ようこそ、練馬区立田柄小学校ホームページへ!  〜「わくわく・どきどき」の学びを目指して〜

10月3日(木)

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 今週から、4年生が体育の時間に「タグラグビー」の学習をしています。ちょうど今、ラグビーのワールドカップが日本で開催されている真っ只中です。そして、日本チームの大金星が話題になったばかり・・・きっと子ども達も、テレビを通じてラグビーのすばらしさを目の当たりにしているのではないでしょうか。「タグラグビー」は、ゴール型ゲームとして扱われています。田柄小では、毎年4年生が体育の時間に取り組んでいます。そのために、ボールとタグ(腰に巻いたベルトに、マジックテープで取り外しができるタグを2本つける)が用意されています。
 全員が攻撃をしたり守備に回ったりするので、とても運動量があるゲームです。大人のラグビーのようにタックルがあるのではなく、ボールを持って相手側のゴールラインを越えればトライとなり、得点が入ります。守備は、ラグビーのタックルの代わりに、相手の腰に付けたタグを取ることで動きを止めることができます。身体への接触がないことや、タグを取る動きがしっぽとりの遊びに似ていたりすることから、体を動かすのが苦手な子どもでも取り組みやすい運動になっています。
 ラグビーと似ているのは、ボールをパスする時に、前に投げてはいけないということです。味方がボールを持ったら、すぐに後ろに回ってパスをもらえるようにしなければなりません。逆に相手側がボールを持ったら、すぐに守備に回らなければなりません。コートの中をかなり走り回ることになります。(写真上)
 来週水曜日は、4年2組の研究授業があります。学年の先生達でお互いの授業を見合い、指導の仕方を毎日検討しながら進めているところです。
 5年生は、国語の時間に「日常を十七音で」という俳句の学習をしています。教科書に、「エラーして 見上げる空に いわし雲」や「すき通る くずまんじゅうに 入りたい」という句が載っています。どちらも、小学校5年生が作った俳句です。子どもの感性はすごいなと思います。
 ちょうど今日は木曜日ですが、夜7時から俳句を査定する番組があります。(毎週欠かさず見ています。)俳句はたった十七音からできていますが、奥が深いなと思います。季語の選び方や、語順が変わるだけで感じ方が違ってくるのも、俳句の面白さです。
 ところで、「くずまんじゅう」の俳句は教科書に写真がないので、子ども達にイメージがわきません。先生がパソコンに取り込んだ写真を見せました。(写真中)中にあんこが入っていて、外側はくず粉でできている夏を代表する和菓子です。半透明のくずの部分が涼しげで、「中に入りたい!」と表現した気持ちがよくわかるような気がしました。
 3年生は、春からホウセンカを育ててきました。夏には元気よく咲いていたホウセンカも、秋になり花が終わろうとしています。外に出て、枯れてきた様子を観察していました。(写真下)
 3年生の理科の時間には、植物が種からどのように成長して花が咲き、そして実ができていくのかを学習します。1年生の時に生活科でアサガオを育ててきていますが、3年生ではヒマワリやホウセンカの成長を比べながら共通点をまとめていきます。
 ホウセンカを育てた青い鉢には、もうすぐサクラ草の苗を植え付ける予定です。1年生の頃から毎年使ってきた青い鉢(もともとは、1年生の頃のアサガオ用でした。)は、その最後の役割として、サクラ草を育てるために使います。

10月2日(水)

