「わくわく・どきどき」の学びを目指して

6月19日(水)

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 今日は、1年生が1,2校時に、4年生が3,4校時に水泳指導を行いました。1年生にとっては、小学校での水泳指導は初めてのことです。スイミングに通っているという子が多いようですが、保育園や幼稚園での水遊びを経験しただけの子どもにとっては、小学校の25mのプールはとても大きく感じたことでしょう。
 着替えから整列、プールでの約束など、一つ一つていねいに指導を受けてから、いよいよ水に入ることになりました。・・・しかし、その前にやるべきことが…。プールに入る前に、シャワーで体を洗わなければなりません。先生がシャワーの栓を開けると、勢いよく上からも横からもシャワーが飛び出してきます。水泳の帽子をとって、頭や体をこすりながらどしゃ降りのシャワーの雨を通らなければなりません。今年の1年生の子ども達は、それほど戸惑うこともなく、シャワーを浴びることができたようでした。(写真上)
 一昔前の学校のプールは、シャワーの前に腰洗い槽と呼ばれる場所がありました。薬品を入れたお風呂のようなもので、腰までつかってからシャワーを浴びることになっていました。薬品と言っても、プールに入れる塩素を通常よりも濃くしたものです。アレルギー対応などを考慮し、今はシャワーをしっかり浴びることでプールに入れるようになりました。また、プール後の洗眼も今は強制ではありません。
 5年生の理科の授業では、メダカの卵の観察をしています。先月から次々と卵が産みつけられ、小さなビニール袋に入れて何日目の卵かを記録してあります。双眼実態顕微鏡や解剖顕微鏡を使ってのぞいてみると、目がはっきりとできあがってきている様子や、心臓や血液の動きが手に取るように分かります。(写真中)
 卵の周りにたくさんの毛のようなものが生えていることにも気がつき、子ども達が質問してきました。メダカは、普段は流れのある川や池に生息しています。水草に卵がしっかりくっついて、流されないようにするための仕組みであるということが分かりました。
 6年生の家庭科の授業では、「夏を涼しくさわやかに」という学習をしていました。(写真下)家庭での暮らし方を学ぶのが家庭科の学習です。これから蒸し暑い夏がやってきますが、普段自分の家でどのように暑さに対する工夫をしているのかを考えてみました。
 今はエアコンや扇風機などの電化製品が中心になりますが、それらに頼らなくても様々な工夫があります。家の中の風通しを考えたり、日除けの工夫、水をまくということもよく行われています。また、服装を考えることも大切です。さらに、着るものの素材や色合いで涼しさを変えることできます。
 今後は、エアコンの設定の仕方や快適に過ごすための衣類の着方について詳しく学んでいきます。

6月18日(火) その2

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 中休みの終わりに、1年1組の子が、「ヤゴがトンボになりそうです!」と教えに来てくれました。教室に向かうと、水中から出てきたヤゴが棒につかまり、今まさにトンボに変化している最中でした。(写真上・・・黄色い円の中です)
 2週間前にプール清掃がありました。ヤゴを捕まえるために、プールの水を全部抜かずに少し残しておいてもらいました。いくつかのクラスでつかまえたヤゴを容器に入れて飼っています。1年1組では、先日も1匹トンボになったようで、みんなで逃がしてあげたそうです。
 今回は、珍しく子ども達が学校にいる時間帯に羽化が始まりました。普通、ヤゴは日没後に水の中から出てきて、明け方羽化するようです。その方が敵に襲われる危険が少ないためでしょうか。教室ではそのような危険はないと思ったのか、昼間安心して羽化に至ったのかもしれません。まだ羽はやわらかそうで、体全体が青みがかった白い色をしていました。
 給食が終わり、元気アップタイムが始まった頃、また教室に行ってみました。羽をしっかり広げ、立派なトンボになっていました。(写真下)ほんの数時間でこのような変化をとげる、生命の神秘を感じました。1年生の子ども達にとっても、貴重な体験ができました。
 子どもの頃に見た、セミとアゲハの羽化を思い出しました。夏休みのラジオ体操に行く途中、アブラゼミの幼虫の背中から青白い成虫が出てきているのを発見しました。ラジオ体操が終わってすぐにその場所に行ってみると、少しずつセミの羽が伸びてくるところでした。
 アゲハチョウは、正式にはキアゲハです。にんじん畑にいた幼虫をビンの中で飼っていました。明け方、母親に起こされてビンの中を見ると、さなぎから成虫が出てくるところでした。少しずつ変化していくチョウを、息をひそめてじっと見つめていました。・・・子どもの頃に見たこのような記憶は、しっかり脳裏に残っているものです。

6月18日(火) その1

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 3年生の教室で、先月から飼っていたカイコが、繭を作り始めました。土日のうちに一つ繭が出来上がっていたようです。今朝教室に行ってみると、さらにもう一つの繭を作っている最中でした。繭の壁はまだ薄く、中で幼虫が動いている様子がよく見えました。(写真上)
 卵から生まれたばかりの1か月前は、虫眼鏡で見ないと分からないくらい小さな幼虫でした。毎日学校の桑の木から新鮮な葉を摘んできて、カイコにたっぷり与えて育ててきました。体の大きさとともに、フンの大きさも大きくなってきました。
 きっと他の幼虫も次々と繭を作ることでしょう。今後、繭をどうするかを考えておかないと、すぐに成虫が出てきてしまいます。さあ、3年生はカイコの繭をどのように利用するのでしょうか。
 いよいよ今年度の水泳指導が始まりました。3,4校時は3年生、5,6校時は5年生がプールに入りました。
 3年生が水泳指導をしている様子を見に行くと、水温は24度でしたが、プールサイドの気温は30度近くを指していました。シャワーの水はまだ冷たく感じたようですが、プールの中はとても気持ちよさそうでした。(写真下)
 昨日、田柄スイミングとの打ち合わせがありました。来月、高学年の水泳指導の時間に、田柄スイミングのコーチに来ていただき、平泳ぎを中心に指導をしていただけることになりました。これは、昨年度から実施している地域連携事業として行います。今日の3年生の水泳指導でも、地域の方に指導補助として入っていただいています。

