「わくわく・どきどき」の学びを目指して

移動教室3日目の夜〜4日目の朝の様子

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3日目の夜は、キャンプファイヤーを行いました。月や星がきれいに見える夕空となり、移動教室最後の夜にすばらしい思い出を添えることができました。
キャンプファイヤー場は、宿舎から草原を降りたところにあります。高く積まれた薪の周りに並び、火の神の入場を待ちました。第一部は、迎え火の集い・・・火の神が登場し、4つの火に分火して点火する儀式です。火の神から、友情、勇気、感謝、希望の4つの火を与えてもらい、点火しました。
第二部は、赤々と燃える火の周りで、全員で楽しくダンスやゲームで盛り上がりました。音楽がかかると、薄暗くなった野外での開放感も加わり、みんなノリノリで踊り始めました。ダンスは、2つのゲームを挟んで4曲ありました。踊ることが大好きで、リズム感の良い6年生です。係の子ども達がしっかり自分の役割を果たしていたことも印象に残りました。
最終日、4日目の朝を迎えました。まずは、部屋の中をすっかりきれいにして帰る準備をしなければなりません。シーツと枕カバーを外し、きれいにたたんで集めます。布団は、たたみ方の見本通りにしまわないと、やり直しになります。 部屋の友達と協力して押入れに片付けていました。
子ども達は、シーツや布団を自分でたたむということを、日常的にどれだけ経験しているでしょうか。日頃の家庭生活において、子どもに身につけさせるべきことはたくさんあるものです。宿泊学習を通してみると、そのような部分が多く見えてきます。
雲一つない青空の下、たくさんのエゾハルゼミや鳥の鳴き声のする中で、閉校式を行いました。4日間お世話になった宿舎の方々に感謝の気持ちを伝え、武石の空気をたっぷり吸ってバスに乗りました。
予定通り、長野県立歴史館に向かいます。


移動教室3日目の様子

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午前中は、村内ウォークラリーを行いました。バスで15分ほど行くと、旧武石村の中心地に着きます。妙見寺をスタート地点として、行動班ごとに間隔をおいてウォークラリーに出発しました。引率の先生達が手分けをして7つのチェックポイントに立ち、子ども達が来るのを待ちました。
子ども達は、地図を頼りに、田んぼが広がるのどかな風景を眺めながら歩きました。チェックポイントでは、クイズや早口言葉など様々な問題が出され、協力して楽しく歩くことができました。
後半の武石公園では、小高い丘の上を歩きました。つり橋を渡ったり、生い茂った草むらを進む歩きがいのあるコースでした。
ともしび博物館脇の公園がゴール地点で、そこでお昼を食べる予定でした。しかし小雨が降ってきたために、予定を変更して美ヶ原高原美術館でお弁当を食べることにしました。
美ヶ原高原美術館は、広大な敷地内にたくさんの彫刻があり、歩いてまわる場所です。レストランの一角を借りて、お弁当を食べてから、傘を持って見学に行きました。
外はかなり寒く、おまけに霧に包まれ、辺り一面真っ白でした。時折雨が降りしきる中、やっとの思いでクラス写真を撮りました。
しばらくして、班ごとに園内の彫刻を見ながら歩いているうちに、急に霧が晴れて青空が広がってきました。今まで見えていなかったたくさんの彫刻が目の前に現れてきました。
2時から、楽しみにしていたお土産の購入の時間でした。財布を手に、お土産品コーナーに行きました。家族一人一人の顔を思い浮かべながら、一生懸命考えて買い物をしていました。
せっかく視界が開け、遠くの山々や小さな街並みが見渡せるようになったので、バスに乗る前にもう一度クラス写真を撮りました。
すっかり天候が回復したので、移動教室最後の夜は、キャンプファイヤーができそうです。


移動教室2日目の夜〜3日目の様子

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2日目の夜は、体育館で室内レクを行いました。ドッジボールとボール運びリレー、「3時のおやつ」のゲームで盛り上がりました。
ドッジボールは、全体が6チームに分かれ、体育館の3つのコートで一斉に行いました。ボール運びリレーは、新聞紙にボールをのせて、2人組で運ぶルールでした。新聞紙が破れないように協力して運んでいました。
3時のおやつは、一年前の下田移動教室でも行ったゲームです。再度登場したということは、子ども達にとって相当根強い人気があるゲームということです。リズムに合わせてポーズを取り、前にいる係の子と同じポーズだとアウトになります。誰が最後まで残っているかを競います。こんな単純なゲームでありながら、一体感をもって楽しめる6年生の素晴らしさを感じました。
3日目は、時折日が差す気持ちの良い気候になりました。朝食後、宿舎をバックに学年集合写真を撮りました。学年全員で4列になり、様々なポーズをつけながら何枚か写真を撮りました。この写真は、卒業アルバムの表紙裏に使われます。(中央に隙間を開けているのは、見開きページの部分のためです。)
宿舎の敷地はたいへん広く、なだらかな斜面の草原で1時間近くたっぷり自由時間を過ごしました。走り回ったり鬼ごっこをしたり、自然の中で目一杯体を動かして遊びました。
ボールやフリスビーなどの遊び道具を用意してきましたが、先生達はあえて用具を与えずに自然の中で遊ばせることにしました。草の上で走り回る子、寝転ぶ子・・・やがて、シロツメクサで花冠を作り始め、モデル気分で写真を撮ってもらう子達も現れました。
今日はこの後、村内ウォークラリーと美ヶ原高原美術館に行く予定です。