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 10月に入り、何をするにも気候のよい時期・・・と言いたいところですが、昼近くになると強い日差しが照りつけ、30度近くまで気温が上がっている毎日です。
 今日は、5人の先生の授業観察がありました。2校時は、2年3組の国語「どうぶつ園のじゅうい」の授業を見ました。動物園の獣医さんの仕事について書かれた説明文の単元です。今日はその最初の授業だったので、「動物園の獣医さんは、どんなことをする人だと思う?」と先生が聞きました。子ども達からは、「えさをあげる人」や「動物を育てる人」という意見が出ました。
 そこで、先生が国語辞典を開いて「獣医」の意味を読んであげました。「牛や犬など、動物のけがや病気を治す医者…」と聞いて、やっと意味が分かったようでした。その後、先生が本文を範読したりみんなで読み合ったりしてから、初発の感想をまとめました。ペンギンやニホンザルなどの動物に対して、獣医さんがどんな対応をしたかを今後詳しく読み取っていきます。
 3校時は、最初に1年3組の算数の授業を見に行きました。「どちらがおおい」という水のかさを比べる単元の導入部分の授業でした。大きさの違う2本のペットボトルを見せて、どちらがたくさん水が入るか予想をさせました。一つは背が高いペットボトルで、もう一方は横幅のあるペットボトルです。子ども達の意見もいろいろでした。・・・「どちらにたくさん水が入るか、どうやって調べたらよいでしょう?」と先生が聞くと、子ども達はいろいろな考えを発表していました。
 「片方のペットボトルに水を入れ、もう一方に移し替えてみる。」(あふれてしまうか、いっぱいにならないかで比較できる)という方法が出ました。また、「両方のペットボトルに水をいっぱいに入れ、同じ大きさの容器にそれぞれ移し替える。」(水の高さで比較できる)という方法もありました。実際に先生が色水を使ってやってみせました。子ども達の目も、教卓の2つの容器にじっと注がれていました。(写真上)
 3校時は、途中からけやきルームの小集団指導の様子を見に行きました。前半のスピーチが終わり、「レシピ」というカードゲームを行っていました。料理をテーマにしたカードゲームで、「自分の選んだメニューの材料を、だれよりも早く集めて料理を完成させた人の勝ち」というルールです。
 まず、メニューカードを1枚引き、自分が完成させる料理を決めます。次に具材カードが配られ、自分の料理に使える材料があったらキッチンカウンターに並べていきます。全ての具材を集めて料理を完成させるために、他の人が捨てた具材を自分のものにしたりもしていきます。
 あと1枚のリーチになると、「もうすぐご飯ですよ〜」と言い、カードがそろったら「いただきま〜す」と宣言します。食育の勉強にもなりそうな楽しいカードゲームでした。(写真中)けやきルームの小集団指導で行っているのは、ゲームの順番やルールを守って活動することを目的としています。
 4校時と5校時は、けやきルームの個別指導の様子を見に行きました。運動会の振り返りをする中で、けやきルームの先生が運動会当日の活躍についてたくさん褒めてあげていました。
 後半は、「テレストレーション」というゲームを行いました。副校長先生と私も加わり、4人で行いました。小さなスケッチブックを使い、お題を相手に絵で伝えていく伝言ゲームのようなものです。マンションが学校になってしまったり、水鉄砲がカメになってしまったり、答え合わせをしたら大笑いでした。(写真下)「これは、忘年会でも使えて盛り上がりそうだ…」と思いました。

10月1日(火) その2

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 1年生が、生活科の時間に育ててきたアサガオの観察をしていました。(写真上)夏休み中は、各家庭で管理をしてもらいました。アサガオは、水が切れやすく夏の管理は大変だったと思います。
 1か月前に学校の中庭に戻ってきたアサガオは、次々と種を実らせました。茶色くなった丸い実の中から、黒い種がたくさんとれたようで、毎日水やりとともに種取りもしています。こぼれた種から芽が出て、株元にたくさん双葉が開き始めた鉢もありました。アサガオは生育旺盛です。
 アサガオの花は、夏場よりも秋の方が花色が鮮やかになります。まだ咲き続けている鉢がいくつか見られました。今後は、蔓(つる)の部分を切り取り、リース作りに活用していく予定です。また、鉢はサクラ草の苗とチューリップの球根を植え付けるために活用していきます。
 4校時に、4年3組の社会科の授業観察がありました。4年生の社会科では、「安全なくらし」の学習として、まず消防署のしくみについて学んできました。そして今度は、警察署の役割について学習をしているところです。交通安全や犯罪から人々を守るために、地域とも連携して仕事をしている様子について調べていきます。(写真中)
 警察署の仕事については、よくテレビでも放映されています。(特に今頃の番組改編の時期になると、警察の捜査や交通取り締まりの様子などが特番として組まれることがあります。)また、低学年の時の交通安全教室や、セーフティ教室で警察署の方々から指導を受けた経験もあります。中には、落とし物を拾って交番に届けたことがある子もいることでしょう。
 ちなみに、交番には大きく「KOBAN」という表示がついています。これは、KOBANが国際語として認められたことによるそうです。治安のよい日本の交番システムが世界的に注目され、外国の人たちにも日本の交番の在り方に関心がもたれるようになりました。日本国中の隅々まで交番があり、地域の安全を守っているということは、世界に誇れる文化であるわけです。
 6校時に、5年3組の授業観察がありました。外国語の授業で、ALTの先生は入らずに、担任のみで指導が行われました。「I want to go to〜」を使った「自分の行きたい国を答える」会話文に親しむ内容でした。
 まず、世界のいろいろな国の名前を、電子黒板に国旗を映しながら確認していきました。(写真下)外国の国名は、日本語で言いやすい発音に代わってしまっているものが多いです。正式な言い方や発音を子ども達に教えていくことも大切な外国語の内容です。ギリシャは、Greece(グリース)ですし、タイはThailand(タイランド)です。(こうやってカタカナ表記をするのがまたよくないことで、正しい発音が伝わらないことになってしまいます。)
 授業では、様々なゲームや友達との交流活動を入れながら、楽しく外国語を学ぶことができるように工夫していました。何よりも、指導する先生が外国語を積極的に発音しながら、子ども達をその気にさせていかなければなりません。今日は、授業の最初から最後まで、担任の先生は英語のみで子ども達に接していました。夏休み中に外国語活動の研修会に参加してきた先生なので、その成果をしっかり指導に活かしている様子がうかがえる意欲的な授業でした。

