7月30日(火)2週間に一度芝刈りをしてもらっています。「田柄小の芝生は、とてもきれいで手入れが行き届いている」と、よく地域の方々や役所の人達が見えた時に言われます。全くその通りで、区内で芝生が残っている学校(一時期、都や区で芝生化を勧めてきましたが、ほとんどの学校で管理できずになくなってしまった実態があります。)の中でも断トツに管理がきちんとされている芝生と言えます。 全て主事室の皆さんのおかげで、年間を通じてしっかり芝生の手入れをしていただいている結果です。主事室には委託の業者が入っていますが、日頃から親身になって学校の環境を考えていただいています。先日の日曜日には、職員室や校長室等の床のワックスがけをしていただきました。(昨日からは、校舎内の廊下のワックスがけをしていただいています。) 夏休み中、ウサギのショコラは、職員室内のケージの中で過ごしています。毎日10時30分頃、飼育委員会と5年生の当番の子がやってきて、エサやりや掃除をすることになっています。(写真中は昨日の当番、写真下は今日の当番の様子です。) ショコラはとても人懐っこく、当番の子ども達がやって来るのを楽しみにしているようです。当番に来た子ども達の指導は、日直の先生が行っています。急に都合が悪くなって当番ができない場合は、必ず学校まで連絡を入れるようにしてください。 7月29日(月)今日の水泳指導は、高学年⇒中学年⇒低学年の順で行いました。ちなみに、明日は低学年⇒中学年⇒高学年の順です。学年によってプールの水位を上げ下げするので、水の無駄がないように高学年と低学年が交互に入れ替わる時程になっています。 高学年の指導では、6年生専用のコースをつくり、水泳記録会に向けたタイム計測を行っていました。自身の目標タイムを毎回計り、自己ベストを更新できるように練習をがんばっています。 先週から土日にかけて、世界水泳で日本選手が活躍する様子がテレビで放映されていました。自己最高記録や世界新記録を出すために、1/100秒ても速く泳ごうと研ぎ澄まされた緊張感が伝わってくるものです。また、選手にとっては、来年のオリンピック選考にかかわる大会であっただけに、なお一層張りつめたものが感じられました。 6年生の水泳では、体力的な高まりが最もタイムを縮める結果につながります。繰り返し自分の出場種目の泳ぎを練習し、しっかり体力をつけていけるようにしていきます。 7月27日(土)恒例の金魚つかみでは、特設のプールに放たれたかわいらしい金魚を追いかけながら、子ども達の元気のよい歓声が響き渡りました。各自が用意してきたバケツや水槽に、次々とつかまえた金魚が入っていきます。追加でドジョウが放流されると、ますます子ども達のテンションが上がりました。次第に夢中になり、全身びしょ濡れになりながら追いかけ回していた子もいました。 スイカのコーナーでは、切り分けられたスイカに、大人も子どもも次々と手が伸びました。山形県尾花沢の特注のスイカは、とても甘くておいしく、何度もお代りをして味わっていました。友達と一緒に食べたスイカの味は、夏休みの良い思い出になったことでしょう。また、体育館では、校外委員さんが子ども達を指導し、楽しいレクリェーションが行われました。ジェスチャーゲームや猛獣狩りなどのゲームを通じて、参加した子ども達がすぐに打ち解けて楽しく遊ぶ様子が見られました。 先日、愛宕神社で金魚市がありました。昔から田柄の地域では、金魚を縁起物として大切にしてきたいわれがあります。今日持ち帰った金魚やドジョウも、ご家庭でぜひかわいがってあげてください。 7月26日(金) その2子ども達の活動を見に行くと、「おぉぉ〜、校長先生も来た〜」とさわぎ出す子がいました。その理由は、すでに朝から3人の先生達が来ていたからです。その先生達は、夏休み期間を利用して課題別選択研修の一環として訪れていました。本校の学童とたがらっ子を運営している事業者さんにお願いし、研修生として一日勤務を体験させていただきました。(写真上・中) 学校と同じ敷地内にありながら、秋のお祭りの時以外はあまり先生達が立ち入らないところです。