ようこそ、練馬区立田柄小学校ホームページへ!  〜「わくわく・どきどき」の学びを目指して〜

2月20日(木)

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 今朝は、今年度最後の体育朝会として、長なわ記録会がありました。長なわを用意して、早々と校庭に出て練習を始めるクラスが見られました。担任の先生達も負けてはいられません。クラスの子ども達に気合と気持ちをしっかり入れて練習を始めていました。
 記録会では、5分間で跳べた合計回数を数えます。各クラスの記録は、お昼の放送で全校に伝えられました。今回の記録だけでなく、2学期までの記録との比較も発表されていました。
 全校児童が一斉に記録に挑戦していた校庭での5分間の様子は、言葉でも写真でも伝わりません。保護者の方々に見てもらいたかったなという思いだけが残りました。子ども達と先生が一体となり、真剣に一つのことに集中するすばらしさがありました。あと4週間ほどで今年度の学校生活が終了します。一年間共に過ごしてきた仲間との思い出として、今日の長なわ記録会がまた新たな1ページを追加しました。
 2校時に、3年生が体育館で6年生を送る会の出し物を練習していました。3年生は、カントリーロードの替え歌で、「卒業ロード♪」を歌います。「この道 ずっとゆけば 中学校に 続いてる がんばれ! 6年生!」…と歌います。さらにその後、リコーダー合奏で同じ曲を繰り返し演奏します。
 送る会では、各学年が6年生に感謝の気持ちを伝えます。その感謝の気持ちは、出し物に自分達の成長を表すことで伝わります。「6年生が学校を支えてくれたおかげで、自分たちはこれだけ成長することができました。」という気持ちを伝えることができるようにしていきます。3年生にとっては、リコーダーが吹けるようになったこと自体が自分達の成長の証でもあります。(写真上)
 5年生は、算数の時間に「正多角形と円周の長さ」の学習をしています。今日は、円周が直径の何倍になるのかを実際に測る活動を行いました。つまり、円周率3.14を求める学習です。
 直径10cmの円に接するように正六角形を描くと、(正三角形が6つ合わさってできていることから)正六角形の周りの長さは30cmになります。円周はその外側にあるので、30cmよりも少し長く、直径の3倍よりも少し大きいということが予想できます。また、同様に直径10cmの円に接する正方形を描くと、円周は40cmよりも短く、直径の4倍よりも小さいことが考えられます。ということで、円周は直径の3倍より少し大きく、4倍より小さいという見当をつけて実測を始めました。
 まず、身の回りにある筒型(円柱形)のものを用意し、巻き尺や紙テープを使って一回り(円周にあたる部分)の長さを測ります。次に、定規を組み合わせて正確にその直径を測りとります。後は電卓を使って計算(円周÷直径)をするだけです。(写真中)
 結果は、必ずしも「3.14」になるというわけではありません。誤差があり、様々な数値が出てきます。しかし、3.1前後の値がほぼ得られる結果となりました。最後に先生から「円周が直径の何倍にあたるかを示す数値を『円周率』と言い、今後は『3.14』を使う」ということを教わりました。
 最初から円周率=3.14を教えれば、こんな1時間は必要ありません。しかし、そういう教え込みでは算数が本当に身につきません。実際に身近なものから円周率を求めてみる経験は、決して無駄にはならないはずです。
 月曜日の保育園との交流会に続き、1年生が田柄幼稚園との交流会を行いました。田柄幼稚園の年長組は4クラスあり、1年生の人数よりも上回っていました。保育園の子ども達との交流をした経験を生かし、今日はさらにどの子も積極的にかかわることができました。
 自分の教室に案内すると、さっそく机の中ものを取り出して説明が始まりました。道具箱の中身といい、教科書やノート、ドリル類と、1年生でもたくさんの学習用具があるものです。
 次第にあちこちで勉強を教える姿が見られ始めました。計算カードを出して足し算や引き算を教えたり、計算ブロックの操作をさせたりと、算数の先生をしている子が出てきました。また、国語の先生は、ドリルを開いて漢字を教えてあげていました。鉛筆を手に、見よう見まねで自由帳に漢字を書いていた子は、どんな気分だったでしょうか。(写真下)

2月19日(水)

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 6年生は、総合的な学習の時間に「自分の未来を見つめよう」という学習をしています。将来就いてみたい仕事を各自で考え、その職業調べをしてきました。主にパソコンを使って調べたようで、「どのような仕事をする職業なのか」、「そのためにどのようなことを学んだらよいのか」、「仕事で大変なことはどのようなことか」などについてまとめてきました。中には、収入(月収や年収)について調べた子もいました。インターネットで調べると、いろいろなことが分かってくるものです。
 6年2組では、調べたことを基にクラス全員に紹介する発表会を開いていました。(写真上)看護師やダンサー、ゲームクリエーター…と、一人ずつが抱いている職業への夢は様々です。
 先月から始めている6年生との会食会でも、将来の職業の話題になります。毎回6〜7名ずつの子ども達が応接室に給食を持ってきて、会食をしています。一人ずつ将来の夢(大人になってやってみたい職業や、中学校でがんばりたいことなど)について語っていきます。その会食会も、明日から来週にかけてあと3回(各クラス1グループずつ)を残すのみとなりました。今までいろいろな職業が子ども達から挙げられましたが、そのほとんどが自分の好きなことや得意なことを生かした仕事です。当然といえば当然ですが、自分の特徴を生かして仕事に就けることほど幸せなことはありません。
 今年度最後の長なわ記録会が明日に迫ってきました。先週から休み時間や体育の時間を使って、クラスで長なわの練習に励む姿が見られます。2学期までは、1年生は「大波小波」でなわを跳んでいましたが、今回から2年生以上と同じ「8の字跳び」で挑戦するようです。
 1年1組は、体育の時間に練習をしていました。なわを回した中に入って跳ぶのは、なかなか勇気がいるようです。入るタイミングや跳ぶ位置を指導することで、少しずつ上手に跳べる子が増えてきました。(写真中)
 先日の全校朝会で、クラスの記録を伸ばすコツを伝えました。「なわを回しているところ、跳んでいるところを、全員が目を離さずに見るということ」、そして、「全員で大きな声で跳んだ回数を数えたり、かけ声をかけたりするということ」を伝えました。さあ、明日の記録会では、どれだけのクラスが記録を更新することができるでしょうか。
 2校時に、1年生から5年生がたてわり班の教室に集まり、来週金曜日のお別れ給食会の準備を行いました。名札やランチョンマットを作ったり招待状を作成したりと、各学年の役割が決まっています。それぞれのたてわり班の5年生が中心になって、しっかり教え合って準備を進めていました。
 その間6年生は体育館に集まり、送る会の出し物の練習を行っていました。呼びかけで6年間を振り返りながら、ところどころに「6年生はこれだけすごい」ということを伝える技を披露するように構成されています。跳び箱やなわとび、組体操の技など、どれも最高学年としての姿を伝えるのにふさわしいものばかりです。(写真下)5校時は、学年で取り組んでいる合奏の練習も行われていました。

2月18日(火)