6月17日(月)

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 今週から水泳指導が始まります。全校朝会は「プール開き朝会」として、体育館で行いました。最初に、6年生の武石移動教室の様子を伝えた後、水泳指導について全校児童に話をしました。
 ・・・今日から水泳指導が始まります。水泳は全身運動として、体全体の筋肉を使い、体力がたくさんつきます。また、それだけでなく水の中での安全な身の守り方を学ぶ大切な学習でもあります。毎年、夏の海や川で水の事故で亡くなる人が何百人といます。必ずしも泳ぎが得意であれば水の事故にあわないというわけではありませんが、少しでも泳ぐ技術を身につけていれば自分の命が助かることにつながります。
 暑い日にプールに入ることができるととても気持ちのよいものです。しかし、一歩間違えると命にかかわる大変な事故にもつながりかねません。体育の授業の中でも、一番危険が伴う勉強であることを覚えておいてください。ですから、常に指導される先生方の話をしっかり聞き、水泳の約束をきちんと守ることが大切です。安全に気をつけ、水泳の学習に進んで取り組み、体力をしっかりつけられるようにがんばりましょう。・・・
 続いて、児童代表の言葉は、2年生が担当しました。ステージ上で、はっきりとした口調で水泳の学習に対する目標を堂々と述べていて、とても立派でした。さらに感心したのは、原稿用紙を手にしていながら、一度も見ないで発表していたことです。全校児童はもとより、体育館にいた先生達全員がそう思ったはずです。(写真上)2年生の先生に聞いたら、学年全員が水泳の学習に向けた作文を書き、その中から代表を選んだということでした。
 今日はまだ水泳指導を行った学年はありませんでしたが、1年生は各クラスで水泳の事前指導をしていました。プールバックの中から水着や帽子、タオルを出して、どのように使うのかを指導していました。また、実際に水着に着替える練習も行っていました。
 南校舎1階に、「校長先生より」という掲示板があります。(保健室の向かい側の掲示板です)最近の行事の写真資料を作ったので、今朝、全面的に貼り替えをしました。新しく掲示したのは、「5年生の田植え」と「ふれあい大相撲」、「6年生の武石移動教室」の写真です。
 休み時間に、さっそく廊下を通る子ども達が立ち寄って見ていました。特に5年生にとっては移動教室が初めてなので、どんな様子なのかと興味深げに見入っていました。(写真中)ちなみに、今年の5年生の移動教室は、10月31日〜11月2日の2泊3日で、千葉県の岩井に行く予定です。
 5年生の国語の教科書に、「古典の世界」という単元があります。小学校の国語の授業では、日本古来の文学に親しみをもたせる内容が盛り込まれています。学年の発達段階に合わせて、3年生から古典や文語文に少しずつ触れられるように、教科書に登場してきます。
 5年生のこの単元は、2時間扱いではありますが、それぞれの古典の内容にかかわる絵巻物の挿し絵を入れながら、かなり詳しく引用しています。「今は昔、竹取の翁といふものありけり。」で始まる「竹取物語」の冒頭部分。「祇園精舎の鐘の声、」で始まる「平家物語」の冒頭部分。「つれづれなるままに、」で始まる「徒然草」。「月日は百代の過客にして、」で始まる「奥の細道」。・・・多分、保護者の皆様は、中学校で習ったのではないでしょうか。今は、5年生の国語の教科書に掲載されています。ただ、古典に親しむという目標なので、言葉の響きやリズムを味わったり、様子を想像したりしながら音読するという学習です。内容を詳しく学習し、文法を学ぶわけではありません。
 1組では、「平家物語」の冒頭部分の暗唱を宿題に出していたようです。一人ずつ前に出て、「祇園精舎」から「ひとへに風の前の塵に同じ。」までを覚えられたか、発表させていました。(写真下)子ども達は、何度か繰り返し音読するうちにすぐに覚えてしまうものです。一度覚えておくと、きっと中学、高校での古典の学習の時に役立つことでしょう。

6月14日(金)

