6月25日(火) その2伸びてきたつるは、支柱の囲みの中に入れておきました。アサガオは、自然につるを支柱に絡ませながら成長していきます。先週の土曜日が「夏至の日」でした。アサガオは単日植物なので、これから花芽がどんどんつき始めます。きっと夏休みに入る前には、色とりどりのアサガオの花が楽しめるはずです。 夏休み前に、保護者の方々にアサガオの鉢を家庭に持ち帰ってもらうことになります。アサガオは、夏の直射日光をそれほど必要としません。水切れしやすい植物なので、午前中に数時間陽が当たるだけで十分です。 6年生は理科の時間に、「体のつくりとはたらき」の学習をしています。吸った空気のゆくえ(呼吸のはたらき)についてや、食べ物のゆくえ(消化のしくみ)について学んでいます。今日は、ご飯が口の中で唾液と混ざり、どのような変化が起きるのかを実験していました。 チャックがついたビニール袋を2つ用意し、片方にはご飯粒と唾液、もう片方にはご飯粒と水を入れます。ビーカーに40度のお湯を入れ、両方の袋を温めます。(口の中を再現する為に、体温に近くする)また、途中でビニール袋をよくもみます。(口の中でよく噛んでいる状態を再現するため)しばらくしてから、ヨウ素液を数滴加えて反応を調べます。 水を加えたものは、米のでんぷんに反応して青紫色に変化します。一方、唾液を混ぜたものは、紫色の反応がうすく、でんぷんが少なくなったことが分かりました。(正確には、でんぷんが別のもの(糖)に変わった。)(写真下) 昔から、「よく噛んで食べなさい」と言われてきたのは、食べ物を消化しやすくするための言い伝えです。食べ物を細かくするとともに、唾液と良く混ぜることで消化が良くなります。ご飯を口に入れ、しばらく噛んでいると甘みを感じるようになります。唾液のはたらきで、でんぷんが糖に変わったからです。 今日は、梅雨の貴重な晴れ間になりました。3,4校時に、3年生が元気よくプールに入っていました。 6月25日(火) その1暗算は、数の感覚を磨いたり、活用したりするのに適した学習です。低学年までは、具体物(おはじきなど)を使って、直接数の操作をしてきました。中学年では、数字を見ただけで数の大きさを判断したり、数の分解ができるようにしていきます。 今日は、まず「54−38」の暗算の仕方を考えました。・・・自分なら、どのような暗算をするでしょうか? 頭の中で筆算を書いて行ったとしたら、「14−8=6」と「40−30=10」で16という答えが求まります。あるいは、十の位から先に引くと、「50−30=20」そして「24−8=16」となります。(私は、いつもこのやり方です) また、54を50と4に分けて考えると…「50−38=12」さらに、「12+4=16」となります。一方、38を30と8に分けて考えたら、「54−30=24」さらに「24−8=16」となります。ここまでの考え方は、どこかで繰り下がりのある引き算が含まれることになります。 では、こういう考え方はどうでしょう。38を40とみて、「54−40=14」、2つ多く引いたから、「14+2=16」…なるほど、ですね。こういうふうにすぐ考えられる人は、算数的なひらめきのあるタイプなのでしょうか。どのやり方が良いというのではなく、自分のやり方で間違えなく、そしてすばやく暗算ができれば良いのです。 子どもの頃、東京の親戚の家に遊びに行くと、ボーリング場によく連れて行ってもらいました。その頃のボーリング場は、現在の自動計算とは違います。ボールを投げるたびに、倒れたピンの数を自分で紙に書き込み、点数を計算しなければなりませんでした。スペアやストライクをとった時の計算の仕方を、親戚のおじさんから教えてもらいました。計理士をしていたおじさんの暗算がとても速くてびっくりしました。 5年生の社会科では、「食糧生産を支える人」の学習をしています。まず、毎日の食事で使われている農産物が、どこから届いているのかを調べることになりました。あるクラスで、先生が「野菜がどこから届けられているか、どうやって調べたらいいでしょう?」と聞いたら、「インターネットで調べます。」と答えた子がいました。さすが、時代だなと思いました。確かに、何でもインターネット、まずはインターネットで、という時代ではあります。5年生の先生としては、スーパーに行くなり、商品のパッケージや段ボールの産地名を調べるなり、自分の足を使って調べる活動を考えさせたかったのです。 3組では、新聞に入ってくる折込チラシを使い、野菜や果物の産地を白地図に記入させていました。(写真下)今は、野菜も果物も、そして鮮魚や精肉も、必ず産地を明記することになっています。産地は、消費者がその商品を選ぶ際に考慮する重要な項目となっています。 白地図に記入して調べてみると、日本の各地で様々な食糧が生産され、運ばれてきていることに気がつきます。また、外国からも多くの食糧が輸入されていることが分かりました。 6月24日(月)・・・6月の下旬となりました。今、この時期に畑でとれる野菜に、どのようなものがあるか知っていますか? 給食の時間に、放送で毎日の献立についてお知らせが流れます。よく聞いていると、どんな野菜がとれているのかが分かります。最近の給食のメニューに使われた野菜で紹介されたのは、キャベツやきゅうり、そして玉ねぎです。