ようこそ、練馬区立田柄小学校ホームページへ!  〜「わくわく・どきどき」の学びを目指して〜

7月25日(木) その1

画像1 画像1
画像2 画像2
 夏休み学習教室の3日目、最終日になりました。今日は、田柄中学校からたくさんのリトルティーチャーが来てくれました。合計11名の中学1,2年生の生徒達が、低学年から高学年の教室に分かれて入り、担任の先生の指導を手伝いました。
 我々教員が、日々指導していて一番うれしいと感じるのは、子ども達の成長した姿に出会えた時です。昨年、あるいは一昨年の卒業生が母校田柄小を訪れ、今度は教える立場で小学生に接する姿が見られました。
 2年前に担任してもらった先生の教室で、リトルティーチャーをしていた生徒がいました。(写真上)恩師の前でリトルティーチャーを行うのは、とても緊張したようです。しかし、ボランティアとして小学生に学習支援をしに来たことはもちろん、さらに中学生として立派に成長した姿を見せてくれたことは、何よりも小学校の先生達にとってうれしいことでした。
 子ども達が帰った後、体育館に先生達が集まり、明日から始まる夏季水泳指導の準備を行いました。今年の夏休みも、前半6回、後半6回、合計12回の水泳指導があります。まず、受付と更衣室、準備運動の会場となる体育館の用意を行いました。(写真下)
 ようやく夏らしい日差しが照りつけるようになってきました。夏休みの水泳指導を心待ちにしている子が多いことでしょう。プールカードの記入や持ち物の忘れがないように、よく確かめて参加させるようにしてください。

※メール配信でもお伝えしますが、水泳カード裏面の「夏季水泳指導に参加させます」の欄に、保護者名と印がないと夏休み中の水泳指導に参加することができません。記入してあるか、必ず確認をお願いします。

7月24日(水)

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
 夏休み学習教室の2日目になりました。低学年の参加人数が多いため、専科の先生方やけやきルームの先生方に低学年の各教室に入ってもらうことにしました。プリントの丸付けなどを手伝ってもらうことで、担任の先生は分からない問題がある子への個別指導を中心に指導することができます。(写真上)
 普段の授業でも、このように複数の教員で指導するティームティーチングが行える環境であることが望まれます。算数の授業では、3年生以上の学年で習熟度別の少人数指導を行っていますが、さらに人材が確保できれば子ども達の学力向上に結び付けることができるはずです。ただ、どの小学校でも、それ以前に生活支援員のような立場の人材を多く必要としているのが現状です。
 今年も、田柄中学校から2名の生徒が「リトルティーチャー」として、学習教室の補助に来てくれました。5年生と6年生の教室に入り、プリントの丸付けや問題の解き方をていねいに教えていました。(写真中・下)
 リトルティーチャーは、小中連携の取り組みの一つとして毎年行っています。卒業生が小学校に来て後輩たちを教える姿は、きっと子ども達から尊敬の眼差しで見られていたことでしょう。また、中学生にとっても、「人に教える」ということの難しさを感じるとともに、自身の学びにつながる経験となったことでしょう。
 引率された数学の先生が、生徒が指導する様子を心配そうに見守っていました。明日も、田柄中学校から数名の生徒が来てくれる予定です。

7月23日(火)

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
 今日から3日間にわたる「夏休み学習教室」が始まりました。9時から10時までの1時間ほどですが、申し込みをした子ども達が登校し、1学期の復習問題に真剣に取り組んでいました。
 夏休み中は、学年に応じた学習課題が出されています。そして、それらの課題は、毎日少しずつ取り組むところに意義があります。1学期の学習内容の定着を図るためには、繰り返し学習したことを振り返るための「復習」が大切です。2学期の学習は、今までに習った内容を使って新たな課題に取り組むようにできています。きちんと今までの学習が身についているようにするために、40日間継続して学習していくことが欠かせません。
 また、夏休みに課題が出されるもう一つの理由は、自主自学の心を養うことです。やらなければならないことに向かう力を毎日継続していくことで、自分で自身の生活を律していく力を身につけることができます。教室に来れば、自然に学習しなければ…という気持ちになります。しかし、家庭にいては、取り組むまでに時間がかかる子が多いのではないでしょうか。ぜひ、家庭の中でも夏休みの課題の進捗状況を見てあげるようにしてください。
 また、学年によってはドリルの復習などで、家の人が丸つけをしてあげる必要があります。夕方、仕事から帰って来てからで結構ですので、その日のうちに大きな丸をつけてあげてください。

7月22日(月) 科学実験教室(高学年)

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
 午後は、高学年の科学実験教室がありました。「エタノールで船を走らせよう」という実験テーマで、表面張力について学ぶ内容でした。
 最初に、宇宙飛行士の毛利さんがスペースシャトル内で行った実験の動画を見ました。無重力状態では、水は球状になります。表面張力がはたらき、一番表面積が小さい球の形になります。
 次に、水滴を落として跳ね上がる水が球状である様子や、「ポイ」の上で水滴がころがる様子を観察しました。普段何気なく見ている水滴にはたらく表面張力に、改めて気がつくことができました。さらに、1円玉を水に浮かべた時の水面の様子も観察し、水の表面張力の大きさを感じました。
 そして、水に浮かんだ1円玉の近くにエタノールを1滴たらす実験を行いました。結果は、1円玉がエタノールをたらしたところから離れるように、反対方向に移動しました。水に比べて、エタノールの表面張力はかなり小さな値となっています。この「水とエタノールとの表面張力の差」を利用したのがエタノール船です。
 小さな船の模型を作り、水に浮かべた船の近くにエタノールを1滴たらすと、勢いよく船が進みます。子ども達は、おみやげとして船の模型を持ち帰りました。いろいろな液体を水面にたらして、船の進み具合で水の表面張力との差を調べることができます。特に、お酒や台所用洗剤などで試してみると、同じような現象を見ることができます。

