ようこそ、練馬区立田柄小学校ホームページへ!  〜「わくわく・どきどき」の学びを目指して〜

1月11日(土)

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 第二土曜公開日に合わせて、校内書き初め展が始まりました。水曜日に3学期が始まり、学期始めの新鮮な気持ちとともに書いた作品が全校一斉に廊下に展示されました。今日から2週間展示します。(学校のある時間帯でしたら、いつでもご覧いただくことができます。)
 1,2年生の硬筆で書いた書き初めは、色画用紙を台紙として展示してあります。また、3年生以上の毛筆で書いた書き初めは、雲華紙(うんかし)という紙を台紙に使っています。書き初めは、少し離れた位置から見ていただくと、一人一人の作品の良さが際立って見えてきます。登校してきた子ども達が、さっそく廊下に出て自分や友達の作品に見入っていました。(写真上)
 今日は、毎年恒例となっている「卒業記念もちつき大会」が体育館で行われました。この行事は、地域の伝統文化を体験するとともに、お世話になった地域の方々に対する感謝の気持ちを育むことをねらいとして行っています。卒業前の6年生がメインとなる行事ですが、田柄小では4,5年生にも地域伝統のもちつきの様子を見せ、つきたてのもちの試食を行っています。
 朝早くから、大勢の地域の方々やおやじの会、そしてPTAのお手伝いの皆様にお集まりいただきました。もちつきは、もち米を蒸す作業から始まります。大きな臼や杵などの道具類は、今朝早く吉田さんに運んできていただきました。大きく立派な臼は、この田柄の地の歴史と伝統を感じさせる立派なものです。
 4年生と5年生は、もちつきの仕方について説明を聞いてから、地域に伝わる千本つきの技を見学させてもらいました。千本つきは、田柄ならではの伝統の技です。その後、つきたてのおもちを試食しました。温かいおしるこに入ったおもちは、つきたてならではのおいしさでした。
 最後に6年生が体験をしました。5人ずつ小さな杵を持ち、臼を取り囲んでリズムに合わせてついていきます。また、担任の先生も大杵を持ってもちつきをしました。
 大人が行う千本つきでは、地域のベテランの方々によるすご技を見ることができました。5人の息が合っていくと、おもちが臼の中でくるくると回転し始めます。おやじの会の皆さんは、ベテランの方々からコツを伝授していただきながらがんばっていました。
 子ども達が大人になったら、いつかこの田柄の地でこのようなもちつきの伝統を地域の子ども達に広められる立場になってもらいたいものです。本日は、たくさんの方々にお越しいただき、もちつき大会の運営に携わっていただきました。深く感謝申し上げます。(写真中・下)

1月10日(金)

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 6年生の国語の教科書を見たことがありますか? 6年生の保護者の方は、ぜひ一度お子さんのランドセルから教科書を取り出し、目を通してみてください。どんな教材があり、どんな学習をしているのかを知ったら、きっと「こんなに難しいことを学習しているんだ…」と感じるはずです。自分が小学校6年生だった頃の国語の学習内容については、全く記憶がありません。多分、物語の読み取りや漢字の学習がほとんどだったように思います。学習指導要領が約10年ごとに改訂され、今の国語の指導内容は、はるか昔に指導されていたものとはずいぶん異なってきています。
 3学期に入り、6年生は「ものの見方を広げよう 『鳥獣戯画』を読む」という学習をしています。『鳥獣戯画』のそれぞれの絵に対する筆者の見たことや考えたことが、本文にどのように書かれているのかをまず学習しました。次に、学んだことを生かして、「この絵、私はこう見る」という学習を行っています。実際にいろいろな絵を見て、その絵から得た情報を基に、自分が感じたことや考えたことを書く学習です。
 教科書では、フランスの画家 アンリ・ルソーの「猿のいる熱帯の森」の絵が提示されています。授業では、他に先生が用意した3枚の絵を含めて、4種類の絵の中から1つを選んで学習していました。まずは、絵からどんなものが描かれているかを付箋に書き出していきます。次に、その事実から自分はどんなことを考えたかを文章にするとともに、作文全体の構成をまとめていきます。芸術家が描いたすてきな絵を選んだものの、そこから何を感じ取り、どう表現していくか・・・大人でも筆が進まない学習ではないでしょうか。(写真上)
 12月に、世界の15歳を対象に3年ごとに行っている学習到達度調査(PISA)で、日本の「読解力」の平均点が大きく下がったという報道がありました。PISAの求める読解力とは、単に正確に文章を読み取るだけでなく、「自分の考えを根拠を示しながら説明する自由記述」も含まれています。毎年6年生が4月に行っている全国学力学習状況調査でも、自分の考えをまとめて書く問題が出題されています。来年度から、外国語やプログラミング教育が小学校で本格実施となります。しかし、本当に今一番子ども達に身につけさせたい力は、自分の考えを書いたり話したりする力ではないでしょうか。
 4年生は、理科の時間に「星の動き」の学習をしています。時間が経つと、星座の位置や星の並び方がどのようになるのかを調べていきます。当然、星は夜しか見ることができないので、家庭での協力をお願いすることになります。冬の代表的な星座として「オリオン座」に注目させるため、家の近くで南側の空が見渡せる場所を観察場所にしてください。今の時期だと、7〜8時頃に南東の空に見えるはずです。1〜2時間後に同じ場所に出て、オリオン座の見える位置と星の並び方がどうなったか(変わったか、変わらなかったか)を調べます。
 今日の授業では、透明シートにオリオン座の星の並びを修正液の白を使って書き写していました。これを観察用のシートとして使って調べてくることになります。(写真中)
 12月の星空観察会(PTAおやじの会主催)では、校庭からたくさんの星が見えました。外に出てすぐには見えません。しばらく空を見上げて目を慣らしていくと見えてきます。冬は空気が澄んでいるので、比較的観察しやすいと思います。(その代わり寒いです。)
 元旦〜2日にかけて、今年も伊豆の下田に行ってきました。真っ暗な空には、無数の星が見えてとてもきれいでした。東京の空も、一斉に電気を消してもらったら、どんなにきれいな星がたくさん見えることでしょう。
 明日は、卒業記念もちつき大会があります。地域やPTAの方々のご協力で、もちつきを見学(6年生は体験)し、お汁粉を味わいます。(参加するのは、4年生以上です。)
 毎年5年生は、前日にもち米を洗う係になっています。すでに先日、田植え体験と稲刈り体験でお世話になった川島町の島村農園さんから、もち米が30kg届きました。クラスで10kgずつ担当し、研いだもち米は一晩水につけておきました。
 米研ぎは、冷たい水で行わなければなりません。中には、とてもいい手つきで米研ぎをしている子がいました。聞いてみると、家でもよくお手伝いをしてお米を研いでいるそうです。(写真下)

1月9日(木)