それらの野菜は、学校の隣の吉田さんの畑でとれて給食室に届けられているというように放送されていました。田柄小の給食に使われている野菜の多くは、毎朝近くの畑でとれた新鮮なものが届いています。とてもありがたいことですね。 学校の給食は、栄養士さんが献立を考え、給食主事さん達が毎日一生懸命作ってくださっています。栄養のバランスを考えて、そして全体の彩りが良くなるようにと、いろいろな食材が使われて作られています。食べ物の好き嫌いをせずに、きちんと食べているでしょうか。国語や算数の学習で難しい問題があっても、最後まで努力しなければならないのと一緒で、少しずつでも苦手な食べ物に挑戦していくことが大切です。あるいは、体育の時間に、苦しくても最後まで走り切らなければならないのと一緒で、きちんと食べようとがんばっていくことが大切です。逆に考えるならば、給食で苦手なものにがんばることができる子は、学習や運動にもがんばる心が育っていくのです。 これから夏にかけて、2年生が育てているナスやトマト、ピーマンなども旬の野菜となります。また、毎年7月には1年生がトウモロコシ、2年生が枝豆の収穫に吉田さんの畑に行きます。そして、その日の給食として、全校児童で味わうことになります。新鮮な野菜のおいしさを知り、好き嫌いのない食生活をめざしていきましょう。・・・ 栽培技術が進歩した現在は、旬が感じられないほど、一年中同じように野菜がスーパーに並んでいます。しかし、本当の野菜のおいしさを味わうには、その野菜の旬の時期のものを食べるのが一番です。今は、ちょうどじゃがいもの収穫の時期で、「新じゃが」が出回っています。そして、「新たまねぎ」の時期でもあります。 先週、私の家の近所の方から、どっさりと採れたての玉ねぎをいただきました。「こんなにどうやって食べよう…」と思いましたが、スライスしてドレッシングをかけるだけで「オニスラサラダ」が簡単に味わえます。いくらでも食べられるほどおいしいので、しばらくは毎日の食卓に上がるでしょう。給食は、生野菜が出せないため、さっとボイルしたものを工夫してサラダにしたりしています。いろいろな野菜のおいしさを子どものうちから分かるようになってほしいものです。(ちょうど今日の給食も、吉田さんの畑から直送されたキャベツときゅうりを使っていました。) 1年生の教室から、「おむすびころりん、すっとんと〜ん」と元気な音読の声が聞こえてきました。「おむすびころりん」は、昔話に興味をもたせるとともに、リズムの良い言葉の繰り返しを楽しむ教材です。1年生の各教室では、グループで協力して音読をする「音読発表会」を開いています。(写真上)一人で読むところや、みんなで読むところなどを工夫して、楽しい発表会になりました。 4年生は、雨の中を歩いて、光が丘消防署の見学に行ってきました。ホールでは、消防署の職員の仕事について詳しく話を聞くことができました。夜中でも火災や救急搬送があるので、24時間勤務の職員が交替制で働いているそうです。仮眠の時間があっても、緊急連絡があった場合には起きてすぐに出動します。子ども達が説明を聞いている最中にも、急病人の連絡が入り、救急車がサイレンを鳴らして出動していきました。 後半は、外で行われていた訓練の様子を見学しました。実際の火災に合わせた想定での訓練で、とても真剣に行っている様子が伝わってきました。(写真中) 3年生のカイコがほとんど繭になりました。子ども達が手に取って振ってみると、コロコロと音がします。中にさなぎが入っていることが分かりました。(写真下)繭を作っている糸を伸ばすと、1500m以上にもなると知って、子ども達は驚いていました。 観察が終わると、学年分の繭をまとめて理科室の冷蔵庫に保管しているそうです。常温のところでは、すぐに成虫が出てきてしまうからです。繭の中のさなぎには、もうしばらくじっとしていてもらう予定でいます。 6月21日(金) その2大型ディスプレイに実物投影機をつなぐと、子どもと同じものを使った操作を、クラス全員に分かりやすく示すことができます。(写真上)田柄小では、多くの先生達がこのような機器を使用して、子ども達の理解が進むように授業の工夫をしています。しかし、機器の数が限られているため、各階で使用する時間を調整しながら使わなければならないのが現状です。 他区に比べると、練馬区は教室のICT環境が大変遅れています。そこで、ようやくこの夏休み中に、全小中学校に対して一斉に、ICT環境が整うことになりました。小学校では、全ての教室(特別教室も含めて)に、実物投影機と大型ディスプレイ、そして指導者用端末(ノートパソコン)が配備されます。 配置されるからには、それらを効果的に授業の中で使用していかなければなりません。きっと、2学期の公開日や保護者会の時には、教室内の環境が様変わりした様子をご覧いただけると思います。 6年生は、国語の授業で「学級討論会をしよう」という学習をしています。相手の意図を聞き取り、自分の主張を伝える学習です。話し合うテーマは、子ども達の身近な問題について取り上げます。そのテーマは、どちらが正しいというものではなく、それぞれの意見が出やすいものを考えます。 討論会では、肯定派と否定派に分かれてチームをつくり、「最初の主張」を伝え合います。