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 朝、登校してくる6年生の何人かに声をかけてみました。移動教室の疲れはないか聞いてみたところ、「ありませ〜ん」と元気よく答えた子もいれば、「あっ、ちょっと…」という子もいました。きっと昨日は、家に帰ってからぐっすり眠れたことでしょう。
 今年の6年生は、移動教室中の夜に関しては、比較的すぐに寝ていた子が多かったように思います。中にはパスの中で熟睡したためか、あるいはいつもと寝る場所が違うからか、なかなか寝付けない子もいました。「やっぱり自分の家の布団が一番落ち着く…」という思いも味わえたはずです。
 6年生は、武石移動教室のしおりや見学先のパンフレットを用意して、振り返りの新聞づくりに取り組んでいました。夕方、部屋で書いた日記をたよりに、思い出を掘り起こしながら新聞形式にまとめていました。(写真上)
 数年前まで、6年生の移動教室は、火曜日出発で金曜日帰校の日程になっていました。それが、6年生を月〜木曜、5年生を木〜土曜という一週間の組み方をするようになり、6年生は帰ってきた翌日(金曜日)も授業日となりました。
 しかし今日は、午後から「こころの劇場」の観劇がありました。移動教室のまとめをしてから早めに給食を食べ、練馬文化センターに出かけました。「こころの劇場」は、劇団四季が小学生を招待して行うミュージカルです。最近、練馬文化センターで行われるようになったこともあり、田柄小も毎年応募するようにしています。今年は、「カモメに飛ぶことを教えた猫」という、劇団四季が取り組む初めての演目を観ることができました。プロの劇団が体全体で演じるミュージカルのすばらしさに圧倒されて帰ってきました。
 4週間にわたって取り組んできた「春の読書旬間」が今日で最終日となりました。どれだけ読書に取り組むことができたでしょうか。読書旬間中は、低学年を中心に、図書室をよく利用していました。今日は、1年1組の子ども達が図書室にやって来て、思い出に残った本の記録を書いていました。(写真中)
 自分が読んだ本の中から、友達に紹介したいお気に入りの本を用意し、カードに題名や絵を書きます。図書室の大きな机の上に、いろいろな絵本が並びました。どの絵を描こうかと、絵本のページを何度もめくっていました。
 来週から、いよいよ水泳指導が始まります。今日の中休みに、運動委員会の児童が体育館に集合し、月曜日のプール開き朝会の練習をしていました。毎年、プール開きとして、水泳指導上の注意を全校で確認するとともに、笛の合図の動きを運動委員会の児童がお手本となって行うことになっています。
 各教室では、来週から使うプールカードが配られていました。水泳指導がある日に検温して記入してくることや、家の人に押印してもらうこと・・・その他、爪をしっかり切ってくることなど、カードに書かれていることを子ども達に細かく指導していました。(写真下)低学年では、気温や水温が足りずにプールに入ることができなくても、最初のうちは着替えを練習することもあります。水着の用意を欠かさずにお願いします。

移動教室4日目の様子

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 宿舎を後にし、バスで長野県立歴史館に向かいました。上信越道の更埴インターを下りてすぐのところにあります。(4月は、あんずの花で有名なところです。)
 歴史館には、すでにたくさんの学校が見学に来ていました。館内の説明を受けてから、班ごとに自由見学としました。長野県の野尻湖で発掘されたナウマンゾウから始まり、県内各地で出土した土器の数々、近代の養蚕業の様子など、時代を追ってたくさんの展示物がありました。
 次に、山の中腹にある森将軍塚古墳に行きました。山道を歩いて15分ほどのところに、全長100mの立派な前方後円墳が復元されていました。古墳の上から眺める長野の景色は最高でした。遠くには、真っ白な雪が残る北アルプスの山々もはっきりと見えました。
 お弁当は、科野(しなの)のムラという縄文時代の住居跡を再現した公園で食べました。全ての行程が終わり、学校を目指してバスに乗りました。ほぼ予定通りに学校に到着し、元気な姿で帰校式を行いました。
 一週間前に梅雨に入り、雨が心配された移動教室でした。初日は大幅に行程を変更することがあったものの、2日目からはほぼ計画通りに進めることができました。この4日間の体験が、今後の6年生の子ども達にとって、大きな成長へと結びつくことを期待しています。

移動教室3日目の夜〜4日目の朝の様子

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3日目の夜は、キャンプファイヤーを行いました。月や星がきれいに見える夕空となり、移動教室最後の夜にすばらしい思い出を添えることができました。
キャンプファイヤー場は、宿舎から草原を降りたところにあります。高く積まれた薪の周りに並び、火の神の入場を待ちました。第一部は、迎え火の集い・・・火の神が登場し、4つの火に分火して点火する儀式です。火の神から、友情、勇気、感謝、希望の4つの火を与えてもらい、点火しました。
第二部は、赤々と燃える火の周りで、全員で楽しくダンスやゲームで盛り上がりました。音楽がかかると、薄暗くなった野外での開放感も加わり、みんなノリノリで踊り始めました。ダンスは、2つのゲームを挟んで4曲ありました。踊ることが大好きで、リズム感の良い6年生です。係の子ども達がしっかり自分の役割を果たしていたことも印象に残りました。
最終日、4日目の朝を迎えました。まずは、部屋の中をすっかりきれいにして帰る準備をしなければなりません。シーツと枕カバーを外し、きれいにたたんで集めます。布団は、たたみ方の見本通りにしまわないと、やり直しになります。 部屋の友達と協力して押入れに片付けていました。
子ども達は、シーツや布団を自分でたたむということを、日常的にどれだけ経験しているでしょうか。日頃の家庭生活において、子どもに身につけさせるべきことはたくさんあるものです。宿泊学習を通してみると、そのような部分が多く見えてきます。
雲一つない青空の下、たくさんのエゾハルゼミや鳥の鳴き声のする中で、閉校式を行いました。4日間お世話になった宿舎の方々に感謝の気持ちを伝え、武石の空気をたっぷり吸ってバスに乗りました。
予定通り、長野県立歴史館に向かいます。