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 2年生の教室に行くと、静まり返った中で書き初めに取り組んでいました。(写真上)低学年の書き初めは、4Bの鉛筆を使って書く「硬筆」の作品です。消しゴムを使うことができないこともあり、最初の文字を書き始めた瞬間から緊張感が漂ってきます。担任の先生は、始める前に書く姿勢についても指導していました。毛筆もそうですが、用紙に向かう姿勢が文字に表れてくるものです。
 どの子も指導された通りにお手本を折り、一行ずつ清書用紙の左側に添えて書いていました。一文字ずつ、いや一画ずつお手本を何度も見ながら書くことが大切です。2年2組では、昨日1枚書き、今日の1校時と5校時に1枚ずつ書かせていました。
 一方、4年生は、どのクラスも今日書き初めに取り組みました。これでどの学年も、新年に入ってからの書き初めは終わりました。今日と明日の2日間で、それぞれの学年の先生達が集まって校内書き初め展の準備を行います。まず、区の書き初め展に出品する作品をいろいろな先生達の目で見て決めていきます。硬筆も毛筆も、まずは文字の中心がしっかりそろっていることが審査の条件になります。
 大切な子ども達の作品です。台紙に貼って廊下に掲示するところまで、気が抜けない作業が続きます。明後日の第二土曜公開日から、校内書き初め展が始まります。当日は、ぜひいろいろなクラスや学年の作品もあわせてご覧ください。
 今日から計測が始まりました。今日は1年生が行い、毎日1学年ずつ、身長と体重を計測していきます。計測は、各学期の始めに一度ずつ行っています。結果を持ち帰ったら、1学期の4月の記録と比べてみてください。9か月で、身長も体重も大きく増えたことが分かるはずです。
 まず、計測の様子を説明します。体操着を着た子が、裸足で身長計に乗っています。(写真中)養護教諭は、身長の数値を担任の先生に伝えます。担任の先生は、その記録を書くと同時に、体重の値を記録します。子どもが乗っているのは、身長と同時に体重も測ることができる機器です。そのため、体重は声に出さずに記録することができます。
 今回、1年生には「手の洗い方」の保健指導を一緒に行いました。教室で手にクリームを塗りこみ、各自しっかり石鹸で手を洗わせてから保健室に連れてきました。自分ではしっかり手を洗ってクリームを落としたつもりでも、ブラックライトの光に手を当てると、汚れが残ったところが白く光って見えてきます。身長と体重を測ってもらう前に、机の上にあるブラックライトに手をかざし、どういうところに洗い残しがあったかを調べさせていました。(写真中の中央の子です)
 どうしても水が冷たいこの時期は、手を少し濡らした程度で洗ったことにしてしまいがちです。指と指の間や爪の周り、手首など、洗い残しがたくさんあることが分かりました。感染症が流行りやすい時期です。きちんと汚れを落とすための手洗いをする習慣をつけさせておきたいものです。私は、校長室に除菌アルコールを用意しています。手を洗った後にこまめに消毒し、感染を防ぐようにしています。
 5年生は、今月の終わりに2泊3日で下田移動教室があります。2学期の終わりに保護者説明会を行いました。3学期に入り、いよいよ移動教室の準備が始まりました。今日は、各クラスで移動教室の班を決めました。同じバスの中なのに、そして同じ宿舎に泊まるのに、子どもにとって移動教室の班決めは、とても大きな関心事です。きっと学年の先生達も、うまく決まるかなという思いで指導をしたことでしょう。
 3組では、男子が3人ずつ4つの班に、女子は5・5・4・4人の4つの班を決めることになりました。決め方は子ども達に任せながらも、各グループに置くリーダーを考えさせてから、全体がバランスよく分かれるように話し合わせていました。(写真下)
 女子は比較的早めに決まったようでしたが、男子はなかなか決まらなかったようです。(その後、お昼休みに集まってようやく決まったそうです。)いろいろな仲間とかかわりをもつことも移動教室の大切な学びとなります。寝食を共にすることで、また違った友達の一面を知り、仲が深まることでしょう。

1月8日(水)

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 いよいよ3学期のスタートの日を迎えました。朝、正門前で子ども達を迎えていると、とても元気の良いあいさつが感じられました。小学校に勤務していて何よりもうれしいことは、このように子ども達から元気パワーをもらえることです。
 登校時は、まだ雨が降っていなかったので助かりました。冬休みの宿題や習字道具を用意してきたため、両手に荷物を持っていた子がたくさんいました。また、冬休み中に書いた書き初め作品を新聞紙に包んで手に持ってきた子も見られました。
 まずは、全校児童が体育館に集合し、第3学期の始業式を行いました。最初に、東京オリンピック・パラリンピックが開催される年であることを伝えてから、本題に入りました。
・・・さて、今日から3学期の学校生活のスタートです。2週間前の終業式の時に、「2学期の通知表は3学期に入ってから渡すことになりました。」ということをお話ししました。今日、各クラスで担任の先生から渡してもらいます。2学期の学校生活での成果と課題をしっかり確認し、3学期の生活に結び付けていきましょう。
 通知表が今日渡されることになったとしても、3学期の目標は、冬休み中にきちんと決めて今日の日を迎えてきたはずです。大切なことは、目標を決めただけで終わりにしてはいけないということです。どんな立派な目標を決めたとしても、それに向かって努力しなければ意味がありません。3学期は、1年生から4年生は53日間、5,6年生は卒業式の日を入れて54日間という短い期間です。自分の目標達成に向かって、今日からがんばっていきましょう。
 最後に、3学期は1つ上の学年を意識して生活することが大切であるということを伝えておきます。4月からは、1年生は2年生に、2年生は3年生に…そして6年生は中学生にと、それぞれ進級や進学が控えています。いつまでも今の学年の気持ちで過ごすのではなく、「もうすぐ一つ上の学年になるんだ。」という気持ちを抱いて生活することが重要です。そのためには、2学期までの学校生活とは気持ちを切り替え、常に上をめざす志をもつことが大切です。あいさつも、話の聞き方も、授業中の学習姿勢も、全てにおいて今まで以上の自分自身をめざしていくようにしましょう。
 さあ、3学期の学校生活がスタートしました。新しい年を迎えて、今、心の中にある新鮮な気持ちをしっかりもち続けて、今学期もがんばっていきましょう。・・・
 続く児童代表の言葉は、5年生の担当でした。3学期のめあてとして、「けじめをつけて行動すること」と「苦手な分野の学習にも進んで取り組むこと」について発表しました。さらに、4月からは、困っている1年生を助けてあげられるような6年生になりたいという希望も発表しました。原稿を手にせず、しっかり全校児童の前で話をする態度に、大きな拍手が起こりました。(写真上)
 始業式後、各教室で通知表が担任の先生から渡されていました。一人ずつ先生のところに行き、2学期の成果と課題について声をかけてもらってから受け取りました。(写真中)
 本来ならば、通知表を渡すのは12月25日の光景です。今回の練馬区の対応については、先月の全国ニュースでも取り上げられていました。それだけ、今までに例がない出来事であったということです。ホームページの閲覧や更新については、年末に回復しています。しかし、学校で使用しているパソコンは、完全に元通りに復旧しているわけではありません。システム障害が発生してから、1か月以上が経過しています。今後の心配は、まだ残っています。
 各クラスや学年で、書き初めに取り組む様子が見られました。3年生と6年生は、各教室で書き初めを行いました。3年生にとっては、初めての毛筆で行う書き初めです。「美しい心」という文字を心を込めて書きました。先月までは、4文字を書き初め用の半紙にバランスよく収めることが難しかったようです。しかし、冬休みに練習した成果もあり、のびのびと書けるようになっていました。(写真下)

1月7日(火)

