いに十分に気を付けて持たせるようにしてください。
 1,2校時に、4年生が体育館で二分の一成人式の通し練習を行っていました。第一部では、呼びかけの後に全員合奏があります。今まで音楽の時間に練習してきた「アラホーンパイプ」の曲を演奏します。(写真中)第二部では、全員合唱「十歳の記念日」の歌も聞いてもらいます。共に、音楽を通して自分達の成長した姿を見せるとともに、学年全員の決意を示します。
 「アラホーンパイプ」は、ヘンデルが作曲した「水上の音楽」の中でも最も有名な曲です。水上の音楽というだけあって、王様の舟遊びの時に演奏される目的で作られました。野外で演奏することを考え、原曲では輝かしいトランペットが活躍します。4年生の演奏は、リコーダー合奏が中心となります。二分の一成人式を始めるにふさわしい、華やかな合奏になっています。
 2年生の図工作品「カッターナイフタワー」が完成に近づいてきました。色画用紙にカッターナイフで切り込みを入れ、たくさんの窓や飾りができました。土台となる用紙の上に立てると、すてきなタワーが立体的に見えてきました。カッターのきれいな切り口が、努力の跡としてそびえ立って見えます。(写真下)
 ちょうど一週間前、下田移動教室で5年生がアジの干物づくり体験を行いました。その時は、専用の小型タイプの包丁を全員が手にしました。今回の2年生の図工の学習もそうですが、刃物をしっかりと使えるようにする経験はとても大切なことです。刃物を器用に使うことで、どれだけ便利できれいな作業ができるかを、子どものうちに体験させておきたいものです。(もちろん、安全面の指導はしっかりする必要がありますが。)

2月5日(水) その2

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
 4校時に、4年3組の理科の授業を見に行きました。「すがたをかえる水」の単元の最初の授業場面で、水が温められて沸騰していく様子を観察する内容でした。
 子ども達は、日常的にやかんなどで、「お湯が沸く」ということはよく目にしています。しかし、そのやかんの中のお湯が、どのような変化を遂げて「沸く(沸騰する)」状態になるのかということまでは分かっていません。そこで、ビーカーを使い、水が温まっていく様子や沸騰に至るまでの様子をじっくりと観察させる実験を行いました。(写真上)
 実験が始まりコンロの火をつけると、「小さな泡が出てきた」とか、「湯気が出てきた」というように、刻々とビーカー内のお湯の変化に気がつきます。子ども達は、ビーカーの中の変化を逃すまいと、目を大きく開けて見続けていました。
 温められたお湯から出てくる白い湯気(水蒸気と湯気は違います)の正体は何だろう? ビーカーの底から出てくる泡の正体は何だろう? ・・・いろいろな気づきが生じます。4年生の理科では、そんな水の状態変化から、科学的な見方・考え方を深めていきます。
 5校時は、2か所の授業を半分ずつ授業観察に行きました。前半は、6年1組の国語の授業を見ました。漢字の学習単元で、「カンジー博士の山登り」という教材でした。光村図書の国語の教科書には、どの学年もこの「カンジー博士」が出てきます。(漢字博士=カンジー博士という、単純明快な命名ではありますが…)漢字の読み方や使い方、送り仮名についての問題が載っていて、漢字辞典を使って調べながら学習していました。(写真中)
 「務める・勤める・努める」や、「収める・納める・修める」の使い分けを考える問題がありました。使われる文章全体の意味を考えて、正しい漢字を選ばなければなりません。同音異義語は、日本語ならではの難しい部分です。
 後半は、けやきルームの個別指導の部屋に行きました。先生と児童とが1対1で授業が行われていました。本の読み聞かせをした後、読むトレーニング(まぎらわしい言葉の並びを正しく読む)や、視知覚トレーニング(迷路を鉛筆でたどり、通過した番号を書き出す)などに取り組んでいました。(写真下)
 けやきルームでは、一人一人の課題に合ったプログラムを考えるとともに、与える教材も個々の実態に即したものが選ばれています。