移動教室3日目の様子

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午前中は、村内ウォークラリーを行いました。バスで15分ほど行くと、旧武石村の中心地に着きます。妙見寺をスタート地点として、行動班ごとに間隔をおいてウォークラリーに出発しました。引率の先生達が手分けをして7つのチェックポイントに立ち、子ども達が来るのを待ちました。
子ども達は、地図を頼りに、田んぼが広がるのどかな風景を眺めながら歩きました。チェックポイントでは、クイズや早口言葉など様々な問題が出され、協力して楽しく歩くことができました。
後半の武石公園では、小高い丘の上を歩きました。つり橋を渡ったり、生い茂った草むらを進む歩きがいのあるコースでした。
ともしび博物館脇の公園がゴール地点で、そこでお昼を食べる予定でした。しかし小雨が降ってきたために、予定を変更して美ヶ原高原美術館でお弁当を食べることにしました。
美ヶ原高原美術館は、広大な敷地内にたくさんの彫刻があり、歩いてまわる場所です。レストランの一角を借りて、お弁当を食べてから、傘を持って見学に行きました。
外はかなり寒く、おまけに霧に包まれ、辺り一面真っ白でした。時折雨が降りしきる中、やっとの思いでクラス写真を撮りました。
しばらくして、班ごとに園内の彫刻を見ながら歩いているうちに、急に霧が晴れて青空が広がってきました。今まで見えていなかったたくさんの彫刻が目の前に現れてきました。
2時から、楽しみにしていたお土産の購入の時間でした。財布を手に、お土産品コーナーに行きました。家族一人一人の顔を思い浮かべながら、一生懸命考えて買い物をしていました。
せっかく視界が開け、遠くの山々や小さな街並みが見渡せるようになったので、バスに乗る前にもう一度クラス写真を撮りました。
すっかり天候が回復したので、移動教室最後の夜は、キャンプファイヤーができそうです。


移動教室2日目の夜〜3日目の様子

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2日目の夜は、体育館で室内レクを行いました。ドッジボールとボール運びリレー、「3時のおやつ」のゲームで盛り上がりました。
ドッジボールは、全体が6チームに分かれ、体育館の3つのコートで一斉に行いました。ボール運びリレーは、新聞紙にボールをのせて、2人組で運ぶルールでした。新聞紙が破れないように協力して運んでいました。
3時のおやつは、一年前の下田移動教室でも行ったゲームです。再度登場したということは、子ども達にとって相当根強い人気があるゲームということです。リズムに合わせてポーズを取り、前にいる係の子と同じポーズだとアウトになります。誰が最後まで残っているかを競います。こんな単純なゲームでありながら、一体感をもって楽しめる6年生の素晴らしさを感じました。
3日目は、時折日が差す気持ちの良い気候になりました。朝食後、宿舎をバックに学年集合写真を撮りました。学年全員で4列になり、様々なポーズをつけながら何枚か写真を撮りました。この写真は、卒業アルバムの表紙裏に使われます。(中央に隙間を開けているのは、見開きページの部分のためです。)
宿舎の敷地はたいへん広く、なだらかな斜面の草原で1時間近くたっぷり自由時間を過ごしました。走り回ったり鬼ごっこをしたり、自然の中で目一杯体を動かして遊びました。
ボールやフリスビーなどの遊び道具を用意してきましたが、先生達はあえて用具を与えずに自然の中で遊ばせることにしました。草の上で走り回る子、寝転ぶ子・・・やがて、シロツメクサで花冠を作り始め、モデル気分で写真を撮ってもらう子達も現れました。
今日はこの後、村内ウォークラリーと美ヶ原高原美術館に行く予定です。


移動教室2日目の様子 その2

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午後は、黒耀石体験ミュージアムに行きました。長野県長和町は、黒耀石のふるさととされているところです。
はるか昔の縄文時代の人々は、遠くからこの長和町にある黒耀石を手に入れるためにやってきました。生活に必要な道具を作るために、黒耀石が貴重な材料となりました。
地図もない、道路もない、乗り物もない時代に、よくこんな山奥に黒耀石があるということを知り、はるばるやって来たものです。
黒耀石体験ミュージアムでは、様々な体験ができるようになっています。勾玉のペンダントや黒耀石で作る矢じり、骨角器のペンダント、縄文織りのコースターなど、あらかじめ申し込んだ体験コースに挑戦しました。
どの体験コースも、根気のいる作業でした。サンドペーパーでひたすら磨いたり、黒耀石を少しずつ砕いたりしながら仕上げていきました。1時間半かけてやっと出来上がった自分だけの貴重なおみやげになりました。
宿舎に戻ってから、室内レク係が集まり、体育館でのレクレーションの準備を始めていました。午後から時折雨が降り始めたので、キャンプファイヤーの予定を明日の室内レクと入れ替えて行うことになりそうです。
部屋に戻ると、毎日しおりに日記を書きます。その日の出来事をメモしておくことで、学校に帰ってからのまとめに役立ちます。子ども達の部屋は、6〜7名ずつの一部屋で、十分な広さがあります。トランプなどのカードゲームをして、楽しく過ごしている部屋もありました。
今日もみんな元気良く過ごしています。

移動教室2日目の様子

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午前中は、バスで1時間ほどのところにある鷹山ファミリー牧場に行きました。牛や馬を始め、たくさんの動物と触れ合ったり、様々な体験ができる牧場です。
あらかじめ班の中で係が決めてあり、飯盒やかまど、野菜を切る係ごとに牧場の人から説明を聞きながら作業を進めました。
6年生は、今まで何度も家庭科の時間に調理実習をしてきているので、包丁の使い方は慣れています。しかし、飯盒でご飯を炊いたり、かまどに火をつけたりするのは初めての経験です。大きな火がつくと、こわごわとかまどに飯盒をのせていました。
牧場のスタッフの皆さんの熱心な指導のおかげで、どの班もまずはご飯が上手に炊けました。飯盒を下ろしたかまどに鉄板を乗せ、今度は野菜や牛肉を焼きました。火力が強く、こげないように焼いていくのが大変でした。
出来上がったご飯と野菜、肉は、班のみんなで仲良く分けて食べました。苦労して食べた味は、子ども達の心に残るものになりました。
片付けをした後、牧場内で動物と触れ合う時間がとれました。馬やヤギを間近で見たり、手で触ったりしました。産まれたばかりの子ヤギがたくさんいて、草を取って差し出すと、子ども達の方に寄ってきました。
バーベキューで動物の命をいただくとともに、牧場で生まれた新たな生命に触れ合う体験ができました。