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 新年、あけましておめでとうございます。
 令和2年(2020年)が始まりました。初夢には、「1富士 2鷹(タカ) 3茄子(なすび)が良い」と言われています。毎年、新年最初のホームページには、屋上から写した富士山の写真を載せています。昨日まではそのつもりでした…しかし、今朝は雲が厚く、富士山の写真は撮れませんでした。
 そこで、鷹ではありませんが、夕方ミッキー池にやってきたサギの写真を掲載することにしました。初夢に鷹の夢を見ると良いのは、「強くて賢い鳥」だからです。(これには、諸説あるようですが…)真っ白な体のサギも、なかなか賢そうな気配が漂っています。(写真上)
 しばらく観察していると、さい箸のような細い足で池に入り、じっとしていながらも鋭い眼光で獲物を探していました。こんな寒い日に、それも冷たい池の中で何を狙っているのでしょうか。時折、首をスッと伸ばしたかと思うと、黄色いくちばしで獲物を確実に捕らえて食べていました。(写真中)メダカを狙っていたようです。水温が低いため、メダカの動きが悪く、格好の標的になっていました。
 ミッキー池にはよくカラスもやってきます。カラスの時にはすぐに追いやるのですが、サギが来た時にはしばらくそっとしておいてあげるのはなぜなのでしょう。同じ鳥類であるのに、黒と白の違いだけでなく、なんとなく威厳を感じる風格が漂っているからでしょうか。しかも、今日は「縁起もの」としてそっとしておきました。・・・後で気がついたのですが、悠々と2時間近くも池にいたようです。だいぶメダカの数が少なくなってしまったかもしれません。
 冬休み中に、低学年の教室に工事が入りました。教室内の壁の塗装工事を行ってもらいました。2年1組は以前行ったので、その他の1,2年生の教室全てがきれいになっています。黒板の上下の白い部分は、オフホワイトのペンキで塗られています。窓側や後ろの壁も、さらにはドアの内側や掃除用具入れの扉まで・・・塗装を行っただけで、新品の教室のようになりました。以前蛍光灯を取り換えた教室もあるので、さらに教室が明るくなった感じがします。きっと明日、教室に入って子ども達がすぐに気がつくはずです。
 黒板には、すでに明日の日付と登校してきた子ども達へのメッセージが書いてありました。「三学期も げんきになかよく よくかんがえて すごしましょう。」という言葉とともに、壁がきれいになったので、大切に使うようにと書き添えてありました。(写真下)
 今日から全職員が準備出勤をしています。主事さん達は、たくさんたまった落ち葉を掃除したり、明日から始まる給食の準備にと大忙しでした。先生達は、会議や教室の準備、学年の話し合い、研修会(プログラミング教育について)と、明日から始まる3学期の準備を万全に行いました。
 さあ、明日から3学期のスタートです。子ども達の登校の準備は大丈夫でしょうか? 明日からすぐに書き初めを行う学年があります。道具の忘れがないように、確認をお願いします。そして、新年を迎えた張り切った気持ちをしっかりもって送り出してあげてください。
 今年もどうぞよろしくお願いいたします。

12月25日(水) その2

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 学期末と言えば、「テスト」を思い浮かべるのは教員で、子ども達は「お楽しみ会」を連想することでしょう。昨日、すでにみんなで話し合って決めたお楽しみ会を開いたクラスがありました。今日もいくつかのクラスで様々な取り組みを見ることができました。
 6年2組は、家庭科室で調理をする活動でした。「食の展覧会をしよう」というテーマで、グループごとに工夫してパフェを作り、お互いの作品を鑑賞し合うという企画でした。食べ物が食べ物だけに、鑑賞よりも「作る楽しさと食べる喜び」がメインとなったようです。
 まず、パフェの入れ物がグループごとに工夫されていました。すてきなワイングラスを用意してきたところもありました。また、パフェを飾るための材料がいろいろあって面白いなと思いました。チョコレートを湯煎したり、パンケーキを焼いて乗せたり、中にはプリンを丸ごとプッチンしてグラスに入れていたグループもありました。食べ応え十分です。さらに、コーンフレークを用意してきて、上手にパフェをかさ増しして盛り付ける心憎い技術も見られました。ちなみに、先日のある漫才コンテストをきっかけにして、今週に入ってからコーンフレークが急激に売れているそうです。
 パフェの彩りは、何といってもフルーツです。まだ値段が高いであろうイチゴをふんだんに使ったグループがありました。比較的安価なみかんを用意したグループも多く見られました。缶詰のみかんを使えば良かったと思うのですが、みかんの房ごと(薄皮がついたままで)パフェに入れていました。子ども同士では、それほど違和感はなかったようです。(写真上)
 校庭や体育館を使ってのお楽しみ会も、子ども達は大好きです。そして、男女みんなで楽しめるという理由から、ドッジボールがよく行われます。4校時に、校庭で3年2組と4年3組がお楽しみ会を行っていました。昨日よりも気温が一段と低くなりましたが、元気よくボールを追いかけ、とても楽しそうにゲームをする姿が見られました。(写真中)
 教室では、1年2組がお楽しみ会を開いていました。黒板に貼ってあった子ども達の手作りのプログラムには、「どんちけた、ボーリング、ダンス、たけのこゲーム、ビンゴ、カラオケ」と書いてあり、盛りだくさんのお楽しみ会であることが想像できました。
 ビンゴは、係の子がビニール袋の中からくじを引いて数字を伝えていきます。ビンゴになった子は、先生のところに紙を持っていくと、スタンプを押してもらえます。大人にとってはそれだけのことなのですが、1年生にとっては、ビンゴをするかしないかは一大事です。ものすごい盛り上がり方でした。
 カラオケは、ちゃんと折り紙で作ったマイクが用意してありました。CDに合わせて「パプリカ」を女の子たちが歌った後、男の子が一人で出てきて「世界に一つだけの花」を歌いました。それも、CDがなかったのでアカペラで…。(写真下)その後もエントリーしていた子ども達が何人かいて、マイクを手に歌ったようです。お楽しみ会も時代とともに変わってくるものだと思いました。
 さて、明日から13日間にわたる冬休みになります。健康に気をつけて、有意義な長期休業になるようにしてください。今月は、近隣校でインフルエンザによる学級閉鎖の情報を聞きました。田柄小は、先週と今週で2年生に流行の兆しが見られました。冬休み中も、引き続き健康管理をよろしくお願いいたします。
 では、よいお年をお迎えください。

12月25日(水) その1

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 2学期に入り、81日目の登校日になりました。今朝はまず、体育館に全校児童が集まり、2学期の終業式を行いました。
 終業式の話として、自分自身の成果と課題をしっかり確認してから3学期を迎えることについて話しました。・・・長かった2学期を振り返ると、夏休み明けの水泳指導(6年生は水泳記録会がありました。)から始まり、運動会、展覧会、長なわ記録会で新記録を出したクラス、持久走記録会のがんばりと、様々な取り組みがありました。その他にも、授業中の発表やあいさつをがんばった子や、忘れ物が少なくなったという子もいたことでしょう。練馬区では、パソコンのシステム障害のために、通知表は1月に入ってから渡すことになりました。田柄小では、3学期の始業式の日に通知表を渡す予定でいます。そんな状況の中でも、きっと全校の子ども達の心の中には自分自身の通知表があり、成果と課題をもうすでに見つけている子がいるでしょう。2週間後の3学期始業式の日には、ぜひしっかりと自分自身の目標をもって登校してくるようにしてほしいと思います。・・・
 児童代表の言葉は、2年生が担当しました。今学期にがんばったこととして、運動会のダンスやかけ算九九、持久走記録会を挙げていました。九九は、家でお母さんに聞いてもらうことで上達したそうです。また、持久走記録会では、お母さんの応援があったからいい記録を出すことができたと話していました。・・・家の人の支えや励ましが大切であり、子どもの成長に欠かせないものであるということが良く伝わってきました。(写真上)
 今日の給食は、セレクト給食でした。あらかじめ示されたAとBの献立から、自身で食べたい方を選んでおいてありました。全校では、Aの「鶏肉のトマトチーズソース」を選んだ子が多かったようです。しかし、いくつかの教室を回ってみると、Bの「カラフルハンバーグ」を希望した子が多いクラスもありました。
 1年生の給食の準備を見ていると、当番の仕方がとても上手になったことが分かります。(写真中)同じ様に盛り付けをしたり、一方通行で効率よく準備をしたりと、きちんと自分たちの力で給食の用意をすることができていました。
 ただ、1年生は自分がAランチとBランチのどちらを選んでいたのか忘れてしまった子が多く、担任の先生が記録を見ながら確認してあげていました。
 終業式の日と言えば、大掃除がつきものです。5校時は、校内いたるところで掃除をがんばる子ども達の姿が見られました。高学年は、児童机と椅子を全て廊下に出し、普段掃除をしないところまで手を伸ばしてきれいにしていました。教室の床をぴかぴかに磨き上げると、普段使っている教室が広々と感じられるから不思議です。(写真下)
 掃除をすると、心の中まですっきりときれいになるものです。年末の大掃除は、日本の伝統的な文化の一つと言えます。心を清めて新年を迎えるという、日本人の習慣としてとても大切なものです。各ご家庭でも、冬休み中にぜひ子ども達に大掃除を手伝わせるようにしてください。私も、今度の土日は自宅の担当箇所の掃除が待っています。しかし、その前に年賀状の作成もあり、宿題をたくさん抱えて冬休みに入る予定です。