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 来週の金曜日に、今年度最後の全校行事となる「6年生を送る会」があります。1年生から5年生は、最高学年としてがんばってきた6年生に対し、卒業をお祝いするとともに、今までの感謝の気持ちを伝えます。その感謝の気持ちは、学年ごとに行う出し物で表現します。各学年の出し物は、毎年工夫した内容が見られて楽しいものです。学年の先生達が、実行委員の子ども達とともに知恵をしぼり、どのような構成にするかを考えてきました。そろそろ学年全体で集まる時間をとり、練習に入っている段階です。
 今日の1校時は、5年生が体育館に集まり、1回目の学年練習を行っていました。(写真上)毎年5年生の出し物には、威勢の良い田柄ソーランが入ります。今年ももちろん全員で踊る場面があるようですが、他にも歌あり、サプライズメッセージあり・・・と、楽しい構成になっています。6年生を送る会も、そしてその日のお別れ会食会も、全て5年生が中心となって行うことになります。当日は、5年生にとってとても大切な一日になることでしょう。
 2年生は、算数の時間に「分けた大きさのあらわし方をしらべよう」という学習に入りました。「分けたおおきさ」=「分数」ということです。今日は、「同じ大きさに2つに分けた1つ分を『二分の一』と言い、『1/2』と書き表すこと」を学習していました。
 正方形の折り紙を配り、同じ大きさになるように2つに切り分けます。正方形を半分に折るには、長方形に折るやり方と三角形に折るやり方がありますが、どちらも元の正方形の二分の一であると言えます。次に、別の長方形の折り紙が配られました。二分の一を作るのに、縦に半分に折り目をつける子もいれば、横に半分にした子もいました。(写真中)
 ノートに、できた二分の一の大きさの折り紙を貼りつけました。正方形の半分の折り紙も長方形の半分の折り紙も、それぞれ「1/2」の大きさであることを学習しましたが、それぞれが同じ大きさであるというわけではありません。「元の正方形や長方形に対して1/2の大きさである」ということを意味しています。(2年生にとっては、そこの理解が難しいところです。)
 2年生で学習するのは、今後学習していく分数の基礎の基礎です。1/2の他は、4つに分けた1つ分の1/4しか習いません。今後、3年生では分数の簡単な加法を、4年生では帯分数や仮分数を、5年生では異分母分数の加減や約分・通分について、そして6年生では分数×分数や分数÷分数の計算などを学習していきます。
 5年生は、算数の時間に「正多角形と円周の長さ」の学習をしています。(写真下)今日は、円の半径を用いて正六角形を描く課題に取り組んでいました。正六角形は、正三角形を6つ組み合わせてできています。ゆえに、「正六角形に接する円の半径の長さ=正六角形の一辺の長さ」であると言えます。
 ところで、来年度から新学習指導要領の実施に伴い、プログラミング教育が新たに各教科に盛り込まれることになります。算数におけるプログラミング教育として示されたものの1つに、この正多角形を描く学習があります。同じ教科書会社のホームページに、すでに来年度からどのように扱われるかが掲載されています。「プログラミングを体験しよう」というページがあり、「コンピューターを使って正多角形を描くには、どのような指示をすればよいでしょうか。」と書かれています。指示は、次の3つです。「前に□cm進みながら直線をかく」「□度右に回転する」「□回繰り返す」・・・一辺が10cmの正方形を描かせるならば、「10cmと90度と4回」の数字を入れれば良いわけです。では、正六角形は? 正五角形は? と考えさせて、実際にパソコンを操作してみる・・・という学習をすることになります。
 本日の学校説明会でも話をしましたが、プログラミング教育のための教科ができたり、新たな学習単元ができるというわけではありません。各教科の単元の中で、プログラミング教育に位置付けられるものが新たに加わるということです。ただ、その指導のために教員がパソコン操作の指導法をあらかじめ準備しておく必要があります。

2月17日(月)

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 今週は、5年生があいさつ運動を毎日担当することになっています。さっそく今日担当の子ども達が早めに登校し、正門側と東門側に分かれて全校児童の登校を待っていました。5年生のあいさつ運動は、各学期に1回ずつ行ってきたこともあり、どの子も堂々とできるようになってきました。あいさつはキャッチボールのようなものです。投げかけたあいさつがしっかり返ってくるように、気持ちを込めて行っていました。(写真上)
 全校朝会は、「体の健康・心の健康」という内容で話をしました。先週の生活指導の週目標は、「元気に外遊びをしよう」でした。朝休みも中休みも昼休みも、言われなくても外に出て遊んでいる子がほとんどです。しかし、生活目標となったということは、外に出て遊ぶことが苦手と思っている子がいるということです。平日の放課後や、土日の過ごし方を考えても、きっとゲームをする時間が多かったり、習い事で遊ぶ時間がなかったりという実態が想像できます。学校で過ごしている時間の中で、外に出て遊ぶということは、とても貴重な時間であるわけです。
・・・外で遊ぶのは、子どもの時期になぜ必要なことなのでしょうか? それはもちろん、「健康のため」です。そして、その「健康」には、「体の健康のため」と「心の健康のため」という理由が含まれています。
 まず、外遊びをすることが体の健康のためによいということは、すぐに分かると思います。鬼ごっこをしたりなわとびをしたりと、体をしっかり動かすことで、成長期のみなさんの骨や筋肉がじょうぶ育っていきます。そして、食事や睡眠がしっかりとれ、健康な生活リズムが生まれます。そうすることで、病気にかかりにくい抵抗力がつき、健康な生活を続けることができるのです。子どもの頃の健康な体が、大人になってからの健康を大きく左右すると言われています。大人になって健康な生活を送るためにも、まさに今の時期の健康な体が大切なのです。
 では、もう一つの「心の健康のために外遊びが必要である」というのは、どういうことでしょうか? 「健康である」ということは、体だけでなく心も健康であることを言います。心の健康については、5年生の保健の授業で学習します。簡単に言うと、明るい心やすっきりとした気持ちを抱くことが心の健康ということです。人は、限られた狭い空間の中にずっといると、イライラとした気持ちが募ってきます。また、ずっと考え事(勉強)をしているのもイライラの原因になります。その一番の解決方法が、広々とした外に出て体を動かして遊ぶことなのです。
 他にも、子どもの頃に外遊びをたくさんしておくと良いと言われることがたくさんあります。外遊びをすることで、友達とのかかわり方を学ぶことができます。自然の中の生き物や現象に興味をもつようになります。危険なことに対して身を守る力がつきます。太陽の光をたっぷりと浴び、ビタミンDを摂ることができます。・・・(後半は、長なわ記録会に向けてがんばろうという話をしました。)
 2校時から3校時にかけて、3つの保育園の子ども達が田柄小にやってきました。1年生と交流会を行うために、田柄保育園と田柄第二保育園、エンゼル保育園の年長組の子ども達が来てくれました。今日の会のために、1年生は様々な準備をしてきました。
 まず、体育館で始めの会を行いました。保育園の子ども達を前に、しっかり体育座りをして背筋を伸ばしている1年生が、いつも以上に立派に見えました。学校では、いつも一番小さな学年であり、かわいいかわいいと見られていた自分達も、いよいよ一つ上の学年になるんだという意識をもつことができたようです。
 手作りのペンダントをプレゼントしてから、自分達の教室へ案内をしました。机の中から道具箱を出して一つ一つ説明したり、教科書や計算カード、漢字ドリルを見せたりと、得意気に次々と教えてあげていました。1年生の教室に入り、席に座らせてもらっただけで目を真ん丸にしていた保育園の子ども達が、さらにきょとんとしていました。絵本を読み聞かせしたり、クイズや折り紙をしたり、1年生からのサービスはなかなか尽きません。(写真中)
 木曜日は田柄幼稚園の子ども達を招いて、もう一度交流会があります。きっと今日の経験を生かして、さらに張り切って臨むことでしょう。
 5年生は、社会科の時間に「自然災害とわたしたちの国土」の学習をしています。教科書には、東日本大震災の津波の影響で民家の上に船が打ち上げられた写真が掲載されています。(写真下)もうすぐ9年が経とうとする東日本大震災は、多くの爪痕を残しました。日本列島には、他にも多くの自然災害が毎年のように起きています。台風や大雨の被害は、昨年秋にもあり、記憶に新しいところです。地震や火山の噴火が多いことと、台風による被害があること、また雪が多く降る地域があることは、日本列島で起きる自然災害の特徴です。
 5年生の社会科では、そのような自然災害に対して、どのような取り組みで暮らしを守っているのかを学んでいきます。

