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4月26日(金) その2

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 4年生は、算数の時間に「角の大きさ」の単元に入りました。今日は、分度器を使って角度を測る最初の授業でした。子ども達にとって、新しい道具の使い方を習うのは、わくわくするものです。真新しい分度器の向きを考えながら、正しい角度を測る方法を学んでいました。
 子ども達が用意してきた分度器は、大きさや中心の位置、目盛の表示の仕方がそれぞれ違います。それを一人の先生が教えるのですから、細かく机間指導しながら一人一人を見てあげる必要があります。(写真上)
 今後は、180度を超える角度の測り方や、分度器を使った角の書き方についても学習していきます。
 5年3組が、家庭科の学習で「お茶の入れ方」の実習を行いました。5年生になり、初めての調理実習でした。まず、人数分の水を量ってやかんに入れ、お湯を沸かしました。次に、急須に茶葉(1人分は2g)を入れ、お湯を注ぎます。1分間蒸らしてから、湯飲みに注いでいきます。子ども達は、慣れない手つきながらも均等の分量、そして同じ濃さになるように気を配りながら注いでいました。(写真下)
 同じ班の子と簡単なお菓子(ポン菓子)をつまみながら、お茶を飲みました。熱いお茶に慣れてない子ども達は、なかなか飲めなくて大変だったようです。子どもにとっては「苦い」「渋い」お茶ですが、お客様をおもてなしする心づかいの一つとして家庭科で指導しています。
 各家庭での様子を聞いてみると、「熱いお茶は、おばあちゃんの家で飲んだことがある」と話していました。一昔前と違い、「お茶」と言って想像するのは、「ペットボトルのお茶」の時代です。急須やお茶の葉を用意していない家庭が増えてきているかもしれません。
 と言っている私も、断然に冷たいお茶派です。家でも校長室の冷蔵庫でも、一年中ペットボトルのお茶を常備しています。急須を使って熱いお茶も飲みますが、一時期、健康に良いということで、茶葉を粉にする家電製品を購入しました。濃厚なお茶とともに、茶葉を残すところなく飲めるので、いかにも体に良さそうです。機械の手入れがめんどうで、今は家のどこかで眠っています。

4月26日(金) その1

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 1校時に、3年生のリコーダー講習会がありました。音楽室に学年全員が集まり、リコーダー協会から派遣された講師の先生に指導をしていただきました。
 3年生は、昨年度までは鍵盤ハーモニカを主に使っていました。リコーダーは、3年生になってから初めて習う楽器です。そして小学校では、これから卒業するまでの4年間、ずっと使用する楽器でもあります。リコーダーの持ち方や姿勢、息の出し方など、今日はリコーダーを上手に吹くための大切なポイントを中心に、指導していただきました。
 毎年3年生への講習会があり、様々な講師の方に指導していただいています。いつも子ども達と同じリコーダーを手に、いとも簡単にきれいな音を出して演奏を聴かせてくれます。(写真上)そして、手のひらぐらいの小さなリコーダーから、抱えるように持って吹く大きなリコーダーまで、どんな大きさでも自由自在・・・その姿は、魔法使いのようにさえ思えました。簡単に吹くことができそうに見えたリコーダーでしたが、しかし実際は、低いドの音を出すのさえも苦労する練習が待っています。
 1年生の体育の時間に、反復横跳びの練習をしていました。(写真下)来月の下旬に、全校で一斉に行う「新体力テスト」の日があります。反復横跳びは、全8種目あるうちの一つに入っています。
 中央のラインからスタートし、左右のラインを踏むように素早く横に行ったり来たりするのですが、この動きをするのは1年生にとってはとても難しいものです。(教えるのも難しい…)20秒間の記録をいきなり測定しても正確なテストにならないので、何度か練習をして本番の日を迎えるようにしていきます。

4月25日(木)