12月24日(火)

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 どの学年でも、学期末のテストが行われてたり、返却されたりしています。各教科のワークテストには期末テストがあり、4か月間の2学期の学習を振り返ったり、学習したことを利用した応用問題が試されたりもしています。
 学習の振り返りでは、今学期に習った漢字を復習することも大切です。国語のワークテストにも、学期末の漢字の復習問題があります。通称「50問テスト」と呼ばれています。全面(表も裏も…)、漢字の読み書きの問題がたくさん印刷されています。漢字を覚えるのが苦手な子どもにとっては、これほど大変なテストはありません。漢字は、考えてできる問題ではないからです。また、9月や10月の頃の漢字テストはがんばっていたものの、時間が経てば忘れてしまうのは誰もが同じです。久し振りに出てきた漢字は、普段使っていなければ思い出すのは困難なことです。(これは、大人も同じです。)
 担任の先生は、そういう子ども達の実態を考え、工夫して50問テストを使っています。例えば、同じ問題を印刷して何度も練習する期間をとり、予告してから50問テストを行う方法です。あるいは、そのテストに合格ラインを設定し、各自が合格するまで何度も挑戦させる方法です。とにかく漢字の学習は、「がんばって練習してできた!」というがんばり経験を積ませることが大切です。
 2年2組では、まず今学期に習った漢字をどの程度覚えているのかの確かめをしていました。(写真上)読み書きを忘れてしまった漢字や、送り仮名を間違えた問題は、これから冬休みに向けて練習をしていくことでしょう。日本人なら誰もが通ってきた漢字練習です。繰り返し努力することの大切さを学ばせたいものです。
 1年生が年間に習う漢字は、80字あります。2年生は、その倍の160字です。(3年生は、200字)低学年の漢字を全て覚えると、日常生活で必要なおおよその漢字が使えることになります。
 1年生の教室では、子ども達がけん玉に夢中になっていました。(写真中)1年生の生活科の時間では、冬を楽しく過ごす学習単元があります。そこでは、お手玉やおはじき、こま回しなどとともに、けん玉を扱い、伝承遊びを体験します。学校には、クラスの児童数分のけん玉が用意してあり、全員で一斉に遊ぶことができます。(今日は、テストの直しが終わった子からけん玉で遊んでよいことになっていました。)
 毎年、1年生の中にはとても上手な子がいるものです。聞いてみると、学童や保育園でけん玉をずっとやってきたようです。やはり、経験に勝るものはありません。そういう上手な子が、友達に時々コツを伝えてくれます。お皿の持ち方であったり、足腰の使い方であったり・・・。
 3学期に入ったら、1年生全体で他の遊びも含めて取り組んでいきます。サンタさんにけん玉をもらいたいという子はいないと思いますが、興味があったらお年玉で買ってみたらどうでしょう。
 6年生は、学年で最後のそして小学校で最後の合奏に取り組んでいきます。すでにリコーダーの楽譜が渡されていて、練習をしてきました。いよいよリコーダー以外の楽器を決めることになります。
 ピアノ以外では、キーボード、アコーディオン、バスマスター、鉄琴、木琴、ドラム、マラカス、カウベルなどの楽器を使います。さらに打楽器としてボンゴとコンガも・・・子ども達は一番にこの打楽器を希望したいようでした。(写真下)
 担当する楽器は、冬休み明けにオーディションで決めます。希望する楽器用の楽譜を各自がもらっていきました。自分でどうしてもやりたいという楽器の希望があるのなら、オーディションに向けて練習をしておくことが必須です。家に帰ってから、テーブルを両手のひらでたたきながらリズムを取っていたら、打楽器を希望していると思ってください。
 合奏するのは、東京スカイパラダイスオーケストラの曲です。6年生が運動会の組体操で、ピラミッドを行った時に流れていた曲のようです。

12月23日(月)

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 1年生は、今月の体育の時間からなわとびを使った運動を行っています。田柄小では、3学期に入ってすぐに「なわとび月間」が始まります。2月上旬までの4週間、全校児童がなわとびカードを使って取り組んでいきます。1年生では、その前になわとびの基本技となる前跳びや後ろ跳び、あや跳びなどができるようにしておこうと、体育の時間を中心に指導しています。(写真上)
 毎年1年生の子ども達のなわとびの様子を見ていると、すでに入学前から上手に跳べる子が多いことに気がつきます。幼稚園や保育園でもなわとびを積極的に取り入れているようです。鉄棒運動もそうですが、小学校に入る前から様々な運動に慣れ親しんでいるのはとてもありがたいことです。
 1年生の子ども達は、休み時間にもなわとびを持って中庭やけやき広場で練習する姿が見られます。きっと、来月になってなわとび月間が始まったら、夢中になって取り組むこと間違いなしです。
 5年3組で、書き初めの指導をしていました。全員の机や椅子を廊下に出し、床に新聞紙を敷いて場所をつくってから取り組んでいました。(写真中)
 普段の書写の時間に行う毛筆は、児童机の上で書いています。しかし、書き初めの縦長の半紙では、机の上を使うのは大変なことです。また、せっかく書いた作品を汚してしまう危険性も大いにあります。クラス全員で書き初めをするには、教室よりもさらに広いスペースがあると便利です。3学期の初めには、全員で体育館に集合して一斉に書き初めを書く、「席書き」を予定している学年があります。冬休み中に書き初めの練習をする際も、机やテーブルの上で書くよりも、床で書くようにしてみてください。
 2学期の登校日数も、今日を入れて残すところ3日間となりました。今学期に購入したドリルやプリント類を全て行ったうえで、冬休みを迎えるようにしていきます。1年生も、計算ドリルや漢字ドリルを購入しています。いよいよそれらのドリルも今学期の復習を行う最後のページに近づいてきました。
 1年生は、算数の学習で「3つの数の計算」を習いました。「8−6+7」や「10−7+5」のような計算です。ドリルの問題をノートに書き写しながら、一つずつ問題を解いていきました。(写真下)計算ドリルは、繰り返し行うことが重要です。ですから、どの学年もノートに式や答えを書いていくようにし、ドリルには直接書き込まないようにさせています。冬休み中に復習としてドリルの問題をやってみるのも良いでしょう。
 ところで、ドリルの問題を正しく書き写すということも、子どもにとっては大切な学習の一つです。普段の授業でも、黒板の文字をノートに書き写すのはどの教科でも行われています。この「目で見て覚え、ノートに書く」という一連の動作が、子どもの脳の発達には大切であると言われています。

12月20日(金)