7月22日(月) 科学実験教室(低・中学年)

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
 今年も、一般社団法人ディレクトフォースの皆様による「科学実験教室」を開催しました。ディレクトフォースは、様々な企業で活躍されてきた経験を生かし、子ども達に科学の楽しさを伝えるために、科学実験を指導している団体です。今年も参加申し込みが非常に多く、全校で200名の希望がありました。抽選を行い、各回32名ずつの子ども達が参加しました。午前中は、低・中学年ともに「香りの粒を作ろう」というテーマで実験教室が行われました。
 まず、吸水性樹脂の性質について学びました。吸水性樹脂は、保冷剤や紙おむつ、土のうなど、様々なところに利用されています。吸水してふくらみ、水分を保持するはたらきがあります。
 さらに、吸水性樹脂が「浸透圧」を利用して水を吸収している仕組みを実験で確かめました。吸水してジェル状になった樹脂に食塩を入れて混ぜると、一度取り込まれた水分がまた出てきます。これは、食塩を入れ、「浸透圧」を利用して作る「つけけもの」や「梅干し」と同じ原理と言えます。
 最後に、吸水性樹脂に色と香りをつけて「香りの粒」(芳香剤)を作り、おみやげとして持ち帰りました。小学生には少し難しい内容でしたが、様々な実験を取り入れるとともに、身近な例を使って分かりやすく教えていただきました。

7月19日(金) その2

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
 今日も、各クラスで楽しい学級活動が行われていました。1学期末で転出する子がいるクラスでは、お別れ会を兼ねて学級レクを開いていたようです。4年2組では、プログラムの中に得意なことの発表会がありました。(写真上)ピアノやスポーツ、ものまねなど、クラスの友達の意外な一面を知ることにもつながりました。
 5年生は、夏休み中に交替で稲の当番と、ウサギのお世話当番があります。飼育小屋のウサギは、飼育委員会の児童が中心に行いますが、5年生もえさやりや掃除を手伝います。ミッキー池の稲は、田植えをして1か月半が経ち、すくすくと成長してきています。2〜3本ずつ植え付けた苗が、株元からたくさん枝分かれして茂ってきました。夏休み中は、水の管理が大切になります。
 稲の当番では日誌が用意してあり、その日の状態を観察して記録するようになっています。担任の先生が、稲に花が咲くかどうかを聞いたところ、3分の2近くの子ども達が「咲かない」に手を挙げていました。・・・さあ、どうなるでしょうか。
 午後になり、ようやく夏の日差しが出てきました。ミッキー池のカメ吉も、ようやく夏が来たんだなと感じていることでしょう。(写真中)
 今日は、掃除と昼休みの時間を入れ替えて、続けて5校時までかけて大掃除が行えるようにしました。どこの教室でも、みんな汗だくになってきれいにしようとがんばっていました。(写真下)
 たくさんの持ち物を手に、全校児童が下校していきました。土日を含めて44日間の夏休みが明日から始まります。健康で安全な夏休みに、そして思い出いっぱいの夏休みになるように期待しています。

7月19日(金)

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
 学校の近くの辺りは、空き缶やペットボトルを出す日のようでした。今朝、学校に来る途中で、リサイクルごみを出すお手伝いをしていた子がいました。(朝の6時50分頃のことです。)その子はいつもごみ出しをするお手伝いをしているようで、春から同じような光景を見かけてきました。
 「夏休み中は、家のお手伝いを毎日するように」と各クラスで指導しています。子どもに任せることができることは、なるべくやらせるようにすることが大切です。そして、夏休み中でなくても、家族の一員として当然のことのように率先して仕事をする子どもにしていきたいものです。
 1学期最後の登校日になりました。全校児童が体育館に集合し、終業式を行いました。児童代表の言葉は、3年生が担当しました。1学期の学校生活を振り返り、図書係の仕事をがんばったこと、そして友達と仲良く過ごすことができたことを話しました。また、2学期の運動会に向けて、リレーの選手になれるようにがんばりたいということも発表しました。(写真上)
 1,2校時に、6年生の水泳指導がありました。今日は気温も水温も十分にあり、先月から始まった水泳指導の中では、最高のコンディションでした。9月の水泳記録会に向けて、自分の出場種目の練習をどの子もがんばっていました。(写真中)
 全員がタイム計測を行ったので、夏休み中の水泳指導を通じて、さらに泳力を高めていくための目標をもつことができました。2学期も6年生は、9月2日の始業式の日からすぐに水泳指導を開始する予定です。
 各教室で、担任の先生から一人一人に通知表が手渡されました。終業式ならではの光景です。1年生にとっては、小学校でもらう初めての通知表です。担任の先生のところに一人ずつ行き、通知表を見ながら説明を聞きました。1学期にがんばったこと、さらに2学期にどういうことをがんばればよいか、ということについて話をしてもらっていました。(写真下)
 どの家庭でも、子ども達の成長やがんばりを認め、2学期に向けての励みとなるように通知表を見ていただければと思います。