2月5日(水) その1

画像1 画像1
画像2 画像2
 今日は、様々な学級の授業観察がありました。
 1校時は、5年3組の授業観察を行いました。理科室で「もののとけ方」の授業を見ました。溶けきれなくなった飽和状態のホウ酸水をろ紙でこし、出てきた水溶液にホウ酸が溶けているのかを調べる実験を行いました。
 実験は、2通りあります。一つは、蒸発皿に数滴とって熱することで、ホウ酸が出てくるかどうかを調べます。火を使う実験なので、安全面の指導をしっかり行ってから始まりました。ガスコンロを点火すると、すぐに水分が蒸発し始め、白い粉が出てきました。蒸発皿にホウ酸が残ったことから、ろ過した液にホウ酸が含まれていたことが分かりました。(写真上)
 もう一つの実験は、ろ過した液を冷やす方法です。ホウ酸は、水温が高いとたくさん溶け、水温が低くなるほど溶けにくい性質があります。そのため、水温を下げることで結晶を取り出すことができます。氷水に食塩を混ぜることで、ろ液をかなり低くして様子を見ました。しかし・・・低温ではあまり飽和状態に差がないため、なかなかはっきりとした結果が得られませんでした。あるいは、子ども達が作ったホウ酸水が、十分飽和状態になっていなかったということも考えられます。(理科では、こういうこともあります。)
 ところで、5年生の教科書に「資料」として、塩づくりの方法が紹介されています。日本の伝統的な塩づくりの方法として、海水から塩を取り出す石川県珠洲市の塩田の写真が載っています。だいぶ昔のことですが、旅行でこの場所を訪れたことがあります。海水を砂の上にまいて塩の結晶をつくり、徐々に濃い食塩水にして煮詰めていく様子を見た記憶があります。
 3校時は、けやきルームの個別指導の様子を見に行きました。教育アドバイザーの先生が来て、新規採用教員の指導を行う授業にもなっていました。
 授業では、いくつかのプログラムを組み、指導する子どもの実態に即した内容が考えられていました。その一つとして、節分の時期に合わせた指導が行われていました。5色の鬼を提示し、自分の心の中の鬼はどれかを考えさせる内容です。(写真下)
 欲深い鬼、怒りっぽい鬼、だらだら怠け者の鬼、疑い深い鬼、過去にとらわれて進めない鬼が、赤・青・緑・黒・黄色の5色の鬼に相当するそうです。自分だったら何色かなと考えさせられてしまいました。

2月4日(火)

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
 6年生は、外国語活動の時間に「英語劇」に取り組んでいます。日本の昔話の桃太郎を英語バージョンにした台本があり、それを基にグループで設定や配役を考えて一つの劇を作りました。全体のストーリーはある程度決まっているのですが、劇中の固有名詞は自分達で変更可能です。(その部分が、グループごとに工夫があって面白くなっています。)
 6年生の各教室では、英語劇に使う小道具(やや大きめのものもあり)を作っています。昨日は、段ボールで桃を作っているグループがありました。中から桃太郎が出てくる仕組みになっています。
 学芸会ではないので、まずは自分のセリフを英語でしっかりと話すことができるようにしなければなりません。今日は、練習経過を発表し、ALTのマリア先生にも見ていただきました。(写真上)本発表は、今週土曜日の学校公開の日です。北校舎1階西側の多目的室で行います。お楽しみに・・・。
 2年生は、算数の時間に「長さをはかろう」という学習をしています。1学期に、30cmものさしを使い、「センチメートル」や「ミリメートル」の単位を学習してきました。今回は、それよりも長いものの長さを測る学習です。新たに「メートル」という単位を習い、1m=100cmであることを学習しました。
 今日は、その発展的な学習として、「テープものさし」を作り、いろいろな長さを測り取る活動をしました。紙テープを3m用意し、まず1mのものさしを使って1mおきに目盛りをつけます。さらに10cmごとに印をつけると、3mまで測ることができるテープものさしが出来上がりました。
 グループごとに校内のいろいろな場所に行き、普段は測定することができない長さを測ってきました。テープものさしは、紙テープの端を押さえる子やテープがたるまないように引っ張る子が必要です。さらに、正確に「何m何cm」まで測るため、ものさしを当てて数値を読む子も重要です。協力しながら、いろいろな場所の長さを測り取っていました。(写真中)
 1年生は、図工の時間に紙版画で鬼の顔を作っています。今日は、3組の教室で版画の印刷が行われていました。まず最初に、紙版画の型紙作りです。画用紙を切って鬼の顔を自由に表現しました。角が1本の鬼もいれば、2本の鬼もいます。また、目や口を工夫して怖そうな鬼になった子もいれば、優しそうな鬼が出来上がった子もいました。
 次に、ローラーを使ってインクを塗ってから、画用紙に印刷をしました。型紙をはずすと、すてきな鬼が浮かび上がってきます。赤や青、黒色の様々な鬼が出来上がりました。(写真下)
 隣の2組では、昨日の節分に合わせて「自分の心の鬼」を作品に書き添えてありました。「めんどくさがりおに」、「なきむしおに」、と書かれた鬼がいたかと思うと、「ゲームおに」、「テレビみすぎおに」という鬼もありました。
 昨日は、各家庭で豆まきをしたところが多かったことでしょう。今朝通勤途中に、玄関先にまかれた豆が残っている場所を見つけました。誰が鬼の役をやったのかなと想像してしまいました。