2月14日(金)

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 2年生は、これから国語の時間に、「スーホの白い馬」の物語文の学習が始まります。モンゴルの草原を舞台にしたお話です。今日はまず、担任の先生が以前モンゴルに旅行した時の写真を見せながら、どんな国の様子なのかを子ども達に説明してあげていました。
 教室のディスプレイに映し出されるどの写真も、広大な土地が広がる場所であることが伝わってきました。また、食べ物やお酒(馬乳酒)、モンゴル相撲の様子の写真もあり、子ども達はこれから学習する物語の舞台をつかみ取ることができたようです。
 「スーホの白い馬」のお話には、馬頭琴というモンゴルの楽器が出てきます。担任の先生は、実際に本物の馬頭琴をお土産として買ってきたようで、クラスの子ども達に見せてあげていました。(写真上)自分で楽器を演奏するわけではないのに実物の楽器を買ってくるというのは、まさに教員魂のなせる業です。(3月に入ると、2年生に馬頭琴の演奏をする方に来ていただく授業があります。その時には音色を聞くことができます。)
 昨日、5年生の先生方に「わらぐつの中の神様」に出てくる赤いつま皮の雪下駄の写真を渡しました。以前、新潟に行った時に撮ってきた写真データを持っていて、毎年国語の授業で活用してもらっています。取材に行ったのは、もう20年近く前のことでした。自分の生まれ故郷の児童文学者である杉 みき子さんの足跡をたどり、探し当てた下駄屋さんで写真を撮ってきました。
 学校の先生達は、そういう授業で使える「財産」をいろいろと持っているものです。旅行先で、「あっ、これは何年生の授業で使えるな…」と考えながら写真を撮ったり、パンフレットを多めにもらってきたりします。(それだけに、肝心の旅行中も仕事のことばかり考えてしまいます。)
 中庭で、3年1組が七輪を使っておもちを焼く体験をしていました。2組は今週の月曜日に行っていましたが、炭に火をつけるまでどの班も苦労していました。今日の1組も同じく、新聞紙には火がつくものの、炭に火がなかなかつきませんでした。
 最初は新聞紙に火をつけ、次に割りばしを燃やして火を大きくしてから炭をくべる・・・というのは、初めての子ども達には難しかったようです。どうしても子どもは、新聞紙が燃えただけで炭に火がつくものと考えてしまいます。いくつかの班を回りながら、手助けしてあげました。炭に火がつけば、網を乗せてもちを焼くことができます。
 そこでまたまた子どもの感覚だなと思ったのは、「炎が上がらないと炭に火がついていない」と考えている子が多いということでした。今は、大人でも「いこる」という言葉を知らない人が多いのではないでしょうか。炭が赤くなって火がついている状態を「炭がいこる」と言います。炭に火が一度つけば、長い時間ゆっくり燃え続けます。だから昔は炭を使って調理をしていました。(こたつにも使われていました。)ガスコンロ時代の子ども達は、「炎が出ることが燃えること」と思い込んでいたわけです。
 苦労してやっと焼きあがったおもちを、しょう油をつけておいしそうに食べていました。(写真中)唯一、炭を使う身近な機会はバーベキューです。ぜひ子ども達に、炭のおこし方を体験させてあげてください。
 南校舎1階の保健室前に、今年も立派なお雛様が飾られました。主事さん達にお願いして、以前地域の方から寄贈していただいた豪華なお雛様を出してもらいました。
 さっそく子ども達が次々と集まり、目をまん丸にして見入っていました。最近は住宅事情もあり、なかなかこれだけ大きなお雛様を飾ることは難しくなってきているのではないでしょうか。3週間ほどの出番ではありますが、整然と並べられたお雛様は、暗闇から久し振りに出てきてホッとした表情に見えました。(写真下)

2月13日(木)

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 今朝は雨の予報がありましたが、予定通り児童集会が校庭で行われました。全校が赤白に分かれて、ドロケイをしました。子ども達は、鬼ごっこや追いかけっこが大好きです。「これぞ遊びの基本」と言えるのが、鬼ごっこです。たてわり班のABチームを使うとともに、高学年はスキップで追いかけるというルールにして、全校で楽しく行うことができました。
 集会後、4年生がサクラ草の移動と手入れを行いました。(写真上)2月に入り、日差しが強くなってきたので、各学年にサクラ草を日陰に移すようにさせています。下の方の枯れ葉を取り除き、水やりをたっぷり行い、4年生は職員室北側の日陰に移動させました。花芽がどんどん出始めているので、もう日陰での管理で十分です。全校児童のサクラ草の鉢は、1か月後の3月9日(月)以降に各家庭に持ち帰らせます。外の明るい日陰に置いて、それ以降も1か月ほど花を楽しむことができます。
 一方、5,6年生が植え替えをした学校用のサクラ草も、少しずつ職員玄関前に移しています。ゆくゆくは、このサクラ草の鉢を卒業式と入学式の会場に飾る予定です。学校にお越しの際は、職員玄関前で少し足を止めてご覧ください。
 6年生は、国語の時間に「海の命」という物語教材の学習をしています。教科書にこの「海の命」が扱われるようになって25年近く経ちます。4年生の「ごんぎつね」とともに、国語の定番教材になった感があります。ちなみに作者は、立松和平さんです。自然を愛した立松和平さんらしい内容になっています。
 父を死に追いやったクエを求めて、一人前の漁師になろうと与吉じいさに太一は弟子入りします。立派に成長した太一は、いつかついに海の中で瀬の主のクエに出会います。しかし太一は、もりを打つことをやめてしまいました。・・・物語の一番のクライマックスであるこの場面をどのように解釈したらよいかということは、6年生にとって、とても難しい問題です。
 その場面の本文は、このように書かれています。『これが自分の追い求めてきたまぼろしの魚、村一番のもぐり漁師だった父を破った瀬の主なのかもしれない。(中略)この魚をとらなければ、本当の一人前の漁師になれないのだと、太一は泣きそうになりながら思う。水の中で太一はふっとほほえみ、口から銀のあぶくを出した。もりの刃先を足の方にどけ、クエに向かってもう一度えがおを作った。「おとう、ここにおられたのですか。また会いに来ますから。」こう思うことによって、太一は瀬の主を殺さないで済んだのだ。大魚はこの海の命だと思えた。』
 なぜ太一が巨大なクエにもりを打たなかったか…6年2組の黒板には、次のような考えが書かれていました。(1)戦うことから逃げた(11人)・・・死にたくない。倒したくない。自分ではこのクエに勝てない。恐い。(2)戦うことを避けた(12人)・・・海の生態系が崩れる。海の命を傷つけてはいけない。おとうも倒さなかったと考えたから。申し訳ない。(3)その他(3人)・・・クエがおとうを思い起こさせてくれるから。
 どの子も6年生としてよく考えているなと思いました。ワークシートに自分の考えを書き込む姿からは、やがて中学校に進学するたくましさが感じられました。(写真中)
 2年生は、図工の学習で「キラキラシャボン」に取り組んでいます。絵の具を溶かした水に洗剤を混ぜ、シャボン玉液を作ります。ストローで息を吹き入れ、コップから出てきた泡を画用紙にくっつけていきます。画用紙についた泡が乾くと、きれいな模様が出来上がります。2人組になって友達と協力して製作していました。(写真下)
 様々な色の泡が画用紙に写し出され、筆で描くことのできない幻想的な模様が完成しました。来週はこの画用紙を使って、どんな作品に仕上げていくのでしょうか。楽しみです。