移動教室1日目〜2日目の朝の様子

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初日の午後は、早めに宿舎に着いたので、時間をたっぷり使うことができました。体育館を開放してもらい、レクレーションをしたり、部屋の中で楽しく過ごしたりしました。また、今回は単独校なので、お風呂の時間にも余裕をもって入ることができました。
夕食は、食事係が準備をした後、全員揃っていただきますをしました。すぐにご飯をお代わりに来る子が何人かいて、初日から食欲が旺盛な様子でした。・・・ところが、各テーブルをまわってみると、ハンバーグがのったお皿の野菜に全く手をつけていない子が何人もいることに気がつきました。
一年前の下田移動教室でも偏食の多さを感じました。(昨年度の学校だより7月号に、移動教室から感じた食育の大切さについて書いています。)あれから一年、子どもの偏食はそう簡単には変わらないものです。2日目の朝食はバイキングになりますが、お皿の上の光景がなんとなく想像できます。その前に、朝会で指導するようにします。
1日目の夜は、肝試しを行いました。これも単独校だけに、気兼ねなく館内を使って行うことができました。スキー庫からスタートし、1階から2階、さらに3階の研修室を通り、体育館がゴールのコースでした。
肝試し係の子ども達が怖い話をしてから、くじ引きで決めた2人組でスタートしていきました。館内のあちこちから悲鳴や歓声が響きわたりました。暗闇でじっと待つ係の子どもの方が怖がっている場面も見られました。
2日目の朝を迎えました。6時に起床、検温し、みんな元気そうです。6時半から、宿舎前の芝生広場で朝会をしました。外に出てすぐに、空気の違いを感じることができました。たくさんの鳥の鳴き声の中、気持ち良くラジオ体操をしました。
午前中は晴れの予報が出ているので、飯盒炊さんが予定通りできそうです。



移動教室1日目の様子

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6年生の武石移動教室が始まりました。朝6時50分の集合時刻に合わせて、家の人に見送られながら、6年生の子ども達が元気に登校してきました。
出発式は、雨のために体育館で行いました。室岡先生が雨を吹き飛ばすようなハイテンションで司会をした出発式でした。
1号車のバスに一緒に乗り、学校を後にしました。高速に乗ると、バスレクの係の子ども達が大活躍でした。CDをかけると、率先してマイクを持つ子ども達の歌声が上手なので、びっくりしました。
長野県に入ると空が明るくなり、ところどころに青空が見えるほどでした。予定よりも早く、車山高原の駐車場にバスが着きました。さすがに高原だけあって、辺り一面真っ白な霧に包まれていました。
霧雨程度なら・・・ということで、カッパを着てリフトに乗り、ハイキングを行うことにしました。全員がリフトで山頂を目指したとたん、次第に雨粒が大きくなり始めました。予定では、リフトを2つ乗り継いで山頂に行く予定でしたが、急遽変更して第1リフトに再度乗ってバスに戻ることにしました。
カッパを着ていてもかなり濡れてしまった子が多かったため、八島湿原に寄らずに、すぐに宿舎に向かうことにしました。
急な変更にすぐに対応していただき、ベルデ武石の職員の方々に温かく迎えてもらいました。体育館でお弁当を食べ、開校式を行いました。
ハイキングができなかった分、体育館でレクレーションをしたり、早めにお風呂に入ってゆっくり過ごす予定です。

6月8日(土) その2

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 午後3時から体育館にて、PTA主催の「ふれあい大相撲」がありました。毎年、学校の近隣にある峰崎部屋の力士さんにお越しいただき、子ども達との交流を行っています。今年も3人の力士さん達に田柄小に来ていただき、楽しい交流ができました。
 最初に、力士さんへの質問コーナーがありました。力士さん達は、好き嫌いせずにたくさん食べて体を大きくしているということが分かりました。次に、四股(しこ)をふんだり、体の柔軟体操を一緒に行いました。毎日体を鍛えている力士さん達は、とても体が柔らかく、びっくりしました。
 腕相撲対決では、PTAの副会長さんや学校の先生達が次々と挑戦しましたが、だれも勝てませんでした。腕の太さから圧倒的に違いました。綱引き対決では、子ども達が力を合わせて力士さん達に挑戦してがんばりました。(写真上)学校の先生チームも挑戦し、見事に勝利しました。(真剣勝負で挑んだ大金星でした!)
 お待ちかねの「お相撲をとろう!」のコーナーでは、子ども達がたくさん土俵に上がり、何人もの力を合わせて挑戦しました。一生懸命押してもびくともしない体に、みんなびっくりしていました。力士さんは、土俵の中を逃げ回ったり、一人一人を持ち上げたりと、いろいろな妙技を駆使しながら子ども達に応戦していました。とても大きくて強い力士さん達とふれ合うことができた「大相撲」になりました。(写真中)
 子ども達の次は、大人の挑戦です。PTAの副会長さんや先生達が果敢に挑戦し、本格的な大相撲が続きました。大歓声の中、最後に私も挑戦させてもらいました。力士さんの大きな体とがっぷり四つに組むと、とてもかたい筋肉の塊を感じました。我ながらきれいな上手投げで、白星をあげることができました。(写真下・・・子ども達との対戦もそうですが、力士さん達の負け方はとても手慣れたものです。きれいな受け身で、こちらに合わせて対戦を楽しくしてくれていることが伝わってきました。)
 峰崎部屋の力士さん、そしてPTAの担当委員の皆様、どうもありがとうございました。

