ようこそ、練馬区立田柄小学校ホームページへ!  〜「わくわく・どきどき」の学びを目指して〜

9月25日(水) その2

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 5年生が、黒いTシャツの上に青いはっぴを羽織り、さっそうと校庭を走り回っていました。頭に巻いた青いハチマキも印象的です。クラスごとに作った大漁旗を先頭に、元気よく入場してから踊りが始まります。いよいよ運動会の練習も大詰め・・・田柄ソーランの全貌が見えてきました。(写真上)
 衣装を着けると、子ども達の意欲も倍増します。踊りもかけ声も、学年の先生の指導によって、どんどん盛り上がっていきました。残りの明日、あさってをどう指導するかで、土曜日の本番が大きく変わります。
 ところで、この青いはっぴとハチマキは、学年で一括購入したものです。1年生のきらきらポンポンや2年生の長いハチマキ、4年生の旗など、運動会用品を扱っているカタログから取り寄せることができます。(結構安いです。)
 ソーラン節は、元々は北海道のニシン漁をもとにした踊りです。今年はサンマは不漁のようですが、5年生のソーランは大漁の喜びを存分に発揮した踊りとなるでしょう。
 5校時に、3年生が吉田さんの畑に行って、大根の間引き体験を行ってきました。種まきからちょうど3週間が経ちました。ビニールマルチの穴に3粒ずつまいた種が大きく成長し、青々とした葉を茂らせていました。
 毎年3年生が、この間引き体験で大きな失敗をしています。それは、「3本の苗のうち、1本いい苗を残してあとは間引きをする」という説明を聞いていながら、3本全部抜いてしまう子がいることです。
 今年はそういうことがないように、午前中に各クラスに私が行って説明をしました。「大根の間引きがなぜ必要なのか」ということをまずしっかり教えなければ、ただ苗を抜けば良いと子どもは思ってしまいます。事前指導が良かったのか、今年はいつもの年より長い畝で作業しましたが、どの子もしっかり間引きを行うことができました。(写真下)
 間引いた苗は、間引き菜として持ち帰りました。みそ汁の具にしたり、炒めたりおひたしにしたり、各ご家庭で味わってみてください。「大根は捨てるところがない野菜です。」というのは、吉田さんのいつもの口癖です。

9月25日(水) その1

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 4年生は、算数の時間にわり算の筆算の学習をしています。2ケタ÷2ケタの筆算を学習し、今日は3ケタの数を2ケタの数で割る場合の筆算を考えていました。(写真上)
 わり算の筆算では、割る数を「およそ何十」という概数で考えて商の見当をつけることが重要です。また、立てた商が大きすぎたら商を1つ減らしたり、少なすぎたら1つ増やしてやり直すといった「根気強さ」も必要です。
 この「商の見当をつけて計算する力」は、繰り返しいろいろな問題に取り組むことから身についてきます。やはり「根気強さ」に行き着くということでしょうか。また、わり算の筆算では、かけ算とひき算が素早くできることも欠かせません。
 今日は、3ケタ÷2ケタで商が一の位に立ち、あまりが出る計算でした。今後は、さらにケタが増える筆算へとつなげていきます。とにかく繰り返し問題に取り組み、計算力をつけていくことが大切です。
 他学年も、この時期に筆算の学習を行っています。2年生は足し算の筆算を、3年生はかけ算の筆算を学習中です。どの学年もしっかり計算の仕方を身につけ、粘り強く取り組んでほしいと思います。
 6年生が、校庭で騎馬戦の練習を行っていました。騎馬戦は、3人で馬を組み、その上に一人が乗ります。騎馬の上の児童が帽子を奪い合って勝敗を決めます。(写真中)
 最初は、一騎打ちを行います。女子同士の一騎打ちがあり、その後男子同士の一騎打ちで勝負を決めます。(一騎打ちは、決められたサークル内で戦います。)最後は「大将戦」です。全部の騎馬が一斉に戦い、赤組白組それぞれどちらかの大将騎の帽子が取られた時点で勝敗が決まります。
 騎馬戦は、上に誰を乗せるかが大きなポイントになります。体重だけで考えると体の小さな子になりますが、騎馬は動きやすくても頭の位置が低いため、すぐに帽子を取られてしまいます。かといって大きな子を上に乗せると、騎馬の動きが取りづらく、後ろに回り込まれてしまうということも…。さあ、6年生の子ども達は、どんな作戦を考えているのでしょうか。
 1年生は、図工の時間に猫の絵に挑戦しています。9月に入り、毎週いろいろな取り組みを続け、時間をかけて1つの作品に向かっています。(展覧会用の作品なのでしょう。)
 大きな猫を描いたと思ったら、次の週にはクレヨンを使って様々な色ですき間なく塗りつぶし・・・今日は、なんとその上から刷毛を使って真っ黒な塗料で塗りつぶしているではありませんか。(写真下)
 決して、失敗したから黒く塗っているのではありません。黒いのは、アクリル塗料のようで、後から最初に塗ったクレヨンの色を効果的に蘇らせるようです。果たしてそれはどのように・・・今後も1年生の図工の時間が楽しみです。

9月24日(火)