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 学期末が近づいてきました。今日が終わると、来週の3日間で2学期の学校生活が終了することになります。どこの学年、どこのクラスでも、今は学期末のまとめのテストの真っ最中です。
 1年生もワークテストがあります。今日は、国語の学期末テストを行っていました。教室の真ん中の列で分け、廊下側と窓側それぞれの方向に机の向きを変えてから行っていました。1年生とはいえ、もちろん真剣にテスト用紙に向かっていました。(写真上)
 1年生は、2学期に入って国語で習う内容がグンと増えました。(これは、算数でも同じです。)カタカナや漢字の学習は、2学期になって新たに習った内容です。また、物語文や説明文など、1学期よりも内容が難しくなってきています。ということは、テストの点数が1学期の頃よりも大きな差が出始める頃であると言えます。必ずどの学年でも、今学期に行ったテスト用紙は家庭に返しますので、どれだけ理解ができているのかを確かめるようにしてください。点数だけで判断するのではなく、どういう間違いをしているのかを見てあげることが大切です。
 5年1組の教室で、書き初めの練習を行っていました。5年生は、「進む勇気」を書きます。平仮名は一文字だけですが、いかにも難しそうな「む」の字です。また、「進」の「しんにょう」や「気」の4画目の「はね」など、毛筆のポイントとなるところがたくさんあります。
 書き初めの練習においても、今学期から各教室に導入されたICT機器が活躍していました。プロの方が書く動画ファイルがあり、それをディスプレイに映して子ども達に指導していました。(写真中)
 毛筆で書く様子を、真上からカメラでとらえた動画でした。筆の扱い方や文字のバランスなどを指導するために見せたのですが、あまりにもお手本とそっくりに書いていくので、子ども達はそのことばかりに気を取られていたようです。
 書き初めのお手本は、もともとそういう書道の達人が書いたものなのでしょうが、とても美しく非の打ちどころがない文字です。改めて、こういう文字をすらすらと書いてしまう人はすごいなと思いました。
 4年生は、音楽の時間に「10歳の記念日」という歌を歌っています。(写真下)3学期に入ると、4年生は総合の学習の時間を通じて、「二分の一成人式」に向けた学習に取り組みます。今のところ、2月の公開日の8日(土)に予定しています。
 この歌は、「二十歳の半分 十歳を いわう 今日は記念日 なんだか少し照れくさくて なんだか不思議な気がするよ…」という歌詞で始まります。そして、「まだ十歳なんだね まだまだ子どもだね そんなささやき 聞こえてくる どうしてそんなに うれしそうな顔して ぼくたちのことを 見てるんだろう…」という1番の歌詞が、2番になると「もう十歳なんだね こんなに大きくなって そんなささやき 聞こえてくる どうしてそんなに 涙を浮かべて ぼくたちのことを 見てるんだろう…」になります。
 そして最後は、「二十歳の半分 十歳を いわう 今日は記念日 生まれてきてよかったな 父さん 母さん ありがとう」で終わる歌です。子ども達は明るく伸び伸びと歌っていますが、きっと当日見にいらした保護者の方々は涙することでしょう。あと1か月半で、そういう親の思いを感じ取れる4年生として育っていてほしいものです。

12月19日(木)

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 明日の体育朝会に備えて、運動委員会の児童が朝早く登校し、校庭でリズムダンスの練習をしていました。(写真上)毎年この時期の体育朝会は、全校でリズムダンスに取り組んでいます。1年生から6年生までの全校児童が一緒に踊るので、動きが簡単で分かりやすいような振り付けになっています。明日は、運動委員会の子ども達が率先して笑顔で踊ってみせてくれることでしょう。
 午前中は、練馬区連合音楽鑑賞教室があり、5年生と練馬文化センターに行ってきました。練馬区小学校教育会が主催して、毎年区内の高学年を対象に実施している行事です。学校からは、地下鉄を乗り継いで文化センターまで行きました。(写真中・下)
 東京都交響楽団による様々な曲の演奏があり、全て解説付きで楽しめるプログラムになっていました。(曲の解説と進行役は、元テレビ朝日アナウンサーの朝岡 聡さんでした。)ビゼー作曲のカルメン前奏曲で始まり、次に楽器の紹介がありました。オーケストラを4つの楽器群(弦楽器、木管楽器、金管楽器、打楽器)に分け、それぞれの音の重なりを聞かせてもらいました。弦楽器は、ベートーヴェンの第九の第4楽章「喜びの歌」のテーマを使って紹介していました。低弦のコントラバスからテーマが始まり、チェロ、ビオラ、第2・第1バイオリンと、次第に厚みを増していくところです。他の楽器群もそうですが、生のオーケストラを聴く醍醐味は、音場空間を実際に体験できるところにあります。特に弦楽器の音の厚みと広がりは、直接ホールの中で聴く以外に味わうことができません。
 楽器紹介の後は、シベリウス作曲のカレリア組曲から「行進曲風に」が演奏されました。とても明るく気分の盛り上がる小品です。次は、グリーグ作曲の「山の魔王の宮殿にて」・・・組曲「ペールギュント」の中にある1曲です。不気味な感じを表現した曲として紹介していました。
 人間の声も大切な楽器の一つであるということから、ソプラノ独唱によるオペラのアリアが次に演奏されました。プッチーニ作曲の歌劇「ジャンニ・スキッキ」から「私のお父さん」です。容姿も声もとてもきれいなソプラノ独唱でした。
 ここで、1600人の子ども達が全員で「ビリーヴ」を歌いました。各学校で事前に練習済みの曲です。オーケストラの伴奏に合わせて、子ども達の歌声が文化センターいっぱいに広がりました。多分、今後の人生で生オケ(カラオケではなく、生のオーケストラという意味)をバックに歌う機会はそうないのではないでしょうか…。
 プログラム最後の曲は、ドヴォルザーク作曲の交響曲第9番「新世界から」の第4楽章でした。自分にとって、思い出の曲です。小学校6年生の時にクラシック好きになったきっかけがこの曲でした。(ウィーンフィルの来日公演で、当時無名だった指揮者ムーティが振った演奏でした。)
 最後にアンコールとして、「ラデツキー行進曲」を全員で手拍子を入れながら楽しみました。あと10日ほどで年が明け、ウィーンでニューイヤーコンサートが開催されます。恒例のアンコール曲の1つがこの曲です。
 田柄小の今回の座席は、1階の前から3列目〜10列目でした。S席です。練馬区の子ども達は、とても幸せです。このような日本を代表するオーケストラの演奏を無料で聴くことができるのですから。クラシックに限らず、音楽は人の心を癒してくれるものです。生涯にわたり、音楽好きな子ども達に育ってほしいと思いました。

12月18日(水)