たくさんの子ども達がどのように過ごしているのか、また、普段学校では見られない子ども達の様子をうかがい知ることができ、それら全てが大切な研修になります。さらに、職員の方々がどのように子ども達に接しているのかということも学ぶことができます。 夏休み中、学童の子ども達は毎日お弁当を持ってきています。お昼を食べる時間になり、研修生も子ども達と一緒にお弁当を広げました。ここでまた「おぉぉ〜」という声が・・・。なんと、先生手作りの「キャラ弁」が登場し、子ども達から歓声が上がったのでした。朝早くからお弁当を作るという経験も、教員にとっては大事な「研修」になったようです。(写真下) 7月26日(金) その11回目の受付が待ちきれないように、たくさんの子ども達がプールバックを手にやってきました。まずは体育館で受付を済ませます。検温と家の人の印を確認してから、プールカードに出席印を押してもらいます。水着に着替えた後は、体育館内で準備運動を行います。(写真上)普段の授業では、プールサイドで準備運動をします。夏休み中は2学年一緒に指導を行うので、人数が多いこともあり、体育館を使っています。そして準備運動の後は、すぐに体育館の後ろからプールに行くことができます。 低学年は104名、中学年は83名、高学年は73名の参加がありました。プールの水温は29度でした。今までの授業での水泳指導よりも、ずっと気持ち良く泳ぐことができました。 低学年は、プールでの水遊びを通して水に慣れることが目的です。プールの中で歩いたり、ジャンプをしたり、もぐったり・・・思う存分プールの水に親しんでいました。(写真中・・・カメラに向かってピースをしているのではありません。カニさん歩きです。) 中・高学年は、指導の後半は泳力別・課題別で練習をします。クロールを練習したり、平泳ぎを練習したり、それぞれ自分の課題に合わせて練習し、泳力を伸ばすことができます。(写真下)教員の他に、外部指導員が毎日3〜4名ずつ加わります。夏休み中の水泳指導に参加することで、自信をもって泳ぐことができるようになります。 7月25日(木) その2実際にプールサイドに行き、水泳担当の先生が平泳ぎの足の動かし方の模範を示しながら全員で研修を行いました。今月は、5年生と6年生に、田柄スイミングのコーチに指導をしていただく機会がありました。その時も、平泳ぎの足を中心に指導していただきました。個別に何度も指導を受けることでコツをつかみ、正しく泳ぐことができるようになります。まずは、夏休み中の水泳指導になるべく参加させるようにお願いいたします。 7月25日(木) その1我々教員が、日々指導していて一番うれしいと感じるのは、子ども達の成長した姿に出会えた時です。昨年、あるいは一昨年の卒業生が母校田柄小を訪れ、今度は教える立場で小学生に接する姿が見られました。 2年前に担任してもらった先生の教室で、リトルティーチャーをしていた生徒がいました。(写真上)恩師の前でリトルティーチャーを行うのは、とても緊張したようです。しかし、ボランティアとして小学生に学習支援をしに来たことはもちろん、さらに中学生として立派に成長した姿を見せてくれたことは、何よりも小学校の先生達にとってうれしいことでした。 子ども達が帰った後、体育館に先生達が集まり、明日から始まる夏季水泳指導の準備を行いました。今年の夏休みも、前半6回、後半6回、合計12回の水泳指導があります。まず、受付と更衣室、準備運動の会場となる体育館の用意を行いました。(写真下) ようやく夏らしい日差しが照りつけるようになってきました。夏休みの水泳指導を心待ちにしている子が多いことでしょう。プールカードの記入や持ち物の忘れがないように、よく確かめて参加させるようにしてください。 ※メール配信でもお伝えしますが、水泳カード裏面の「夏季水泳指導に参加させます」の欄に、保護者名と印がないと夏休み中の水泳指導に参加することができません。記入してあるか、必ず確認をお願いします。 7月24日(水)普段の授業でも、このように複数の教員で指導するティームティーチングが行える環境であることが望まれます。算数の授業では、3年生以上の学年で習熟度別の少人数指導を行っていますが、さらに人材が確保できれば子ども達の学力向上に結び付けることができるはずです。