6月8日(土) その1

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 今日は、今年度初めての学校公開日でした。1校時から3校時まで、各クラスで様々な授業が行われ、子ども達の学校生活の様子をご覧いただきました。
 公開日では、授業時間以外の部分も参観することができます。朝の会や帰りの会の様子や、休み時間の子ども達の様子などからも普段の学校生活を知ることができます。
 1年生は、ちょうど2か月前(4月8日)が入学式の日でした。小学校に入学して2か月間の成長の様子はいかがだったでしょうか。1年生の教室では、国語や算数、生活科、音楽の授業が各クラスで行われていました。(写真上)
 3年生以上の算数の学習は、習熟度別の少人数指導で行っています。今日は、1校時に3年生、2校時に5年生、3校時に4年生の算数の授業がありました。3年生は、少人数担当の教員と2人の担任とで、3つのコース分けで授業を行っています。(写真中)4〜6年生は、少人数担当の教員と3人の担任、さらに学力向上支援講師の5コースに分かれて授業をしています。
 教室は、各学年の教室以外に、南校舎2階の学習室や3階の算数室を使用しています。今後も公開日で算数の少人数指導があった場合は、お子さんからどこの教室で指導を受けているのかを聞いておくようにしてください。
 専科の授業は、4年1組の図工と5年1組の理科の授業がありました。今後は、音楽専科の授業も含めて、年間を通じて様々な専科の指導の様子が見られるように計画していきます。
 3,4年生は、理科の指導を担任が行っています。4年生は、「電池のはたらき」の単元に入りました。乾電池のつなぎ方で、モーターの回転する向きが変わることなどを実験します。各自で実験セットを使って、楽しく実験する姿が見られました。(写真下)
 4月の学校説明会でもお伝えしましたが、事前にお伝えいただければ、いつでも学校の様子をご覧いただけます。子ども達の学校の様子を知ることで、ぜひお子さんを褒め、励ます言葉へとつなげていくようにしてください。

6月7日(金)

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 2年生の生活科では、「田柄の町をしょうかいしよう」という学習をしています。今日は、各自が調べてきたことを基に、2組で発表会が行われました。
 家の近くのコンビニやファミリーレストランなどのお店のことを調べてきた子。公園やグリーンベルトなどの施設を調べてきた子。・・・クラス全員の調べたテーマは実にさまざまで、楽しい発表会になりました。
 お店の人にインタビューをして、調べてきたことを上手にまとめてきた子がいて、とても感心しました。近くのパン屋さんを調べた子の発表によると、そこのお店では、吉田さんの畑でとれた新鮮な野菜を使ってパンが作られているということでした。発表を聞いて、ぜひそのパン屋さんに行ってみたいなと思いました。(写真上)
 5校時に、教育実習生の研究授業がありました。体育の「キャッチバーレーボール」の授業でした。4年生は、ネット型のボール運動として、キャッチバレーボールの学習をしています。田柄小のチームに所属している子もいるので、子ども達になじみのあるスポーツです。ボールをパスしながら味方につなぎ、投げて相手コートに入れるというゲームです。
 体育の学習として、整列やめあての提示、準備運動、道具の準備まで、きちんと指導案を立てて授業が行われていました。校内の先生達だけでなく、実習生の大学から、担当の先生も見に来てくださいました。3週間を通じて、4年1組の子ども達としっかり関係づくりが行えてきたということが感じられる授業でした。(写真下)
 子ども達が下校してから、会議室で協議会を行いました。教科指導はもちろんですが、それ以外の部分(給食指導や清掃指導、休み時間の指導、朝の会・帰りの会の指導等)でもたくさん学べた3週間だったことでしょう。教職をめざす志を大切に、今後もがっんばってほしいと思います。

6月7日(金)

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 2校時に、5年1組が田植えを行いました。5年生は、今週の火曜日に埼玉県川島町で田植え体験をしてきました。その時に植えた、「彩のかがやき」の苗を分けていただいたので、学校のミッキー池の田んぼにも植えて、5年生全員で育てていくことになりました。雨がぽつぽつと落ち始めた頃に終わりました。
 5年生はクラスごとに分担して作業をしたようです。先週3組が田おこしをし、昨日2組が代かきをしました。そして今日、1組が田植えを担当しました。田植え体験で行ったように、印をつけた紐を張り、等間隔になるように苗を植え付けました。(写真上)学校の田んぼはそれほど広くはありませんが、どれだけお米ができるか楽しみです。
 今週に入り、ミッキー池の田んぼに水が入ってから、いろいろな鳥が毎朝訪れています。昨日はカモが2羽、それほど水深のない田んぼで泳いでいました。カモが雑草や害虫を食べて、排泄物が肥料になるというアイガモ農法にもなりそうですが、すぐに飛び立って行ってしまいました。今朝は、ツバメが何度も田んぼの泥をついばみに来ていました。巣作りのために泥を運んでいたのでしょう。
 しばらくすると、田んぼの水の中にたくさんの生き物(ミジンコなど)が現れるようになります。苗についていたり、鳥の体についていた生き物が、ほんの数日でどんどん繁殖していきます。子ども達にとっては、突然湧いたように現れる生き物が不思議に感じられることでしょう。
 2年生は、算数で「ものさし」を使い、長さの単位の学習をしています。(写真下)長さの単位として「cm」や「mm」があることを知り、30センチメートルのものさしの目盛の読み方を学習します。また、ものさしを使っていろいろな長さを測ったり、直線を書いたりします。
 明日の授業公開では、2年生各クラスとも算数の授業が予定されています。ぜひ、学習の様子を参観していただければと思います。