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 6年生は、校庭での体育の時間にベースボール型ゲームの運動として、「ソフトボール」の学習をしています。(写真上)
 1学期に3年生がティーボールのゲーム運動を行っていました。6年生は、投げたボールを打つことを入れ、ゲームをみんなで楽しく行えるように工夫していました。
 ピッチャーは、バッターのチームから出します。(そのため、打ちやすいようにトスをするように投げます。)打ったバッターは、1塁・2塁・・・と走っていきます。守りのチームが打球を取り、決められた円の中にボールを持って入ったら、その時点でランナーはアウトになります。(そこまで進んだ塁が得点になります。)ただし、バッターは、打ち終わった後にバットを決められた範囲内に置かなければ得点は認められません。打ち終わって走り始めたものの、バットの位置を直しにあわてて戻って来る子もいました。
 野球は、経験があるかないかで技能の差が出やすいスポーツですが、ルールを工夫することで全員が楽しめるようになっていました。
 3,4校時に、5年生の「米米プロジェクト 発表会」がありました。家庭科室に学年全員が集まり、発表会が始まりました。田植えや稲刈り体験でお世話になった、二松さんと吉田さんをお招きして会を進めました。
 今年の米米プロジェクトのテーマは、「これからの日本の農業をどうやって盛り上げるか」でした。一晩中、朝まで討論ができそうなテーマですが、5年生なりにいろいろ考えて発表しているということが良く伝わってくる内容でした。
 先週土曜日の公開日には、各クラスで全グループの発表会を行い、保護者の方々にも聞いていただきました。今日の発表会の前半は、それぞれのグループが調べたことを代表の子が簡単に紹介をしていきました。そして後半は、クラスの中から代表のグループが前に出て発表しました。
 1組は「米の益虫、害虫、駆除方法について」、2組は「米の生産量、輸出量、米料理について」、3組は「農家の苦労や悩み、農家の一年について」の発表でした。(写真中)子ども達は、それぞれのグループ発表が終わるたびに、良かったところや感想を進んで発表していました。発表内容だけでなく、発表の仕方もそれぞれのグループで工夫されていたため、どれも印象に残るものになりました。
 発表会の後は、5年生の子ども達に招かれて給食交流会も行いました。二松さんと吉田さんは、それぞれ2組と3組に入りました。1組は、私が招待されて子ども達と一緒に給食を食べました。普段は校長室で副校長先生と食べている給食(検食)ですが、子ども達と一緒に食べるとこんなにおいしく感じるものかと思いました。矢継ぎ早にいろいろな質問をしてくる子が多く、給食を食べている暇がないほどでした。クラスでは、お米に関するクイズも用意してあり、とても楽しい給食交流でした。
 4年生は、2学期の理科の学習で、多くの実験をしてきました。その中で、何度か理科室に来て実験をすることがありました。今後5,6年生になると、さらに理科室での実験・観察が増えてきます。
 そこで、理科室を探検する時間をとり、どんなものが部屋の中にあるのかをみんなで確かめ合いました。理科室の後ろの引き出しには、様々な理科の実験器具が入っていて、みんな興味津々のようでした。(写真下)

12月17日(火)

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 朝、校長室のドアをノックする音がして、2年生の女の子が入ってきました。「使ってください」と、ビニール袋に入ったものを差し出してきました。見ると、ビニールの中にはたくさんの米ぬかが入っていました。聞いてみると、家では精米機を使って玄米から白米にしているとのこと。そこで、不要となって出てくる米ぬかを学校で利用してもらいたいということでした。
 米ぬかは、肥料として利用することができます。直接畑にまくのではなく、落ち葉や土などに混ぜ込み、数か月発酵させておくと「ぼかし肥」として使うことができます。ちょうど今はたくさんの落ち葉が集まる時期なので、学校の裏の畑を利用して、たい肥作りをしてみたいなと思いました。
 私の家にも家庭用の精米機があります。コーヒーメーカーぐらいのとてもコンパクトな大きさです。ご飯を研ぐ前に必要な分だけ白米にするので、すりたてのお米を味わうことができます。お米は、近所の農家の方から玄米で買っています。ちなみに、私の住んでいる埼玉県川島町は、いたるところに「無人精米所」があります。100円で10kgのお米を白米にする機会が置いてあります。(結構たくさんの人がいつも利用しています。)
 明日は、5年生の米米プロジェクトの発表会があります。米ぬかの利用について発表があるかもしれません。
 3年生の算数では、2学期最後の単元として「分数」の学習をしています。分数は、2年生で初めて学習しました。その時は、まだ簡単な分数の表し方のみでした。いくつに分けた一つ分を「何分の1」と表す分数の基礎(分子が1の場合のみ)を学習しました。また、分母、分子という言葉と分数の書き順(横棒を書いてから、分母、分子の順に数字を書くこと)も習っています。
 3年生の算数では、分数のたし算・ひき算を学習します。(分母が等しい場合の計算です。)分数のたし算では、分母はそのままにして、分子同士をたし算します。1/5+2/5は、3/5です。分母もたし算をしたくなりますが、なぜ3/10ではいけないのか・・・図を描いて考えさせると分かります。5つに分けた1つ分のピザと5つに分けた2つ分のピザを合わせた大きさは、3/5(5つに分けた3つ分のピザ)です。(写真上)
 図で確かめてから計算のきまりを見つけていくということは、算数の学習の基本です。どの学年の内容でも、「今まで習ったことを使い、具体物の操作から解き方を見つける」ことが算数の学習の仕方になっています。
 1年生の教室で、書き初めの練習を行っていました。1年生にとっては、小学校で初めての書き初めです。2年生までは、お手本を見ながら4Bの鉛筆で書く硬筆の書き初めをします。マス目に合わせて文章を書いていきますが、消しゴムを使ってはいけないのが難しいところです。低学年でも、心を落ち着かせてゆっくりていねいに書かなければなりません。
 練習を始める前に、お手本に赤い印を入れさせていました。(写真中)中心線に気を付けた方がよい文字や、中心よりも左側に出る部分など、ポイントとなる文字をしっかり指導してから取り組ませていました。
 各自のお手本を見ると、一人一人の名前が書かれていました。もともとのお手本には、「青山りん」という名前が書かれています。これをお手本として書かせると、何人かは自分の名前ではなく「青山…」と書いてしまいます。ちゃんと各担任の先生が、あらかじめ各自の名前のお手本を手書きで用意してあげていました。(しかも、とてもきれいな文字です。)冬休み中に、宿題として3枚ほど書き初めをすることになります。名前も作品の一つです。ていねいに書けるように見てあげてください。
 3年1組で、学級会を開いていました。来週行うクラスのお楽しみ会の内容について話し合っていました。「いよいよ学期末」という感じがする光景です。
 プレゼント交換をしたいという意見が出されました。この時期ならではの案です。職場の忘年会でも、プレゼントの目安の金額を示して準備することがあります。大人でも楽しいのですから、子ども達もプレゼント交換をしたいと考えるのは、当然の成り行きと言えます。
 「お金がかかるからどうかと思います。」・・・学校という場を考えた、とても正しい意見です。「折り紙など、買わなくてもあるものを使って作ればいいと思います。」・・・花丸をあげたくなるようなすばらしい改善策が出ました。見ていた先生もホッとする意見です。(写真下)

12月16日(月)