移動教室2日目の様子 その2

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午後は、黒耀石体験ミュージアムに行きました。長野県長和町は、黒耀石のふるさととされているところです。
はるか昔の縄文時代の人々は、遠くからこの長和町にある黒耀石を手に入れるためにやってきました。生活に必要な道具を作るために、黒耀石が貴重な材料となりました。
地図もない、道路もない、乗り物もない時代に、よくこんな山奥に黒耀石があるということを知り、はるばるやって来たものです。
黒耀石体験ミュージアムでは、様々な体験ができるようになっています。勾玉のペンダントや黒耀石で作る矢じり、骨角器のペンダント、縄文織りのコースターなど、あらかじめ申し込んだ体験コースに挑戦しました。
どの体験コースも、根気のいる作業でした。サンドペーパーでひたすら磨いたり、黒耀石を少しずつ砕いたりしながら仕上げていきました。1時間半かけてやっと出来上がった自分だけの貴重なおみやげになりました。
宿舎に戻ってから、室内レク係が集まり、体育館でのレクレーションの準備を始めていました。午後から時折雨が降り始めたので、キャンプファイヤーの予定を明日の室内レクと入れ替えて行うことになりそうです。
部屋に戻ると、毎日しおりに日記を書きます。その日の出来事をメモしておくことで、学校に帰ってからのまとめに役立ちます。子ども達の部屋は、6〜7名ずつの一部屋で、十分な広さがあります。トランプなどのカードゲームをして、楽しく過ごしている部屋もありました。
今日もみんな元気良く過ごしています。

移動教室2日目の様子

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午前中は、バスで1時間ほどのところにある鷹山ファミリー牧場に行きました。牛や馬を始め、たくさんの動物と触れ合ったり、様々な体験ができる牧場です。
あらかじめ班の中で係が決めてあり、飯盒やかまど、野菜を切る係ごとに牧場の人から説明を聞きながら作業を進めました。
6年生は、今まで何度も家庭科の時間に調理実習をしてきているので、包丁の使い方は慣れています。しかし、飯盒でご飯を炊いたり、かまどに火をつけたりするのは初めての経験です。大きな火がつくと、こわごわとかまどに飯盒をのせていました。
牧場のスタッフの皆さんの熱心な指導のおかげで、どの班もまずはご飯が上手に炊けました。飯盒を下ろしたかまどに鉄板を乗せ、今度は野菜や牛肉を焼きました。火力が強く、こげないように焼いていくのが大変でした。
出来上がったご飯と野菜、肉は、班のみんなで仲良く分けて食べました。苦労して食べた味は、子ども達の心に残るものになりました。
片付けをした後、牧場内で動物と触れ合う時間がとれました。馬やヤギを間近で見たり、手で触ったりしました。産まれたばかりの子ヤギがたくさんいて、草を取って差し出すと、子ども達の方に寄ってきました。
バーベキューで動物の命をいただくとともに、牧場で生まれた新たな生命に触れ合う体験ができました。

移動教室1日目〜2日目の朝の様子

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初日の午後は、早めに宿舎に着いたので、時間をたっぷり使うことができました。体育館を開放してもらい、レクレーションをしたり、部屋の中で楽しく過ごしたりしました。また、今回は単独校なので、お風呂の時間にも余裕をもって入ることができました。
夕食は、食事係が準備をした後、全員揃っていただきますをしました。すぐにご飯をお代わりに来る子が何人かいて、初日から食欲が旺盛な様子でした。・・・ところが、各テーブルをまわってみると、ハンバーグがのったお皿の野菜に全く手をつけていない子が何人もいることに気がつきました。
一年前の下田移動教室でも偏食の多さを感じました。(昨年度の学校だより7月号に、移動教室から感じた食育の大切さについて書いています。)あれから一年、子どもの偏食はそう簡単には変わらないものです。2日目の朝食はバイキングになりますが、お皿の上の光景がなんとなく想像できます。その前に、朝会で指導するようにします。
1日目の夜は、肝試しを行いました。これも単独校だけに、気兼ねなく館内を使って行うことができました。スキー庫からスタートし、1階から2階、さらに3階の研修室を通り、体育館がゴールのコースでした。
肝試し係の子ども達が怖い話をしてから、くじ引きで決めた2人組でスタートしていきました。館内のあちこちから悲鳴や歓声が響きわたりました。暗闇でじっと待つ係の子どもの方が怖がっている場面も見られました。
2日目の朝を迎えました。6時に起床、検温し、みんな元気そうです。6時半から、宿舎前の芝生広場で朝会をしました。外に出てすぐに、空気の違いを感じることができました。たくさんの鳥の鳴き声の中、気持ち良くラジオ体操をしました。
午前中は晴れの予報が出ているので、飯盒炊さんが予定通りできそうです。



移動教室1日目の様子

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6年生の武石移動教室が始まりました。朝6時50分の集合時刻に合わせて、家の人に見送られながら、6年生の子ども達が元気に登校してきました。
出発式は、雨のために体育館で行いました。室岡先生が雨を吹き飛ばすようなハイテンションで司会をした出発式でした。
1号車のバスに一緒に乗り、学校を後にしました。高速に乗ると、バスレクの係の子ども達が大活躍でした。CDをかけると、率先してマイクを持つ子ども達の歌声が上手なので、びっくりしました。
長野県に入ると空が明るくなり、ところどころに青空が見えるほどでした。予定よりも早く、車山高原の駐車場にバスが着きました。さすがに高原だけあって、辺り一面真っ白な霧に包まれていました。
霧雨程度なら・・・ということで、カッパを着てリフトに乗り、ハイキングを行うことにしました。全員がリフトで山頂を目指したとたん、次第に雨粒が大きくなり始めました。予定では、リフトを2つ乗り継いで山頂に行く予定でしたが、急遽変更して第1リフトに再度乗ってバスに戻ることにしました。
カッパを着ていてもかなり濡れてしまった子が多かったため、八島湿原に寄らずに、すぐに宿舎に向かうことにしました。
急な変更にすぐに対応していただき、ベルデ武石の職員の方々に温かく迎えてもらいました。体育館でお弁当を食べ、開校式を行いました。
ハイキングができなかった分、体育館でレクレーションをしたり、早めにお風呂に入ってゆっくり過ごす予定です。