2月3日(月)

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
 全校朝会は、先週行われた5年生の下田移動教室に関する話をしました。
・・・先週の水曜日から、2泊3日で5年生の下田移動教室がありました。城ケ崎ピクニカルコースを歩いたり、魚市場や下田海中水族館の見学、アジの干物作り体験をしたりと、下田の海の自然を生かした活動をたっぷりと行うことができました。また、3日間お世話になった宿舎では、夕食後に肝試しやキャンドルファイヤーをして、学年の全員で楽しく過ごすことができました。
 移動教室では、行動班や生活班というグループが決められていて、友達同士協力する力が試されます。班ごとに班長や副班長、食事係、保健係など、一人一人の役割が決められていて、仕事に責任をもって取り組まないと、みんなに迷惑がかかってしまいます。さらに、たった一人が集合時刻に遅れるだけで、全体に迷惑がかかります。ですから、移動教室は、そういう集団行動を学ぶ場でもあるのです。
 他の学年のみなさんも、日頃の学校生活を通して集団行動を学んでいます。このように全員そろってお話を聞いたり、係の仕事や給食当番・掃除当番の仕事をしたりするためには、人と人との協力が大切です。また、グループで話し合って考えをまとめたり、発表会の準備をしたりすることも、友達との協力が必要です。集団行動での基本は、いつも周りの人のことを考えて、人に迷惑をかけないということです。
 5年生のみなさんは、下田移動教室の3日間、様々な場面で先生方に指導を受けながらも、集団行動をしっかり学んでくることができました。特にすばらしいなと感心したのは、友達を大切にする姿です。もちろん、友達に温かい声かけをすることも大切ですが、言わなければならない時は、きちんと友達を注意してあげることも友達への優しさです。5年生のみなさんは、常にお互いを良くしていこうという正義感をもって行動しているなと思いました。その他にも、宿舎でトイレのサンダルをきちんとそろえることや、あいさつをしっかりすること、そして5分前行動を心がけることにもがんばりました。最高学年に向かう5年生として、とても立派な姿が光る移動教室になりました。・・・(後半は、節分に関する話もしました。)
 3日間にわたって撮りためた写真データを使って、下田移動教室の子ども達の様子を紹介する写真掲示物を作成しました。保健室前の掲示板にさっそく貼ったところ、休み時間に5年生の子ども達が集まってきました。(写真上)
 外に出かける時は、いつもコンパクトカメラで写真を撮っています。校内では一眼レフのカメラを使っているので、動きがあったり暗いところだったりしても、なんとか収めることができます。しかし、コンパクトタイプのデジカメでは、室内などの様子を撮るのが難しく、苦労します。そんな中でも、よく撮れた写真を編集して作成したら、A4版11枚になりました。肝試しでは、男女しっかり手をつないで恐々と歩く様子が写っていました。
 実は・・・連合書き初め展に出品された作品が戻ってきたので、写真の上に掲示することになりました。(移動教室の写真は、書き初めの裏に隠れています。)書き初めは2週間ほど掲示しておきますので、下田移動教室の写真はその後にご覧ください。
 3校時に、3年1組の授業観察がありました。理科「じしゃくのふしぎをしらべよう」の学習でした。3年生では、豆電球のあかりの学習に続いて、実験セットを使った磁石の学習に入っています。今日の学習では、磁石が離れたところから鉄を引きつけることを実験で確かめました。正確に調べるために、定規を使って何センチ離れたところから鉄が引きつけられるのかを調べていた子もいました。(写真中)
 また、「磁石の力は、間に別のものがあってもはたらくこと」についても実験しました。紙やプラスチックを間に挟んでも、磁石で鉄を引きつけることができます。磁石の力は目に見えないだけに、子どもにとってはとても不思議なものであり、興味・関心のある実験ができます。授業の後半は、磁石を使って各自が様々な実験を考えてやってみました。3年生の理科では、こういう「遊びの時間」が大切です。試行錯誤して遊ぶ中から磁石の性質に気づいていきます。
 5,6校時に、体育館で4年生が二分の一成人式の学年練習をしていました。今週の土曜日、学校公開の2,3校時に発表を行う予定です。第一部では、「成長の証」として、グループ発表があります。3学期に入ってから、友達と協力して練習してきました。今日は、最初のグループから通して練習をしていました。(写真下)竹馬や一輪車、フラフープなど、自分の得意なことやできるようになったことを発表します。(写真は、サッカーの発表)
 放課後、4年生の子ども達が手分けをして、先生方に招待状を渡しに行きました。私のところにも担当の子が招待状を手にやってきました。その子は、跳び箱の技を発表すると言っていました。当日の発表が楽しみです。

            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29