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 今朝の全校朝会は、体育館で持久走記録会の閉会式として行いました。
・・・先週の持久走記録会では、どの学年も最後までしっかり走る姿が見られました。当日、最後まで走り切りゴールした時には、どんな気持ちを味わうことができたでしょうか。
 「練習の時は、いやだなあとか、つらいなと思っていたけれど、本番でしっかり走り通すことができて良かった」と感じることができた子は、心が強くなった証拠です。
 だれだって、いつも楽な生活をしていたいと考えるものです。でも、そういう気持ちが広がっていくと、あれもいやこれもいや、あれもめんどくさいこれもめんどくさい…と、全てにがんばりのきかない子どもになってしまいます。勉強に集中できなかったり、宿題をきちんと行えなかったりという子は、心を強くしなければなりません。
 持久走月間は終わりましたが、1月からはなわとび月間が始まります。来月からは、なわとびのいろいろな技に挑戦しながら、また心を丈夫にしていきましょう。
 その前に、2学期の学校生活が、残りわずかになりました。学期末のまとめの学習やテストが行われている頃です。持久走記録会でのがんばりを活かして、学習にもねばり強く取り組んでいきましょう。・・・
 各学年から代表児童が1名ずつステージに上がり、1,2年生には「完走賞」、3〜6年生には「記録証」(計測したタイムが書いてあります)を渡しました。代表に選ばれた子達は、持久走月間を通じて努力してきた子ども達なのでしょう。緊張しながらも、賞状をうれしそうに受け取っていました。(写真上)
 その6人の中でも、代表で6年生の男の子に打ち合わせなしのインタビューをしました。ものすごいスタートダッシュとともに、最後まで全力で走りぬいた子です。マイクを向けると、絶対に1位になろうと決めて走ったと言っていました。持久走記録会は速さを競うものではありませんが、トップを走る子ども達にとっては、順位を気にしながら当日を迎えていたようです。
 記録会の閉会式ではありましたが、サクラ草の管理についても全校児童に話をしました。10月に植え替えをしてから2か月が経ち、どの学年も順調に成長してきています。今やるべき作業として、鉢の中の枯れ葉や落ち葉を取り除くことと、水やりと愛情をたっぷりあげることを伝えました。
 2年生の子のサクラ草を筆頭に、最近になってもう花が咲き始めているものがあります。中心の葉をかき分けてみると、中の方につぼみが上がってきているのが分かります。(まだ全体の1割弱ですが…)・・・と話をしたところ、休み時間になると、さっそく自分のサクラ草の場所にたくさんの子が集まってきていました。最近忘れがちだった水やりをたっぷりとし、言われた通りに枯れ葉を取り除いていました。(写真中)きっと年明けの1月には、もっとたくさんの子ども達のサクラ草が開花し始めるはずです。
 1年生の生活科「かぞくにこにこだいさくせん」では、自分ができる家のお手伝いについて計画を立てました。そして、実際に自分の家でそのお手伝いをやってみました。今日は、まずその報告会を行っていました。(写真下)
 記録したカードには、「おふろそうじ」「トイレそうじ」「ゴミだし」「せんたくものたたみ」などが絵と一緒に書かれていました。中には、「おやつのようい」をした子もいました。ポテトチップスをこぼさないようにお皿に乗せたりしたそうです。きっと来週木曜日から始まる冬休みには、さらにいろいろなお手伝いを通じて家族の一員としてがんばることでしょう。

12月14日(土) その2

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 「練馬の星空を楽しむ会」とPTAおやじの会の皆様による星空観察会が行われました。毎年、夏休みの終わり頃と12月のこの時期の年2回、開催されています。冬晴れの天候に恵まれ、絶好の天体観測日和になりました。夕方、暗くなり始めると、たくさんの親子連れが校庭に集まってきました。
 今回は、まず西の空に見えていた金星と土星をすぐに見てもらうために、校庭に設置した天体望遠鏡を使った観測からスタートしました。次第に空が真っ暗になり、目も慣れてくると、肉眼でも多くの星が見えるようになってきました。スバルやアンドロメダ星雲、白鳥座の二重星(アルビレオ)、さらには球状星団まで、次々と望遠鏡にとらえた星々を見せていただきました。
 後半は体育館に入り、双子座流星群が今晩よく見えるということや、部分日食が26日に見られるという話を聞きました。また、星に関するクイズもしていただきました。
 最後に、おやじの会特製の豚汁が振るまわれました。すぐに長い行列ができ、子どもも大人も熱々でおいしい豚汁に大満足でした。

12月14日(土) その1

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 第二土曜公開日に合わせて、持久走記録会を行いました。日差しが出て、昨日よりも気温が上がり、ベストコンディションで臨むことができました。開会式は、体育館で行いました。
 開会式では、「持久走に取り組むことで、心が丈夫になる」ということについて話をしました。
・・・田柄小学校では、毎年この時期に持久走月間に取り組み、その成果を確認するために持久走記録会を行っています。そもそも持久走は、どういうねらいがあって行う運動なのでしょうか? きっと中には「疲れるからいやだなあ」とか、「苦しくなるからいやだなあ」と感じている子がいるのではないでしょうか? 持久走は、まさにそういう気持ちを克服するための運動であると言えます。速さを競い合う他の運動とは違い、自分自身の心に打ち勝つための運動なのです。ですから、単に身体能力を高めたり、呼吸機能を高めたりするだけでなく、心を丈夫にする運動と言ってもいいでしょう。
 持久走をがんばった子は、運動面だけでなく、いろいろなところでのがまん強さが身についてきます。こうして黙って話を聞くことも、がまん強さが関係しています。また、苦手な勉強にもがんばろうとする気持ちや、好き嫌いをせずに体の健康を考えて食事をすること、そして人の行いを許してあげることもがまん強さの一つです。
 さあ、持久走は自分の心との戦いです。苦しくなっても自分のペースで最後まで走り切るがんばりに期待をしています。・・・
 開会式が終わってから、5年生から順に校庭に出て記録会を行いました。3年生以上の学年は、今まで何度か体育の時間に学年合同で自分の記録を計ってきました。おおよその目標とするタイムを各自がしっかりともって、今日の記録会に臨んでいたようです。
 子ども達の気迫のすさまじいこと…。スタートとともに、猛ダッシュで1周目を駆け抜けていく子がいました。そして、その先頭に歯を食いしばってついていく子ども達も…。途中で苦しくなってペースを落としながらも、最後までしっかり走り通した子ども達には、友達や先生、保護者の方々からたくさんの拍手がわき起こりました。苦しさを乗り越えるがんばりを、学校生活の様々な場面で今後も経験させてあげることが大切であると感じました。

12月13日(金)

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 いよいよ書き初めの練習をする時期になりました。どの学年も、冬休みの宿題として書き初めの練習を行うことになりますが、その前に学校でもしっかり指導していきます。
 4年生の書き初めは、「流れる星」です。書き初めに選ばれる文字は、それぞれの学年のめあてに沿ったものがうまくあてはめられています。4年生では、『「折れ」「折り返し」「結び」の筆づかいに注意して書く』ということがめあてとなっています。4文字全ての文字に、「折れ」や「折り返し」があり、それぞれ筆づかいがポイントになります。
 今日は、いつもの半紙に2文字ずつ練習していく段階でした。(写真上)次回は書き初め用の用紙を使い、全体のバランスを考えて書く練習をしていきます。
 6年生は、国語の時間に「狂言 柿山伏」の学習をしています。日本の伝統的な言語文化を楽しむことや、自分の思いが伝わるように音読をすることをねらいとした単元です。柿山伏は、日本の古典芸能である狂言のうちのひとつです。山伏という権威のある者に対する風刺が込められた作品で、小学生にも比較的分かりやすい内容です。しかし、狂言独特の言葉や言い回しが出てくるので、教科書の文面だけでは理解しがたいところがあります。
 そこで授業では、NHKの「おはなしのくにクラシック」という番組を子ども達に見せながら進めていました。番組では、狂言を実演とテキスト朗読を交えて紹介していました。仕草による表現や、独特のオノマトペなど、狂言の面白さが分かりやすく紹介された内容でした。(写真中)
 5年生は、1学期から総合の学習の時間に、「米米プロジェクト」に取り組んできています。明日の公開日に合わせて、各教室でクラス発表会を行う予定です。グループごとに「お米」についてテーマを設定して調べ、まとめてきたことを発表します。今日は、その練習を行っていました。(写真下)
 来週水曜日には、田植え体験や稲刈り体験でお世話になった、二松さんと吉田さんをお招きし、学年発表会を予定しています。その時は、各クラスから代表グループが発表することになっています。今年はどんな発表があり、また発表のための工夫があるか楽しみです。

12月12日(木)