6月8日(土) その2

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 午後3時から体育館にて、PTA主催の「ふれあい大相撲」がありました。毎年、学校の近隣にある峰崎部屋の力士さんにお越しいただき、子ども達との交流を行っています。今年も3人の力士さん達に田柄小に来ていただき、楽しい交流ができました。
 最初に、力士さんへの質問コーナーがありました。力士さん達は、好き嫌いせずにたくさん食べて体を大きくしているということが分かりました。次に、四股(しこ)をふんだり、体の柔軟体操を一緒に行いました。毎日体を鍛えている力士さん達は、とても体が柔らかく、びっくりしました。
 腕相撲対決では、PTAの副会長さんや学校の先生達が次々と挑戦しましたが、だれも勝てませんでした。腕の太さから圧倒的に違いました。綱引き対決では、子ども達が力を合わせて力士さん達に挑戦してがんばりました。(写真上)学校の先生チームも挑戦し、見事に勝利しました。(真剣勝負で挑んだ大金星でした!)
 お待ちかねの「お相撲をとろう!」のコーナーでは、子ども達がたくさん土俵に上がり、何人もの力を合わせて挑戦しました。一生懸命押してもびくともしない体に、みんなびっくりしていました。力士さんは、土俵の中を逃げ回ったり、一人一人を持ち上げたりと、いろいろな妙技を駆使しながら子ども達に応戦していました。とても大きくて強い力士さん達とふれ合うことができた「大相撲」になりました。(写真中)
 子ども達の次は、大人の挑戦です。PTAの副会長さんや先生達が果敢に挑戦し、本格的な大相撲が続きました。大歓声の中、最後に私も挑戦させてもらいました。力士さんの大きな体とがっぷり四つに組むと、とてもかたい筋肉の塊を感じました。我ながらきれいな上手投げで、白星をあげることができました。(写真下・・・子ども達との対戦もそうですが、力士さん達の負け方はとても手慣れたものです。きれいな受け身で、こちらに合わせて対戦を楽しくしてくれていることが伝わってきました。)
 峰崎部屋の力士さん、そしてPTAの担当委員の皆様、どうもありがとうございました。

6月8日(土) その1

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 今日は、今年度初めての学校公開日でした。1校時から3校時まで、各クラスで様々な授業が行われ、子ども達の学校生活の様子をご覧いただきました。
 公開日では、授業時間以外の部分も参観することができます。朝の会や帰りの会の様子や、休み時間の子ども達の様子などからも普段の学校生活を知ることができます。
 1年生は、ちょうど2か月前(4月8日)が入学式の日でした。小学校に入学して2か月間の成長の様子はいかがだったでしょうか。1年生の教室では、国語や算数、生活科、音楽の授業が各クラスで行われていました。(写真上)
 3年生以上の算数の学習は、習熟度別の少人数指導で行っています。今日は、1校時に3年生、2校時に5年生、3校時に4年生の算数の授業がありました。3年生は、少人数担当の教員と2人の担任とで、3つのコース分けで授業を行っています。(写真中)4〜6年生は、少人数担当の教員と3人の担任、さらに学力向上支援講師の5コースに分かれて授業をしています。
 教室は、各学年の教室以外に、南校舎2階の学習室や3階の算数室を使用しています。今後も公開日で算数の少人数指導があった場合は、お子さんからどこの教室で指導を受けているのかを聞いておくようにしてください。
 専科の授業は、4年1組の図工と5年1組の理科の授業がありました。今後は、音楽専科の授業も含めて、年間を通じて様々な専科の指導の様子が見られるように計画していきます。
 3,4年生は、理科の指導を担任が行っています。4年生は、「電池のはたらき」の単元に入りました。乾電池のつなぎ方で、モーターの回転する向きが変わることなどを実験します。各自で実験セットを使って、楽しく実験する姿が見られました。(写真下)
 4月の学校説明会でもお伝えしましたが、事前にお伝えいただければ、いつでも学校の様子をご覧いただけます。子ども達の学校の様子を知ることで、ぜひお子さんを褒め、励ます言葉へとつなげていくようにしてください。

6月7日(金)

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 2年生の生活科では、「田柄の町をしょうかいしよう」という学習をしています。今日は、各自が調べてきたことを基に、2組で発表会が行われました。
 家の近くのコンビニやファミリーレストランなどのお店のことを調べてきた子。公園やグリーンベルトなどの施設を調べてきた子。・・・クラス全員の調べたテーマは実にさまざまで、楽しい発表会になりました。
 お店の人にインタビューをして、調べてきたことを上手にまとめてきた子がいて、とても感心しました。近くのパン屋さんを調べた子の発表によると、そこのお店では、吉田さんの畑でとれた新鮮な野菜を使ってパンが作られているということでした。発表を聞いて、ぜひそのパン屋さんに行ってみたいなと思いました。(写真上)
 5校時に、教育実習生の研究授業がありました。体育の「キャッチバーレーボール」の授業でした。4年生は、ネット型のボール運動として、キャッチバレーボールの学習をしています。田柄小のチームに所属している子もいるので、子ども達になじみのあるスポーツです。ボールをパスしながら味方につなぎ、投げて相手コートに入れるというゲームです。
 体育の学習として、整列やめあての提示、準備運動、道具の準備まで、きちんと指導案を立てて授業が行われていました。校内の先生達だけでなく、実習生の大学から、担当の先生も見に来てくださいました。3週間を通じて、4年1組の子ども達としっかり関係づくりが行えてきたということが感じられる授業でした。(写真下)
 子ども達が下校してから、会議室で協議会を行いました。教科指導はもちろんですが、それ以外の部分(給食指導や清掃指導、休み時間の指導、朝の会・帰りの会の指導等)でもたくさん学べた3週間だったことでしょう。教職をめざす志を大切に、今後もがっんばってほしいと思います。

6月7日(金)