それを受けて相談タイムを設け、「質疑応答」のやり取り、さらに相談タイムの後に「最後の主張」で終わります。相手(討論会を聞く側のチームもあり)を納得させる話し方や理由付けが重要になります。 今日、2組で取りあげたのは、「学校にキッズ携帯やスマートフォンを持ってきて良いか」というテーマでした。不審者が出たら写真を撮ることもできるという肯定派の意見がありました。また、学校では先生達がいるので必要ないと主張する否定派の意見もありました。(写真下) 「おいしいものは、先に食べるべきか後に食べるべきか」というテーマで討論会をしても、結構盛り上がるものです。夜中のテレビ番組で、ディベートを行っている場面を見かけますが、小学生のうちから「話すこと・聞くこと」の力を身につけておくことが大切です。 6月21日(金) その1中休みには、4年生の他のクラスの子が4人でインタビューに来ました。「田柄小のキャラクターは、どうやってできたのですか?」…これも良い質問でした。「校長先生が田柄小に来る前の宮野校長先生が考えたキャラクターです。田柄小に関係のある3つのキャラクターでできています。カメ吉は、ミッキー池のカメです。けやきちゃんは、玄関前のけやきの木です。ター坊は、『たがらっこ』からラッコをイメージして作ったそうです。」校長室の中にある歴代の校長先生の写真を見せながら話をしました。4年生の新聞づくりを楽しみにしていたいと思います。 1校時に、3階の音楽室から子ども達の歌声が聞こえてきました。4年2組の音楽の授業で、「エーデルワイス」を歌っていました。音楽室に入ると、子ども達の前でベースを弾く西村先生の姿が…。(写真上)これぞTT(ティームティーチング)という名の協力授業です。 「エーデルワイス」は、ミュージカルの「サウンドオブミュージック」の挿入歌です。聞くところによると、音楽の授業でギターの弾き語りの話をしたところ、子ども達から「西村先生はギターが弾ける」という声が上がり、ゲストティーチャーとして参加することになったそうです。 西村先生は、今年度高学年(5,6年生)の理科専科を担当していますが、4年生各クラスに週1時間ずつ書写の指導もしています。児童とのかかわりを深めるためにも、このような取り組みは効果的です。 5年生は、家庭科の授業で裁縫の基本を学んでいます。今日は、5年3組が「なみ縫い」に挑戦していました。昨日のザリガニ釣り同様、先生がお手本を示すことはとても大切です。子ども達を前の方に集め、なみ縫いの方法や注意点、コツをしっかり指導していました。 子ども達と同じ大きさの練習布や針、糸を使うのでは分かりづらいので、教師用の教材を使っていました。(写真下)針は、畳屋さんで使うような大きさです。なみ縫いが終わり、裏で玉止めをしたとたん、子ども達から拍手が起こりました。玉止めがとてもきれいにできていたこともありますが、本物よりも大きな見本針でできたことへの拍手のようでもありました。 6月20日(木)あいさつ当番として、登校してくる子ども達を迎える側になってみると、気がつくことがいろいろあるはずです。それは、きちんと目を見てあいさつをしてくる子のすがすがしさであったり、気持ちの良いあいさつとはどういうものかということであったりします。5年生にとって、今後の自分自身のあいさつがすばらしいものになるようにつなげていってほしいと思いました。 1年生が、あおぞら農園で種まきをしていました。(写真上)フウセンカズラとコスモス、綿の花の3種類の種をまきました。綿は、私たちの服やタオルなど、古くから身近な繊維として親しまれています。ただ、その元となる植物が栽培されている姿を見たことのある子は少ないかもしれません。綿の花は、花後に種ができると、その周りにふかふかの白い綿毛がつきます。そして、その綿毛を集めると、繊維製品を作ることができます。 1年生は、生活科の学習として栽培していきます。秋に実ができてから、収穫した綿を使って、次の学習へと結び付けていけるように育てていきます。 2校時の後半に、避難訓練がありました。今月の訓練は、不審者対応の避難訓練でした。不審な人物が校内に入ってきた場合を想定し、児童の安全を確保するとともに、教職員が連携して警察に通報するという内容です。 授業中に副校長先生の放送が突然入りました。次の指示があるまで教室で静かに待つようにという内容で、教職員にはどこに不審者が侵入したかを伝える「暗号」になっています。各教室では、ドアを閉め、児童の安全を確保します。子ども達には全く見えていませんが、この間にどのようなことが行われていたのかというと・・・「マスクをした不審者役の先生が児童玄関から入ってきて、校内をうろうろします。それに気づいた主事さんが声をかけ、不審な人物であると判断し、近くの先生に伝えます。すぐに職員室にいる副校長先生に伝わり、校内放送を入れるとともに、警察に連絡をします。手の空いている職員がさす股を持ってかけつけ、応接室に誘導する。」・・・という設定でした。今年の不審者役の先生はとても穏やかで、すんなりと応接室に入ってくれました。(写真中) 警察が来て不審者が確保されたという仮定で職員の訓練は終了し、全校児童を体育館に集めました。