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 2学期も、ALTのマリア先生と担任の先生による外国語の授業が進められています。6年生は、夏休みの思い出を紹介し合う会話文を学習中です。
 「How was your summer vacation?」(夏休みはどうでしたか?)と聞きます。それに対して、「I went to 〜」(私は〜に行きました。)「I enjoyed 〜」(〜を楽しみました。)「I ate 〜」(〜を食べました。)と、自分が夏休み中に行った場所や楽しかったこと、食べたものを答えるという会話の学習でした。
 教科書にも載っている定型文を参考に、各自で答え方をメモしてから、クラスの子ども同士で自由に交流していました。マリア先生にも自分の発音を聞いてもらいながら、会話を楽しむ子ども達の姿が見られました。(写真上)
 1年生の教室で、漢字ドリルと漢字のドリルノートが配られました。1学期から学習してきた「ひらがな」「カタカナ」に続き、いよいよ漢字の勉強が始まります。新しい漢字のドリルとノートに名前を書く姿から、どの子も漢字の勉強を心待ちにしていた様子がうかがえました。
 小学校6年間で習う漢字は、全部で1006字あります。1年生では、そのうちの80字をこれから学習していくことになります。もちろん、1年生で習う漢字は画数が少なく、子ども達が日常的によく使う漢字が選ばれています。
 今日は、「大」と「小」の練習をしました。「もう知っているよ。」という子もいましたが、漢字の学習では、書き順や「とめ、はね、はらい」を正しく書くことが重要です。先生のお手本に合わせて、指で空中に大きく「大」の字を書いていました。(写真中)
 漢字の学習を始めたばかりの1年生の頃は意欲満々だったのに、いつの間にか漢字が苦手になってしままった・・・というのは、誰もが経験することです。だんだん漢字の画数が多くなり、似たような漢字があると覚えきれなくなること、あるいは音読み訓読み等の様々な読み方が漢字にはあること、また送り仮名が漢字によって紛らわしいこと、さらに同音異義語の漢字が多いこと・・・世界中の言語の中で日本語が最も難しいと言われるのは、「漢字文化」にあります。しかし、小学校の段階で覚える漢字が、子ども達がいつか仕事に就いてから重要になることは明白です。一つ一つしっかり覚えられるように頑張ってほしいものです。
 3校時の後半から、6年生が校庭に出て組体操の練習をしていました。今まではずっと体育館で技の練習をしてきたため、校庭に出て組体操を行うのは今日が初めてです。裸足で校庭に出ると、体育館での感覚とはずいぶん違うので、そのこと一つとっても大変です。しかしそこはさすがに6年生だなと思いました。すぐに全員が立つ位置を覚え、一人技から順に確認をしていきました。
 組体操につきものの技と言えば、「倒立」です。2人組になって向かい合い、一人が倒立をして、もう一人がそれを支えます。そして次は交代して倒立を行います。音楽や笛の合図に合わせて進行していくため、技が決まらないからとずっと待っていることはできません。6年生の先生は、「3回までは挑戦し、それでもできなかったらその場に座りなさい。」と指導していました。
 本番に向けて、これからは技の一つ一つに磨きをかけていく段階です。最初の頃よりも、1回で倒立を決められる子が増えてきました。支えてくれる相手を信じた思い切りの良さが試されます。(写真下)

9月20日(金) その2

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 先日の4年1組に続いて、2組も理科の授業で人間の骨(骨格)についての学習をしていました。理科室から人体骨格模型を持ってきて、体全体の骨の様子から気が付いたことをまとめていきました。また、グループごとに小さな骨格模型を置き、様々な部位の骨の形を調べていました。(写真上)
 人間は、約200の骨で成り立っていると言われます。手足は関節のところで曲げられるように、骨が分かれています。また、肋骨は内蔵を守る働きがあったり、背骨のようにたくさんの骨が連なることで、前後左右に曲がる仕組みがあったりもします。また、頭の骨はヘルメットのように一つの骨ではなく、いくつかの部分に分かれてできています。
 今年はサンマが高くてあまり食卓に乗らないかもしれませんが、魚を食べる時に骨のつくりを調べてみると勉強になります。
 6校時に、2回目の運動会係活動がありました。5,6年生全員が係に入り、運動会全体を支えていきます。
 審判係は、各学年の短距離走の順位確定にかかわる大切な役割を担っています。1位から6位までを判定するのは、審判担当の先生が行います。(もちろん、複数の教員で審判をします。)ゴールテープを持つ子、そして先生の判定の指示で、担当した順位の子を等賞旗のところまで誘導していくのが係の子ども達の仕事です。
 今年は順位を確定しやすいように、コースごとに違う色のリストバンドつけて走るようにします。しかし、短距離走は次々とレースが続けて行われるため、すばやく連れていき、またすぐに戻ってこなければなりません。今日は、実際に係の子ども達が走ってみて、仕事の手順をシュミレーションしていました。(写真下)

9月20日(金) その1

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 朝から1校時にかけて、2回目の全体練習がありました。入場行進、整理運動、全校競技、応援、閉会式と、盛りだくさんの内容でした。
 全校競技は、午後の部の応援が終わってすぐに行う「大玉送り」です。全校児童がトラックに並び、1年生は列の間を転がし、2年生以上は頭上を大玉が通ります。5,6年生の係児童がつき、大玉が落ちないように補助をしながら追いかけます。大玉に勢いがつくとコーナーで曲がるのが難しく、たいていは何度か大玉がコースアウトします。(写真上)
 練習とはいえ、ハラハラドキドキの競技に、校庭全体が一気に盛り上がりました。今日は、赤組が2回戦とも圧倒的な勝利でした。当日はどうなるでしょうか。
 1年生は、続けて2校時に学年練習がありました。1年生の「きらり☆チャンピオン」の「きらり」の意味が分かりました。今日の練習の最後に、本番で使うポンポンを手に踊っていました。クラスごとに色が決まっていて、1組は赤、2組は青、3組は黄色のポンポンです。とてもカラフルなポンポンで、一人一人がきらきらと輝いて見えました。(写真中)
 3校時に、5年1組の授業観察に行きました。昨日の6年生に続いて、道徳の授業でした。「命を守る防災訓練」という資料を使った「節度・節制」に関する内容でした。(写真下)
 毎月行われる避難訓練では、訓練の放送が始まると、「めんどくさいな」という思いをだれもがもつものです。しかし、東日本大震災があった宮城県釜石市では、日頃の訓練が生かされ、多くの子ども達の命が助かったと言われています。まさに「自分の命は自分で守る」ということが実践された出来事でした。安全に対する意識を常にもち、日頃の訓練をおろそかにしない節度ある行動が実を結んだわけです。
 運動会に向けた練習も、同様な気持ちでありたいものです。つまり、「本番だけがんばれば・・・」というのではなく、練習の時から全力を尽くそうという気持ちが運動会をすばらしいものにしていくのです。