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 2校時に、5年1組が田植えを行いました。5年生は、今週の火曜日に埼玉県川島町で田植え体験をしてきました。その時に植えた、「彩のかがやき」の苗を分けていただいたので、学校のミッキー池の田んぼにも植えて、5年生全員で育てていくことになりました。雨がぽつぽつと落ち始めた頃に終わりました。
 5年生はクラスごとに分担して作業をしたようです。先週3組が田おこしをし、昨日2組が代かきをしました。そして今日、1組が田植えを担当しました。田植え体験で行ったように、印をつけた紐を張り、等間隔になるように苗を植え付けました。(写真上)学校の田んぼはそれほど広くはありませんが、どれだけお米ができるか楽しみです。
 今週に入り、ミッキー池の田んぼに水が入ってから、いろいろな鳥が毎朝訪れています。昨日はカモが2羽、それほど水深のない田んぼで泳いでいました。カモが雑草や害虫を食べて、排泄物が肥料になるというアイガモ農法にもなりそうですが、すぐに飛び立って行ってしまいました。今朝は、ツバメが何度も田んぼの泥をついばみに来ていました。巣作りのために泥を運んでいたのでしょう。
 しばらくすると、田んぼの水の中にたくさんの生き物(ミジンコなど)が現れるようになります。苗についていたり、鳥の体についていた生き物が、ほんの数日でどんどん繁殖していきます。子ども達にとっては、突然湧いたように現れる生き物が不思議に感じられることでしょう。
 2年生は、算数で「ものさし」を使い、長さの単位の学習をしています。(写真下)長さの単位として「cm」や「mm」があることを知り、30センチメートルのものさしの目盛の読み方を学習します。また、ものさしを使っていろいろな長さを測ったり、直線を書いたりします。
 明日の授業公開では、2年生各クラスとも算数の授業が予定されています。ぜひ、学習の様子を参観していただければと思います。

6月6日(木)

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 今日は、梅雨入り前の貴重な晴れ間になるという予報でした。そして、30度越えの暑さにもなるようです。朝、正門前に、光が丘警察のスクールサポーターの方が巡回で見えていました。児童の登校の様子を見ていかれました。(写真上)
 決められた時間内に、集団登校で学校に来ている子ども達の様子を見ていただきました。学校周辺道路の交通量を考えると、集団登校の必要性を強く感じます。また、ガードレールなど、さらに安全性を高めるための設備の必要性も感じます。近隣の方々からも、警察に対してそのような要望が多数寄せられるそうです。しかし、道路の基準によって、そう簡単に設置できないのが現状のようです。
 昨日の下校時に、東門から帰る子ども達が道路に広がって歩いていて危険であるとの情報をいただきました。各学級で、再度交通安全の指導を徹底していきます。
 登校してすぐに、低学年の子ども達が中庭に出てきます。1年生はアサガオに、2年生は野菜の苗に、そして3年生はホウセンカの鉢に水やりをします。今日は気温が上がるので、朝と帰りの2回水やりをしないと足りないぐらいかもしれません。
 1年生のあさがおは、先週種をまいたばかりでしたが、もうすでに双葉が出て、次の本葉も出始めています。毎日自分のアサガオを観察しながら、日に日に伸びていく様子を感じ取っているようでした。(写真中)
 今日から朝の読み聞かせが始まりました。読み聞かせボランティアの保護者の皆様にご協力いただき、読書旬間中に毎年取り組んでいます。今日は、1,3,5年生の各クラスに入り、朝読書の時間に絵本の読み聞かせをしていただきました。(写真下)
 どの学年の子も、どんなお話が聞けるのだろうとわくわくしながら絵本の周りに集まっていました。読書は自分で本を読むことが基本ではありますが、読み聞かせの楽しさはまた別格です。そして、高学年の子ども達にも効果的であり、心に響く力をもっています。
 ボランティアで参加してくださった保護者の方々には、本を選んだり読む練習をしたりと、子ども達のために尽力していただきました。ありがとうございました。明日は、2,4,6年生の各クラスで読み聞かせがあります。
 先週金曜日に、「平日夜間および休日の電話対応について」という教育長名で書かれた文書を配布しました。17日(月)から区内の小中学校で一斉に開始する、電話機の応答メッセージ機能を使った対応のことが書かれていました。明日7日(金)には、田柄小の校長名でさらに詳細について記したプリントを配布します。(区から送られてきた統一書式なので、他校もほぼ一緒の内容で配られると思います。第二土曜の勤務時間の割り振りが各校で違うため、その部分のみ学校ごとの時間設定になります。)
 昨年度、電話機の工事が入りました。応答メッセージに切り替えができるように、全校の電話機の設定が行われました。その後、開始・運用に伴い、何度か区で検討することになりました。応答メッセージの設定時間を夕方何時にするのか、そして朝は何時に解除するのかということが主な検討内容でした。行うのであれば、区内の小中学校で統一されたものでなければなりません。最終的に、夕方は18時30分(中学校は19時)にセットし、朝は7時45分に解除するということに決まりました。
 学校の電話機にあるボタンを押すと、応答メッセージに切り替わります。(手動で行わなければなりません。)切り替わっている時間帯に電話をすると、1回コールの後、「本日の業務は終了しました。あらためておかけ直しください。」というメッセージが聞こえてきます。録音機能はありません。
 教員側も、家庭への連絡として夕方以降に電話することがありますが、なるべく18時頃までに済ませるようにいたします。なお、遠足や移動教室等で朝早くから電話連絡がありそうな場合は、7時45分より前に解除するようにします。
 今回の電話応答の対応は、「教員の働き改革の一環」とされています。しかし、実質の指導内容や指導環境が変わらない限り、働き方改革と言えるのかどうかは分かりません。

6月5日(水)