今日の訓練の概要を伝えるとともに、最近全国で突発的な事件・事故が多発していることを話しました。突然車が衝突してきたり、刃物を持った人が暴れたりするというニュースが、非常に多くなっています。防ぎようがないというものもありますが、命を守るために可能なことはしなければなりません。まずは校内に不審者が入ってきた場合には、先生達でできる限りのことをするので、放送の指示や近くの先生の言うことに従うようにと話をしました。 3,4校時に、1年3組がミッキー池でザリガニ釣りをしていました。竿に結んだタコ糸の先には、スルメがつけてあります。友達と順番に竿を持ち、ザリガニが釣れるのを待ちました。 スイレンの葉っぱの陰から真っ赤なハサミが見えると、「いたいた!」と喜び勇んでそちらの方に竿を差し伸べます。でも、子ども達はすぐに竿を上げてしまうので、なかなかザリガニを釣り上げることができませんでした。 最初に釣れたのは、担任の先生でした。(写真下)やっぱり何事も教師がお手本を見せるということは、とても大切なことであり、子どもへの指導に絶大な効果をもたらします。大きなザリガニを釣り上げてみせると、子ども達のやる気がさらに盛り上がってきました。 結局、クラス全員で、大小さまざまなサイズのザリガニを十数匹釣り上げることができました。ザリガニは、5校時に子ども達の観察カードのモデルとなりました。そしてその後は、またミッキー池に戻されました。ホッとしたザリガニたちでしたが、明日また別のクラスが釣り上げることになるかもしれません。 6月19日(水)着替えから整列、プールでの約束など、一つ一つていねいに指導を受けてから、いよいよ水に入ることになりました。・・・しかし、その前にやるべきことが…。プールに入る前に、シャワーで体を洗わなければなりません。先生がシャワーの栓を開けると、勢いよく上からも横からもシャワーが飛び出してきます。水泳の帽子をとって、頭や体をこすりながらどしゃ降りのシャワーの雨を通らなければなりません。今年の1年生の子ども達は、それほど戸惑うこともなく、シャワーを浴びることができたようでした。(写真上) 一昔前の学校のプールは、シャワーの前に腰洗い槽と呼ばれる場所がありました。薬品を入れたお風呂のようなもので、腰までつかってからシャワーを浴びることになっていました。薬品と言っても、プールに入れる塩素を通常よりも濃くしたものです。アレルギー対応などを考慮し、今はシャワーをしっかり浴びることでプールに入れるようになりました。また、プール後の洗眼も今は強制ではありません。 5年生の理科の授業では、メダカの卵の観察をしています。先月から次々と卵が産みつけられ、小さなビニール袋に入れて何日目の卵かを記録してあります。双眼実態顕微鏡や解剖顕微鏡を使ってのぞいてみると、目がはっきりとできあがってきている様子や、心臓や血液の動きが手に取るように分かります。(写真中) 卵の周りにたくさんの毛のようなものが生えていることにも気がつき、子ども達が質問してきました。メダカは、普段は流れのある川や池に生息しています。水草に卵がしっかりくっついて、流されないようにするための仕組みであるということが分かりました。 6年生の家庭科の授業では、「夏を涼しくさわやかに」という学習をしていました。(写真下)家庭での暮らし方を学ぶのが家庭科の学習です。これから蒸し暑い夏がやってきますが、普段自分の家でどのように暑さに対する工夫をしているのかを考えてみました。 今はエアコンや扇風機などの電化製品が中心になりますが、それらに頼らなくても様々な工夫があります。家の中の風通しを考えたり、日除けの工夫、水をまくということもよく行われています。また、服装を考えることも大切です。さらに、着るものの素材や色合いで涼しさを変えることできます。 今後は、エアコンの設定の仕方や快適に過ごすための衣類の着方について詳しく学んでいきます。 6月18日(火) その22週間前にプール清掃がありました。ヤゴを捕まえるために、プールの水を全部抜かずに少し残しておいてもらいました。いくつかのクラスでつかまえたヤゴを容器に入れて飼っています。1年1組では、先日も1匹トンボになったようで、みんなで逃がしてあげたそうです。 今回は、珍しく子ども達が学校にいる時間帯に羽化が始まりました。普通、ヤゴは日没後に水の中から出てきて、明け方羽化するようです。その方が敵に襲われる危険が少ないためでしょうか。教室ではそのような危険はないと思ったのか、昼間安心して羽化に至ったのかもしれません。まだ羽はやわらかそうで、体全体が青みがかった白い色をしていました。 給食が終わり、元気アップタイムが始まった頃、また教室に行ってみました。羽をしっかり広げ、立派なトンボになっていました。(写真下)ほんの数時間でこのような変化をとげる、生命の神秘を感じました。1年生の子ども達にとっても、貴重な体験ができました。 子どもの頃に見た、セミとアゲハの羽化を思い出しました。夏休みのラジオ体操に行く途中、アブラゼミの幼虫の背中から青白い成虫が出てきているのを発見しました。ラジオ体操が終わってすぐにその場所に行ってみると、少しずつセミの羽が伸びてくるところでした。 アゲハチョウは、正式にはキアゲハです。にんじん畑にいた幼虫をビンの中で飼っていました。