ただ、どの小学校でも、それ以前に生活支援員のような立場の人材を多く必要としているのが現状です。 今年も、田柄中学校から2名の生徒が「リトルティーチャー」として、学習教室の補助に来てくれました。5年生と6年生の教室に入り、プリントの丸付けや問題の解き方をていねいに教えていました。(写真中・下) リトルティーチャーは、小中連携の取り組みの一つとして毎年行っています。卒業生が小学校に来て後輩たちを教える姿は、きっと子ども達から尊敬の眼差しで見られていたことでしょう。また、中学生にとっても、「人に教える」ということの難しさを感じるとともに、自身の学びにつながる経験となったことでしょう。 引率された数学の先生が、生徒が指導する様子を心配そうに見守っていました。明日も、田柄中学校から数名の生徒が来てくれる予定です。 7月23日(火)夏休み中は、学年に応じた学習課題が出されています。そして、それらの課題は、毎日少しずつ取り組むところに意義があります。1学期の学習内容の定着を図るためには、繰り返し学習したことを振り返るための「復習」が大切です。2学期の学習は、今までに習った内容を使って新たな課題に取り組むようにできています。きちんと今までの学習が身についているようにするために、40日間継続して学習していくことが欠かせません。 また、夏休みに課題が出されるもう一つの理由は、自主自学の心を養うことです。やらなければならないことに向かう力を毎日継続していくことで、自分で自身の生活を律していく力を身につけることができます。教室に来れば、自然に学習しなければ…という気持ちになります。しかし、家庭にいては、取り組むまでに時間がかかる子が多いのではないでしょうか。ぜひ、家庭の中でも夏休みの課題の進捗状況を見てあげるようにしてください。 また、学年によってはドリルの復習などで、家の人が丸つけをしてあげる必要があります。夕方、仕事から帰って来てからで結構ですので、その日のうちに大きな丸をつけてあげてください。 7月22日(月) 科学実験教室(高学年)最初に、宇宙飛行士の毛利さんがスペースシャトル内で行った実験の動画を見ました。無重力状態では、水は球状になります。表面張力がはたらき、一番表面積が小さい球の形になります。 次に、水滴を落として跳ね上がる水が球状である様子や、「ポイ」の上で水滴がころがる様子を観察しました。普段何気なく見ている水滴にはたらく表面張力に、改めて気がつくことができました。さらに、1円玉を水に浮かべた時の水面の様子も観察し、水の表面張力の大きさを感じました。 そして、水に浮かんだ1円玉の近くにエタノールを1滴たらす実験を行いました。結果は、1円玉がエタノールをたらしたところから離れるように、反対方向に移動しました。水に比べて、エタノールの表面張力はかなり小さな値となっています。この「水とエタノールとの表面張力の差」を利用したのがエタノール船です。 小さな船の模型を作り、水に浮かべた船の近くにエタノールを1滴たらすと、勢いよく船が進みます。子ども達は、おみやげとして船の模型を持ち帰りました。いろいろな液体を水面にたらして、船の進み具合で水の表面張力との差を調べることができます。特に、お酒や台所用洗剤などで試してみると、同じような現象を見ることができます。 7月22日(月) 科学実験教室(低・中学年)まず、吸水性樹脂の性質について学びました。吸水性樹脂は、保冷剤や紙おむつ、土のうなど、様々なところに利用されています。吸水してふくらみ、水分を保持するはたらきがあります。 さらに、吸水性樹脂が「浸透圧」を利用して水を吸収している仕組みを実験で確かめました。吸水してジェル状になった樹脂に食塩を入れて混ぜると、一度取り込まれた水分がまた出てきます。これは、食塩を入れ、「浸透圧」を利用して作る「つけけもの」や「梅干し」と同じ原理と言えます。 最後に、吸水性樹脂に色と香りをつけて「香りの粒」(芳香剤)を作り、おみやげとして持ち帰りました。小学生には少し難しい内容でしたが、様々な実験を取り入れるとともに、身近な例を使って分かりやすく教えていただきました。 