7月18日(木) その2

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
 この時期の学級活動で多いのが、水鉄砲を使った水遊びです。今日は、4年生から6年生で各1クラスずつ、校庭で水遊びの学級レクがありました。(写真上)
 登校時から大きな水鉄砲を担ぐようにして持ってきた子がいて、年々武器(水鉄砲)が派手になってきていることを感じます。背中にタンクを背負うタイプの水鉄砲もありました。ただ、校庭で走り回るのには不向きだったようで、すぐに追いつかれてしまいました。
 東京都より全小学校に、「東京 マイ・タイムライン」という防災に関するガイドブックが配布されました。低学年用と高学年用の2種類があり、各クラスで指導した後、家庭に持ち帰ることになっています。(青い紙ケースに、ガイドブックとマイ・タイムラインシートが入っています。)
 1年生の教室で、防災教育としてガイドブックの説明をしていました。(写真中)「マイ・タイムライン」というのは、避難に備えた行動を一人一人があらかじめ決めておくことを言います。
 今回のガイドブックでは、大きな台風が来た時や大雨が続いた時、急激な豪雨が発生した時などの避難について作成されています。そのような自然災害が起こった場合の家族一人一人の「マイ・タイムライン」を考え、記入できるようになっています。田柄の地域は近くに大きな川がないので、水害の心配がないかもしれません。しかし、ゲリラ豪雨が毎年のように起きている昨今です。ぜひ、子どもが持ち帰ったガイドブックに目を通してみてください。
 5,6校時に、5年生が着衣泳を行いました。水着の上に長袖長ズボンと靴を着用し、水の事故にあった時の対処法を学びました。(田柄小では、毎年5年生が行うことにしています。)一枚服を着ただけで、水にぬれると体の動きがとりづらく、全身が重く感じられることを体感しました。
 また、事故にあった時は、救助が来るまでなるべく体力を使わずに浮いていることが大切です。服に空気をためたりペットボトルを使ったりして、浮力を得る方法も学びました。(写真下)
 実際の海や川では、足がつかない場所であったり、波や流れがあったりします。プールでの条件よりもかなり厳しい状態のはずです。まずは、水の事故にあわないように、十分気をつけて夏のレジャーを楽しむようにしてください。

7月18日(木) その1

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
 学期末のこの時期に、必ずどのクラスでも行われるのが、学級活動「お楽しみ会」です。クラスのみんなが楽しめるように、学級会で話し合いをしてどのような会にするのかを決めてきました。学年やクラスによってその取り組み方は様々です。
 2年1組では、教室の中で「夏まつり」を開いていました。(写真上)いろいろなお店屋さんがあり、自由に楽しめるようになっていました。ペットボトルのキャップを使って紙コップに落とすゲーム屋さんや、折り紙を教えてくれるお店もありました。また、画用紙を切って自分で好きなお寿司を作るという「お寿司屋さん」までありました。
 2年2組は、黒板にすてきな飾りをたくさん貼り、「思い出パーティー」を始めていました。(写真中)机の上には、各自が手作りで用意したプレゼントが置いてありました。宝探しで番号札を見つけ、その番号のプレゼントを受け取るルールのようでした。
 体育館では、3年2組が「サンネンニリンピック」と題して、グループ対抗で様々な競技を行っていました。「くつ飛ばし」では、片足を思いっきり振り上げて、体育館の後方までうわばきを飛ばしていました。また、二人三脚リレーでは、仲良く友達と肩を組んで走る姿が見られ、とても楽しそうでした。(写真下)
 今年も多くの学年でクラス替えがあり、新たな仲間とのつながりができました。1学期の学校生活を通じて、それぞれの学級がしっかり出来上がってきたことを感じます。

7月17日(水) その2

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
 1年生の教室で、国語「おおきなかぶ」の発表会をしていました。おじいさんやおばあさん、まご、犬、ねこ、ねずみと、それぞれの役に合わせたお面をつけて劇をしていました。(写真上)子ども達は、お面一つで発表意欲が俄然と増してきます。また、白い大きなかぶが用意してあり、そこからつながっているひもをみんなで引っ張る動作も加わりました。
 劇を通してみると、「おおきなかぶ」のお話が、よく考えられて作られていることが分かります。それだけに、昔から1年生の教材として続いているわけです。全体は、「〜が〜を呼んできて・・・」という、繰り返しのあるリズミカルな構成になっています。そして、その繰り返しの部分が単純な同じ繰り返しではなく、言葉が微妙に変化しているところがすばらしいのです。
 「けれども かぶはぬけません。」とか、「それでも かぶはぬけません。」…というように、「けれども」、「それでも」、「やっぱり」、「まだまだ」、「なかなか」、「とうとう」と言葉が絶妙に配置されていて、そこが小さな子どもを飽きさせることなく、魅了する秘密になっています。
 2年生の教室で、オリンピック・パラリンピック教育のパンフレットを用いた授業が行われていました。東京都から、小学校低学年用と高学年用のパンフレット(高学年は、学習読本になっています。さらに、4年生には学習ノートもあります。)が都内全校に配布されています。年間を通じて、各クラスで学習することになっています。
 今日開いたページには、1964年の東京オリンピックの写真(開会式で日本選手団が真っ赤なブレザーを着て入場してくるところと、女子バレー(東洋の魔女と呼ばれた)の試合の様子)が載っていました。また、隣のページには、夏のオリンピックの競技が4つ写真で紹介されていました。(写真中)
 2年生の子ども達がすぐに分かった競技は、サッカーとバスケットボールです。他の2つは、難しかったようです。その2つとは・・・女子柔道の試合で、フランスの選手と戦う松本選手(「野獣」と呼ばれた)の写真を見て、子ども達から「空手」とか「合気道」という言葉が出てきました。もう一つは、「フェンシング」の写真です。「剣道」と思っていた子がたくさんいました。(確かに、顔に防具をつけ、長い剣を持っています。)
 他にも、冬のオリンピックを紹介するページや、パラリンピックについての説明が書かれたページもあります。2年生で今日このパンフレットを取りあげていたのは、昨日紹介した「ハンドスタンプ」に参加するにあたっての事前指導のためでした。何のために手形を押すのかを指導するには、まずオリンピック・パラリンピックについての関心をもたせなければならないからです。
 5校時に、集団下校訓練がありました。大きな台風が接近してきたため、安全に下校するという設定で行いました。登校班の担当の先生のところに集まり、1学期の集団登校の振り返りも行ってから下校しました。(写真下)
 台風と言えは、フィリピンの海上に台風5号が発生し、日本近海に近づいてきているようです。台風の直接的な影響はありませんが、もしかしたら台風が北上することで梅雨前線も北に行き、週明けには梅雨明けになるかもしれません。今日は、2年生と4年生が久しぶりに水泳を行いました。(少し水が冷たそうでしたが…)