9月19日(木) その2

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 2年生は、算数の時間に「計算のくふう」の学習をしています。「42−7」を暗算で行うとしたら、どのように考えるでしょうか? 引く数の7を2と5に分け、42−2=40、40−5=35・・・と考えるのが便利です。(写真上)
 足し算でも同様ですが、一方の数を分解して、何十というちょうどになる組み合わせを作るのが暗算の基本になります。最初のうちは、分解した数(2と5)を7の下にメモをさせるようにします。7から枝分かれして分解した数を書くと、さくらんぼが2つぶらさがっているように見えるので、「さくらんぼ計算」とも呼ばれています。
 1年生の1学期に、「1と4で5」、「2と3で5」・・・と、数の分解を何度も練習しています。おはじきを動かしながら数の分解を頭の中に入れていくことは、算数の学習ではとても重要なことです。
 3校時に、6年3組の道徳の授業観察を行いました。「泣き虫」という「公正・公平」を扱った資料を使っての授業でした。道徳が教科になり、副読本から教科書に代わりました。「今はこういう資料もあるんだ」と思わせられた内容で、まずそのことにびっくりしました。
 いじめがあったクラスに転校してきた勇気くんが、一人でその解決に向けて立ち向かう内容です。いじめっ子のトオルくん、そしてそのいじめを見ているだけのクラスメイト達・・・勇気くんの言動が、みんなの心を動かす話です。
 実際に、子ども達のクラスの中でも公正・公平とは名ばかりで、正義がまかり通らない現実が存在するものです。その実現のために、自ら行動することの大切さを感じる資料でした。
 きっと6年生の子ども達にとって、最も身近で最も分かりやすい資料であったはずです。教科書では、資料の次のページに、タレントの高橋みなみさんの「いじめについてのメッセージ」も掲載されています。資料全体が長いこともあり、もう1時間かけてじっくり取り組みたい授業でした。(写真下)

9月19日(木) その1

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 先週に続き、今朝も応援団が手分けをして各学年に行って指導する応援練習がありました。どの学年も赤組と白組が1つの教室に集合し、応援団が3人ずつやってきて、声の出し方やかけ声、手拍子などを教えていました。
 1年生は、赤組白組ともに団長が担当しました。応援団長は、はっぴ姿に手にカラー軍手、さらに扇子を持ち、いかにも全体を仕切る人という格好です。1年生の子ども達にも、団長が団長らしく感じられたことでしょう。赤組は、「オー!!」というところで帽子を上にあげるようです。1年生のノリの良さに、応援団の子ども達もやりがいを感じていたようでした。(写真上)
 運動会練習日程では、2時間続きの練習が途中で各学年に割り振られています。昨日は1年と4年、今日は5・2・6年、明日は3年生の割り当てがあります。昨日の4年生は、残念ながら雨が降り、体育館で練習していました。どの学年も、この2時間続きの練習を山場ととらえて指導しています。表現種目の練習に多くの時間を使っていますが、短距離走や団体種目の練習を入れやすいのも2時間続きの練習日程の強みです。
 1校時に、5年生は100m走の練習を行いました。すでに走る順番とコースが決まっているようでした。コースによってコーナーの曲がり方に差があるため、実際に全力で走っておくことが大切です。また、スタートダッシュも重要です。練習とはいえ、反応よくスタートが切れるように、真剣な面持ちで練習に臨んでいました。(写真中)
 3,4校時に、2年生の団体種目「わっしょい 大玉みこし」の練習がありました。竹馬の棒2本にフラフープを取り付け、その上に全校競技でも使用する大玉をのせて運ぶリレーです。昨日は体育館でやり方を確認したようです。そこで今日は、校庭で実際にやってみることになりました。
 考案した先生達にとっても、いざ子ども達にやらせてみると、いろいろなところが課題になって見えてきます。2年生の子ども達にとっては、大玉を落とさずに運ぶのは意外に難しそうでした。(写真下)時間がかかりすぎずに、しかも子ども同士で工夫して運ぶ楽しい競技になるように、学年で今後も検討していくことでしょう。

9月18日(水)

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 3年生は理科の時間に、「動物のすみかをしらべよう」という学習をしています。秋になり、昆虫などの動物が、どのような場所にいて何をしていたかを調べる内容です。3年生は、1学期にモンシロチョウやカイコを育ててきました。理科の学習を通じて、虫への興味・関心がどの子も高まってきています。
 観察カードを手に、校庭や中庭に虫を探しに行きました。ダンゴムシやアリ、テントウムシ、トンボ、カメムシ・・・敷地の広い田柄小には、じっとしていてもいろいろな虫を見つけることができます。(動物で言うと、鳥が多いのも田柄小の特徴です。)また、ミッキー池で活発に動き回るザリガニに興味をもっていた子も見られました。
 ショウリョウバッタをつかまえた子が、教室の飼育ケースに入れて観察していました。(写真上)こういう時は、第一発見者が一躍ヒーローになります。今年の夏は、梅雨明けが長引いたり突然の猛暑があったりと、夏らしい夏ではなかったように感じます。その影響として、虫や植物の生態が今年は大きく変わってきているようです。
 自分が感じているのは、「秋の虫の声が、例年よりも聞こえてこない」ということです。毎年、8月のお盆を過ぎたころから、夜になると虫の大合唱が聞こえてきていたのですが、今年はさっぱり…です。
 植物では、「ヒガンバナの花茎が上がってこない」のが一番の異変でしょうか。先日の連休から巾着田(埼玉県日高市)のヒガンバナ祭りが始まりましたが、今年はまだ花が無い状態でスタートしたそうです。(さすがに、入場料は無料にしたとか)いつもの年より、10日以上遅れているのではないかと思います。真っ赤な絨毯を見に行くなら、今年は運動会が終わった振替休業日がねらい目かもしれません。
 今日から、2学期の授業観察が始まりました。校長と副校長とで、各クラスの授業を1時間ずつ観察し、指導の改善につなげていきます。今日は、2校時に4年1組の理科「わたしたちの体と運動」の授業を見に行きました。
 最初に、腕の中の骨がどのような仕組みになっているのかを予想しました。1本の骨でできていると予想した子がいたり、2本に分かれていると予想したり・・・手で触ると、なんとなく固い部分が骨であるということは分かりますが、中を見ることはできません。しかし、ひじの部分で腕を曲げることができるから、骨はそこで分かれているはずだと、理由を述べて発表していた子がいました。(写真中)
 5校時は、けやきルームの個別指導の様子を見に行きました。担当の先生と向き合い、2学期のめあてを一緒に決めたり、自分のいいところリストを作成したりしました。最近運動会の練習でがんばっている様子や、2学期になって宿題をきちんと行っている様子を学級の先生から事前に聞き、たっぷり褒めてあげながら個別指導が行われていました。
 指導の後半は、プレイルームで卓球をしました。先生と対戦することが目的ではなく、ラリーを長く続けることをめあてにしています。長く続けるためには、相手の打ちやすいところにボールを返さなければなりません。途中から選手交代し、副校長先生が相手をしました。目標のラリー10回までは届かず、最高記録9回で終了となりました。(写真下)けやきルームで自信をつけ、すっきりとした笑顔で教室に戻っていきました。