7月19日(金) その25年生は、夏休み中に交替で稲の当番と、ウサギのお世話当番があります。飼育小屋のウサギは、飼育委員会の児童が中心に行いますが、5年生もえさやりや掃除を手伝います。ミッキー池の稲は、田植えをして1か月半が経ち、すくすくと成長してきています。2〜3本ずつ植え付けた苗が、株元からたくさん枝分かれして茂ってきました。夏休み中は、水の管理が大切になります。 稲の当番では日誌が用意してあり、その日の状態を観察して記録するようになっています。担任の先生が、稲に花が咲くかどうかを聞いたところ、3分の2近くの子ども達が「咲かない」に手を挙げていました。・・・さあ、どうなるでしょうか。 午後になり、ようやく夏の日差しが出てきました。ミッキー池のカメ吉も、ようやく夏が来たんだなと感じていることでしょう。(写真中) 今日は、掃除と昼休みの時間を入れ替えて、続けて5校時までかけて大掃除が行えるようにしました。どこの教室でも、みんな汗だくになってきれいにしようとがんばっていました。(写真下) たくさんの持ち物を手に、全校児童が下校していきました。土日を含めて44日間の夏休みが明日から始まります。健康で安全な夏休みに、そして思い出いっぱいの夏休みになるように期待しています。 7月19日(金)「夏休み中は、家のお手伝いを毎日するように」と各クラスで指導しています。子どもに任せることができることは、なるべくやらせるようにすることが大切です。そして、夏休み中でなくても、家族の一員として当然のことのように率先して仕事をする子どもにしていきたいものです。 1学期最後の登校日になりました。全校児童が体育館に集合し、終業式を行いました。児童代表の言葉は、3年生が担当しました。1学期の学校生活を振り返り、図書係の仕事をがんばったこと、そして友達と仲良く過ごすことができたことを話しました。また、2学期の運動会に向けて、リレーの選手になれるようにがんばりたいということも発表しました。(写真上) 1,2校時に、6年生の水泳指導がありました。今日は気温も水温も十分にあり、先月から始まった水泳指導の中では、最高のコンディションでした。9月の水泳記録会に向けて、自分の出場種目の練習をどの子もがんばっていました。(写真中) 全員がタイム計測を行ったので、夏休み中の水泳指導を通じて、さらに泳力を高めていくための目標をもつことができました。2学期も6年生は、9月2日の始業式の日からすぐに水泳指導を開始する予定です。 各教室で、担任の先生から一人一人に通知表が手渡されました。終業式ならではの光景です。1年生にとっては、小学校でもらう初めての通知表です。担任の先生のところに一人ずつ行き、通知表を見ながら説明を聞きました。1学期にがんばったこと、さらに2学期にどういうことをがんばればよいか、ということについて話をしてもらっていました。(写真下) どの家庭でも、子ども達の成長やがんばりを認め、2学期に向けての励みとなるように通知表を見ていただければと思います。 7月18日(木) その2登校時から大きな水鉄砲を担ぐようにして持ってきた子がいて、年々武器(水鉄砲)が派手になってきていることを感じます。背中にタンクを背負うタイプの水鉄砲もありました。ただ、校庭で走り回るのには不向きだったようで、すぐに追いつかれてしまいました。 東京都より全小学校に、「東京 マイ・タイムライン」という防災に関するガイドブックが配布されました。低学年用と高学年用の2種類があり、各クラスで指導した後、家庭に持ち帰ることになっています。(青い紙ケースに、ガイドブックとマイ・タイムラインシートが入っています。) 1年生の教室で、防災教育としてガイドブックの説明をしていました。(写真中)「マイ・タイムライン」というのは、避難に備えた行動を一人一人があらかじめ決めておくことを言います。 今回のガイドブックでは、大きな台風が来た時や大雨が続いた時、急激な豪雨が発生した時などの避難について作成されています。そのような自然災害が起こった場合の家族一人一人の「マイ・タイムライン」を考え、記入できるようになっています。田柄の地域は近くに大きな川がないので、水害の心配がないかもしれません。