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 教育実習期間がわずかとなってきました。今日は、「一日実習」として、4年1組の全ての授業を指導する実習をしていました。小学校では、基本的に担任がクラスの全ての授業を行うことになります。給食の指導も含め、朝の会から帰りの会まで、学習時間外の指導を全部やってみると気がつくことがたくさんあり、勉強になるものです。教員は学習指導ももちろん重要ですが、生活指導や給食指導も大切な指導要素です。
 1校時は、算数のわり算の学習でした。「何倍かを求める時にもわり算を使う」ということを学ぶ授業でした。基にする量と比べられる量の関係は、5,6年生の算数の学習にも結び付く大切な内容です。子ども達自らが課題に取り組み、求め方を考えていく…という算数の学習にしていくことは、実習生にとって難しく、逆に勉強になったことでしょう。(写真上)
 2校時から4校時にかけて、4年生各クラスに、環境教育出前授業がありました。毎年、夏休みの科学実験教室でお世話になっている「ディレクトフォース」の方々による授業でした。
 ディレクトフォースは、一般企業で活躍されていた方々が、それぞれの専門分野を生かして、科学実験の指導をされている団体です。その方々の中から、環境問題に目を向け、社会科や総合的な学習の時間につながる出前授業を開発するチームが結成され、今回田柄小で授業をしていただくことになりました。
 今回の授業を計画するにあたり、以前相談がありました。専門的な知識を生かし、難しい内容をどう小学生に教えたら良いかという相談でした。「子どもに分かりやすく、そして興味をもたせるために、具体物や実験があると良い」という助言をしました。そこで今回は、45分の授業の中に、2つの実験を組み入れ、授業が構成されていました。
 ペットボトルの「ペット(PET)」とは、石油からつくったプラスチックの名称です。普段、ペットボトルの容器を再利用するために、分別して回収していることは子ども達もよく知っています。ところが、回収したペットボトルには、様々な不純物が混ざり、リサイクルする前にそれらを取り除かなければなりません。
 そこで1つ目の実験がありました。粉砕したペットボトル片に水を注ぐと、浮いてくる物質が出てきます。ポリプロピレンという物質です。それを取り除いてから、さらに食塩を入れて混ぜると、また浮いてくる物質があります。ポリスチレンという物質です。最終的に食塩水でも沈んでいるものがPETであり、再利用に使うことができるということでした。(写真中)
 2つ目は、PETが入った空き缶をアルコールランプで熱して、繊維を取り出すという実験でした。空き缶はモーターで高速回転しているので、缶の中で融けたPETが空き缶の無数の穴から糸状に飛び出し、空気に触れて冷えると繊維になるという仕組みでした。子ども達は、綿あめのように次々と出てくる繊維の様子にびっくりしていました。ペットボトルをリサイクルして、ワイシャツやネクタイが作られるという原理がよく分かりました。
 授業をしていただいた4名の方々は、とても研究熱心でした。いかに小学生に興味をもたせ、分かりやすく授業をするかという課題意識をもって臨まれていました。
 5校時に、5年3組の研究授業がありました。体育館で行うマット運動の授業でした。学年の先生方で考え、様々な場の工夫を行うとともに、学習カードを有効に使った指導でした。子ども達も、次第に技ができるようになっていく喜びを味わうことができたようです。今回も、講師の土屋先生からたくさんのご指導をいただきました。(写真下)

6月4日(火)

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 今年も田植えのシーズンになりました。田柄小学校では、毎年5年生が田植え体験を行うために、バスで埼玉県川島町まで出かけています。20年以上も前から続いている、田柄小の伝統行事の一つです。地元の農家の吉田さんのご協力のもと、今年も川島町の島村農園さんの田んぼで、田植え体験をさせていただきました。
 関越道から圏央道を乗り継ぎ、川島インターを降りてすぐのところにJA川島の農産物直売所があります。1時間弱で着きました。バスを駐車場に置かせてもらい、トイレを済ませ、身支度をして田んぼまで歩いていきます。(5分くらいです。)
 ちなみに、ここの農産物直売所は、ちょっとした立ち寄りポイントとしてお勧めです。私が住んでいる川島町なので、紹介させていただきます。新鮮な地元野菜や、生みたて卵が有名です。また、冬〜春はいちごが人気です。9時半の開店前に行列ができるほどです。町で力を入れている特産品が「いちぢく」です。ジャムを始めとした加工品も売られています。
 さて、田んぼに着いてから、さっそく島村農園の二松さんにご指導をいただきました。苗の植え方の説明を聞いてから、田んぼに足を入れることになりました。最初は、周りで跳ね回るカエル(緑色の小さいカエルがたくさんいます)やバッタに気をとられていた子ども達でしたが、田んぼに入ったとたんに足の感触の方が最大の関心事になりました。子ども達は、長いソックスを足袋(たび)代わりにして田んぼに入りました。泥の中に足が吸い込まれるように入り、片足ずつ抜きながらやっとの思いで次の一歩を踏み出します。
 やっとの思いで位置に着いてからが、田植え体験の始まりです。学年で一列になり、笛の合図で苗を一斉に植え、一歩下がって足跡を消し、また合図を待って植える…を繰り返していきました。苗を等間隔で植えるための長い紐は、毎年学校から準備していきます。一列植えるたびに紐をずらしていくのですが、その紐を両側から引っ張る先生達も大変です。吉田さんも田んぼの中に入って、子ども達に苗の植え方をていねいに指導して回られていました。
 手で植える田植えの後は、機械で植える現代の様子を見せてもらいました。田植え機が田んぼに入り、植え残した部分をぐるっと一周し、いとも簡単に苗が植え付けられていく様子を見学しました。(4人の子が選ばれ、田植え機に乗せてもらいました。)二松さんのご家族の方々にもお世話になり、田植え体験が無事に終了しました。
 午後は、バスで平成の森公園に移動してお昼を食べました。平成の森公園は、バラのトンネルで有名です。(バラは先月でほとんど終わり、代わって花ショウブが見頃を迎えていました。)川島町の小学生が利用することはあると思いますが、東京からわざわざこの公園にやって来る小学生は田柄小だけだと思います。
 ところで、今回植えた苗は、「彩のかがやき」という品種です。4か月後の10月7日に、今度は稲刈り体験でまたうかがう予定です。5年生は、いただいてきた苗を使って、これからは学校のミッキー池の田んぼで稲を育てていきます。
 川島町の島村農園さんのホームページに、今日の子ども達の様子を載せていただきました。ぜひ、そちらもご覧ください。