9月17日(火)

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 運動会練習日程の2週目になりました。今日は、1校時から6校時まで、全学年に1時間ずつ運動会の練習が入っていました。そろそろ校庭に出て練習をする学年がほとんどになってきました。ところが今日は、夏の日差しが戻ってきたような暑さとなりました。どの学年も、水筒やタオルを持ち、ぎらぎらと輝く校庭に出て練習をがんばっていました。
 先週から、休み時間になわとびの練習をする3年生の子ども達の姿が見られます。3年生の表現は、「なWAとび はじめました☆」というなわとびを使った演技です。全員で音楽に合わせて跳んだり、得意技を披露したりする場面があります。また、3人組で跳ぶ技もあり、なわとびの技能をしっかりと身につけておく必要があります。(写真上)休みの日になわとびを持ち帰り、家でもたくさん練習をしてきた子がいたようです。運動会を通じて、3年生全員のなわとびの技能が向上していくことでしょう。
 図工室で、4年生の「メリーメリーゴーランド」の作品づくりが行われていました。1学期に、首が動く動物の部分まで製作してありました。2学期は、その上に乗せる人物を作っています。紙粘土に絵の具を混ぜ込んで人形を作り、さらに細かなところまで装飾して仕上げていきます。(写真中)
 今年は、11月に展覧会を予定しています。今はどの先生達も運動会の指導で精一杯ですが、図工専科の先生には、2か月後の展覧会に向けた構想が膨らみ始めてきた頃です。
 一方、高学年にとって展覧会は、図工作品だけでなく家庭科の作品も出品することになります。5年生は、手提げ袋の製作に取りかかる計画です。そのためには、ミシンの学習が必須で、今日はその第1回目の実習日でした。昨年に続き、地域連携事業の一環として、地域の方々にミシンの使い方の指導補助に入っていただくことにしました。(写真下)
 5年生は、担任が家庭科の指導をしています。小学校の教員は、全ての教科を指導することができなければなりません。学校によって専科の割り振りは違いますが、本校であれば低学年は音楽や図工、高学年は家庭科の授業を担任が行っています。
 自分が担任をしていた頃、家庭科の調理実習の指導は得意でしたが、ミシンの指導は正直自信がありませんでした。よく保護者に頼んで指導補助に入ってもらったり、隣のクラスの先生に協力してもらったりもしました。
 今年に入り、「小学校にも教科担任制を…」という動きが出始めました。専門的な授業内容が高学年に多いことを考えると、ベストな指導方法であることは間違いありません。しかし、そのためには人的な配置が必要です。教員の数を増やさない限り、時間割を組むことができないのが現実です。

9月14日(土)

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 今日は、2学期最初の学校公開日でした。運動会の練習日程中ということもあり、練習の様子を公開した学年がありました。1校時は校庭で4年生が、2校時は体育館で6年生が学年練習を行いました。また、2校時には、2年生がダンスで使う本番用のバチを教室で作っていました。保護者の方々にも手伝ってもらうことで、運動会に向けての激励をこめたバチが出来上がりました。
 4年生は、「J×Jフラッグス」という旗を使った表現運動を練習しています。最初に各クラスから選出されたダンスの実行委員の子ども達が前に出て、今日練習するポイントの見本を示しました。
 他の学年も、運動会に向けての実行委員を決めて練習に取り組んでいます。休み時間に先生が実行委員に教え、それを他の児童に教え広めていくことで、子ども同士でつくり上げる運動会を意識させていきます。
 4年生が練習していた後ろの体育館には、先日高学年の係児童が書いたスローガンが掲示されていました。(写真上)
 6年生の組体操の練習にも、多くの保護者の皆様が関心をもって参観に来られていました。組体操の危険性が全国で取り上げられてから、高度な技や見栄えを意識した技は行わない傾向にあります。(指導計画を区に提出し、安全面に十分配慮した上で練習することになっています。)しかし、今日取り組んでいた技は、その中でも危険性の高いものでした。今後も教員の指導体制を考え、なるべく多くの教員で指導補助につけるようにしていきます。
 多くのクラスで、今学期から配置されたICTを使った授業が行われていました。2年1組では、電子黒板の機能を使った漢字の学習がありました。大型ディスプレイにパソコンをつなぎ、漢字と漢字を組み合わせて別の漢字をつくる問題が出されていました。子ども達が漢字の読み方を発表し、先生が画面を指でなぞると文字を書くことができます。(写真中)ディスプレイの大きさが64型と大きく、また画面の変化に子ども達の興味・関心は一気に高まったようでした。
 3校時は、一斉防災訓練として、大きな地震の発生を想定した引き取り訓練を実施しました。公開日ということもあり、すぐにたくさんの家庭からの引き取りがありました。(写真下)
 先日の台風15号での対応から、災害時の判断および連絡方法について、区で情報を集めているところです。今後、様々な検討のうえで新たな対応案が示されるかもしれません。いろいろな自然災害を十分に想定しながら、今後も確実な情報伝達ができるように考えていきます。
 本日は、ご協力いただきまして、どうもありがとうございました。