しかし、ゲリラ豪雨が毎年のように起きている昨今です。ぜひ、子どもが持ち帰ったガイドブックに目を通してみてください。 5,6校時に、5年生が着衣泳を行いました。水着の上に長袖長ズボンと靴を着用し、水の事故にあった時の対処法を学びました。(田柄小では、毎年5年生が行うことにしています。)一枚服を着ただけで、水にぬれると体の動きがとりづらく、全身が重く感じられることを体感しました。 また、事故にあった時は、救助が来るまでなるべく体力を使わずに浮いていることが大切です。服に空気をためたりペットボトルを使ったりして、浮力を得る方法も学びました。(写真下) 実際の海や川では、足がつかない場所であったり、波や流れがあったりします。プールでの条件よりもかなり厳しい状態のはずです。まずは、水の事故にあわないように、十分気をつけて夏のレジャーを楽しむようにしてください。 7月18日(木) その12年1組では、教室の中で「夏まつり」を開いていました。(写真上)いろいろなお店屋さんがあり、自由に楽しめるようになっていました。ペットボトルのキャップを使って紙コップに落とすゲーム屋さんや、折り紙を教えてくれるお店もありました。また、画用紙を切って自分で好きなお寿司を作るという「お寿司屋さん」までありました。 2年2組は、黒板にすてきな飾りをたくさん貼り、「思い出パーティー」を始めていました。(写真中)机の上には、各自が手作りで用意したプレゼントが置いてありました。宝探しで番号札を見つけ、その番号のプレゼントを受け取るルールのようでした。 体育館では、3年2組が「サンネンニリンピック」と題して、グループ対抗で様々な競技を行っていました。「くつ飛ばし」では、片足を思いっきり振り上げて、体育館の後方までうわばきを飛ばしていました。また、二人三脚リレーでは、仲良く友達と肩を組んで走る姿が見られ、とても楽しそうでした。(写真下) 今年も多くの学年でクラス替えがあり、新たな仲間とのつながりができました。1学期の学校生活を通じて、それぞれの学級がしっかり出来上がってきたことを感じます。 7月17日(水) その2劇を通してみると、「おおきなかぶ」のお話が、よく考えられて作られていることが分かります。それだけに、昔から1年生の教材として続いているわけです。全体は、「〜が〜を呼んできて・・・」という、繰り返しのあるリズミカルな構成になっています。そして、その繰り返しの部分が単純な同じ繰り返しではなく、言葉が微妙に変化しているところがすばらしいのです。 「けれども かぶはぬけません。」とか、「それでも かぶはぬけません。」…というように、「けれども」、「それでも」、「やっぱり」、「まだまだ」、「なかなか」、「とうとう」と言葉が絶妙に配置されていて、そこが小さな子どもを飽きさせることなく、魅了する秘密になっています。 2年生の教室で、オリンピック・パラリンピック教育のパンフレットを用いた授業が行われていました。東京都から、小学校低学年用と高学年用のパンフレット(高学年は、学習読本になっています。さらに、4年生には学習ノートもあります。)が都内全校に配布されています。年間を通じて、各クラスで学習することになっています。 今日開いたページには、1964年の東京オリンピックの写真(開会式で日本選手団が真っ赤なブレザーを着て入場してくるところと、女子バレー(東洋の魔女と呼ばれた)の試合の様子)が載っていました。また、隣のページには、夏のオリンピックの競技が4つ写真で紹介されていました。(写真中) 2年生の子ども達がすぐに分かった競技は、サッカーとバスケットボールです。他の2つは、難しかったようです。その2つとは・・・女子柔道の試合で、フランスの選手と戦う松本選手(「野獣」と呼ばれた)の写真を見て、子ども達から「空手」とか「合気道」という言葉が出てきました。もう一つは、「フェンシング」の写真です。「剣道」と思っていた子がたくさんいました。(確かに、顔に防具をつけ、長い剣を持っています。) 他にも、冬のオリンピックを紹介するページや、パラリンピックについての説明が書かれたページもあります。2年生で今日このパンフレットを取りあげていたのは、昨日紹介した「ハンドスタンプ」に参加するにあたっての事前指導のためでした。