7月17日(水) その1

画像1 画像1
画像2 画像2
 1年生が、校庭の砂場で生活科の学習をしていました。(写真上)一見、普通の砂遊びのように見えますが、これも生活科の学習の一つです。
 生活科では、「身の回りの自然を利用したり、身近にあるものを使ったりなどして遊びを工夫し、みんなで遊びを楽しむことができるようにする。」という目標があり、この時期は「なつとともだちになろう」という単元で学習をしています。具体的には、「水遊びや砂遊びなどを通じて、夏がきたことに気付き、友達と仲よく夏を楽しく過ごすことができること」をねらいとした学習です。
 1年生は、家からいろいろな道具を持ってきました。砂場で使うためのシャベルやバケツ、ジョーロなど、かなり小さい頃に公園の砂場で遊んだ時のものなのか、下の子の道具を借りてきたのでしょうか。中には、プリンカップや卵のケースを用意してきた子もいました。身近なものを使って砂遊びを工夫することも大切な学習です。
 砂を使って山を作ったり穴を掘ったり、バケツに水を汲んできて水路にしたりと、泥だらけになって遊んでいました。この夏休みに、海に連れて行ってもらう子がたくさんいることでしょう。波の音を聞きながら、砂浜でもたっぷり遊ばせてあげたいものです。
 4年生は、理科の時間に「星の明るさや色」の学習をしています。(秋には「月の動き」、そして冬には「星の動き」の学習もあります。)夜空にはたくさんの星があり、明るさや色が様々であることを学びます。当然、星を見ることができるのは夜なので、家に帰ってから観察をすることになります。
 今日は、おもな星を探すために、星座早見盤の使い方を学習していました。(写真下)日付の目盛に時刻を合わせると、どの方角にどの星が出ているかを調べることができます。(調べる時には、方角も分からなければならないので、方位磁針も必要です。)星座早見盤は学校のものなので、興味がある子にはぜひ買ってあげてください。小学生用のものであれば、数百円程度で買うことができます。
 問題は、東京でどれだけ星が見えるかです。この梅雨空続きでは、しばらくの間は見られそうにありません。さらに、東京の空は、星の観察には明るすぎます。夏休みに田舎に行った際には、ぜひ夜空の星に注目させてあげてください。
 4年生の教科書では、夏の大三角(こと座のベガ、わし座のアルタイル、白鳥座のデネブ)を習っています。

7月16日(火)

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
 1学期最後の週になりました。7月に入ってからの日照不足は、今までにない記録的なことであるということが報道されていました。今日も結局一日中雨の天候となり、予定していた3つの学年の水泳指導が全て中止になりました。
 夏休みまでの登校日数は、今日を入れてあと4日間です。そろそろ夏休みに向けて目標をもたせたり、計画を立てさせたりしていく時期となりました。1年生の教室では、絵日記の書き方を学習していました。(写真上)上半分に絵を描き、下は日記風に作文を書きます。低学年では、昔から夏休みの宿題の定番と言えるものです。今年の1年生も、夏休み中に絵日記を何枚か書くことになっているはずです。
 今日は、土曜日から昨日までのできごとについての絵日記で練習をしていました。土曜日の公開日で、「おおきなかぶ」の発表をしたことを絵日記にした子がいました。また、サッカーの練習をしたことや、習い事の発表会があったこと、映画を見に行ったことなど、楽しいできこどが絵日記に上手に表されていました。
 昔、自身が書いた絵日記を覚えていますか? 私は、50年ほど前に自分が書いた絵日記を今でも覚えています。小学校1年生の夏休みに、家族で佐渡ヶ島に旅行に行きました。直江津からカーフェリーで、自家用車を乗せて行った旅行でした。旅行から帰ってきて、絵日記を書くことにしました。カーフェリーに車が入っていくところを描きたくて、クレヨンを手にしました。一生懸命描いていた隣から、母親が「もっと船を大きく描きなさい。」とか、「そこはそうじゃないんじゃない…」などと言われ、とても嫌な気持になったことを覚えています。(嫌なことって、記憶に残るものです。)せっかく描いている子どもの作品に、横から口をはさむのはやめましょう。
 5年生の理科の授業も、夏休みに向けての指導でした。パソコン室で、自由研究で挑戦してみたいことについて、インターネットを使って調べていました。(写真中)3年生以上の理科の教科書には、夏の自由研究について紹介しているページがあります。テーマを選び、調べていくための方法や、結果のまとめ方についても紹介しています。夏休み前は、どの子もやってみたいことはいくらでも見つかるものです。しかし、夏休みに入ってからの取りかかりが難しく・・・「8月に入ってからやろう」「来週からやろう」「明日やろう」と思っているうちに8月31日を迎えることになってしまいます。(実際に、私も毎年経験してきました。)
 こういう時は、家の人の一言が必要です。先ほどの絵日記とは違い、自由研究への取りかかりの一歩は、家の人の助言が重要かもしれません。
 先月、練馬区オリンピック・パラリンピック担当課から、絵の具と画用紙が送られてきました。(区内の全小中学校にです。)東京2020オリンピック・パラリンピック大会の機運醸成事業として、「100万人のハンドスタンプアートプロジェクト」を行うことになりました。児童一人一人が画用紙に手形を押し、その手形の中に東京2020大会へのメッセージを書くことになっています。今週、クラスごとに時間をとり、図工室に来て手形を押すことになりました。
 色は3色あり、赤・青・黄色から好きな色を選んでハンドスタンプを押していました。(写真下)乾いてから、オリンピック・パラリンピックに出場する選手への応援メッセージを書き込み、区に送ります。一人一人の手形がオリンピック・パラリンピックを盛り上げるためのアートとして、どこかで展示されることになるようです。

7月13日(土)