9月13日(金) その2

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 4年1組で、都道府県のテストが返却されていました。満点をとった子が、自慢げにテスト用紙を見せてくれました。(写真上)47都道府県を、全て漢字で書けていたのもすばらしいなと思いました。夏休み中にしっかり練習してきたのでしょう。
 小学生の頃に都道府県名を覚えておくと、大人になっても忘れません。私も3,4年生の頃に覚えた記憶があります。しかし、今漢字で都道府県名を全て書けるかというと、自信がありません。「鳥取県」と、今はパソコンで入力したからいいものの、手書きの場合は「どっちが『鳥』だっけ?」と迷うはずです。「愛媛県」も、手書きだったら一瞬考えます…。
 運動会の練習日程の3分の1が終わりました。各学年の進行状況は順調でしょうか? 5校時に、6年生が組体操の練習をしていました。3人技の「飛行機」は、上になる児童が、腕立ての姿勢で持ち上げられることになります。土台となる2人がしっかり持ち上げないと、なかなか技が完成しません。特に後ろで足を担ぎ上げる子の力が弱いと、前後の間隔が空いて、上の児童が落下する恐れがあります。全員で一斉に行わずに、必ず前後の組が補助に入るようにして練習をしています。(写真下)
 組体操の難しさは、子ども達にとっては「腕や足に力を入れること」であったり、「今までやったことのない動き」にあったりします。一方、先生達にとっての難しさは、子ども達の組み合わせを考えることです。3人技が学年全てで完成するように子ども達を組み合わせていくのは、パズルを解くような難しさがあります。

9月13日(金) その1

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 登校後から1校時にかけて、運動会の全校練習を行いました。今日は1回目の全校練習としいうことで、入場行進や開会式、そして応援合戦を中心に練習しました。今年は、校舎側が赤組、神社側が白組です。田柄小では、校庭東側の児童席前からトラックに入り、真っすぐ体育館・プール側に向かって入場行進をします。昨日、係活動の時間に練習していたプラカード係の子が先頭となり、全校の足並みがそろった行進となるように練習をしました。(写真上)
 開会式の最初は、1年生による「はじめの言葉」です。今日は省略しましたが、各クラスから代表の子が朝礼台に上がる予定です。当日は、かわいらしく、また元気いっぱいにセリフを言うことでしょう。
 開会式では、優勝旗・準優勝杯返還に続き、選手宣誓があります。赤組と白組の団長が行います。とても引き締まった選手宣誓が行えていました。また「運動会の歌」では、音楽委員会と応援団が全校児童の前に出て、伴奏をしたりかけ声をかけたりします。
 プログラム1番の「準備運動」の練習も行いました。準備運動の係は、運動委員会から選ばれた子ども達です。全校児童の前に出てラジオ体操を行います。昨日の係活動の時間に、教室の中で繰り返しラジオ体操の特訓をしていました。
 最後は、午前の部の応援を練習しました。応援団による威勢の良い応援に、校庭いっぱいに声が響き渡りました。このように、全校練習を見ただけでも、5,6年生の子ども達が、それぞれの場で活躍する運動会になっていることが分かります。
 音楽室で、5年生がリコーダーの練習していました。2つのパートが重なり合い、きれいなハーモニーになるように練習中でした。音楽室にもICT機器が導入されています。大型ディスプレイに五線譜が映り、電子黒板として利用することができます。(タッチペンで書いたり消したりできる)
 音楽室は、教室前方に黒板があります。しかし、黒板にチョークで書くよりも、大型ディスプレイの画面の方が鮮明で、とても見やすくなっています。専科の時間にも、ICT機器が授業で有効に活用されています。(写真下)

9月12日(木)

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 4年生が理科の時間に、ツルレイシ(ゴーヤ)の観察をするために、あおぞら農園に来ていました。5〜6月頃に植え付けた苗が、夏休み中に棚を覆いつくすように一気に生い茂りました。
 青々としたツルレイシの実がたくさんできている中に、オレンジ色に熟した実もたくさん見られます。スーパーでは、緑色の状態でゴーヤが売られていますが、収穫時期を逃すと、緑色からオレンジ色に変化していきます。そして、やがて中から種がはじけてくる様子が見られます。
 ところで、最近ホームセンターの園芸コーナーでは、「苦くないゴーヤの苗」が売られるようになりました。ゴーヤは、苦みがあるからおいしいのですが・・・少しマイルドな苦みのゴーヤが味わえるようにと開発されたようです。
 あおぞら農園では、大きなヒマワリが花を開いていました。(写真上)まだセミの声が元気よく聞こえてくる毎日ですが、今日は少し空気が乾いてきたように感じます。やっと秋の気配の訪れとなるでしょうか。
 1年生の各クラスで、はがきを書く学習が行われていました。あらかじめ家の人に、宛先等を記入したはがきを用意してもらい、通信面を子ども達が書きました。「はがきを書くのは初めて」という子が多かったようです。以前郵便局からいただいた手紙の書き方のテキストを使い、書く内容をよく考えてから清書しました。
 おじいちゃんやおばあちゃんに宛てたはがきが多かったようです。「なつやすみは、どうもありがとうございました。ごはんやさんにいって、おいしかったよ。」・・・夏休みに田舎に行って楽しかった様子がうかがえます。「うんどうかいがあるよ。ダンスをがんばるからみにきてね。」・・・毎日運動会に向けた練習を行っているだけに、そのがんばりを伝える内容を書いている子がたくさんいました。こんなはがきが届いたら、運動会に必ず行きたくなっちゃうでしょうね。ほんの一言の文章でも、直筆のはがきのすばらしさは何倍もの力を秘めています。
 5校時に、正門前のポストにはがきを出しに行きました。(今日投函したクラスと、明日行うクラスがあります。)ちゃんと届きますように…と願いを込めて、背伸びをしてポストに入れました。(写真中)
 「平日…14時16分」と書いてある時刻通りに、郵便車が到着しました。鍵を開けて大きな袋を取り出したその中身を見せてもらいました。田柄郵便局の局長さんも見え、子ども達の質問にていねいに答えていただきました。
 6校時は、1回目の運動会係打ち合わせがありました。応援団を含め、5,6年生が全員運動会の係分担に所属しています。担当の先生から仕事内容を聞き、当日に向けて準備をしたり、練習をしたりしていました。
 スローガンを書く係は、図工室に集まって模造紙に向かいました。田柄小では、紅白別のスローガンと学校全体のスローガンがあります。赤組は「飛び立とう 燃えよ火の鳥 勝利をつかめ!」、白組は「最後まで 白虎だましい 勝利をつかめ!」、そして学校全体のスローガンは、「かがやけ 田柄だましい 紅白共に 燃え続けろ」です。
 文字を分担してから、ハケを手にして書き始めました。(写真下)運動会当日は、南校舎の窓にスローガンが貼られ、全校児童のがんばりを応援することになります。