明け方、母親に起こされてビンの中を見ると、さなぎから成虫が出てくるところでした。少しずつ変化していくチョウを、息をひそめてじっと見つめていました。・・・子どもの頃に見たこのような記憶は、しっかり脳裏に残っているものです。 6月18日(火) その1卵から生まれたばかりの1か月前は、虫眼鏡で見ないと分からないくらい小さな幼虫でした。毎日学校の桑の木から新鮮な葉を摘んできて、カイコにたっぷり与えて育ててきました。体の大きさとともに、フンの大きさも大きくなってきました。 きっと他の幼虫も次々と繭を作ることでしょう。今後、繭をどうするかを考えておかないと、すぐに成虫が出てきてしまいます。さあ、3年生はカイコの繭をどのように利用するのでしょうか。 いよいよ今年度の水泳指導が始まりました。3,4校時は3年生、5,6校時は5年生がプールに入りました。 3年生が水泳指導をしている様子を見に行くと、水温は24度でしたが、プールサイドの気温は30度近くを指していました。シャワーの水はまだ冷たく感じたようですが、プールの中はとても気持ちよさそうでした。(写真下) 昨日、田柄スイミングとの打ち合わせがありました。来月、高学年の水泳指導の時間に、田柄スイミングのコーチに来ていただき、平泳ぎを中心に指導をしていただけることになりました。これは、昨年度から実施している地域連携事業として行います。今日の3年生の水泳指導でも、地域の方に指導補助として入っていただいています。 6月17日(月)・・・今日から水泳指導が始まります。水泳は全身運動として、体全体の筋肉を使い、体力がたくさんつきます。また、それだけでなく水の中での安全な身の守り方を学ぶ大切な学習でもあります。毎年、夏の海や川で水の事故で亡くなる人が何百人といます。必ずしも泳ぎが得意であれば水の事故にあわないというわけではありませんが、少しでも泳ぐ技術を身につけていれば自分の命が助かることにつながります。 暑い日にプールに入ることができるととても気持ちのよいものです。しかし、一歩間違えると命にかかわる大変な事故にもつながりかねません。体育の授業の中でも、一番危険が伴う勉強であることを覚えておいてください。ですから、常に指導される先生方の話をしっかり聞き、水泳の約束をきちんと守ることが大切です。安全に気をつけ、水泳の学習に進んで取り組み、体力をしっかりつけられるようにがんばりましょう。・・・ 続いて、児童代表の言葉は、2年生が担当しました。ステージ上で、はっきりとした口調で水泳の学習に対する目標を堂々と述べていて、とても立派でした。さらに感心したのは、原稿用紙を手にしていながら、一度も見ないで発表していたことです。全校児童はもとより、体育館にいた先生達全員がそう思ったはずです。(写真上)2年生の先生に聞いたら、学年全員が水泳の学習に向けた作文を書き、その中から代表を選んだということでした。 今日はまだ水泳指導を行った学年はありませんでしたが、1年生は各クラスで水泳の事前指導をしていました。プールバックの中から水着や帽子、タオルを出して、どのように使うのかを指導していました。また、実際に水着に着替える練習も行っていました。 南校舎1階に、「校長先生より」という掲示板があります。(保健室の向かい側の掲示板です)最近の行事の写真資料を作ったので、今朝、全面的に貼り替えをしました。新しく掲示したのは、「5年生の田植え」と「ふれあい大相撲」、「6年生の武石移動教室」の写真です。 休み時間に、さっそく廊下を通る子ども達が立ち寄って見ていました。特に5年生にとっては移動教室が初めてなので、どんな様子なのかと興味深げに見入っていました。(写真中)ちなみに、今年の5年生の移動教室は、10月31日〜11月2日の2泊3日で、千葉県の岩井に行く予定です。 5年生の国語の教科書に、「古典の世界」という単元があります。小学校の国語の授業では、日本古来の文学に親しみをもたせる内容が盛り込まれています。学年の発達段階に合わせて、3年生から古典や文語文に少しずつ触れられるように、教科書に登場してきます。 5年生のこの単元は、2時間扱いではありますが、それぞれの古典の内容にかかわる絵巻物の挿し絵を入れながら、かなり詳しく引用しています。「今は昔、竹取の翁といふものありけり。」で始まる「竹取物語」の冒頭部分。「祇園精舎の鐘の声、」で始まる「平家物語」の冒頭部分。「つれづれなるままに、」で始まる「徒然草」。「月日は百代の過客にして、」で始まる「奥の細道」。・・・多分、保護者の皆様は、中学校で習ったのではないでしょうか。今は、5年生の国語の教科書に掲載されています。ただ、古典に親しむという目標なので、言葉の響きやリズムを味わったり、様子を想像したりしながら音読するという学習です。内容を詳しく学習し、文法を学ぶわけではありません。 1組では、「平家物語」の冒頭部分の暗唱を宿題に出していたようです。一人ずつ前に出て、「祇園精舎」から「ひとへに風の前の塵に同じ。」までを覚えられたか、発表させていました。(写真下)子ども達は、何度か繰り返し音読するうちにすぐに覚えてしまうものです。一度覚えておくと、きっと中学、高校での古典の学習の時に役立つことでしょう。 6月14日(金)今年の6年生は、移動教室中の夜に関しては、比較的すぐに寝ていた子が多かったように思います。