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
 今日は、第二土曜学校公開日でした。今週から、中庭に並べてある1年生のアサガオの鉢に花がつき始めました。毎朝登校してくると、真っ先に自分の植木鉢のところに行き、アサガオの様子をのぞき込む子ども達の姿が見られます。
 アサガオは一日花なので、昨日咲いていた花はしぼんでしまい、もう開きません。そんな様子にも気がつき始めていたようでした。アサガオの花は、明け方に大きく開きます。咲いたばかりの赤や青のくっきりとした花色は、とても鮮やかで目につきます。また、淡いピンクや珍しい茶系の花色も見られました。一人一人子ども達の顔が違うように、アサガオの花色も様々でおもしろいなと思います。
 さらに、「覆輪(ふくりん)咲き」と言われる品種も混ざっていました。花びらの外側が白く縁どられた花色の品種です。(写真上)どれも味わいのあるアサガオで、ずっとこうして学年分を並べて鑑賞する毎日でいたいものです。・・・しかし、学年だより等でもお伝えしているように、今日から来週にかけて各家庭に持ち帰ることになっています。夏休み中に観察して記録をすることが宿題にもなっているようです。(昔から続く、1年生らしい夏休みの課題の一つです。)
 ツルが伸びて、とても元気が良いアサガオです。夏休み中もたくさんの花が毎日楽しめることでしょう。先日もお伝えしましたが、昼間の直射日光はそれほどいりません。、逆に日当たりが良すぎると、水切れしやすいので注意が必要です。
 学期末の公開日ということもあり、発表会形式の授業を行った学年がたくさん見られました。2年生は、生活科の時間に各自で調べた「生きものはかせの報告会」を行いました。どの子も生き物に興味をもって進んで調べてきたことを上手にまとめて発表していました。3年生は、総合的な学習の時間で取り組んできた「生き物を育ててみよう」の発表会でした。1学期に自分達でお世話をしたカイコについて詳しく調べ、グループで協力して発表を行いました。
 今学期に4年生は、総合的な学習の時間にごみ問題についてテーマを決めて調べ学習をしてきました。「エコ大作戦」という発表会を各クラスで行いました。海のごみ問題や、プラスチックストローの問題について、さらには食品ロスの問題についてなど、グループ内で分担して上手に発表していました。(写真中)
 生活科も総合的な学習の時間も、調べたことを発表するところに大きな学習のねらいがあります。相手に分かりやすく伝えたり、自分の考えを入れて発表を工夫したりと、発表会を通じて身につく力を大切に指導をしています。
 2校時に、音楽室で5年生対象の情報モラル講習会がありました。情報機器は、目まぐるしいスピードで社会に浸透し、子ども達の生活にも入り込んできています。最後に見た動画は、3人の女の子がラインを通じて会話をしているうちに、意思疎通のトラブルが発生するというものでした。道徳の教科書にもこのようなネットトラブルが教材として扱われるようになってきました。これから夏休みに向けて、各家庭でのSNSルールを再度確認して使うようにさせてください。
 3校時は、保護者向けの情報モラル講習会がありました。(写真下)30名近くの保護者の方々に集まっていただきました。保護者向けの講習は、昨年度とまた内容が変わっていました。(それだけネット環境の変化が激しいということです。)正直、初めて聞いた言葉があったり、ゲーム機の多機能化が進んでいる状況にびっくりしました。
 大人も、スマートフォンを手にしている時間が、一日にどれだけあるでしょうか? 電車に乗ればすぐにスマホを見る状態です。(これは、自分もそうです…)子どものうちから依存症にならないための手立てが必要です。また、動画やゲーム機から有害な情報を得たり、知らない大人と会話をしたりと、多くの危険が隣り合わせになっている状況を大人が把握していなければなりません。
 このような便利なツールや環境が世界的に広かった今、もとの社会に戻すことは不可能です。危機感をもって我々大人が子ども達を守り、育てていかなければなりません。

7月12日(金)

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
 5年生が理科の時間に、顕微鏡を使って水中の微生物の観察をしていました。メダカの卵を観察した時には、解剖顕微鏡や双眼実態顕微鏡を使いました。今度は、今までの顕微鏡と比べて倍率が高くなり、メダカの卵よりもずっと小さなものを見ることができます。接眼レンズと対物レンとでできていることや、ピントを合わせるために調節ねじの動かし方が重要であることなども学習していました。今日は、理科室にある微生物の標本プレパラートを使い、観察をしました。子ども達は、次々と見えるミクロの世界に驚いていました。(写真上)
 ミドリムシやボルボックス、アメーバ、ゾウリムシなど、標本なので基本的な微生物の様々な種類がそろっていました。実際にミッキー池の水を調べてみると、さらにいろいろな微生物に出会えるはずです。
 今まで「水中の微生物」の学習は、5年生のメダカの誕生の学習で扱われてきました。「メダカは、水中で何を食べて生きているのか」という学習として、長い間教科書に取り上げられてきました。来年度からは、新学習指導要領での指導に変わります。同時にこの微生物の学習は、6年生の「生物と環境」の単元で扱われることになります。生物間の食物連鎖として微生物を知り、顕微鏡を使って観察をするという学習に移行します。
 一方、3年生の理科の授業として、体育館で「ゴムや風でものをうごかそう」の実験をしていました。実験セットの自動車は、ヨットの帆のように風を受けて走るしくみが取り付けられるようになっています。(便利な実験セットで、帆を大きくした場合も調べることができます。)実験用の扇風機(サーキュレーター)を使って風を起こすとともに、風の強弱で自動車の進む距離がどのように変化するのかを調べていました。(写真中)最後に、体育館に昨年度から設置された大型扇風機を使い、大きな風でたくさんの力が発生することも確かめました。
 ちなみに、3年生の来年度の理科は、・・・「ゴムや風のはたらき」はそのまま残り、「音のはたらき」(音はものが振動することで伝わること)の学習が新たに入ります。
 4年生が、算数の時間にそろばんの学習をしていました。(写真下)そろばんは、3年生と4年生の算数で学習することになっています。4年生では、そろばんを使って大きな数や小数の位が入る数の表し方を学習します。また、小数のたし算・ひき算なども習います。4年生で行うそろばんの学習は、2時間程度です。来年度からも、3年生と4年生の算数の指導の中に、そろばんの学習は残ります。
 週間予報を見ると、この先もまだしばらくは太陽が見られない日が続くようです。冷房を使わずに済んでいるのは良いのですが、もうすぐ夏休みが近づいてきているという気がなかなかしません。明日は、第二土曜公開日です。先日、各クラスの授業予定を配布しました。公開日は、校内どこのクラスの授業も見ることができます。同学年の授業や、他の学年の様子なども自由にご覧ください。(教室内はもちろんですが、廊下での私語を慎むようにお願いいたします。)