9月11日(水) その2

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 2年2組の教室で、昆虫図鑑を見ながらいろいろな虫の絵を描いていました。(写真上)「生活科の学習かな」と思って子ども達に聞いてみると、図工の時間でした。子ども達が下絵として描いていた用紙には、「おしゃれな虫をたくさんかいて ムシムシワンダーランドをつくろう」と書いてあり、納得しました。
 紙に描く虫は1種類だけで、大きく1つの虫を描きます。その後、周りにたくさんの虫を描きこんで作品に仕上げていくようです。虫と言ってもいろいろな虫がいます。実際、この地球上で一番たくさんいる動物は昆虫で、その種類たるやすさまじいものがあります。
 子ども達の身近にいて人気なのは、カブトムシやチョウチョ、バッタ、セミ、カマキリ・・・などでしょうか。でも、図鑑を見ていると、あれもこれもと実に多くの虫がいることに気が付きます。虫(昆虫と定義すると)は、足が6本、羽がある種類が多く、頭・胸・腹の3つの部位に分かれています。また、複眼と呼ばれるたくさんの目の集まりがあったり、触覚があったり・・・図工の作品にするには格好の題材となりそうです。2年生の子ども達は、どんな虫を選んだでしょうか。
 理科室では、5年生が「植物の実や種子のでき方」の学習をしています。今日は、顕微鏡を使ってアサガオのおしべやめしべの観察をしていました。(写真中)おしべの先のプレパラートを顕微鏡に載せて調べていた子が、「おおぉ〜」という声を上げると、次々と顕微鏡の周りに友達が集まり始めました。私もいろいろな班の顕微鏡をのぞかせてもらいましたが、やっぱり「おおぉ〜」という声が思わず出ました。
 おしべの先には花粉がたくさんついています。手につくと小さな粉のようにしか見えませんが、顕微鏡で見ると金平糖のようにトゲトゲがたくさんついています。花粉は、風で飛ばされたり、虫の体にくっついてめしべに運ばれます。そのためにこの「トゲトゲ」が重要な役割を果たすわけです。メダカの卵も、解剖顕微鏡で観察すると同じような仕組みがありました。生き物の世界は、うまい具合につくられているものです。
 5校時に、1年1組が生活科の学習で「しゃぼん玉遊び」をしていました。事前に指導してあったので、家庭から様々なしゃぼん玉遊びの道具を用意してきたようです。市販の道具の他に、うちわを骨組みだけにしたものや、針金で作った輪を用意してきた子もいました。様々な大きさのしゃぼん玉が、風に吹かれて空に向かって飛んでいきました。(写真下)
 しゃぼん玉液は、クラスみんなで作りました。せんたくのりと台所用洗剤、水、そして砂糖を入れていました。砂糖を入れるのは、甘くするためではなく、粘り気を出すためです。(子ども達には「謎の粉」と伝えていたようですが…)
 担任をしていた頃は、いつも科学クラブの担当をしていました。「巨大しゃぼん玉づくり」の実験をよく指導しました。上記の材料の他に、グリセリンを少量入れると、水の蒸散を抑えてじょうぶなしゃぼん玉ができやすくなります。しかし、各材料の配合比率が最大のポイントです。夏休みの自由研究に十分なり得る、とても興味深いものがあります。

9月11日(水) その1

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 今朝は、全校一斉に応援の練習がありました。応援団が手分けをして各学年の教室に行き、赤組と白組に分かれて集まった子ども達に、今年の応援の仕方を教えていました。(写真上)
 先週末から組織したばかりの今年の応援団ですが、休み時間に集まって練習しただけで、もうすでに全ての応援の振り付けまで決めてあり、びっくりしました。応援団がしっかりしていると全校児童もピリッと引き締まり、運動会での団結に向けた気持ちがさらに高まるものです。低学年の教室では、目の前で大声を出す応援団のお兄さんお姉さん達に圧倒されっぱなしだったようです。
 今年も楽しそうな応援コールがあるようです。赤組は「勝ったコール」「ラッセーコール」「ラッキー大きい優勝旗」、白組は「チャンチャンコール」「ワッショイコール」「IKKO(イッコー)コール」です。
 今週から運動会練習日程となり、毎日学年ごとに練習時間が割り当てられています。その時間は割り当て学年が優先となり、体育館か校庭を使います。昨日まではどの学年も体育館での練習を行っていましたが、いよいよ今日からは校庭に出て練習を始めた学年がありました。
 1年生は、「きらり☆チャンピオン」というダンスを練習していました。(写真下)とても元気のよい動きのあるダンスです。どの学年もこまめに休憩を入れながら、残暑厳しい中での練習をがんばっていました。

9月10日(火)