何のために手形を押すのかを指導するには、まずオリンピック・パラリンピックについての関心をもたせなければならないからです。 5校時に、集団下校訓練がありました。大きな台風が接近してきたため、安全に下校するという設定で行いました。登校班の担当の先生のところに集まり、1学期の集団登校の振り返りも行ってから下校しました。(写真下) 台風と言えは、フィリピンの海上に台風5号が発生し、日本近海に近づいてきているようです。台風の直接的な影響はありませんが、もしかしたら台風が北上することで梅雨前線も北に行き、週明けには梅雨明けになるかもしれません。今日は、2年生と4年生が久しぶりに水泳を行いました。(少し水が冷たそうでしたが…) 7月17日(水) その1生活科では、「身の回りの自然を利用したり、身近にあるものを使ったりなどして遊びを工夫し、みんなで遊びを楽しむことができるようにする。」という目標があり、この時期は「なつとともだちになろう」という単元で学習をしています。具体的には、「水遊びや砂遊びなどを通じて、夏がきたことに気付き、友達と仲よく夏を楽しく過ごすことができること」をねらいとした学習です。 1年生は、家からいろいろな道具を持ってきました。砂場で使うためのシャベルやバケツ、ジョーロなど、かなり小さい頃に公園の砂場で遊んだ時のものなのか、下の子の道具を借りてきたのでしょうか。中には、プリンカップや卵のケースを用意してきた子もいました。身近なものを使って砂遊びを工夫することも大切な学習です。 砂を使って山を作ったり穴を掘ったり、バケツに水を汲んできて水路にしたりと、泥だらけになって遊んでいました。この夏休みに、海に連れて行ってもらう子がたくさんいることでしょう。波の音を聞きながら、砂浜でもたっぷり遊ばせてあげたいものです。 4年生は、理科の時間に「星の明るさや色」の学習をしています。(秋には「月の動き」、そして冬には「星の動き」の学習もあります。)夜空にはたくさんの星があり、明るさや色が様々であることを学びます。当然、星を見ることができるのは夜なので、家に帰ってから観察をすることになります。 今日は、おもな星を探すために、星座早見盤の使い方を学習していました。(写真下)日付の目盛に時刻を合わせると、どの方角にどの星が出ているかを調べることができます。(調べる時には、方角も分からなければならないので、方位磁針も必要です。)星座早見盤は学校のものなので、興味がある子にはぜひ買ってあげてください。小学生用のものであれば、数百円程度で買うことができます。 問題は、東京でどれだけ星が見えるかです。この梅雨空続きでは、しばらくの間は見られそうにありません。さらに、東京の空は、星の観察には明るすぎます。夏休みに田舎に行った際には、ぜひ夜空の星に注目させてあげてください。 4年生の教科書では、夏の大三角(こと座のベガ、わし座のアルタイル、白鳥座のデネブ)を習っています。 7月16日(火)夏休みまでの登校日数は、今日を入れてあと4日間です。そろそろ夏休みに向けて目標をもたせたり、計画を立てさせたりしていく時期となりました。1年生の教室では、絵日記の書き方を学習していました。(写真上)上半分に絵を描き、下は日記風に作文を書きます。低学年では、昔から夏休みの宿題の定番と言えるものです。今年の1年生も、夏休み中に絵日記を何枚か書くことになっているはずです。 今日は、土曜日から昨日までのできごとについての絵日記で練習をしていました。土曜日の公開日で、「おおきなかぶ」の発表をしたことを絵日記にした子がいました。また、サッカーの練習をしたことや、習い事の発表会があったこと、映画を見に行ったことなど、楽しいできこどが絵日記に上手に表されていました。 昔、自身が書いた絵日記を覚えていますか? 私は、50年ほど前に自分が書いた絵日記を今でも覚えています。小学校1年生の夏休みに、家族で佐渡ヶ島に旅行に行きました。直江津からカーフェリーで、自家用車を乗せて行った旅行でした。旅行から帰ってきて、絵日記を書くことにしました。カーフェリーに車が入っていくところを描きたくて、クレヨンを手にしました。