6月6日(木)

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 今日は、梅雨入り前の貴重な晴れ間になるという予報でした。そして、30度越えの暑さにもなるようです。朝、正門前に、光が丘警察のスクールサポーターの方が巡回で見えていました。児童の登校の様子を見ていかれました。(写真上)
 決められた時間内に、集団登校で学校に来ている子ども達の様子を見ていただきました。学校周辺道路の交通量を考えると、集団登校の必要性を強く感じます。また、ガードレールなど、さらに安全性を高めるための設備の必要性も感じます。近隣の方々からも、警察に対してそのような要望が多数寄せられるそうです。しかし、道路の基準によって、そう簡単に設置できないのが現状のようです。
 昨日の下校時に、東門から帰る子ども達が道路に広がって歩いていて危険であるとの情報をいただきました。各学級で、再度交通安全の指導を徹底していきます。
 登校してすぐに、低学年の子ども達が中庭に出てきます。1年生はアサガオに、2年生は野菜の苗に、そして3年生はホウセンカの鉢に水やりをします。今日は気温が上がるので、朝と帰りの2回水やりをしないと足りないぐらいかもしれません。
 1年生のあさがおは、先週種をまいたばかりでしたが、もうすでに双葉が出て、次の本葉も出始めています。毎日自分のアサガオを観察しながら、日に日に伸びていく様子を感じ取っているようでした。(写真中)
 今日から朝の読み聞かせが始まりました。読み聞かせボランティアの保護者の皆様にご協力いただき、読書旬間中に毎年取り組んでいます。今日は、1,3,5年生の各クラスに入り、朝読書の時間に絵本の読み聞かせをしていただきました。(写真下)
 どの学年の子も、どんなお話が聞けるのだろうとわくわくしながら絵本の周りに集まっていました。読書は自分で本を読むことが基本ではありますが、読み聞かせの楽しさはまた別格です。そして、高学年の子ども達にも効果的であり、心に響く力をもっています。
 ボランティアで参加してくださった保護者の方々には、本を選んだり読む練習をしたりと、子ども達のために尽力していただきました。ありがとうございました。明日は、2,4,6年生の各クラスで読み聞かせがあります。
 先週金曜日に、「平日夜間および休日の電話対応について」という教育長名で書かれた文書を配布しました。17日(月)から区内の小中学校で一斉に開始する、電話機の応答メッセージ機能を使った対応のことが書かれていました。明日7日(金)には、田柄小の校長名でさらに詳細について記したプリントを配布します。(区から送られてきた統一書式なので、他校もほぼ一緒の内容で配られると思います。第二土曜の勤務時間の割り振りが各校で違うため、その部分のみ学校ごとの時間設定になります。)
 昨年度、電話機の工事が入りました。応答メッセージに切り替えができるように、全校の電話機の設定が行われました。その後、開始・運用に伴い、何度か区で検討することになりました。応答メッセージの設定時間を夕方何時にするのか、そして朝は何時に解除するのかということが主な検討内容でした。行うのであれば、区内の小中学校で統一されたものでなければなりません。最終的に、夕方は18時30分(中学校は19時)にセットし、朝は7時45分に解除するということに決まりました。
 学校の電話機にあるボタンを押すと、応答メッセージに切り替わります。(手動で行わなければなりません。)切り替わっている時間帯に電話をすると、1回コールの後、「本日の業務は終了しました。あらためておかけ直しください。」というメッセージが聞こえてきます。録音機能はありません。
 教員側も、家庭への連絡として夕方以降に電話することがありますが、なるべく18時頃までに済ませるようにいたします。なお、遠足や移動教室等で朝早くから電話連絡がありそうな場合は、7時45分より前に解除するようにします。
 今回の電話応答の対応は、「教員の働き改革の一環」とされています。しかし、実質の指導内容や指導環境が変わらない限り、働き方改革と言えるのかどうかは分かりません。

6月5日(水)