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 登校時刻になり、正門の方に向かうと、「おはようございます!」という元気のよい子ども達の声が響いてきました。今週は、4年生があいさつ当番として、登校してくる全校児童を迎えることになっています。1学期は、5,6年生がそれぞれ一週間ずつあいさつ当番を担当しました。今度はいよいよ自分達の番ということで、4年生の子ども達が張り切って昇降口前に立ちました。(写真上)
 昨日の登校時にできなかったので、土曜日を含めて5日間を学年全員で分担して行います。(正門、東門の両方あります)保護者の方々も地域で子ども達にあいさつをしていてお気づきだと思いますが、あいさつの声が小さくて聞こえてこない子や、目を合わせずにあいさつをする子がいます。しっかり相手の方を見て、はっきりとした声であいさつができるように指導していきます。ぜひ、各ご家庭や登校班等の地域でも、子ども達のあいさつが気持ちよく行えるように声をかけてあげてください。
 5年生の社会科「水産業のさかんな地域」の学習では、教科書や資料集の写真やグラフから多くのことを学び取ります。教科書には、たくさんのサンマが水揚げされている釧路漁港の写真が載っていました。(写真中)
 今日はまず、「サンマの値段は何によって決まるのだろう?」ということを子ども達に考えさせていました。近くの子と話し合った後、「新鮮さによって値段が決まる」という考えや、「大きさや太さ…」という考えが出てきました。「魚の姿・形」で値段が上下すると考えるのは、マグロの競りをテレビ等で見たことがあるからでしょうか。確かにマグロは、脂ののった大きいものは、びっくりするような値段で競り落とされます。
 しかし、サンマのように大量に同じ大きさの魚が獲れる場合は、漁獲量で値段が決まります。たくさん獲れれば1匹あたりの値段は下がり、漁獲量が少なければ高くなります。(子ども達にはこの考えは難しい…)
 今年のサンマ漁は、前代未聞と言われるほど少ない状況であることがニュースになりました。確か8月に、「新サンマに1匹350円の値がついた」と報道されていました。秋の代名詞ともなっているサンマが、なかなか手に入らなくなっているのは寂しいことです。5年生の社会科では、水産資源を守る工夫についても学習します。
 今日は、4年生の計測がありました。計測の前の保健指導では、前半に水分補給についての話を保健室の先生から、後半は飲み物に含まれている砂糖の話を栄養士の先生から行っていただきました。
 現在は、様々な清涼飲料水がペットボトルで販売され、簡単に手に入る時代です。栄養士の先生が、いろいろな飲み物に含まれている砂糖の分量を、分かりやすくスティックシュガーの本数に置き換えて教えてくださいました。(写真下)
 サイダーやリンゴジュース等は、スティックシュガーで18.6本分です。スティックシュガー1本が3gなので、500mlのペットボトルを1本飲むと、55.8gもの砂糖を摂取したことになります。小学生が1日に摂取してよい砂糖の量は、20g〜25gとされていますから、大変な糖分の摂り過ぎになります。
 清涼飲料水には、フルーツ味の天然水があります。驚くべきことに、500mlのペットボトルで砂糖が27g(スティックシュガー9本分)含まれているとのことでした。さらに、スポーツ飲料では、24g(スティックシュガーで8本分)・・・これも1本飲んだら1日の砂糖摂取量に達してしまうことが分かりました。
 栄養士さんからは、清涼飲料水を飲むときには、分量を考えてコップにつぎ分けて飲むようにすると良いという話をいただきました。

9月9日(月)

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 台風15号の影響で、始業を2時間遅らせるという対応をとりました。7時過ぎのメール配信がすぐに届けられず、大変申し訳ありませんでした。練馬区で導入した一斉メール配信システムは、区内の小中学校全校が同じものを使っています。同時刻に利用が重なったためでしょうか、サーバーになかなか接続することができない不具合が生じました。他校も同様に混乱が生じたようです。ただ、本校ではその前に一度、2時間遅れの方向性を伝えていたので、通常通りに登校してくる子が無く済みました。また、地区の連絡網で先にお伝えすることもできたので助かりました。ご協力に感謝申し上げます。
 台風の影響は、田柄小にも大きな傷跡を残しました。校庭プール脇にあったビワの木と中庭にあったエゴノキが、根こそぎ倒れてしまいました。(写真上)その他にも、玄関前や校庭にたくさんの枝葉が散乱していたり、校内で雨漏りがあったりと、職員総出で対応に追われました。
 子ども達の出席を確認してから、当初予定していたプール納めの朝会を体育館で行いました。子ども達は、いつも通りの笑顔を見せて登校してきたので安心しました。
 夏休み中の水泳指導にたくさんの子が来ていたことや、泳力検定をがんばっていた様子、そして6年生が記録会で活躍していたことについて話をしました。そして後半は、みんなで使う物を大切にしようという話をしました。
・・・今日は、もう一つお話をします。2学期が始まり、ところどころがきれいになったり、新しくなったりしました。廊下や階段にワックスがかかり、ぴかぴかになりました。用務主事さん達が休み中にワックスがけをしてくださいました。給食のスプーンが、新しいものに替わりました。1学期までは、何年間か使ってきたスプーンでした。時々、少し曲がったスプーンを手にすることがありました。誰かがいたずらして曲げたのかなと思うと、悲しい気持ちになりました。
 また、全ての教室に、大型のディスプレイと実物投影機が入りました。勉強が分かりやすくなるために、そしてみんながしっかり勉強に取り組むために配置されたものです。必要のない時に触ったり、物がぶつかって壊れたりということが無いように気をつけなければなりません。
 学校には、みんなで使う物がたくさんあります。みんなで使う物は、自分の物以上に大切にしなければなりません。・・・
 次に、学年代表児童に認定証(6年生は、水泳記録会の記録証)を渡しました。各学年とも、今年の水泳指導で顕著にがんばった子が選ばれたのでしょう。緊張しながらも、いい笑顔でした。(写真中)
 プール納めに続いて、田柄ボーイズ(少年野球)の表彰をしました。夏休み中に田柄ボーイズは、「2019読売旗争奪関東少年野球大会」で優勝し、東京支部代表となりました。さらに関東地方の他県代表と対戦し、15日(日)に東京ドームで行われる決勝戦にも出場するそうです。賞状と優勝杯、優勝旗を壇上で手渡しました。(写真下)
 昨日は、田柄高校のグランドで、PTAソフトボール大会(練馬・光が丘地区大会)が一日がかりで行われました。同時にその頃、本校の校庭では、田柄ボーイズの低学年の試合が行われていました。また、体育館ではキャッチバレーの練習も熱心に行われていました。残暑厳しい中、子どもも大人もスポーツでがんばる田柄小の雄姿を見ることができました。