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 今朝は、東門の前で登校の様子を見守りました。登校してきた子ども達の何人かが駆け寄ってきて、カエルについて教えに来ました。よくよく聞いてみると、登校中の道路上に、車に引かれたカエルがいたとのこと・・・。子ども達にとっては、大事件です。
 一方、5年生の男の子が、両手に飼育ケースをかかえながら登校してきました。カナヘビが5匹ぐらい入っていました。後でその子の教室に行ってみると、他の子が持ってきた飼育ケースもあり、大きなカナヘビが1匹入っていました。光が丘公園でつかまえてきたそうです。カナヘビは生きた虫などを食べるので、飼育するには毎日のエサのことも考えてあげなければなりません。
 季節の移り変わりとともに、生き物がたくさん見られる時期になりました。明日配布する学校だより5月号(巻頭言)に、生き物に関することを書きました。ぜひ、一読ください。
 3年生の算数の時間は、今日から「時こくと時間のもとめ方」の学習に入りました。(写真上)時計の読み方(時刻)については、1年生の時から算数の時間に学習してきています。2年生では、時刻に加えて時間の概念を習います。1日は24時間であることや、1時間は60分であることを学習してきました。
 3年生では、時間についてより深く理解するための学習をします。「8時40分に出発して、30分間歩くと何時何分に着いたことになりますか。」という時刻を求める問題や、「9時50分に出発して10時10分に着いたら、かかった時間は何分ですか。」という時間を求める問題について考えていきます。また、「分」よりも短い単位として、「秒」についても習います。
 3年生としては、なかなか時間の感覚がもてていない子が多いのではないでしょうか。普段から、「1時間30分後に夕食を食べる」とか、「20分間ゲームをしたら終わり」というように、時間の感覚を意識させていくことが大切です。
 4年生は、これから理科の学習でツルレイシを育てていきます。「ツルレイシ」というのは、一般には「ゴーヤ」(あるいは「ニガウリ」)と呼ばれている野菜と同じ仲間です。「ツルレイシ」から、食用に品種改良されたものを「ゴーヤ」と呼ぶようです。気温が高くなると成長が著しいため、4年生の理科の教材として利用されています。同じように、「ヘチマ」を扱っている教科書もあります。
 今日は、ツルレイシの種を全員に配り、形や大きさを観察していました。(写真中)ゴールデンウィーク中から、ホームセンターに野菜の苗が出回り始めます。今の時期は、キュウリやトマト、ナス、ピーマンといった夏野菜が中心です。田柄町会には、ところどころ区民に開放している農園があります。きっとあさってから始まる連休を利用して、野菜の苗を植え付ける様子が見られることでしょう。
 3,4校時に、1,2年生の「学校探検」がありました。生活科の学習に位置付けていますが、それぞれの学年で目的は大きく異なります。学校の施設に興味を持つことを中心とする1年生に対し、2年生は1年生を案内するとともに、分かりやすく説明をすることをねらいとしています。そして、共通の目標は、同じグループの仲間と仲良く交流活動を楽しむことです。
 校長室にもいくつかのグループがやってきました。2年生の子が先頭になり、1年生の手を引きながら、おそるおそる部屋の中に入ってきました。子ども達にとっては、目移りするほどにぎやかな校長室なだけに、少しびっくりしたようでした。たくさんある鉢花や、かわいらしいぬいぐるみや犬の写真に目が釘付けになっていたので、歴代の校長先生の写真があることを教えてあげました。上を見上げながら、何人の校長先生の写真があるかを一生懸命数えていました。(写真下)

4月24日(水) その2

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 4年生の教室で、書写(毛筆)の授業がありました。お手本として書いた文字は、「左右」の二文字です。「筆順と字形の関係」についての学習でした。漢字は、正しい筆順に従って書くと、字形が整えやすくなるようにできています。(整っていない文字を書く人は、だいたい書き順がいい加減な場合が多いものです。)
 『左』と『右』は、筆順の違いが字形の違いとして表れている典型的な例として扱われます。まず、それぞれの「横画」と「はらい」の長さの違いについて、お手本をよく見て考えさせます。そして、筆順との関係について気付かせていきます。『左』の一画目は横画です。一方、『右』の一画目は左はらいです。(両方とも1年生で習う漢字ですが、書き順の違いに4年生になって初めて気がつく子がいます!)
 『左』と『右』では、一画目と二画目の長さがお互いに違うので、結果的に外形も異なります。普段鉛筆で書く時にはなかなか気がつかないものですが、改めて毛筆のお手本を見ると、その違いがはっきりと見えてくるものです。(写真上)
 明日の3,4校時に、低学年の学校探検(生活科の学習です)があります。今日は、5校時に2年生が体育館に集まり、リハーサルを行いました。明日の学校探検では、2年生が1年生をリードして学校内を案内します。始めの会と終わりの会は、体育館で行います。今日のリハーサルでは、並ぶ場所や実行委員の司会などを練習していました。(写真下)
 一年前の今頃は、2年生に手を引かれて校内を回っていた子ども達も、今度は案内をする側です。明日のがんばりに期待しています。