中にはパスの中で熟睡したためか、あるいはいつもと寝る場所が違うからか、なかなか寝付けない子もいました。「やっぱり自分の家の布団が一番落ち着く…」という思いも味わえたはずです。 6年生は、武石移動教室のしおりや見学先のパンフレットを用意して、振り返りの新聞づくりに取り組んでいました。夕方、部屋で書いた日記をたよりに、思い出を掘り起こしながら新聞形式にまとめていました。(写真上) 数年前まで、6年生の移動教室は、火曜日出発で金曜日帰校の日程になっていました。それが、6年生を月〜木曜、5年生を木〜土曜という一週間の組み方をするようになり、6年生は帰ってきた翌日(金曜日)も授業日となりました。 しかし今日は、午後から「こころの劇場」の観劇がありました。移動教室のまとめをしてから早めに給食を食べ、練馬文化センターに出かけました。「こころの劇場」は、劇団四季が小学生を招待して行うミュージカルです。最近、練馬文化センターで行われるようになったこともあり、田柄小も毎年応募するようにしています。今年は、「カモメに飛ぶことを教えた猫」という、劇団四季が取り組む初めての演目を観ることができました。プロの劇団が体全体で演じるミュージカルのすばらしさに圧倒されて帰ってきました。 4週間にわたって取り組んできた「春の読書旬間」が今日で最終日となりました。どれだけ読書に取り組むことができたでしょうか。読書旬間中は、低学年を中心に、図書室をよく利用していました。今日は、1年1組の子ども達が図書室にやって来て、思い出に残った本の記録を書いていました。(写真中) 自分が読んだ本の中から、友達に紹介したいお気に入りの本を用意し、カードに題名や絵を書きます。図書室の大きな机の上に、いろいろな絵本が並びました。どの絵を描こうかと、絵本のページを何度もめくっていました。 来週から、いよいよ水泳指導が始まります。今日の中休みに、運動委員会の児童が体育館に集合し、月曜日のプール開き朝会の練習をしていました。毎年、プール開きとして、水泳指導上の注意を全校で確認するとともに、笛の合図の動きを運動委員会の児童がお手本となって行うことになっています。 各教室では、来週から使うプールカードが配られていました。水泳指導がある日に検温して記入してくることや、家の人に押印してもらうこと・・・その他、爪をしっかり切ってくることなど、カードに書かれていることを子ども達に細かく指導していました。(写真下)低学年では、気温や水温が足りずにプールに入ることができなくても、最初のうちは着替えを練習することもあります。水着の用意を欠かさずにお願いします。 移動教室4日目の様子歴史館には、すでにたくさんの学校が見学に来ていました。館内の説明を受けてから、班ごとに自由見学としました。長野県の野尻湖で発掘されたナウマンゾウから始まり、県内各地で出土した土器の数々、近代の養蚕業の様子など、時代を追ってたくさんの展示物がありました。 次に、山の中腹にある森将軍塚古墳に行きました。山道を歩いて15分ほどのところに、全長100mの立派な前方後円墳が復元されていました。古墳の上から眺める長野の景色は最高でした。遠くには、真っ白な雪が残る北アルプスの山々もはっきりと見えました。 お弁当は、科野(しなの)のムラという縄文時代の住居跡を再現した公園で食べました。全ての行程が終わり、学校を目指してバスに乗りました。ほぼ予定通りに学校に到着し、元気な姿で帰校式を行いました。 一週間前に梅雨に入り、雨が心配された移動教室でした。初日は大幅に行程を変更することがあったものの、2日目からはほぼ計画通りに進めることができました。この4日間の体験が、今後の6年生の子ども達にとって、大きな成長へと結びつくことを期待しています。 移動教室3日目の夜〜4日目の朝の様子キャンプファイヤー場は、宿舎から草原を降りたところにあります。高く積まれた薪の周りに並び、火の神の入場を待ちました。第一部は、迎え火の集い・・・火の神が登場し、4つの火に分火して点火する儀式です。火の神から、友情、勇気、感謝、希望の4つの火を与えてもらい、点火しました。 第二部は、赤々と燃える火の周りで、全員で楽しくダンスやゲームで盛り上がりました。音楽がかかると、薄暗くなった野外での開放感も加わり、みんなノリノリで踊り始めました。ダンスは、2つのゲームを挟んで4曲ありました。踊ることが大好きで、リズム感の良い6年生です。係の子ども達がしっかり自分の役割を果たしていたことも印象に残りました。 最終日、4日目の朝を迎えました。まずは、部屋の中をすっかりきれいにして帰る準備をしなければなりません。シーツと枕カバーを外し、きれいにたたんで集めます。布団は、たたみ方の見本通りにしまわないと、やり直しになります。 部屋の友達と協力して押入れに片付けていました。 子ども達は、シーツや布団を自分でたたむということを、日常的にどれだけ経験しているでしょうか。日頃の家庭生活において、子どもに身につけさせるべきことはたくさんあるものです。宿泊学習を通してみると、そのような部分が多く見えてきます。 雲一つない青空の下、たくさんのエゾハルゼミや鳥の鳴き声のする中で、閉校式を行いました。