9月6日(金) その2

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 水泳指導が終了し、各学年とも「目指すは運動会」という雰囲気が高まってきました。5年生は、昨日に続いて1,2校時に体育館でソーラン節の指導を受けていました。昨日よりも気温が高く、2時間練習した子ども達は、汗びっしょりになって体育館から出てきました。
 教室では、毎年5年生がクラスごとに製作する「大漁旗」の図案を考えていました。大漁旗は、田柄ソーランの入場の時にいつも使っています。大漁旗を先頭に、子ども達が威勢よく走って入場してきます。
 まずは各自が図案を考え、クラスのみんなで1つの旗にまとめていきます。黒板に貼られた実物のデザインを参考にしながら、自分達の大漁旗を考えていました。(写真上)運動会が終わっても、大漁旗は「クラスの旗」として残ります。
 2年生の教室では、太鼓用のバチを作っていました。新聞紙を丸めて硬い棒を作るのですが、中心部分から細かくぎゅっと折り始めないとうまくいきません。そして、最後にセロハンテープで留めるためには、隣の子と協力して行うことが大切です。(写真中)とりあえず、2年生の表現は、両手にバチを持ったダンスであることが判明しました。
 ところで、最近は新聞をとる家庭が少なくなってきているのではないでしょうか。小学校では、図工や書写(毛筆)の時間によく新聞紙の準備を連絡することがあります。事前に伝えてもらえれば、担任の方でも余分に準備することができますので、相談してください。私の家では、朝刊をとっていますが、普段は新聞を手にして読む時間が取れません。しかし、今は便利な時代で、スマホに購読者IDを入れると、インターネットで新聞を読むことができます。ですから、紙ベースではなくスマートフォンで(通勤中の電車の中で…)新聞を読んでいます。
 昨日、連合水泳記録会が終わって一区切りした6年生が、今度は組体操に向けての取り組みを始めました。まず教室で、「組体操『全力少年少女』〜絆・団結〜」というしおりを作りました。3校時は、それを持って体育館に集まりました。(写真下)しおりの1ページ目には、こう書いてあります。
「やるときはやる」「ここぞというところで持てる力を出し尽くす」そんな姿は最高にかっこいい!!最高学年6年生の最高の姿を見せよう! そして、6年間で築き上げてきた仲間とのつながりを、見ている人たちに伝えよう!!
 さらには、全体の流れや使う曲名、心構えや注意、練習日程、毎回のめあてや振り返りを記入するページが続きます。そして、最後の裏表紙には、組体操が終わってから感想を書く欄があります。この横罫に、子ども達のどんな言葉が書かれることになるでしょうか?
 オリエンテーションの後、簡単な一人技を全員でやってみました。片足で立ち、両手を広げて前傾姿勢をとるバランス技・・・ふらふらとしたり、体が真っすぐ水平になっていなかったりと、「簡単」ではありませんでした。さあ来週から、痛くてつらい、そして残暑の中の練習が待っています。

9月6日(金) その1

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 2年生は、算数の時間に「水のかさのたんい」の学習をしています。長さ比べをした時に、cmやmの単位があったことから、水の量を比べる時にも「単位量」が必要であることを考えさせます。そして、デシリットル(dl)と、リットル(l)の単位を習います。また、「1リットル=10デシリットル」であることも学びました。
 今日は、実際に1デシリットルますの容器を使って、いろいろな入れ物に入る水のかさを量り取っていました。正確に量ろうと、こぼさないように水を何度も慎重に移し替えていました。(写真上)
 ところで、小学校の算数では、「かさ」という言葉をよく使います。「入れ物に入る水の量」のことを「かさ」という言い方で表現しています。高学年になると「体積」や「容積」という言葉が出てきますが、低学年では「かさ」を使います。「水のかさは、どちらの入れ物に入っている方が多いですか?」・・・「かさ」ではなく「量」と言った方が分かりやすいと思うのですが、不思議です。
 ちなみに、「はした」という言葉も算数ならではの用語です。ちょうどにならずに、少し多いはみ出した部分を「はした」と表現しています。よくよく考えてみると、普段の生活では使わない言葉なので、とても不思議です。
 中休みに、応援団の顔合わせ会がありました。4年生以上、各クラスから男女2名ずつ(赤白各1名ずつ)・・・合計36名の応援団員が体育館に集まりました。応援団には、「応援団 必勝ガイドブック」というしおりが配布され、練習に向けた心構えが指導されていました。
 まず今日は、団長と副団長、太鼓の役を決めました。担当の先生が「団長をやりたい人〜!」と聞くと、6年生のほとんどの子が自信をもって立ち上がりました。(写真下)すばらしい心構えです。昼休みに続けて集合し、立候補した子からオーディションを行い、みんなで決定しました。きっと応援団の4,5年生にも、6年生のすばらしい気構えが伝わったはずです。

9月5日(木) その2

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 運動会に向けて、毎朝校庭のライン引きが行われています。6コースの短距離走のラインが、まぶしく輝いて見えます。今日は、1年生が50m走のタイム計測を行っていました。(写真上)
 春に体力テストで一度走っていますが、1年生にとって50mは長い距離です。ゴールの先に引いてあるラインまで、全力で走り抜けるようにと指導して始まりました。スタートダッシュはなかなか良かったものの、ゴールのはるか前からスピードが落ちてきてしまう子も見られました。
 低学年では、自分のコースを守ってまっすぐに走り通すことが目標となります。運動会までに、しっかり体力をつけられるように練習をしていきます。
 6年生は、午後から連合水泳記録会がありました。早めに給食を食べ、今年の会場校の光が丘第八小学校に向かいました。歩いている間は楽しそうに話をしていた6年生でしたが、いざプールサイドに並ぶと、徐々に緊張感が高まってきたようでした。
 旭町小学校を含めて3校合同で開催しました。全員が1種目に出場し、自己ベストタイム更新を目指してがんばりました。泳ぐ前に、一人ずつ学校名と名前のアナウンスがあります。名前を呼ばれて立ち上がって礼をすると、たくさんの応援の拍手が沸き起こりました。(田柄小の子ども達の返事が、一番はきはきとしていて会場に届いていました。)
 きっと泳ぎ終わった子どもたち全員が、あっという間に終わってしまったと感じたことでしょう。そして、久し振りの緊張感を味わったのではないでしょうか。(写真中・下)
 連合水泳記録会は、6年間で一度しか体験できない行事です。そして、6年間の水泳学習の締めくくりでもありました。25mの自由型では、途中で何回か足をついて立ち上がってしまった子もいました。それでもきちんとゴールしたこと、そして何よりも記録会に出場したことをほめてあげたいと思います。

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