7月11日(木) その2

画像1 画像1
画像2 画像2
 4年生が理科の授業で育てているツルレイシ(ゴーヤ)が、ぐんぐんと伸びてきました。あおぞら農園に設置してある棚の上まで広がり、黄色い花がたくさん咲き始めていました。また、すでにおいしそうな実ができている様子も見ることができました。(写真上)
 4年生の理科の観察では、気温が高くなるにつれて植物の成長がどのように変化するのかを調べています。5月に苗を植えたばかりの頃と比較しながら観察を続けています。
 午前中、1年生が吉田さんの畑に行った時に、緑のトンネルをくぐってトウモロコシ畑に出ました。その「緑のトンネル」は、アーチ状に仕立てたゴーヤのトンネルでした。すでにたくさんの実がついていました。また、かぼちゃも同じように立体的に栽培していて、空中にたくさんのかぼちゃがぶら下がっていました。今年は夏らしい暑さがなく、野菜の生育にも影響しそうです。夏野菜にとっては、本格的な暑さが待ち遠しいことでしょう。
 5,6校時に、一週間前に延期した6年生の「田柄スイミングのコーチによる水泳指導」がありました。少し肌寒い陽気でしたが、参加した子ども達は元気よくあいさつをして指導を受けていました。
 田柄スイミングの上野さんから3人のコーチが紹介され、平泳ぎの練習を3グループに分けて指導していただきました。(写真下)子ども達にとっては、平泳ぎの足の動かし方が一番つまずきやすく、なかなか学校の水泳指導だけでは上達しません。スイミングスクールで毎日子ども達を教えているコーチのみなさんは、ポイントをつかんでてきぱきと指導されていました。また、一人一人の課題をすぐに見極めて、個別にアドバイスをしていただきました。
 コーチのみなさんからは、6年生にとって小学校最後の水泳となる記録会に向けてがんばるようにとエールの言葉を最後にいただきました。来週の天気もはっきりしない日が続きそうですが、夏休みの水泳指導を含めて、6年生全員がしっかり目標に向かってがんばってほしいと思います。

7月11日(木) その1

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
 今朝は、雨が降っていませんでしたが、1年生の子ども達の何人かが長ぐつで登校してきました。(ビニール袋に入れて長ぐつを持ってきた子もいました。)今日は、1年生のトウモロコシ収穫体験がありました。毎年1年生が吉田さんの畑でトウモロコシを収穫し、その日の全校の給食として調理してもらっています。
 軍手とビニール袋を手に、吉田さんの畑に向かいました。トウモロコシは、1本の株から1つしか収穫できません。一番上の方に実った大きなトウモロコシをもぎ取る方法を教えてもらいました。また、たくさんのひげがついたトウモロコシほど、たくさんの実がつまっているということも教えてもらいました。
 畑の奥に進んでいくと、辺り一面トウモロコシが整然と植えられている場所に着きました。子ども達の背丈からすると、広大なジャングルに入り込んだようだったでしょう。順番にトウモロコシを2つずつ収穫し、ビニール袋に入れました。
 1本のトウモロコシがとても大きくて重いので、1年生にとっては帰り道が大変だったようです。やっとの思いで教室まで戻った後は、トウモロコシの皮むきの作業をしました。中から黄色いトウモロコシの粒々が見えてくると、子ども達はとてもうれしそうでした。細かいひげまでていねいに取り、クラスごとに大きなかごに入れました。山盛りに集まったトウモロコシから、甘い香りが漂ってきました。
 今年は、「プレミアムスイート」という品種でした。1年生が収穫したトウモロコシは、すぐに給食室に運ばれ、ゆでてもらいました。おとといの枝豆と同じく、給食の時間前から甘い香りが北校舎に広がってきました。
 給食の時間の様子を見に行くと、真っ先にトウモロコシにかぶりついている子がたくさんいました。とても甘いトウモロコシに、大満足の笑顔でした。ちょうど前歯が生え変わる時期なので、トウモロコシにかぶりついた拍子に歯が抜けた子がいました。周りの子ども達が、「おめでとう〜」と言って拍手をしてあげていたのが微笑ましかったです。

 今回の収穫体験の様子には、取材が入りました。「ねりまホットライン」の方々が来て、子ども達の収穫体験の様子や、給食でおいしそうに食べているところ、また先生や栄養士さん、子ども達へのインタビューなどを映像に収めていました。
 今日の様子は、ケーブルテレビJ:COM東京(区の事業やできごとなどを紹介する情報番組内)で放映されるそうです。(15分番組の中の5分間くらいという話でした。)8月1日〜15日の1日3回放送(午前9時、正午、午後8時)される予定です。また、その頃の区のホームページやユーチューブでも見ることができるそうです。

7月10日(水)