2月12日(水)

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 6年生は、理科の時間に「電気の性質とその利用」という学習をしています。単元の最初は、「つくる電気・ためる電気」の学習をします。教科書では、災害時用の手回し発電機の写真が載っています。災害などで、発電所から家庭に電気が届かなくなった時に使う非常用の機器は、一般家庭にも普及してきています。発電用のハンドルを回すと、明かりがついたりラジオを聞くことができるというものです。理科実験用の手回し発電機を使い、豆電球や発光ダイオードに明かりをつけることができることをまず確かめました。これが、「つくる電気」です。
 次に、「ためる電気」は、コンデンサーを使います。手回し発電機をコンデンサーにつなぎ、しばらく発電させて電気をためます。次に、電気をたくわえたコンデンサーを豆電球や発光ダイオードに接続すると、しばらくの間発光する様子を確かめることができます。
 さらに今日実験していたのは、豆電球と発光ダイオードでは、どちらが長く明かりがついているかという内容でした。手回し発電機を回す回数を同じくし、豆電球と発光ダイオードとで比較実験を行います。(写真上)結果は、圧倒的に発光ダイオードの方が長く明かりがついていることが分かりました。
 最近は、ほとんどの信号機が発光ダイオードを使ったものになりました。時折、電球を使った古い信号機を見かけます。明るさや見やすさの違いもありますが、使われている電気量にずいぶん差があり、新しいタイプの信号機は省エネタイプと言えます。
 「電気をためる技術」として、充電池について紹介しているコラムも教科書に載っています。携帯電話の充電池や電気自動車の充電バッテリーなどが写真入りで掲載されています。4月からの教科書には、昨年ノーベル化学賞を受賞した吉野さんが紹介されることになるかもしれません。吉野彰さんは、リチウムイオン電池の開発でノーベル賞を受賞しています。
 5年生は、3学期に入ってから図工の時間に、「マイウクレレ」の製作に取りかかってきました。2本の弦を張り、いよいよ完成段階に入りました。
 材料は、板と段ボールを使って作っています。2本の弦は、「水糸」という建築現場で水平を測る時に利用する糸を使っています。2種類の糸は太さが違うので、同じように弦を張っても音の高さが異なります。(太いと低く、細いと高い音になる)また、取り付けた金具を締めることで糸の張り具合も変えられるので、音色を調節することができます。出来上がった子ども達は、ミュージシャンになった気分で音を楽しんでいました。(写真中)
 1年生は、来週行われる保育園と幼稚園との交流会に向けて、メダル作りに取り組んでいます。メダルには、一言ずつ手書きのメッセージが書いてあります。「がっこうはたのしいところだよ。」「にゅうがくするのをまっています。」「いっしょにあそぼうね。」など…。1年生にとっては狭いスペースですが、一生懸命書いた形跡が感じられる温かな言葉が添えられていました。(写真下)
 赤いリボンをつけてから、どの子も自分の首にかけてみました。メダルを首にかけると、ニコッと笑顔になるものです。来週月曜日は3つの保育園の子ども達と、そして木曜日は田柄幼稚園の子ども達と交流会を行います。一人一人にメダルを首にかけてあげた時に、お互いが笑顔で結ばれるすてきな交流会になるように、さらに準備を進めていきます。

2月10日(月)

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 全校朝会で、「道具を大切に使おう」という話をしました。朝礼台にジョーロをいくつか用意してから話を始めました。
・・・ここにジョーロをいくつか持ってきました。この2つは、中庭の図工室前に置いてあったジョーロです。1つは、水を入れる上の部分が割れてしまっています。たぶん、水道の蛇口がここにぶつかって、しだいに大きく割れてきてしまったのでしょう。もう1つは、ジョーロの底の部分が割れてしまっています。水を入れても、下からもれてきてしまうので使えなくなりました。このジョーロは、どうして下の方にひび割れができてしまったのでしょう。以前、水やりが終わって、ジョーロを片付ける時に放り投げていた子がいたので注意したことがあります。ジョーロはプラスチックでできています。ぶつけてしまえば割れてしまい、一度ひびが入れば元には戻りません。どちらも、2,3年前に学校で買ったジョーロです。みんなで大切に使えば、もっと長持ちをさせることができたはずです。これは、校長先生専用のジョーロです。使い始めて、今年で8年目になります。今回、新しくジョーロを買ってもらいました。今日の日付を書き入れました。何年間、このジョーロをみんなで大切に使うことができるでしょうか。今日から中庭に3個、けやき広場側に1個、新しいジョーロを置くようにします。
 学校には他にも様々な道具があり、いつも大切に使っていれば長持ちするものがたくさんあります。掃除のときに使うほうきは、いつもきちんと用具入れに吊るしてあるでしょうか。吊るしていないと、ほうきの毛先が曲がってしまいます。理科室には、たくさんの実験道具があります。先生の指示を守り、正しく実験道具を使わないと、壊れてしまいます。その他にも、体育の時間に使う道具や給食の食器、スプーン、はしなど、みんなで使う道具は、学校の中にたくさんあります。どの道具も、ていねいに扱うことや正しく使うことで、何年も長持ちさせることができます。電気や水道を無駄づかいしてはいけないということは、当然知っています。普段使っている道具も同様に無駄づかいをしてはいけないのです。・・・
 掃除の時間に、校長室前で階段掃除をしている子ども達を指導する時があります。「カンカンカン…」という音や「ゴンゴンゴン…」という音が聞こえてくると、校長室を飛び出して指導に行きます。「カンカンカン…」は、ほうきの柄で階段の手すりをたたく音です。そして、「ゴンゴンゴン…」は、ごみ箱を膝で蹴っているか、床にぶつけながら運んでいる音です。子どもは、自分の物でないと、何気なしにそういう行動に出やすいものです。物を大切にする気持ちをその場その場で教えていく必要があります。物を大切にできる子は、人も大切にできる子に育ちます。
 1校時に、4年1組で保健の授業がありました。4年生の保健の授業は、「育ちゆく体とわたし」という内容で、1学期に2時間、3学期に2時間の扱いで指導することになっています。1学期は、おもに体の発育や発達に個人差があることや、思春期に男女の体の違いが見られるようになることを学習しました。そして3学期の保健の授業では、思春期における男女の体の変化とともに、体内でおこる体の変化について、具体的に学んでいきます。かなり以前は、5年生の保健の授業で指導していた内容でしたが、現在は4年生で教えることになっています。(写真上)
 「卵子」や「精子」の写真が教科書に載っていて、体のどの部分でつくられているのかということも指導します。5年生の理科の時間にも、メダカや人の誕生の学習で再度習うことになります。
 中休みに、音楽室で5年生の楽器のオーディションが行われていました。威風堂々の木琴とバスマスターのオーディションでした。オーディションの楽器を演奏する前に、まずはリコーダーのテストです。威風堂々をリコーダーで吹くことができなければ、他の楽器を行うことができないという約束になっています。
 今月末に行われる「6年生を送る会」では、5年生全員で退場の音楽として心を込めて演奏します。また、卒業式でも5年生が威風堂々の演奏を担当します。リコーダーのテストの次は、一人ずつそれぞれの楽器のパートを演奏しました。1回勝負のオーディションを、どの子も緊張の面持ちで受けていました。(写真中)
 1年生は、来週月曜日に保育園(3園)と、木曜日に田柄幼稚園と交流会を行います。現在、生活科の時間にそれらの交流会の準備をしているところです。交流会では、様々なやり方で小学校の様子を教えてあげるようです。教室に案内したら、まず自分の席に着かせてあげ、教科書や道具箱の中を見せながら説明をすることになっています。
 さらに、ランドセルに教科書類を入れて背負わせてあげるという体験も考えています。今日は実際に、友達同士でその練習をしてみました。(写真下)1年生なので軽々とランドセルを背負っていますが、保育園や幼稚園の子ども達は、当日どんな表情で体験をすることになるでしょうか。