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 教育実習期間がわずかとなってきました。今日は、「一日実習」として、4年1組の全ての授業を指導する実習をしていました。小学校では、基本的に担任がクラスの全ての授業を行うことになります。給食の指導も含め、朝の会から帰りの会まで、学習時間外の指導を全部やってみると気がつくことがたくさんあり、勉強になるものです。教員は学習指導ももちろん重要ですが、生活指導や給食指導も大切な指導要素です。
 1校時は、算数のわり算の学習でした。「何倍かを求める時にもわり算を使う」ということを学ぶ授業でした。基にする量と比べられる量の関係は、5,6年生の算数の学習にも結び付く大切な内容です。子ども達自らが課題に取り組み、求め方を考えていく…という算数の学習にしていくことは、実習生にとって難しく、逆に勉強になったことでしょう。(写真上)
 2校時から4校時にかけて、4年生各クラスに、環境教育出前授業がありました。毎年、夏休みの科学実験教室でお世話になっている「ディレクトフォース」の方々による授業でした。
 ディレクトフォースは、一般企業で活躍されていた方々が、それぞれの専門分野を生かして、科学実験の指導をされている団体です。その方々の中から、環境問題に目を向け、社会科や総合的な学習の時間につながる出前授業を開発するチームが結成され、今回田柄小で授業をしていただくことになりました。
 今回の授業を計画するにあたり、以前相談がありました。専門的な知識を生かし、難しい内容をどう小学生に教えたら良いかという相談でした。「子どもに分かりやすく、そして興味をもたせるために、具体物や実験があると良い」という助言をしました。そこで今回は、45分の授業の中に、2つの実験を組み入れ、授業が構成されていました。
 ペットボトルの「ペット(PET)」とは、石油からつくったプラスチックの名称です。普段、ペットボトルの容器を再利用するために、分別して回収していることは子ども達もよく知っています。ところが、回収したペットボトルには、様々な不純物が混ざり、リサイクルする前にそれらを取り除かなければなりません。
 そこで1つ目の実験がありました。粉砕したペットボトル片に水を注ぐと、浮いてくる物質が出てきます。ポリプロピレンという物質です。それを取り除いてから、さらに食塩を入れて混ぜると、また浮いてくる物質があります。ポリスチレンという物質です。最終的に食塩水でも沈んでいるものがPETであり、再利用に使うことができるということでした。(写真中)
 2つ目は、PETが入った空き缶をアルコールランプで熱して、繊維を取り出すという実験でした。空き缶はモーターで高速回転しているので、缶の中で融けたPETが空き缶の無数の穴から糸状に飛び出し、空気に触れて冷えると繊維になるという仕組みでした。子ども達は、綿あめのように次々と出てくる繊維の様子にびっくりしていました。ペットボトルをリサイクルして、ワイシャツやネクタイが作られるという原理がよく分かりました。
 授業をしていただいた4名の方々は、とても研究熱心でした。いかに小学生に興味をもたせ、分かりやすく授業をするかという課題意識をもって臨まれていました。
 5校時に、5年3組の研究授業がありました。体育館で行うマット運動の授業でした。学年の先生方で考え、様々な場の工夫を行うとともに、学習カードを有効に使った指導でした。子ども達も、次第に技ができるようになっていく喜びを味わうことができたようです。今回も、講師の土屋先生からたくさんのご指導をいただきました。(写真下)

6月4日(火)

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 今年も田植えのシーズンになりました。田柄小学校では、毎年5年生が田植え体験を行うために、バスで埼玉県川島町まで出かけています。20年以上も前から続いている、田柄小の伝統行事の一つです。地元の農家の吉田さんのご協力のもと、今年も川島町の島村農園さんの田んぼで、田植え体験をさせていただきました。
 関越道から圏央道を乗り継ぎ、川島インターを降りてすぐのところにJA川島の農産物直売所があります。1時間弱で着きました。バスを駐車場に置かせてもらい、トイレを済ませ、身支度をして田んぼまで歩いていきます。(5分くらいです。)
 ちなみに、ここの農産物直売所は、ちょっとした立ち寄りポイントとしてお勧めです。私が住んでいる川島町なので、紹介させていただきます。新鮮な地元野菜や、生みたて卵が有名です。また、冬〜春はいちごが人気です。9時半の開店前に行列ができるほどです。町で力を入れている特産品が「いちぢく」です。ジャムを始めとした加工品も売られています。
 さて、田んぼに着いてから、さっそく島村農園の二松さんにご指導をいただきました。苗の植え方の説明を聞いてから、田んぼに足を入れることになりました。最初は、周りで跳ね回るカエル(緑色の小さいカエルがたくさんいます)やバッタに気をとられていた子ども達でしたが、田んぼに入ったとたんに足の感触の方が最大の関心事になりました。子ども達は、長いソックスを足袋(たび)代わりにして田んぼに入りました。泥の中に足が吸い込まれるように入り、片足ずつ抜きながらやっとの思いで次の一歩を踏み出します。
 やっとの思いで位置に着いてからが、田植え体験の始まりです。学年で一列になり、笛の合図で苗を一斉に植え、一歩下がって足跡を消し、また合図を待って植える…を繰り返していきました。苗を等間隔で植えるための長い紐は、毎年学校から準備していきます。一列植えるたびに紐をずらしていくのですが、その紐を両側から引っ張る先生達も大変です。吉田さんも田んぼの中に入って、子ども達に苗の植え方をていねいに指導して回られていました。
 手で植える田植えの後は、機械で植える現代の様子を見せてもらいました。田植え機が田んぼに入り、植え残した部分をぐるっと一周し、いとも簡単に苗が植え付けられていく様子を見学しました。(4人の子が選ばれ、田植え機に乗せてもらいました。)二松さんのご家族の方々にもお世話になり、田植え体験が無事に終了しました。
 午後は、バスで平成の森公園に移動してお昼を食べました。平成の森公園は、バラのトンネルで有名です。(バラは先月でほとんど終わり、代わって花ショウブが見頃を迎えていました。)川島町の小学生が利用することはあると思いますが、東京からわざわざこの公園にやって来る小学生は田柄小だけだと思います。
 ところで、今回植えた苗は、「彩のかがやき」という品種です。4か月後の10月7日に、今度は稲刈り体験でまたうかがう予定です。5年生は、いただいてきた苗を使って、これからは学校のミッキー池の田んぼで稲を育てていきます。
 川島町の島村農園さんのホームページに、今日の子ども達の様子を載せていただきました。ぜひ、そちらもご覧ください。

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