10月1日(火) その1

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 今日から10月に入りました。火曜日の朝でしたが、運動会明けの全校朝会を校庭で行いました。運動会の表現運動について振り返り、それぞれの学年のがんばりを伝えました。
・・・土曜日の運動会は、どの学年も全力を出し切り、すばらしい一日になりました。3週間練習をがんばってよかったという気持ちがしっかりもてたのではないでしょうか。だれもが、がんばったことを乗り越えた時には、必ずすばらしい気持ちを味わうことができ、そしてそれが成長につながるのです。
 さて、今日の全校朝会では、先日の運動会での様々ながんばりを振り返ってみたいと思います。
 まず、1年生は小学校に入って初めての運動会を経験しました。「きらり☆チャンピオン」を踊りました。一人一人がしっかり踊っていたので、両手につけたキラキラのポンポンがとてもきれいでかわいらしく見えました。トラックの周りに大きな輪ができ、一人ずつのウェーブが伝わっていくところがとてもきれいに表現されていました。
 2年生は、両手に手作りのばちを持ち、「おまつり わっしょい」を踊りました。とても元気の良い踊りで、おまつりの楽しさがしっかり伝わってきました。手や足をしっかりと上に上げて、笑顔で踊っていた子が印象的でした。みんなで踊りを楽しもうという学年全体の雰囲気が伝わってきました。
 3年生は、「なWAとび はじめました☆」という題名で、おそろいのなわとびを手にした表現に挑戦しました。一人でなわを跳び、自分の得意技を披露する場面から、二人組や三人組でなわを跳ぶ技もあり、たくさん練習をがんばってきた様子がよく伝わってきました。様々な隊形移動もよく覚え、校庭いっぱいに3年生のパワーがあふれていました。
 4年生は、クラスごとに色の違う旗を使った「J×Jフラッグス」に取り組みました。学年全員がそろって旗を振る「バサッ、バサッ」という音が心地よく響き渡りました。放射状に並んで曲に合わせて移動するところでは、内側と外側のスピードを意識し合いながら何度も練習をしてきました。その成果が表れ、とてもきれいな演技として表現することができました。
 5年生は、「はじけろ!田柄ソーラン」に挑戦しました。「田柄小伝統のソーランに向けてがんばろう」という全員の意気込みがしっかり感じられた気合いの入った踊りでした。青いはっぴを着て、腰をたっぷりと落としたソーランは、とてもかっこよく、そして力強さもしっかり表現されていました。手作りの大漁旗や、気合いの入ったかけ声は、5年生のチームワークの良さを物語っていました。高学年としての成長を見ることができたすばらしい演技になりました。
 6年生は、最高学年として「組体操『全力少年少女』〜絆・団結〜」に取り組みました。組体操は、友達との信頼関係がなければ成功しません。運動会当日の大成功は、この3週間の練習だけでなく、小学校生活5年半で築き上げてきた技の結晶であったと言えます。楽しいダンスは、今年の6年生らしさが表れていました。そして、組体操の技の全てが、「全員の心が一つにならなければ成功しない」というメッセージを伝えてくれたように感じました。たった一人のわがままが、学年全体に迷惑をかけるということは、今後の学校生活にも心しておきたいことです。6年生の学年としてのすばらしさを、これからも大いに期待しています。・・・(リレーの選手や応援団のがんばりについても話しました。)
 運動会当日に撮った写真を編集し、いつものように写真資料を作成しました。北校舎1階の保健室前の掲示板に貼りました。(今回は、A4版で16枚にわたる大作です。)さっそく休み時間に、たくさんの子ども達が見に来ていました。(写真上)
 当日は、自分達の学年の競技や演技だけでなく、他の学年の種目についてもよく見ていたようです。兄弟や友達の学年の種目を運動会の日に見るのが楽しみだったと話していました。
 1年生の教室では、運動会の振り返りとして、絵日記を書いていました。机の上には、3週間の練習で毎日記録をつけていた「運動会のがんばりカード」が置いてありました。以前、運動会の練習が始まった頃にも紹介しましたが、どの学年も表現の練習が終わるたびに振り返りを書くカードを使ってきました。練習での自身の取り組みを反省するとともに、次の練習に向けてのめあてをもたせ、励みとなるように使ってきました。
 1年生のカードには、最後に保護者の方が記入する欄が設けられていました。この2日間の休みに書いてもらったのでしょう。どの子のがんばりカードにも、家の人からのすてきなメッセージがたくさん書かれていました。(写真下)

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