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
 6年2組で書写(毛筆)の授業をしていました。「読みやすい紙面構成を考えよう」という学習で、用紙に合った文字の大きさと配列を考えて書く題材でした。
 お手本の文字は、「さみだれを あつめて早し 最上川」という松尾芭蕉の俳句です。用紙は、いつもの習字半紙の半分の大きさです。普段の毛筆作品ではわき役の「小筆」が、今日は主役になりました。3行に分けて書く、真ん中の「あつめて早し」の6文字分がちょうど入る文字の大きさを考えなければなりません。これは大人でも難しいことです。(「担任の先生も書いてみればいいのに…」とクラスの子ども達は思っていたかもしれませんが、口には出しませんでした。)
 その他にも、行の中心をそろえたり、字間をそろえること、ひらがなよりも漢字を大きめに書くことなどに気をつけなければなりません。さらに、慣れない小筆で書くのですから…。普段の毛筆の授業の方が、ずっと書きやすく感じたことでしょう。(写真上)
 3年生は、国語の「『ありがとう』を伝えよう」の単元で、手紙の書き方について学習をしています。郵便局からいただいた、官製はがきの書き方のテキストを使い、はがきの宛先や自分の住所、そして通信面の書き方について学習していました。(写真中)
 あらかじめ学年だよりで伝えてあったので、田舎の親戚の方や出身幼稚園の園長先生宛の住所を家の人から教えてもらってきていました。年賀状を出したことがある子もいたようですが、表面の宛先は多分今まで家の人が書いていたのでしょう。実際のはがきと同じ大きさの練習用紙に、郵便番号や住所、名前を書いていました。難しい漢字を書いたり、ひらがなで書くと長くなったりして、はがきの大きさに収めるのが大変そうでした。
 また、肝心の通信面は、「暑中おみまいもうしあげます。」という言葉だけ書いてあり、2行目からは自分で考えなければなりません。「どんなことを伝えようかな?」と上を見上げていた子が多かったようです。
 来週、3年生各クラスに高松郵便局の方に来ていただき、手紙の書き方の指導がある予定です。すてきな暑中見舞いのはがきが書けるように、学習を続けていきます。
 5年生は、家庭科の授業で裁縫の学習を重ねてきました。なみ縫いやかがり縫いなど、いろいろな縫い方を練習してきたことを利用して、フェルトを使った小物作りに挑戦しています。(写真下)
 紙に設計図を書くことから始め、必要なフェルトを用意し、ボタンや飾りをつけるところまでイメージして製作に取りかかりました。ひと針ひと針に心を込めて、どんな作品ができるか楽しみです。
 4月から始まった家庭科の授業を生かして、夏休み中に自由研究として裁縫作品に挑戦してみるのも良いでしょう。2学期には、展覧会用の作品にも取り組むことになります。

7月9日(火)

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
 1校時に、2年生の枝豆収穫体験がありました。毎年この時期に、学校の隣の吉田さんの畑にうかがい、収穫体験をさせていただいています。
 長ぐつをはき、手には軍手をはめて、青々と枝豆やトウモロコシが育っている畑の中に入りました。吉田さんから枝豆のもぎ方(根っこから葉っぱの方向にさやを引っ張る)を教えていただき、いよいよ収穫体験の始まりです。給食室では、すでに大釜でお湯を沸かして待っているということで、すばやく収穫しなければなりません。
 2本ずつ植わっている枝豆の根元をつかみ、力を入れて引き抜きました。なかなか抜けなくて苦戦している子もいましたが、しりもちをつきながらもがんばりました。次は、広げた新聞紙の上でさやを取っていきます。収穫できた枝豆は、はかりの上に乗せたケースの中に集められました。2年生みんなで力を合わせて、全部で16kg以上収穫することができました。(写真上)
 吉田さんから、根粒菌の話もしていただきました。引き抜いた枝豆の根っこには、たくさんの「こぶ」がついています。マメ科の植物は、土の中の根粒菌が根につき、空中の窒素を固定して栄養分を生成します。もともと地中に根粒菌は存在しますが、枝豆の種をまく時に根粒菌をまぶしてあげているそうです。
 4月29日にまいた種が、約3か月で収穫できるまでになりました。品種名は、「湯上がり娘」という枝豆でした。収穫して2〜3時間で全校の給食として味わうことができました。枝豆特有の香りと味わいがあり、採れたてを楽しめる幸せを感じました。
 最近は、スーパーで売られている枝豆は、さやだけになった状態のものがほとんどです。本来ならば、根っこごと引き抜いた枝についたままの枝豆を買って味わいたいものです。昔は、枝豆のさやを取るのが子どものお手伝いの一つになっていました。
 あさっては、1年生がトウモロコシの収穫体験をします。トウモロコシの甘い香りが畑に漂ってきていました。
 2年生は、算数の時間に「時計を生活に生かそう」という学習をしています。学習の導入として、担任の先生が時計の本の読み聞かせをしていました。「何時何分」の時計の読み方はすでに習っていますが、2年生のこの時期では、まだ十分に時計を読めていない子もいます。「とけいのほん2」の絵本では、短い針と長い針がさす時間の読み方を、ちびとのっぽが教えてくれていました。(写真中)
 しかし、2年生の今回の学習はその次です。今まで習ってきた時刻に対して、今度は「時間」についての学習をします。「9時に家を出て、9時15分にバスに乗りました。家を出てからバスに乗るまでの時間は何分ですか。」というように、時刻と時刻の間のことを「時間」ということを理解させます。また、1時間=60分であることや、1日の中に午前と午後があり、同じ時刻の読み方が2回出てくること、そして1日=24時間であることを学びます。
 2年生の教科書では、これらの学習内容が2時間扱いになっています。日々の生活の中で時計を読ませたり、「ゲームはあと10分間で終わりにしようね。」という声かけから、時間の感覚をつかませていくことが大切です。
 5,6校時に、6年1組の調理実習がありました。「カラフル焼きそば」に挑戦していました。6年生は、今まで炒める料理を学習してきました。野菜を炒めた学習を生かし、1学期最後の調理実習として焼きそば作りを行いました。
 キャベツとにんじん、ピーマン、もやし、ベーコンが入り、とても彩りの良い焼きそばに仕上がっていました。(写真下)
 「今度の日曜日のお昼は任せてね!」と言えるようになったか・・・ぜひ、6年生の各家庭でやらせてみてください。