4日間お世話になった宿舎の方々に感謝の気持ちを伝え、武石の空気をたっぷり吸ってバスに乗りました。 予定通り、長野県立歴史館に向かいます。 移動教室3日目の様子子ども達は、地図を頼りに、田んぼが広がるのどかな風景を眺めながら歩きました。チェックポイントでは、クイズや早口言葉など様々な問題が出され、協力して楽しく歩くことができました。 後半の武石公園では、小高い丘の上を歩きました。つり橋を渡ったり、生い茂った草むらを進む歩きがいのあるコースでした。 ともしび博物館脇の公園がゴール地点で、そこでお昼を食べる予定でした。しかし小雨が降ってきたために、予定を変更して美ヶ原高原美術館でお弁当を食べることにしました。 美ヶ原高原美術館は、広大な敷地内にたくさんの彫刻があり、歩いてまわる場所です。レストランの一角を借りて、お弁当を食べてから、傘を持って見学に行きました。 外はかなり寒く、おまけに霧に包まれ、辺り一面真っ白でした。時折雨が降りしきる中、やっとの思いでクラス写真を撮りました。 しばらくして、班ごとに園内の彫刻を見ながら歩いているうちに、急に霧が晴れて青空が広がってきました。今まで見えていなかったたくさんの彫刻が目の前に現れてきました。 2時から、楽しみにしていたお土産の購入の時間でした。財布を手に、お土産品コーナーに行きました。家族一人一人の顔を思い浮かべながら、一生懸命考えて買い物をしていました。 せっかく視界が開け、遠くの山々や小さな街並みが見渡せるようになったので、バスに乗る前にもう一度クラス写真を撮りました。 すっかり天候が回復したので、移動教室最後の夜は、キャンプファイヤーができそうです。 移動教室2日目の夜〜3日目の様子ドッジボールは、全体が6チームに分かれ、体育館の3つのコートで一斉に行いました。ボール運びリレーは、新聞紙にボールをのせて、2人組で運ぶルールでした。新聞紙が破れないように協力して運んでいました。 3時のおやつは、一年前の下田移動教室でも行ったゲームです。再度登場したということは、子ども達にとって相当根強い人気があるゲームということです。リズムに合わせてポーズを取り、前にいる係の子と同じポーズだとアウトになります。誰が最後まで残っているかを競います。こんな単純なゲームでありながら、一体感をもって楽しめる6年生の素晴らしさを感じました。 3日目は、時折日が差す気持ちの良い気候になりました。朝食後、宿舎をバックに学年集合写真を撮りました。学年全員で4列になり、様々なポーズをつけながら何枚か写真を撮りました。この写真は、卒業アルバムの表紙裏に使われます。(中央に隙間を開けているのは、見開きページの部分のためです。) 宿舎の敷地はたいへん広く、なだらかな斜面の草原で1時間近くたっぷり自由時間を過ごしました。走り回ったり鬼ごっこをしたり、自然の中で目一杯体を動かして遊びました。 ボールやフリスビーなどの遊び道具を用意してきましたが、先生達はあえて用具を与えずに自然の中で遊ばせることにしました。草の上で走り回る子、寝転ぶ子・・・やがて、シロツメクサで花冠を作り始め、モデル気分で写真を撮ってもらう子達も現れました。 今日はこの後、村内ウォークラリーと美ヶ原高原美術館に行く予定です。 移動教室2日目の様子 その2はるか昔の縄文時代の人々は、遠くからこの長和町にある黒耀石を手に入れるためにやってきました。生活に必要な道具を作るために、黒耀石が貴重な材料となりました。 地図もない、道路もない、乗り物もない時代に、よくこんな山奥に黒耀石があるということを知り、はるばるやって来たものです。 黒耀石体験ミュージアムでは、様々な体験ができるようになっています。勾玉のペンダントや黒耀石で作る矢じり、骨角器のペンダント、縄文織りのコースターなど、あらかじめ申し込んだ体験コースに挑戦しました。 どの体験コースも、根気のいる作業でした。サンドペーパーでひたすら磨いたり、黒耀石を少しずつ砕いたりしながら仕上げていきました。1時間半かけてやっと出来上がった自分だけの貴重なおみやげになりました。 宿舎に戻ってから、室内レク係が集まり、体育館でのレクレーションの準備を始めていました。午後から時折雨が降り始めたので、キャンプファイヤーの予定を明日の室内レクと入れ替えて行うことになりそうです。 部屋に戻ると、毎日しおりに日記を書きます。その日の出来事をメモしておくことで、学校に帰ってからのまとめに役立ちます。子ども達の部屋は、6〜7名ずつの一部屋で、十分な広さがあります。トランプなどのカードゲームをして、楽しく過ごしている部屋もありました。 今日もみんな元気良く過ごしています。 移動教室2日目の様子あらかじめ班の中で係が決めてあり、飯盒やかまど、野菜を切る係ごとに牧場の人から説明を聞きながら作業を進めました。 6年生は、今まで何度も家庭科の時間に調理実習をしてきているので、包丁の使い方は慣れています。しかし、飯盒でご飯を炊いたり、かまどに火をつけたりするのは初めての経験です。大きな火がつくと、こわごわとかまどに飯盒をのせていました。 牧場のスタッフの皆さんの熱心な指導のおかげで、どの班もまずはご飯が上手に炊けました。飯盒を下ろしたかまどに鉄板を乗せ、今度は野菜や牛肉を焼きました。火力が強く、こげないように焼いていくのが大変でした。 