6月3日(月) その2

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 あさっての5校時に、5年3組の研究授業があります。5年生は、器械運動「マット運動」の学習を深めているところです。4年生までに学習した技に、新しく「側方倒立回転」を加えて、連続技として発表できるように練習中です。
 側方倒立回転は、手を高く上げてからマットに手をつき、足をまっすぐ伸ばして側転し、片足ずつ着地する技です。回転している時は、腰をまっすぐ高く上げ、足をピンと伸ばすところがポイントになります。さらにこの技ができた子は、発展技として「ロンダード」にも挑戦させていきます。側方倒立回転で、両手をつく時に体にひねりを加え、両足をそろえて着地する技です。
 4校時に5年1組では、教室でDVDの動画を見せながら指導をしていました。(写真上)体育では、お手本となる実際の動きを見ることが、体を動かす上で一番イメージしやすい指導になります。動画であれば、スロー再生して見せたり、途中で止めて説明することも可能です。
 そのイメージを生かし、5校時に体育館に行き、実際にマットを使って授業が行われました。あさって授業するのは3組ですが、同じ指導案で1組が指導する「事前授業」でした。校内研究では、担当するクラスだけでなく、同学年の他のクラスも一緒に授業を進めていくことで、教員の学びを深めていきます。体育館には、同学年の先生方や実習生が参観に来ていました。
 側方倒立回転をマスターするために、様々な練習場所が用意されていました。手や足をつく位置が示された練習場所や、足を高く振り上げさせるためにゴムひもを張った練習場所など、自由に練習課題に取り組めるようになっていました。(写真下)自分の体の動きは、なかなか自分自身では分からないものです。友達に見てもらったり、練習場所を工夫したりすることで上達させることができます。
 5年生は研究授業もありますが、その前に田植え体験が明日あります。今のところ天気は良さそうなのでホッとしています。

6月3日(月) その1

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 今日の全校朝会は、「目玉焼きの点数」という話をしました。
 ・・・先週、家庭科室で調理実習がありました。5年生はゆで卵、6年生は野菜炒めの調理実習でした。楽しそうに調理実習をしている様子を見て、校長先生が小学校6年生の時の目玉焼きを作る調理実習のことを思い出しました。熱したフライパンに油をひき、卵を慎重に割って入れました。やがて白身が固まり始め、「このくらいでちょうどいいかな」と思い、火を止めました。そして、フライ返しで、できた目玉焼きをお皿にのせました。同じ班の友達も、順番にフライパンを使って、次々と目玉焼きができあがりました。
 全員の目玉焼きができあがったところで、家庭科の授業を教えてくださっていた女性の先生が回って来られました。目玉焼きを見ながらノートに何かをメモしていました。先生は、一人一人の目玉焼きに点数をつけて、ノートに記録をしていたのです。友達がその先生のノートを見て、すかさず質問をしました。「先生、どうして僕のは3点で、清水君の目玉焼きは4点なのですか?」自分自身も、まさか目玉焼きに点数がつけられていることや、友達のものとどう差があるのかが分かりませんでした。すると、先生はこう説明してくださいました。「ほら、目玉焼きを横からこうやって見てごらん。清水君のは、きれいなきつね色に焼けています。あなたの目玉焼きは、少し黒く焦げているでしょう。」
 それまでは、楽しく協力して調理実習を行えばよいと自分では思っていました。しかし、先生はちゃんと全員の目玉焼きを見て、説明した通りにできあがっているかを採点していたのです。目玉焼きにも成績をつけているということに、その時初めて気がついたのでした。
 みなさんも普段の授業の中で、テストだけではなく、いろいろな場面で成績がつけられていることを覚えておいてください。ノートに書いた内容や、漢字ドリルに書き込んだ文字、授業中に発表したこと、リコーダーを吹いているその瞬間…全て先生方は、それらをきちんと評価して、1学期の成績に結び付けているのです。毎時間の授業への取り組みや、宿題をきちんと提出することが、いかに大切なことかが分かります。・・・
 当時、家庭科は隣のクラスの女性の先生に指導してもらっていました。その代わりに、自分の担任の男の先生は、隣のクラスの理科を教えていました。裁縫の授業では、縫い方を褒められたこともよく覚えています。とてもていねいに指導してくださる家庭科の先生の授業が大好きになりました。
 調理実習に関する話をした全校朝会が終わってすぐの1,2校時に、5年1組が家庭科室を使っていました。「カラフルコンビネーションサラダ」の調理実習でした。先月、ゆでる調理として「ゆで卵」を作りましたが、今度は野菜をゆでる調理に挑戦です。
 彩りを考えて、ブロッコリーやにんじん、キャベツを用意した班が多かったようです。野菜ごとにゆで加減が違ってくるので、タイマーで時間を計りながらゆでていました。また、フレンチドレッシングも手作りで挑戦し、酢やサラダ油を計量スプーンで量り取りながら作っていました。(写真上)
 1年生の教室では、図工の学習として、先週金曜日の遠足の絵を描いていました。遠足の時の様子を写した写真を黒板に貼り、遊具で遊んだり、お弁当を食べたり、芝生広場でみんなで遊んだりしたことを振り返ってから描きました。
 1年生の子ども達の絵は、のびのびとしていて見ていて気持ちの良いものです。たいてい1年生の絵には、まず本人自身が大きく描かれています。楽しかった遠足の様子を思い出しながら、クレヨンで力強く表現していました。(写真下)

5月31日(金)