2月8日(土) その2

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 午後2時から、おやじの会主催の「親子で昔遊び大会」が体育館にて行われました。子ども達だけでも60名以上の参加がありました。
 日本の伝統的な昔遊びであるけん玉やこま回し、羽子板で遊ぶコーナーがありました。低学年の子は、生活科の学習でこれらの遊びを体験しています。授業でやっているだけに、子ども達の関心が高く、上手な子が多く見られました。
 他にも、割りばしでっぽうや紙ブーメランのように、作って遊べるコーナーも用意されていました。手作りならではの良さがあり、作ったおもちゃはお土産として持ち帰ることができます。
 そして、今年もステージ上では、ミニ四駆のレースコースが設置されていました。真っ先に子ども達がかけつけ、用意されたマシンを手にコース前に列をつくっていました。ミニ四駆は、かなり昔から長く続いている遊びです。昔はよくショッピングモールの催事場で大会があり、親子で参加したものです。そして、家庭ではできない長いコースを疾走するミニ四駆を目で追いながら、そのスピード感にうっとりしたものでした。
 後半は、子ども達が3チームに分かれ、ドッジボール大会をしました。最後に、大人チーム対子どもチームでもドッジボールを行い、大いに盛り上がりました。子ども達の動きの素早さに、さすがのお父さん達も大苦戦でした。
 最後に、みんなでソースせんべいとカルピスをいただきました。おやじの会の皆様には、子ども達のために準備をしていただくとともに、一人一人にきめ細かくかかわっていただき、どうもありがとうございました。

2月8日(土) その1

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 今日は、今年度最後の第二土曜学校公開日でした。たくさんの保護者の皆様に、子ども達の学校生活の様子をご覧いただくことができました。
 1年生は、再来週に近隣の保育園や幼稚園との交流会を控えています。3校時に、生活科「もうすぐ2年生」という単元の授業がありました。「どんなことをしたら保育園や幼稚園の子ども達に学校の様子が伝わるだろうか。」そして、「どうしたら小学校は楽しいところだと思ってもらえるだろうか。」ということを考え合っています。
 1年生は、1校時に「これはなんでしょう」という国語の学習をしていました。クイズ形式の対話の中で、楽しみながら出題・質問・応答のやりとりをし、話す力や聞く力を身につけさせていくという学習でした。出題する子は、2つヒントを出します。それに対して、答える側は、2つまで質問をすることができます。きちんと話を聞いていないと、ヒントで言ったことをまた質問してしまったりします。
 座席が近い子同士で、ヒントとなる言葉を話し合って考えているクラスがありました。(写真上)こういう話し合いも「話すこと・聞くこと」の学習です。この一年間で、1年生の子ども達は友達同士でしっかり話し合いができるようになってきたことを感じました。
 5年生は、下田移動教室の振り返りの発表をクラスごとに行っていました。先週実施した3日間の移動教室の取り組みから、自分自身がどのようなことを学びどんな力がついたかを、一人ずつ発表していました。原稿を見ずに、はっきりとした声で発表している子がいて感心しました。こういう力も、移動教室に向けた取り組みの中で培ってきたものであると感じました。(写真中)
 4年生は、2,3校時に体育館で、二分の一成人式がありました。学年全員で成功させようと、練習に練習を重ねて今日の本番を迎えました。たくさんの保護者の方々に見守られ、子ども達の緊張感はMAXの状態でした。しかし、司会を務めた実行委員を始め、どの子も練習の成果を発揮してよく頑張りました。(写真下)
 4年生にとって、高学年に向けての第一歩となる行事となりました。次は、今月末にある「6年生を送る会」に向けて、また学年の心を一つにしていくことでしょう。

2月7日(金)

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 昨日に続き、今朝も冷え込みました。昨日以上に気温が下がったようで、池の氷はさらに広がり、ミッキー池の中央部分がついに凍りました。2cmぐらいの氷が水面にきれいにできていました。
 今日と明日は、ユニセフ募金日になっています。代表委員会の児童が早めに登校してきて、正門と東門に分かれて登校してくる子ども達を待ちました。登校が始まると、募金箱を手にして、大きな声で協力を呼び掛けていました。登校してきた子ども達の中には、募金箱にお金を入れている様子を見て、うらやましそうに見つめている子もいました。「明日は自分も持ってきたいな…」と感じたのかもしれません。また、1年生の子が募金を入れやすいように、代表委員会の子が姿勢を低くしてあげていたのも印象的でした。
 3年生は、総合の学習の時間に、「昔の道具を調べよう」という勉強をしています。光が丘図書館から、昔の道具に関する本を団体貸し出しとしてたくさん借りることができました。今日はその本の中から、自分で調べてみたい昔の道具を選んでいました。
 開いたページに載っていたのは、「赤チン」と「脚つきまな板」と「足踏みミシン」でした。あいうえお順のため、「あ」のつく道具です。(写真上)
 「赤チン」は通称名で、正式な商品名は「マーキュロクロム液」でした。「でした」と言うのは、もうすでにほとんどの会社で製造中止になっているからです。先日テレビでも伝えていましたが、求めている人がいる限り製造販売をしたいという会社のみ残っているそうです。それも2020年限りのようです。環境汚染の法律が今年の12月31日に施行されることを機に、ついに販売ができなくなるそうです。
 昔、赤チンは、たいていの家の救急箱に必ず入っていました。けがをした時の殺菌剤です。子どもがころんでひざを擦りむくと、よく赤チンを塗ったものです。ですから、昔の子ども達は、ひじやひざが真っ赤な赤チンの丸い跡がついていたものです。
 「足踏みミシン」を知っている方は、どっぷり昭和の世代です。私が子どもの頃、自分の家にありました。今は電動でミシンが動きますが、当時は足で板をパタパタ踏むことで、はずみ車を回転させて動かしていました。子どもは絶対にあのペダルを踏んでみたくなるものです。(よく叱られました。)
 1年生が図工の時間に、動くおもちゃの工作に挑戦していました。工作キットを使い、ボール紙の筒が転がると、それに合わせて竹ひごにつけた飾りが動く仕組みになっています。竹ひごをさす場所や、取り付ける飾りの大きさで動きが変わってきます。出来上がった子から、先生が用意した坂道を順番に転がして、動き方を確かめてみました。(写真中)
 うまく動かないのはなぜだろうと、試行錯誤しながら制作していました。この教材の名前は、「おさんぽトコトコ」です。いかにも1年生らしい、かわいいネーミングになっています。
 3年生は、算数の時間に「三角形のなかまを調べよう」という学習をしています。いろいろな三角形の中から辺の長さに着目して分類し、二等辺三角形や正三角形の定義を学習しました。今日は、コンパスと定規を使って二等辺三角形を描く学習をしました。コンパスは、円を描くためにすでに3年生で使い方を習っています。しかし、今回は円を描くのではなく、コンパスのもう一つの使い道を利用しました。コンパスは、「直線の長さを測り取る」時にも使われます。正確な二等辺三角形を描くために、みんな真剣に取り組んでいました。(写真下)