一生懸命描いていた隣から、母親が「もっと船を大きく描きなさい。」とか、「そこはそうじゃないんじゃない…」などと言われ、とても嫌な気持になったことを覚えています。(嫌なことって、記憶に残るものです。)せっかく描いている子どもの作品に、横から口をはさむのはやめましょう。 5年生の理科の授業も、夏休みに向けての指導でした。パソコン室で、自由研究で挑戦してみたいことについて、インターネットを使って調べていました。(写真中)3年生以上の理科の教科書には、夏の自由研究について紹介しているページがあります。テーマを選び、調べていくための方法や、結果のまとめ方についても紹介しています。夏休み前は、どの子もやってみたいことはいくらでも見つかるものです。しかし、夏休みに入ってからの取りかかりが難しく・・・「8月に入ってからやろう」「来週からやろう」「明日やろう」と思っているうちに8月31日を迎えることになってしまいます。(実際に、私も毎年経験してきました。) こういう時は、家の人の一言が必要です。先ほどの絵日記とは違い、自由研究への取りかかりの一歩は、家の人の助言が重要かもしれません。 先月、練馬区オリンピック・パラリンピック担当課から、絵の具と画用紙が送られてきました。(区内の全小中学校にです。)東京2020オリンピック・パラリンピック大会の機運醸成事業として、「100万人のハンドスタンプアートプロジェクト」を行うことになりました。児童一人一人が画用紙に手形を押し、その手形の中に東京2020大会へのメッセージを書くことになっています。今週、クラスごとに時間をとり、図工室に来て手形を押すことになりました。 色は3色あり、赤・青・黄色から好きな色を選んでハンドスタンプを押していました。(写真下)乾いてから、オリンピック・パラリンピックに出場する選手への応援メッセージを書き込み、区に送ります。一人一人の手形がオリンピック・パラリンピックを盛り上げるためのアートとして、どこかで展示されることになるようです。 7月13日(土)アサガオは一日花なので、昨日咲いていた花はしぼんでしまい、もう開きません。そんな様子にも気がつき始めていたようでした。アサガオの花は、明け方に大きく開きます。咲いたばかりの赤や青のくっきりとした花色は、とても鮮やかで目につきます。また、淡いピンクや珍しい茶系の花色も見られました。一人一人子ども達の顔が違うように、アサガオの花色も様々でおもしろいなと思います。 さらに、「覆輪(ふくりん)咲き」と言われる品種も混ざっていました。花びらの外側が白く縁どられた花色の品種です。(写真上)どれも味わいのあるアサガオで、ずっとこうして学年分を並べて鑑賞する毎日でいたいものです。・・・しかし、学年だより等でもお伝えしているように、今日から来週にかけて各家庭に持ち帰ることになっています。夏休み中に観察して記録をすることが宿題にもなっているようです。(昔から続く、1年生らしい夏休みの課題の一つです。) ツルが伸びて、とても元気が良いアサガオです。夏休み中もたくさんの花が毎日楽しめることでしょう。先日もお伝えしましたが、昼間の直射日光はそれほどいりません。、逆に日当たりが良すぎると、水切れしやすいので注意が必要です。 学期末の公開日ということもあり、発表会形式の授業を行った学年がたくさん見られました。2年生は、生活科の時間に各自で調べた「生きものはかせの報告会」を行いました。どの子も生き物に興味をもって進んで調べてきたことを上手にまとめて発表していました。3年生は、総合的な学習の時間で取り組んできた「生き物を育ててみよう」の発表会でした。1学期に自分達でお世話をしたカイコについて詳しく調べ、グループで協力して発表を行いました。 今学期に4年生は、総合的な学習の時間にごみ問題についてテーマを決めて調べ学習をしてきました。「エコ大作戦」という発表会を各クラスで行いました。海のごみ問題や、プラスチックストローの問題について、さらには食品ロスの問題についてなど、グループ内で分担して上手に発表していました。(写真中) 生活科も総合的な学習の時間も、調べたことを発表するところに大きな学習のねらいがあります。