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 6年生の卒業文集の作業が進められていました。6年生は、今学期中(と言っても、あと2週間を切っています。)に文集ページを仕上げなければなりません。
 今年の6年生は、一人半ページずつ作文を書きました。下書きを繰り返し、家の人に内容を確認してもらってから、いよいよ清書用紙に取りかかりました。鉛筆ではなく慣れないペンで清書をするため、かなり時間がかかっていたようです。失敗したところは、先生に修正液で1か所ずつ直してもらいます。(写真上)
 一生の思い出として残る文集に、6年生の子ども達はどんなメッセージを書き記したことでしょう。個人の作文の他に、クラスごとに寄せ書きのページもあります。また、教職員のページもあり、私のところにも原稿依頼が来ていました。(もらった直後にすぐ作成して、6年生の先生に提出してあります。)卒業アルバムは、卒業式の前日までに6年生の子ども達の手に渡る予定です。
 1年生が、持久走記録会の練習をしていました。学年合同で校庭に出て、本番通りに校庭大回りのコースを4周(約800m)走りました。子ども達は赤白の2人組に分かれ、お互いの記録をとるようにしていました。ペアの子が走った周回をチェックするカードを持ち、間違いなく4周走ったかどうかを確認できるようになっています。(写真中)
 最初に勢いよく走りすぎて、後で苦しくなってくる子がまだたくさんいるようです。最初から最後まで同じ速さで走ることができるように、あと2日間練習を続けます。
 5年生は、算数の時間に「四角形と三角形の面積」の学習をしています。最初に平行四辺形の面積について学習しました。平行四辺形は、長方形の面積に置き換えることができるため、「底辺×高さ」という公式を導き出すことができました。次に、三角形の面積について学習しました。同じ大きさの三角形を2つ合わせると平行四辺形になることから、「底辺×高さ÷2」という公式を作ることができました。
 そして今日は、台形の面積の求め方についての学習をしまた。子ども達は、今まで習った様々な図形に置き換えて考えていきます。台形を対角線で区切って2つの三角形の面積の和と考えたり、細かく区切って長方形の面積にしたりすることもできます。また、同じ大きさの台形を2つ合わせると平行四辺形になることから、「平行四辺形の面積÷2」という考え方も出てきました。(写真下)
 実は、この考え方がとても重要で、台形の面積の公式「(上底+下底)×高さ÷2」に結びついていきます。算数の面白さを子ども達が感じられるように指導していきます。

12月11日(水)

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 1年生は、算数の時間に「なんじなんぷん」の学習をしています。時刻を時計から読み取ったり、表したりする内容です。1年生の時計の学習は、1学期の終わりに一度学習しています。その時は、「何時」と「何時半」の時計の読み方だけでした。今回の学習では、「何時何分」まで正確に読むことをねらいとしています。
 今までは、「長い針がいくつのところにいったら…」と伝えていましたが、この学習が終わったら、細かな時刻で示すことができます。また、時計の文字盤が5目盛りおきに数字が書いてあることを利用して、すばやく時刻が言えるようにもしていきます。
 教室では、模型の時計を動かしながら、時刻がすらすらと言えるように学習していました。(写真上)最近は、デジタル表示の時計が多くなってきていますが、長針と短針で示された時計の読み方がしっかりできるように練習していきます。(しかし、この単元は2時間扱いです。日常的に時計を読む練習をしていくことが大切です。)
 1校時に、2年生が体育館に集合し、明日の音楽朝会の練習をしていました。明日の音楽朝会は、2年生と3年生がそれぞれ学年で練習してきた歌や合奏を発表する内容になっています。
 2年生は、「あわてんぼうのサンタクロース」をみんなで元気よく歌います。なかなか学年全体の音楽を発表する場がないので、全校児童にとってもそれぞれの学年のがんばりを知る良い機会になることでしょう。ひな壇に立って歌う一人一人の表情が、きりっと引き締まって見えました。(写真中)
 5校時には、3年生が体育館練習を行っていました。クリスマスの時期に合わせたリコーダー合奏と歌の練習をしていました。明日の音楽朝会でのがんばりに期待したいと思います。
 音楽室では、5年生が鑑賞教材のDVDを見ていました。オーケストラの楽器を紹介するDVDでした。木管楽器から金管楽器、打楽器、弦楽器の順で、さらに細かく一つ一つの楽器の音色や音の出し方について説明をする内容でした。
 このDVDに登場している進行役は、朝岡 聡さんでした。元テレビ朝日のアナウンサーで、現在はフリーアナウンサーとして活躍されている方です。5年生は、来週木曜日に練馬区連合音楽鑑賞教室に行きます。練馬文化センターで、東京都交響楽団の演奏を聴いてきます。その時の進行役も朝岡 聡さんの予定です。
 朝岡アナウンサーは、昔からクラシック音楽に詳しいことで有名な方です。来週、練馬文化センターでどのような解説をしてくれるのか、とても楽しみです。

12月10日(火)

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 5年生は、国語の教科書にある「百年後のふるさとを守る」という教材を使った学習に入りました。「伝記を読んで、自分の生き方についてて考えよう」ということをねらいとした単元です。本文には、「浜口 儀兵衛」の生き方が書かれています。
 読書が好きな子でも、伝記の分野はあまり読まないという子が多いのではないでしょうか。自らの生活を犠牲にしてまでも共同体の人々の生活や命を守ろうとした浜口 儀兵衛の生き方は、子ども達に強く訴えかける部分があります。
 この国語の教科書に書かれている浜口 儀兵衛は、戦前の国定教科書にも載ったほど有名な人物です。儀兵衛の功績は、「稲むらの火」という題名で、道徳の副読本(現在は教科書)にも長らく扱われてきています。儀兵衛は、津波の危険を知らせるために、刈り取ったばかりの稲の束(稲むら)にとっさに火をつけました。消火のために高台にかけつけた多くの人たちが、津波の被害による難を逃れ、命が助かったという話です。東日本大震災後、再び儀兵衛の功績が脚光を浴び、防災学習としても扱われるようになりました。
 ところで、5年1組で長文の伝記を学習するにあたり、まず行っていたのが意味調べでした。国語辞典を引きながら、難しい言葉の意味を調べていきました。(写真上)児童用の国語辞典がクラスの人数分用意してあり、次々と語句を調べました。教科書ではひらがなで書かれていた「いっこう」を調べていた子が、同音異義語として辞書に「一向」「一行」「一考」とあることに気がつきました。「そういう場合は、教科書の文脈に合わせてそれぞれの意味を当てはめてみるんだよ。」と教えてあげようとしました。しかし、子ども達の国語辞典に目をやり、困ったことが・・・。文字が細かくて読めなかったのです。リーディンググラスは校長室です。(自分では、老眼鏡とは呼ばずに、「リーディンググラス」と名付けています。)そろそろいつも持ち歩くことが必要であることを自覚させられました。
 2年生の教室では、国語の「おもちゃの作り方」の学習からいよいよ実際に自分たちでおもちゃを作ってみる段階に入りました。家庭から身近な材料を用意してきたようで、紙コップや割りばし、毛糸など、各自で必要とするものが机の上に並べてありました。中には、納豆の空き容器もありました。匂いがなくなるように、家の人がていねいに洗ってくれたのだと思います。(写真中)
 こういう活動をしている時の子ども達の表情は、とても明るくキラキラと輝いて見えます。実際に行ったおもちゃ作りを通じて、今後は作り方の説明を文章にしたり、生活科で1年生におもちゃランドを開いたりしていきます。
 再び5年生、今度は3組の社会科の学習です。2学期は、日本の工業について学習をしてきました。今日は、日本の工業地帯・工業地域の特色について、様々な資料を基に学習を進めていました。(写真下)
 昔、誰もが習った覚えがあると思います。「〇〇工業地帯(あるいは地域)」という名称・・・社会科の学習内容は、年々データが移り変わっていきます。私たちが習った時代とは違った名称(特に、工業地域)が教科書や資料集に載っています。
 ともあれ、社会科の学習で大切なのは、資料から何をどう読み取るかです。それぞれの工業地帯の生産額や、工業の特徴(金属や機械、繊維、食品の割合等)をまとめていきます。

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