2月6日(木)

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 この冬一番の寒気がやってきました。昨日の夕方から北風が強くなり、身に応える寒さになりました。今まで「暖冬」と言われてきただけに、北風が痛く打ちつける一日でした。しかし、子ども達は元気です。なわとび月間が明日までということもあり、休み時間には進んで外に出て友達となわとびカードの技に挑戦していました。さすがは「風の子」です。
 登校してきた子が、すぐに池の氷に気がつきました。ミッキー池のザリガニがいる浅い方の水面が、全て氷に覆われていました。例年は、1月に一度凍ると、しばらくの間ずっと凍ったままの状態になります。「今年はまだ田柄小の初氷の日が来ないな」と思っていたところでした。
 1年生の子ども達がさっそく外に出てきて、氷をそっと触ってみました。ガラス板のような立派な氷を手にして大喜びでした。(写真上)アメダスのデータを調べた限りでは、練馬の今朝の最低気温は1度だったようです。練馬のアメダスの記録計は、「豊玉上」付近に設置されています。ここ田柄は、練馬区の中でも気温が下がる場所なのでしょう。ミッキー池の中央(カメ吉や金魚がいる方)は、まだ凍っていません。昨年は分厚い氷ができていましたが、今年はどうでしょうか。
 今日の児童集会は、代表委員会による「ユニセフ集会」でした。募金を行うにあたり、ユニセフのしくみや名前のいわれなど、パワーポイントを使ってスクリーンに資料を映しながら説明をしていました。また、100円で何ができるかというクイズでは、たくさんの人を救うことができるということが分かりました。
 明日、あさってと、2日間にわたってユニセフ募金を行います。代表委員が昇降口前で募金箱を持って待ち受けます。募金に参加させる場合は、お金の取り扱いに十分に気を付けて持たせるようにしてください。
 1,2校時に、4年生が体育館で二分の一成人式の通し練習を行っていました。第一部では、呼びかけの後に全員合奏があります。今まで音楽の時間に練習してきた「アラホーンパイプ」の曲を演奏します。(写真中)第二部では、全員合唱「十歳の記念日」の歌も聞いてもらいます。共に、音楽を通して自分達の成長した姿を見せるとともに、学年全員の決意を示します。
 「アラホーンパイプ」は、ヘンデルが作曲した「水上の音楽」の中でも最も有名な曲です。水上の音楽というだけあって、王様の舟遊びの時に演奏される目的で作られました。野外で演奏することを考え、原曲では輝かしいトランペットが活躍します。4年生の演奏は、リコーダー合奏が中心となります。二分の一成人式を始めるにふさわしい、華やかな合奏になっています。
 2年生の図工作品「カッターナイフタワー」が完成に近づいてきました。色画用紙にカッターナイフで切り込みを入れ、たくさんの窓や飾りができました。土台となる用紙の上に立てると、すてきなタワーが立体的に見えてきました。カッターのきれいな切り口が、努力の跡としてそびえ立って見えます。(写真下)
 ちょうど一週間前、下田移動教室で5年生がアジの干物づくり体験を行いました。その時は、専用の小型タイプの包丁を全員が手にしました。今回の2年生の図工の学習もそうですが、刃物をしっかりと使えるようにする経験はとても大切なことです。刃物を器用に使うことで、どれだけ便利できれいな作業ができるかを、子どものうちに体験させておきたいものです。(もちろん、安全面の指導はしっかりする必要がありますが。)

2月5日(水) その2

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 4校時に、4年3組の理科の授業を見に行きました。「すがたをかえる水」の単元の最初の授業場面で、水が温められて沸騰していく様子を観察する内容でした。
 子ども達は、日常的にやかんなどで、「お湯が沸く」ということはよく目にしています。しかし、そのやかんの中のお湯が、どのような変化を遂げて「沸く(沸騰する)」状態になるのかということまでは分かっていません。そこで、ビーカーを使い、水が温まっていく様子や沸騰に至るまでの様子をじっくりと観察させる実験を行いました。(写真上)
 実験が始まりコンロの火をつけると、「小さな泡が出てきた」とか、「湯気が出てきた」というように、刻々とビーカー内のお湯の変化に気がつきます。子ども達は、ビーカーの中の変化を逃すまいと、目を大きく開けて見続けていました。
 温められたお湯から出てくる白い湯気(水蒸気と湯気は違います)の正体は何だろう? ビーカーの底から出てくる泡の正体は何だろう? ・・・いろいろな気づきが生じます。4年生の理科では、そんな水の状態変化から、科学的な見方・考え方を深めていきます。
 5校時は、2か所の授業を半分ずつ授業観察に行きました。前半は、6年1組の国語の授業を見ました。漢字の学習単元で、「カンジー博士の山登り」という教材でした。光村図書の国語の教科書には、どの学年もこの「カンジー博士」が出てきます。(漢字博士=カンジー博士という、単純明快な命名ではありますが…)漢字の読み方や使い方、送り仮名についての問題が載っていて、漢字辞典を使って調べながら学習していました。(写真中)
 「務める・勤める・努める」や、「収める・納める・修める」の使い分けを考える問題がありました。使われる文章全体の意味を考えて、正しい漢字を選ばなければなりません。同音異義語は、日本語ならではの難しい部分です。
 後半は、けやきルームの個別指導の部屋に行きました。先生と児童とが1対1で授業が行われていました。本の読み聞かせをした後、読むトレーニング(まぎらわしい言葉の並びを正しく読む)や、視知覚トレーニング(迷路を鉛筆でたどり、通過した番号を書き出す)などに取り組んでいました。(写真下)
 けやきルームでは、一人一人の課題に合ったプログラムを考えるとともに、与える教材も個々の実態に即したものが選ばれています。