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 今日は、1年生の遠足の日でした。光が丘公園まで行き、遊具で遊んだり、芝生広場で元気いっぱいに体を動かしてきました。
 晴天の日を「遠足日和」とは言うものの、強い日差しの下では子どもも大人もへとへとになってしまいます。今日は曇り空の一日で、子ども達が活動するにはとても過ごしやすい気候でした。お弁当を食べている途中で、急に厚い雲が広がり始め、わずかですが雨粒が感じられた瞬間がありました。一人の子がカッパを出して着始めると、次々とカッパを取り出す子が増えてきました。結局、またすぐに明るい空になり、カッパを着るほどの天候ではありませんでした。見回すと、可愛らしいカッパを羽織った子が多かったので、みんなの前で着てみたかったのかもしれません。
 光が丘公園までは、1年生の足でも30分かからずに行くことができました。明日から6月に入ります。光が丘公園に続く道路を歩いていると、季節の移り変わりを感じることができました。街路樹の緑は濃さを増し、アジサイの花が咲き始めていることにも気がつきました。
 ちびっこ広場に着いてから、まずクラス写真を撮りました。公園に着いてすぐの写真撮影だったので、きっと元気いっぱいの表情が写っているはずです。ちびっこ広場の遊具はたくさんあり、ターザンロープやスパイダーロープが子ども達に人気です。ターザンロープの前には、長い行列ができましたが、順番を守って楽しむことができました。また、スパイダーロープは、するすると高いてっぺんまですぐに上ってしまう子もいれば、下の方でおそるおそる横に移動することで満足していた子もいました。ロープを張って作られた遊具なので、当然揺れるのがつきものです。盛んに下の方にいる子が「ゆらさないで!」とは言うものの、上の方の子にとっては揺れるから面白いのでしょう。
 その他に、すべり台やブランコ、変わった形のうんていなど、楽しい遊具がたくさんありました。1時間たっぷりと遊ぶことができました。
 次に、芝生広場に移動し、お弁当の時間になりました。11時を過ぎた頃でしたが、すでに子ども達のお腹はぺこぺこの状態でした。公園内は、多くの学校が全校遠足で利用していましたが、芝生広場の一画を田柄小の場所として確保し、お弁当を食べる準備をしました。
 どの子も、おうちの方が心をこめて作ってくれたお弁当のふたを開ける瞬間が楽しみだったようです。友達のお弁当を見て、「わぁ、すごい!」と言う声が聞こえてきました。アニメのキャラクターを彩ったお弁当(いわゆる「キャラ弁」です…)があちらこちらで見られました。食べてこわしてしまうのがもったいないくらいの出来栄えでした。実際に、おかずだけ食べてなかなかご飯の方に手がつかない子もいたほどです。
 芝生広場では、クラスごとに遊んだり、学年全員でジャンケン列車をして遊んだりしました。たっぷり遊びすぎるほど遊んだので、少し疲れた子もいたようですが、みんな元気に学校まで帰ってきました。友達と楽しく過ごすことができ、来週からの学校生活がまた楽しみです。入学して2か月間の指導の成果を感じることができた遠足の一日でした。

5月30日(木)

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 2年生は、今月の図工の時間に「パクパクくん こんにちは」という作品に取り組みました。まず、色画用紙をやわらかくして体の部分を作ってから、目や鼻などの体のパーツを取り付けて、オリジナルモンスターを考えました。胴体部分は、ちょうど子ども達の片腕が入るように筒状になっています。腕を入れてパクパクくんを動かすと、腹話術の人形のように会話をすることができます。
 今日は、2年1組で作品の発表会をしていました。それぞれのパクパクくんにはポケットがついていて、いろいろなアイテムが入っています。一人ずつ前に出てパクパクくんを動かしながら、お話をしたりポケットの中身を紹介したりしました。(写真上)
 子どもの作品にはストーリーがあります。作品ができたら、どんなものを考えて作ったのかをじっくりと聞いてあげることが大切です。発表を聞いている子も、そして作品を紹介している子も、とても楽しそうでした。
 校庭の芝生の養生期間が終了しました。今日から柵がはずされ、中に入って遊ぶことができるようになりました。朝早くから、主事さん達が芝刈り機を動かしていました。きれいに刈られた後の芝生には、ムクドリがたくさんやって来ました。芝生にとって、ムクドリは小さな助っ人です。芝生の中の害虫をついばんで食べてくれます。芝刈りの音を聞きつけてやってくるのでしょうか。とても不思議なのですが、ちゃんとムクドリは芝刈りと同時にエサを求めてやって来ます。ムクドリは、口ばしがオレンジ色で体が茶色の少しほっそりした鳥です。たいてい群れで行動しています。
 今日の給食後は、「たがら元気アップタイム」の時間でした。クラスごとに体育館や中庭、校庭に行き、担任の先生と一緒に運動に取り組みます。芝生広場も大切な運動場所です。毎回2つのクラスが使用します。芝生なので、転がったり相撲をとったり、手押し車で競争をしたり(写真中)と、様々な運動に気持ち良く取り組むことができます。
 1年生の図工の時間に、はさみの使い方の学習をしていました。幼稚園や保育園でも使ってきた道具ではありますが、安全で正しい使い方を小学校でも指導していきます。学校で指導する刃物は、学年に応じて決められています。1年生ははさみ、2年生はカッター、3年生でのこぎり、4年生以上では彫刻刀や電動糸のこ、きりなどの扱い方を指導します。
 最初に、はさみで紙を細くまっすぐに切る練習をしました。はさみの刃を最後までパチンと合わせて切るのではなく、途中で止めて続きを切るようにしていくと、まっすぐのきれいな線で切ることができます。次に、色画用紙に描かれた曲線に沿ってはさみを入れていきました。線に合わせてきれいに切るには、はさみを持つ手ではなく、紙を持っている方の手を動かし、紙の向きを変えながら切るのがコツです。線からはみ出ないように、みんな真剣にはさみを動かしていました。(写真下)道具の使い方は、経験をたくさん積むことで身についていきます。手先の器用な子ども達に育ってほしいと思いました。

5月29日(水)