相手に分かりやすく伝えたり、自分の考えを入れて発表を工夫したりと、発表会を通じて身につく力を大切に指導をしています。 2校時に、音楽室で5年生対象の情報モラル講習会がありました。情報機器は、目まぐるしいスピードで社会に浸透し、子ども達の生活にも入り込んできています。最後に見た動画は、3人の女の子がラインを通じて会話をしているうちに、意思疎通のトラブルが発生するというものでした。道徳の教科書にもこのようなネットトラブルが教材として扱われるようになってきました。これから夏休みに向けて、各家庭でのSNSルールを再度確認して使うようにさせてください。 3校時は、保護者向けの情報モラル講習会がありました。(写真下)30名近くの保護者の方々に集まっていただきました。保護者向けの講習は、昨年度とまた内容が変わっていました。(それだけネット環境の変化が激しいということです。)正直、初めて聞いた言葉があったり、ゲーム機の多機能化が進んでいる状況にびっくりしました。 大人も、スマートフォンを手にしている時間が、一日にどれだけあるでしょうか? 電車に乗ればすぐにスマホを見る状態です。(これは、自分もそうです…)子どものうちから依存症にならないための手立てが必要です。また、動画やゲーム機から有害な情報を得たり、知らない大人と会話をしたりと、多くの危険が隣り合わせになっている状況を大人が把握していなければなりません。 このような便利なツールや環境が世界的に広かった今、もとの社会に戻すことは不可能です。危機感をもって我々大人が子ども達を守り、育てていかなければなりません。 7月12日(金)ミドリムシやボルボックス、アメーバ、ゾウリムシなど、標本なので基本的な微生物の様々な種類がそろっていました。実際にミッキー池の水を調べてみると、さらにいろいろな微生物に出会えるはずです。 今まで「水中の微生物」の学習は、5年生のメダカの誕生の学習で扱われてきました。「メダカは、水中で何を食べて生きているのか」という学習として、長い間教科書に取り上げられてきました。来年度からは、新学習指導要領での指導に変わります。同時にこの微生物の学習は、6年生の「生物と環境」の単元で扱われることになります。生物間の食物連鎖として微生物を知り、顕微鏡を使って観察をするという学習に移行します。 一方、3年生の理科の授業として、体育館で「ゴムや風でものをうごかそう」の実験をしていました。実験セットの自動車は、ヨットの帆のように風を受けて走るしくみが取り付けられるようになっています。(便利な実験セットで、帆を大きくした場合も調べることができます。)実験用の扇風機(サーキュレーター)を使って風を起こすとともに、風の強弱で自動車の進む距離がどのように変化するのかを調べていました。(写真中)最後に、体育館に昨年度から設置された大型扇風機を使い、大きな風でたくさんの力が発生することも確かめました。 ちなみに、3年生の来年度の理科は、・・・「ゴムや風のはたらき」はそのまま残り、「音のはたらき」(音はものが振動することで伝わること)の学習が新たに入ります。 4年生が、算数の時間にそろばんの学習をしていました。(写真下)そろばんは、3年生と4年生の算数で学習することになっています。4年生では、そろばんを使って大きな数や小数の位が入る数の表し方を学習します。また、小数のたし算・ひき算なども習います。4年生で行うそろばんの学習は、2時間程度です。来年度からも、3年生と4年生の算数の指導の中に、そろばんの学習は残ります。 週間予報を見ると、この先もまだしばらくは太陽が見られない日が続くようです。冷房を使わずに済んでいるのは良いのですが、もうすぐ夏休みが近づいてきているという気がなかなかしません。明日は、第二土曜公開日です。先日、各クラスの授業予定を配布しました。公開日は、校内どこのクラスの授業も見ることができます。同学年の授業や、他の学年の様子なども自由にご覧ください。(教室内はもちろんですが、廊下での私語を慎むようにお願いいたします。) |
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