2月5日(水) その1

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 今日は、様々な学級の授業観察がありました。
 1校時は、5年3組の授業観察を行いました。理科室で「もののとけ方」の授業を見ました。溶けきれなくなった飽和状態のホウ酸水をろ紙でこし、出てきた水溶液にホウ酸が溶けているのかを調べる実験を行いました。
 実験は、2通りあります。一つは、蒸発皿に数滴とって熱することで、ホウ酸が出てくるかどうかを調べます。火を使う実験なので、安全面の指導をしっかり行ってから始まりました。ガスコンロを点火すると、すぐに水分が蒸発し始め、白い粉が出てきました。蒸発皿にホウ酸が残ったことから、ろ過した液にホウ酸が含まれていたことが分かりました。(写真上)
 もう一つの実験は、ろ過した液を冷やす方法です。ホウ酸は、水温が高いとたくさん溶け、水温が低くなるほど溶けにくい性質があります。そのため、水温を下げることで結晶を取り出すことができます。氷水に食塩を混ぜることで、ろ液をかなり低くして様子を見ました。しかし・・・低温ではあまり飽和状態に差がないため、なかなかはっきりとした結果が得られませんでした。あるいは、子ども達が作ったホウ酸水が、十分飽和状態になっていなかったということも考えられます。(理科では、こういうこともあります。)
 ところで、5年生の教科書に「資料」として、塩づくりの方法が紹介されています。日本の伝統的な塩づくりの方法として、海水から塩を取り出す石川県珠洲市の塩田の写真が載っています。だいぶ昔のことですが、旅行でこの場所を訪れたことがあります。海水を砂の上にまいて塩の結晶をつくり、徐々に濃い食塩水にして煮詰めていく様子を見た記憶があります。
 3校時は、けやきルームの個別指導の様子を見に行きました。教育アドバイザーの先生が来て、新規採用教員の指導を行う授業にもなっていました。
 授業では、いくつかのプログラムを組み、指導する子どもの実態に即した内容が考えられていました。その一つとして、節分の時期に合わせた指導が行われていました。5色の鬼を提示し、自分の心の中の鬼はどれかを考えさせる内容です。(写真下)
 欲深い鬼、怒りっぽい鬼、だらだら怠け者の鬼、疑い深い鬼、過去にとらわれて進めない鬼が、赤・青・緑・黒・黄色の5色の鬼に相当するそうです。自分だったら何色かなと考えさせられてしまいました。

2月4日(火)

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 6年生は、外国語活動の時間に「英語劇」に取り組んでいます。日本の昔話の桃太郎を英語バージョンにした台本があり、それを基にグループで設定や配役を考えて一つの劇を作りました。全体のストーリーはある程度決まっているのですが、劇中の固有名詞は自分達で変更可能です。(その部分が、グループごとに工夫があって面白くなっています。)
 6年生の各教室では、英語劇に使う小道具(やや大きめのものもあり)を作っています。昨日は、段ボールで桃を作っているグループがありました。中から桃太郎が出てくる仕組みになっています。
 学芸会ではないので、まずは自分のセリフを英語でしっかりと話すことができるようにしなければなりません。今日は、練習経過を発表し、ALTのマリア先生にも見ていただきました。(写真上)本発表は、今週土曜日の学校公開の日です。北校舎1階西側の多目的室で行います。お楽しみに・・・。
 2年生は、算数の時間に「長さをはかろう」という学習をしています。1学期に、30cmものさしを使い、「センチメートル」や「ミリメートル」の単位を学習してきました。今回は、それよりも長いものの長さを測る学習です。新たに「メートル」という単位を習い、1m=100cmであることを学習しました。
 今日は、その発展的な学習として、「テープものさし」を作り、いろいろな長さを測り取る活動をしました。紙テープを3m用意し、まず1mのものさしを使って1mおきに目盛りをつけます。さらに10cmごとに印をつけると、3mまで測ることができるテープものさしが出来上がりました。
 グループごとに校内のいろいろな場所に行き、普段は測定することができない長さを測ってきました。テープものさしは、紙テープの端を押さえる子やテープがたるまないように引っ張る子が必要です。さらに、正確に「何m何cm」まで測るため、ものさしを当てて数値を読む子も重要です。協力しながら、いろいろな場所の長さを測り取っていました。(写真中)
 1年生は、図工の時間に紙版画で鬼の顔を作っています。今日は、3組の教室で版画の印刷が行われていました。まず最初に、紙版画の型紙作りです。画用紙を切って鬼の顔を自由に表現しました。角が1本の鬼もいれば、2本の鬼もいます。また、目や口を工夫して怖そうな鬼になった子もいれば、優しそうな鬼が出来上がった子もいました。
 次に、ローラーを使ってインクを塗ってから、画用紙に印刷をしました。型紙をはずすと、すてきな鬼が浮かび上がってきます。赤や青、黒色の様々な鬼が出来上がりました。(写真下)
 隣の2組では、昨日の節分に合わせて「自分の心の鬼」を作品に書き添えてありました。「めんどくさがりおに」、「なきむしおに」、と書かれた鬼がいたかと思うと、「ゲームおに」、「テレビみすぎおに」という鬼もありました。
 昨日は、各家庭で豆まきをしたところが多かったことでしょう。今朝通勤途中に、玄関先にまかれた豆が残っている場所を見つけました。誰が鬼の役をやったのかなと想像してしまいました。

2月3日(月)

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 全校朝会は、先週行われた5年生の下田移動教室に関する話をしました。
・・・先週の水曜日から、2泊3日で5年生の下田移動教室がありました。城ケ崎ピクニカルコースを歩いたり、魚市場や下田海中水族館の見学、アジの干物作り体験をしたりと、下田の海の自然を生かした活動をたっぷりと行うことができました。また、3日間お世話になった宿舎では、夕食後に肝試しやキャンドルファイヤーをして、学年の全員で楽しく過ごすことができました。
 移動教室では、行動班や生活班というグループが決められていて、友達同士協力する力が試されます。班ごとに班長や副班長、食事係、保健係など、一人一人の役割が決められていて、仕事に責任をもって取り組まないと、みんなに迷惑がかかってしまいます。さらに、たった一人が集合時刻に遅れるだけで、全体に迷惑がかかります。ですから、移動教室は、そういう集団行動を学ぶ場でもあるのです。
 他の学年のみなさんも、日頃の学校生活を通して集団行動を学んでいます。このように全員そろってお話を聞いたり、係の仕事や給食当番・掃除当番の仕事をしたりするためには、人と人との協力が大切です。また、グループで話し合って考えをまとめたり、発表会の準備をしたりすることも、友達との協力が必要です。集団行動での基本は、いつも周りの人のことを考えて、人に迷惑をかけないということです。
 5年生のみなさんは、下田移動教室の3日間、様々な場面で先生方に指導を受けながらも、集団行動をしっかり学んでくることができました。特にすばらしいなと感心したのは、友達を大切にする姿です。もちろん、友達に温かい声かけをすることも大切ですが、言わなければならない時は、きちんと友達を注意してあげることも友達への優しさです。5年生のみなさんは、常にお互いを良くしていこうという正義感をもって行動しているなと思いました。その他にも、宿舎でトイレのサンダルをきちんとそろえることや、あいさつをしっかりすること、そして5分前行動を心がけることにもがんばりました。最高学年に向かう5年生として、とても立派な姿が光る移動教室になりました。・・・(後半は、節分に関する話もしました。)
 3日間にわたって撮りためた写真データを使って、下田移動教室の子ども達の様子を紹介する写真掲示物を作成しました。保健室前の掲示板にさっそく貼ったところ、休み時間に5年生の子ども達が集まってきました。(写真上)
 外に出かける時は、いつもコンパクトカメラで写真を撮っています。校内では一眼レフのカメラを使っているので、動きがあったり暗いところだったりしても、なんとか収めることができます。しかし、コンパクトタイプのデジカメでは、室内などの様子を撮るのが難しく、苦労します。そんな中でも、よく撮れた写真を編集して作成したら、A4版11枚になりました。肝試しでは、男女しっかり手をつないで恐々と歩く様子が写っていました。
 実は・・・連合書き初め展に出品された作品が戻ってきたので、写真の上に掲示することになりました。(移動教室の写真は、書き初めの裏に隠れています。)書き初めは2週間ほど掲示しておきますので、下田移動教室の写真はその後にご覧ください。
 3校時に、3年1組の授業観察がありました。理科「じしゃくのふしぎをしらべよう」の学習でした。3年生では、豆電球のあかりの学習に続いて、実験セットを使った磁石の学習に入っています。今日の学習では、磁石が離れたところから鉄を引きつけることを実験で確かめました。正確に調べるために、定規を使って何センチ離れたところから鉄が引きつけられるのかを調べていた子もいました。(写真中)
 また、「磁石の力は、間に別のものがあってもはたらくこと」についても実験しました。紙やプラスチックを間に挟んでも、磁石で鉄を引きつけることができます。磁石の力は目に見えないだけに、子どもにとってはとても不思議なものであり、興味・関心のある実験ができます。授業の後半は、磁石を使って各自が様々な実験を考えてやってみました。3年生の理科では、こういう「遊びの時間」が大切です。試行錯誤して遊ぶ中から磁石の性質に気づいていきます。
 5,6校時に、体育館で4年生が二分の一成人式の学年練習をしていました。今週の土曜日、学校公開の2,3校時に発表を行う予定です。第一部では、「成長の証」として、グループ発表があります。3学期に入ってから、友達と協力して練習してきました。今日は、最初のグループから通して練習をしていました。(写真下)竹馬や一輪車、フラフープなど、自分の得意なことやできるようになったことを発表します。(写真は、サッカーの発表)
 放課後、4年生の子ども達が手分けをして、先生方に招待状を渡しに行きました。私のところにも担当の子が招待状を手にやってきました。その子は、跳び箱の技を発表すると言っていました。当日の発表が楽しみです。