出来上がったご飯と野菜、肉は、班のみんなで仲良く分けて食べました。苦労して食べた味は、子ども達の心に残るものになりました。 片付けをした後、牧場内で動物と触れ合う時間がとれました。馬やヤギを間近で見たり、手で触ったりしました。産まれたばかりの子ヤギがたくさんいて、草を取って差し出すと、子ども達の方に寄ってきました。 バーベキューで動物の命をいただくとともに、牧場で生まれた新たな生命に触れ合う体験ができました。 移動教室1日目〜2日目の朝の様子夕食は、食事係が準備をした後、全員揃っていただきますをしました。すぐにご飯をお代わりに来る子が何人かいて、初日から食欲が旺盛な様子でした。・・・ところが、各テーブルをまわってみると、ハンバーグがのったお皿の野菜に全く手をつけていない子が何人もいることに気がつきました。 一年前の下田移動教室でも偏食の多さを感じました。(昨年度の学校だより7月号に、移動教室から感じた食育の大切さについて書いています。)あれから一年、子どもの偏食はそう簡単には変わらないものです。2日目の朝食はバイキングになりますが、お皿の上の光景がなんとなく想像できます。その前に、朝会で指導するようにします。 1日目の夜は、肝試しを行いました。これも単独校だけに、気兼ねなく館内を使って行うことができました。スキー庫からスタートし、1階から2階、さらに3階の研修室を通り、体育館がゴールのコースでした。 肝試し係の子ども達が怖い話をしてから、くじ引きで決めた2人組でスタートしていきました。館内のあちこちから悲鳴や歓声が響きわたりました。暗闇でじっと待つ係の子どもの方が怖がっている場面も見られました。 2日目の朝を迎えました。6時に起床、検温し、みんな元気そうです。6時半から、宿舎前の芝生広場で朝会をしました。外に出てすぐに、空気の違いを感じることができました。たくさんの鳥の鳴き声の中、気持ち良くラジオ体操をしました。 午前中は晴れの予報が出ているので、飯盒炊さんが予定通りできそうです。 移動教室1日目の様子出発式は、雨のために体育館で行いました。室岡先生が雨を吹き飛ばすようなハイテンションで司会をした出発式でした。 1号車のバスに一緒に乗り、学校を後にしました。高速に乗ると、バスレクの係の子ども達が大活躍でした。CDをかけると、率先してマイクを持つ子ども達の歌声が上手なので、びっくりしました。 長野県に入ると空が明るくなり、ところどころに青空が見えるほどでした。予定よりも早く、車山高原の駐車場にバスが着きました。さすがに高原だけあって、辺り一面真っ白な霧に包まれていました。 霧雨程度なら・・・ということで、カッパを着てリフトに乗り、ハイキングを行うことにしました。全員がリフトで山頂を目指したとたん、次第に雨粒が大きくなり始めました。予定では、リフトを2つ乗り継いで山頂に行く予定でしたが、急遽変更して第1リフトに再度乗ってバスに戻ることにしました。 カッパを着ていてもかなり濡れてしまった子が多かったため、八島湿原に寄らずに、すぐに宿舎に向かうことにしました。 急な変更にすぐに対応していただき、ベルデ武石の職員の方々に温かく迎えてもらいました。体育館でお弁当を食べ、開校式を行いました。 ハイキングができなかった分、体育館でレクレーションをしたり、早めにお風呂に入ってゆっくり過ごす予定です。 6月8日(土) その2最初に、力士さんへの質問コーナーがありました。力士さん達は、好き嫌いせずにたくさん食べて体を大きくしているということが分かりました。次に、四股(しこ)をふんだり、体の柔軟体操を一緒に行いました。毎日体を鍛えている力士さん達は、とても体が柔らかく、びっくりしました。 腕相撲対決では、PTAの副会長さんや学校の先生達が次々と挑戦しましたが、だれも勝てませんでした。腕の太さから圧倒的に違いました。綱引き対決では、子ども達が力を合わせて力士さん達に挑戦してがんばりました。(写真上)学校の先生チームも挑戦し、見事に勝利しました。(真剣勝負で挑んだ大金星でした!) お待ちかねの「お相撲をとろう!」のコーナーでは、子ども達がたくさん土俵に上がり、何人もの力を合わせて挑戦しました。一生懸命押してもびくともしない体に、みんなびっくりしていました。力士さんは、土俵の中を逃げ回ったり、一人一人を持ち上げたりと、いろいろな妙技を駆使しながら子ども達に応戦していました。とても大きくて強い力士さん達とふれ合うことができた「大相撲」になりました。(写真中) 子ども達の次は、大人の挑戦です。PTAの副会長さんや先生達が果敢に挑戦し、本格的な大相撲が続きました。大歓声の中、最後に私も挑戦させてもらいました。力士さんの大きな体とがっぷり四つに組むと、とてもかたい筋肉の塊を感じました。我ながらきれいな上手投げで、白星をあげることができました。(写真下・・・子ども達との対戦もそうですが、力士さん達の負け方はとても手慣れたものです。きれいな受け身で、こちらに合わせて対戦を楽しくしてくれていることが伝わってきました。) 峰崎部屋の力士さん、そしてPTAの担当委員の皆様、どうもありがとうございました。 |
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