7月8日(月) その2

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
 放課後に希望者が参加する「地域未来塾」がありました。昨年度からスタートした地域連携事業の一環で、算数のプリントを使い、子ども達への補習的な学習支援をしていただいています。今年度はすでに6月から始まっていて、今回は2回目の未来塾でした。
 今年も2年生と3年生対象に募集を行いました。2年生は、5校時が終わった後の6校時の時間帯、3年生は6校時が終わった後の放課後の時間帯を使って行っています。場所は、2年生は学習室(南校舎2階)ですが、3年生は人数が多く、さらに3階の算数室も使っています。
 指導者は、地域連携事業でコーディネーターをしていただいている森田さんを中心に、今日は6名の方々に来ていただきました。地域連携事業では、この未来塾の他にも、低学年の遠足の引率や、水泳指導の補助も行っていただいています。
 今日は、2年生は2けたのたし算、3年生は3けたのたし算・ひき算を行いました。問題を解き終わった子から丸付けをしてもらい、合格した子から帰るようにさせています。プリントの問題は既習内容なので、スラスラとできてほしいところですが、中にはまだ指を折りながら計算している子もいます。月に1〜2回程度の未来塾ですが、少しでも子ども達の学力と学習意欲の向上につながればという思いで続けていきます。

7月8日(月) その1

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
 久しぶりに校庭で全校朝会を行いました。今日は、よくカレンダーでも見かける有名な言葉についての話をしました。
 ・・・「失敗は恥ずかしいことではない。恥ずべきは、そこから立ち上がらないことだ。」作家の三浦綾子さんの言葉です。だれもが日々いろいろな失敗をします。肝心なのは、その失敗から学び、再びがんばろうとする心のもち方であるということを意味しています。
 みなさんは小さい時から、「かけっこをして転んでしまったら、すぐに立ち上がって走りなさい」と言われてきたでしょう。転んでしまったのは仕方のないことです。でも、そこであきらめてしまうのではなく、最後までがんばろうとする気持ちが大切なのです。様々なスポーツでも同じです。自分がしてしまったミス(エラー)はもう仕方のないことです。気持ちを切り替えて次のプレーに集中できるかどうかが大切になります。
 「失敗は恥ずかしいことではない。恥ずべきは、そこから立ち上がらないことだ。」これは、スポーツのことだけではありません。学習に対しても言えることです。学期末となり、どこのクラスでもいろいろなテストが行われている頃です。先週あるクラスで、戻ってきたテスト用紙の間違えを赤鉛筆で直して、先生にまた丸をつけてもらっている姿を見かけました。あるいは、計算ドリルの答え合わせで間違えた問題を見直し、できるまでもう一度やり直しをしている子もいました。答えが違っていて×をつけたままだったら、それはかけっこで転んで立ち上がらないのと同じことです。間違えたところを正しく直すことが、学習においても大切なことなのです。
 「失敗は恥ずかしいことではない。恥ずべきは、そこから立ち上がらないことだ。」最後に、生活面でもこの言葉が大切であるということについてお話をします。学校の先生達は、いろいろな場面でみなさんに注意をします。話を聞く場面でおしゃべりをしていたら、注意されるのは当たり前です。当番の仕事をしないでいたら、注意されるのは当たり前です。そして、注意されてすぐに直せばよいものを直さなかったとしたら、みなさんの先生方は厳しく叱るはずです。それは、一度目の注意で失敗を直そうとしなかった…一度転んで立ち上がろうとしなかったから、先生は厳しく叱ったのです。
 先生方は、日頃の学校生活の中で、みなさんの行いを良くしようと思って注意を与えています。せっかく指導しているのに、失敗を取り返そう、立ち直ろう、誤りを直そうとしなければ、さらに厳しく叱るしかありません。先生に厳しく叱られた時、自分自身の行動を振り返ってみてください。一度注意をされたら、きちんと自分の行いを直していたでしょうか? あるいは、同じことを何度も注意されていなかったでしょうか?
 「失敗は恥ずかしいことではない。恥ずべきは、そこから立ち上がらないことだ。」学習面も生活面も、だれもが間違えたり注意をされたりすることがあります。大切なのは、すぐに間違えを直すこと、すぐに正しい行動に移すことです。・・・
 全校朝会の話の内容について、教室で指導している学級があります。どんな内容であったかを紙に書かせているそうです。掲示板に、「失敗は恥ずかしいことではない…」の言葉や、全校朝会で話した原稿を掲示したところ、休み時間に何人かの子が見に来ていました。(写真上)話の意図は伝わっていたようですが、聞いたことを書くというのは、高学年でも難しいようです。このような取り組みをしているクラスがあると思うと、今後はますます分かりやすい内容で、伝わりやすいように話をしなければいけないなと思いました。
 4年生の保健の学習「大人に近づく体」で、養護の先生が一緒に授業を行っていました。(写真中)大人に近づくと、どのような体の変化が出てくるかということについて学んでいました。昔は高学年で指導していた内容ですが、今は4年生で学習することになっています。
 思春期の体の変化について知るとともに、その変化には個人差があることを学びます。また、男女の体の違いが著しくなることから、お互いを思いやる気持ちを大切にさせていきます。
 5年生は、社会科の時間に「米作りのさかんな地域」について学習をしています。資料集では、庄内平野の米作りについて詳しい写真や資料が載っています。(写真下)夏休みに、北陸地方や東北地方に行った際は、ぜひ子ども達に米作りをしている平野を見せてあげてください。見渡す限り田んぼが広がっている光景を目にすることで、日本の主食が「米」であることが分かるでしょう。
 5年生が川島町に田植え体験に行ってから、1か月が経ちます。昨日田んぼの写真を撮ってこようと思いましたが、雨のために断念しました。来週には、5年生の各クラスに写真を見せてあげようと思います。

1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31