下田移動教室(2日目の夜から3日目の様子)

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 2日目の夜は、4階の集会室でキャンドルファイヤーを行いました。係の子ども達がしっかり準備をしてきた様子が良く伝わってくる内容でした。
 最初に火の神が入場し、4つの火に分火して燭台に火を灯しました。その後は、マイムマイムやソーラン節を元気良く踊ったり、班対抗のゲーム大会で盛り上がりました。どれもとても良く考えられ、準備されてきたものばかりでした。下田最後の夜を学年のみんなで楽しく過ごすことができました。また、5年生全体の温かな子ども達の関係が良く伝わってきたひと時でした。
 3日目の朝も素晴らしい晴天になりました。部屋の片付けをしっかり行ってから、玄関前で閉校式がありました。お世話になった宿舎の方々に感謝の気持ちをきちんと伝えてからバスに乗りました。
 今日の見学場所は、小田原にある県立地球博物館に行きました。46億年にわたる地球の歴史を、自然や生命の様々な観点から展示されている博物館です。お弁当を食べ、ガイダンスを聞いてから班行動で館内の見学を行いました。
 帰りは道路状況が良く、予定よりも早めに到着することができました。3日間天候にも恵まれ、5年生にとって思い出深く素晴らしい移動教室になりました。そして何よりも、学年の絆を一層深め、これから最高学年をめざす気持ちを高めるきっかけとなった移動教室でした。来週からの5年生一人一人の活躍に期待しています。

下田移動教室(2日目の様子)

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 水族館でお弁当を食べてから、クラスごとに3つのコースに分かれて活動をしました。それぞれの活動時間を決めて、ローテーションで回るようにしました。
 まず1つは、水族館に残っておみやげを買う活動です。各自財布におこづかいを入れ、売り場に向かいました。家族一人一人のことを考えながら、迷いに迷って買い物をする様子が見られました。
 次に、アジの干物作り体験です。干物屋さんに行き、一人5匹ずつのアジを包丁で開きました。魚をさばくのは、ほとんどの子が初めての経験でした。内臓を取り出したり、包丁を骨に沿って入れたりと、しばらく格闘が続きました。何度か挑戦するうちにコツがつかめたのか、最後の5匹目は、みんなとても上手になっていました。自分の名札をつけたアジは、その後味付けをして乾燥させ、明日のバスの出発までに届けてもらうことになりました。学校で解散してから渡すことができそうです。お楽しみに。
 3つ目は、爪木崎の散策コースです。爪木崎は、野水仙が有名で、ちょうど水仙祭りの期間中でした。暖冬の影響で、そろそろ水仙もアロエの花も終わりかけている頃でした。しかし、青い空に青い海、白い灯台が子ども達を迎えてくれました。沖合には、今日も伊豆七島がはっきりと見え、360度の雄大な自然を満喫することができました。

下田移動教室(1日目夜から2日目の様子)

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 1日目の夜は、宿舎の中で肝試しを行いました。係の子ども達が準備をして、4階のミーティングルームをスタート地点にして、3階や2階を歩くコースをつくりました。
 オープニングの怖い話を聞いただけで涙ぐんでいた子もいました。くじ引きでペアを決め、必ず手をつなぐという約束で時間差をつけてスタートしました。
 コースの所々に係の子ども達がおどかし役となって現れると、館内に大きな悲鳴や歓声が響き渡りました。怖さとともに、楽しさも一緒に体験することができた肝試しになりました。
 2日目の朝を迎えました。みんなぐっすり眠ることができたようです。朝会は4階の集会室で行いました。ラジオ体操や班長会の報告があり、朝会が終わる頃、海から朝日が昇ってきました。今日も風は強いものの、素晴らしい晴天に恵まれています。
 午前中は、バスに乗って下田漁港の魚市場に行きました。セリは終わっていたようでしたが、水揚げされたキンメダイを箱詰めしている様子を間近で見ることができました。
 下田海中水族館では、班ごとに分かれて行動しました。アシカやイルカのショーを見たり、たくさんの珍しい魚を見学したりすることができました。コツメカワウソやペンギンの赤ちゃんも大人気で、子ども達の注目の的でした。

下田移動教室一日目

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 5年生の下田移動教室が2泊3日で始まりました。当初は、3か月前に岩井移動教室に行く予定でしたが、台風の影響で下田に振り替えて実施することになりました。3学期に移動教室を行うことになったのは、練馬区として初めてのことだと思います。
 振り替え日程が決まった時には、冬の一番寒い時期であり、感染症の流行も心配でした。しかし、予想外に気温が高くなり、また全校でもインフルエンザが非常に少ない状態で今日の日を迎えることができました。
 6時40分、まだ外は真っ暗な中、元気良く子ども達が荷物を持って登校してきました。体育館で出発式を行ってから、バスに乗り込みました。朝降っていた雨はすぐに上がり、バスレクを楽しみながら伊豆半島をめざしました。
 小田原厚木道路を下りると、目の前に相模湾の青い海が見えてきました。子ども達の歓声が一気にあがりました。遠くには、三浦半島や房総半島まで見渡すことができました。
お昼前に城ヶ崎海岸に着きました。ぼら納屋から海岸沿いに、ピクニカルコースを歩きました。今日は東京も暖かかったと思いますが、伊豆半島はさらに気温が高かったようです。半袖になって歩いていた子もいました。
 お弁当は、灯台の近くの広場で食べました。海の向こうには、大島や伊豆七島がよく見えました。激しく打ちつける波の音を聞きながら、朝早く作ってもらったお弁当をおいしくいただきました。
 宿舎に着いてすぐに玄関前で開校式を行いました。いよいよ移動教室で学ぶ集団行動が試されます。宿舎の方々にしっかりあいさつをしてから2段ベッドが並ぶ各階に移動しました。
 男子は2階、女子は3階を使います。単独校なので、ゆったりとスペースを使って活動ができそうです。自分のベッドに荷物を置いて、ホッとしたのもつかの間、避難訓練や係活動、入浴の準備と、次々と先生からの指示が出ていました。
 全員元気に過ごしています。

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