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 家庭科室で、6年2組が調理実習を行っていました。炒める料理として、「野菜炒め」を作っていました。黒板には、「いろどり炒め」と書かれていました。様々な色の野菜を使うことで、見た目にもこだわった野菜炒めを計画させてから実習を行ったようです。
 グループごとに食材を持ち寄って調理をしていました。玉ねぎやキャベツ、にんじん、もやし、ベーコンといった食材を用意した班が多かったようです。ベーコンの代わりにウインナーを使ったり、小松菜を入れた班もありました。また、紫キャベツを持ってきたグループもありました。確かに彩りを豊かにする効果はバツグンでした。(写真上)
 玉ねぎやにんじんの切り方は、班によって様々でした。家庭による違いか、子どもの考えの違いか…野菜を切る段階でお互いの意見を主張し合う場面が見られました。家庭科としては、食べやすさと見た目の美しさ、そして火の通りやすさを考えて切り方を工夫しなければならないのでしょう。ピーマンは縦? 横? 乱切り? 輪切り?・・・私の家では縦に切りますが、横に切っている班がいくつかありました。ピーマンは、切り方によって味と食感が変わるそうです。
 3年生の算数の時間は、「わり算」の単元に入っています。(写真中)1年生でたし算とひき算を習い、2年生でかけ算が出てきて、いよいよ四則計算の最後のわり算が登場です。
 わり算には、2つの種類があるのをご存知でしょうか。「クッキーが12個あります。3人で同じ数ずつ分けると、1人分は何個になりますか。」・・・これは、1人分の数を求めるわり算で、「等分除」と言います。「パイが12個あります。1人に3個ずつ分けると、何人に分けられますか。」・・・このように、何人に分けられるのかを求める時は、「包含除」というわり算になります。どちらも12÷3=4という計算ですが、わり算の意味合いが違います。
 おはじきを使って考えた場合、クッキーの問題は、まず3人に1個ずつ配り、次に2個め…と動かしていきます。パイの問題では、おはじきをまず3個移動して1人分をつくり、残りからまた3個移動させてもう1人分をつくり…と動かすはずです。この等分除と包含除の違いを理解しつつ、わり算の学習を進めていくことはとても大切なことです。
 4校時に、教育実習生が道徳の授業を行っていました。「目覚まし時計」という資料を使い、「節度・節制、自立」の内容について考える授業でした。(写真下)
 実習中に、一度は道徳の授業を経験させることが大切であると考えます。昨年度から、小学校では道徳が教科となりました。しかし、今はどうかわかりませんが、大学で道徳の指導について教わる機会が少ない(無い)のではないかと思われるからです。自分の経験から言うと、教師は自身が子どもの頃に教えを受けたように指導しやすい傾向にあります。道徳教育が重要視されてきた今、どの教員もきちんと道徳の指導をする力を身につけておく必要があります。
 今日の「目覚まし時計」という内容は、子どもにとってとても身近な話題です。主人公のリカは、進級祝いにもらった目覚まし時計をきっかけに「生活のきまり」をつくります。守ろうという気持ちが徐々に薄れ、とうとうある日、寝不足で全校朝会の時に気分が悪くなってしまいます。・・・目標だおれに終わるという自分の心の弱さは誰にでもあるものですが、自分でできることは最後まで自分でできるように続け、節度ある生活をしようとする態度を育てていきたいものです。

5月28日(火)

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 昨日までの暑さが一段落し、体力テストにはちょうど良い気候となりました。今日は、午前中に全学年が2時間ずつ体力テストを行いました。体育館では、立ち幅跳びと反復横跳び、多目的室では上体起こし、そして校庭でソフトボール投げの測定を行いました。また、6年生は1年生と、5年生は2年生とペアを組み、高学年が記録をとってあげたり測定場所に案内してあげたりする姿が見られました。
 校庭のソフトボール投げのラインは、昨日の夕方、先生達が汗びっしょりになって引いたものです。ボールを投げるサークルから1m間隔をメジャーで測り、最大45mまで弧を描くようにラインを引きました。
 6年生の男子のソフトボール投げでは、全国平均の25mを超える記録を出していた子がたくさん見られました。(最長記録は49mだったそうです!)ソフトボール投げは、直径2mのサークル内から投げます。ボールは1号ボールを使い、中心角30度の範囲に投げないとファールになります。全8種目ある体力テストのうちで、普段の経験が一番影響するのがソフトボール投げです。一人ずつの投げ方を見ただけで、ボールを投げる動作を普段からしているかどうかが分かるものです。(写真上)
 最近は、川や湖に行って小石を投げたりという経験ができない時代になってきました。また、どこの公園でも硬いボールは使用禁止となり、キャッチボールをする場所がなかなか見当たらないのが現状です。
 6年生は、国語の時間に「時計の時間と心の時間」という説明文を学習しています。今日は、その学習のまとめとして、説明文での筆者の考えに対する自分の考えを作文用紙にまとめていました。(写真中)各自の考えを基に、近々クラスで発表会を行うようです。
 国語の教科書に取り上げられる説明文は、それぞれの学年の発達段階に合ったものが採用されています。「時計の時間と心の時間」の説明文は、全体が6ページ程度ですが、具体的な実験例をいくつか取り入れながら、とても分かりやすい文章で書かれています。特に、「心の時間」という言葉が示すものが、6年生に伝わりやすい表現になっています。
 子どもの頃から、日曜日の夕方から月曜日の朝が早くやって来る気がしてなりませんでした。また、夏休みの後半は、毎日が過ぎていくのがとても早く感じられたものです。(こういう仕事柄、それは今も変わっていませんが…。)子ども達にとっては、「勉強をしている30分は長いのに、ゲームをしている30分はとても短く感じる。」と言うと分かりやすいでしょうか。こういう時間が「心の時間」です。
 自分もこの説明文に対する考えを作文に書くとしたら、「心の時間は、年齢とともに変わってくる」ということについて書きたいと思います。子どもの頃の1日の長さは、今と比べるとなんと長かったことでしょう。同じ「時計の時間」であったはずなのに…。人は、生きてきた時間の長さが基準になって「心の時間」があるのだと思います。10歳の子どもにとっての1日(24時間)と、80歳のお年寄りにとっての1日は、生きてきた分の長さの割合が違います。それが時間の感覚に影響するのでしょう。ゆっくりとした時間が流れていく・・・そういう日々を過ごしてみたいものです。
 6校時に、5年3組が「田おこし」の作業をしていました。田おこしは、田植えをする前の作業です。次の作業である「代(しろ)かき」でドロドロの土になるように、田んぼの土を細かくしておくことが大切です。土をしっかり掘り起して、晴天の日が続くと土を細かくしやすくなります。実際の田んぼではトラクターを使って行う作業ですが、学校の田んぼでは全て手作業です。(写真下)
 5年生は、ちょうど1週間後の6月4日(火)に、埼玉県川島町に行って田植え体験をしてきます。川島町は、私が現在住んでいる町なので、様子は良く分かっています。5月中に田植えをする農家が多く、ほとんどの田んぼで田植えが終わった頃です。(夜は、カエルの声が聞こえ始めました。)
 当日残った苗は、そのまま学校にもらってきて、ミッキー池の田んぼに植えることになります。早めに代かきまで済ませておかなければなりません。田植え体験が終わった翌日は、5年3組の研究授業もあり、忙しいさなかではありますが…。

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