4月24日(水) その1

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 けやき広場に、大小2台の消防車が入ってきました。1,2校時に、2年生の「はたらく消防写生会」がありました。消防署の方々にあいさつをした後、画用紙いっぱいに大きく絵を描くようにと、学年の先生から話がありました。
 写生会が始まると、子ども達が消防車をぐるりと取り巻くように座り、夢中になって描きだしました。最初は、うすだいだい色のクレヨンを使い、大まかな輪郭から描いていきました。そして、いよいよ次は、赤いクレヨンの出番です。いつもより画用紙が大きいので、赤色のクレヨンがどんどん小さくなっていきました。(写真上)
 絵が完成した頃にまた見に行くと、子ども達の手は真っ赤になっていました。手のひらだけでなく、足や顔までクレヨンがついていた子もいました。体育朝会があった日だったので、体育着のまま写生会を行いました。白い体操着が少し汚れてしまいましたが、洋服でなくてよかったかもしれません。
 3,4校時は、教室に戻って絵の仕上げをしました。細かいところまで描き込んだり、絵の具で背景を塗ったりしました。とても迫力のある絵が完成しました。
 ところで、先ほど輪郭を「うすだいだい色のクレヨン」と書きました。昔は、「はだいろ」という言い方のクレヨンでした。現在は、どこの会社もこの言い方は使っていません。クレヨンだけでなく、絵の具や色鉛筆も、「うすだいだい」あるいは「ペールオレンジ」という名前になっています。もう20年近く前になりますが、差別的表現になりかねないという理由から変更されたということです。
 4年生の音楽の時間に、箏を使った授業をしていました。音楽の教科書に、「歌唱共通教材」というものがあるのをご存知でしょうか? どこの会社の教科書にも載せて、必ず指導するように指定されている歌が「歌唱共通教材」です。現在の教科書では、4年生の歌唱共通教材は、「さくらさくら」、「もみじ」、「とんび」、「まきばの朝」の4曲です。選ばれている基準は、「我が国で長く歌われ親しまれている歌曲のうち、我が国の自然や四季の美しさを感じ取れるもの又は我が国の文化や日本語のもつ美しさを味わえるもの」・・・ということのようです。
 今日の4年生の授業では、「さくらさくら」を取り上げて指導していました。田柄小には箏が何台かあるので、今後は子ども達にその弾き方を指導していくようです。まずは先生が見本を示して演奏していました。箏は、流派によって指先につける爪の形が違うそうです。子ども達は真剣に見入っていました。教師がお手本を見せるということは、とても大切なことです。(写真下)

4月23日(火)

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 1年生の教室で、仲間づくりのゲームをしていました。「まほうのあくしゅで ともだちになろう」という題名が書かれたカードを手に、教室内を移動していきます。クラスの友達と出会ったら、お互いの名前を紹介し合い、握手をします。カードには、クラス全員の名前が書いてあるので、自己紹介をし合った友達の名前に印をつけていきます。たくさんの○印がついたカードを得意そうに見せてくれた子がいました。(写真上)
 入学して2週間が経ち、30人近くいるクラスの友達の名前を、1年生はどのくらい覚えているものなのでしょうか? 同じ幼稚園や保育園だった子の名前は分かっていても、自分の席の近くの子ぐらいしかまだ知らないのが1年生です。クラスにたくさんの子がいて、それぞれがお互いに仲良くなるためには、まず全員の名前を覚えることです。今日一日だけでいろいろな子と握手ができて、友達との距離がぐっと縮まったようでした。
 2年生が、図工の時間にだるまの絵を描いていました。(写真中)黒板に貼ってある様々なだるまの写真やイラストを見ながら、クレヨンを使って画用紙いっぱいに描いていました。なぜだるまの絵なのでしょう・・・絵の指導の様子を見て、ようやく理解できました。
 まず、クレヨンでうすく輪郭を描かせます。画用紙いっぱいの大きさになるように、おおよそ全体が入るようにします。その後、赤い色を塗り込んでいったり、細かい部分を描き足していくようにします。いきなり細かいところから描き始めると、どうしても小さな絵になってしまいやすいものです。
 明日は、「はたらく消防写生会」があります。けやき広場に消防車がやって来て、2年生全員で消防車の絵を描きます。今日は、その練習としてだるまの絵を描いていたというわけです。同じ赤いクレヨンを、明日はたくさん使うことになるでしょう。
 今年度1回目の「田柄元気アップタイム」がありました。給食が終わってから、掃除と昼休みの時間を合わせてたっぷり30分間、全校児童が一斉に運動をする時間として位置付けています。毎月1〜2回程度ですが、子ども達の体力向上を目指して取り組んでいます。また、クラスの仲間同士のかかわりや、担任の先生と子ども達とがかかわりを深める時間にもなっています。
 校庭や体育館はもちろん、中庭やけやき広場、バスケットコート、屋上も使って、17学級全ての運動場所を確保しています。(1年生は、次回から参加です。)
 南校舎の屋上では、6年3組が「バンブーダンス」に取り組んでいました。竹の棒を使ってリズムよく棒の間に足を入れていきます。屋上から竹の棒がぶつかり合う音が響いていました。
 「バンブーダンス」は、もともとはフィリピンやタイで行われていた民族舞踊のようです。体育の学習や運動会の表現リズムとしても、昔からよく取り入れられてきました。リズムに合わせて自分の身体を動かすことができるようにする運動です。慣れてくると、テンポを速くすることでさらに難しい動きを身につけさせることもできます。リズムに合わせて身体を動かす遊びは、子どもたちの発達支援においてとても重要だと言われています。

4月22日(月) その2

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 保健室で聴力検査がありました。今日は2年生、明日は5年生、あさっては3年生、木曜日が1年生の検査日になっています。(4,6年生以外が実施)
 オージオメーターという機会を使い、片耳にヘッドホンのようなものをあてて、音が聞こえたら手を挙げます。小さな音が聞こえるかどうかを調べる検査なので、さすがに保健室で順番を待っている子ども達は、おとなしくしていました。つい立てで仕切りがしてあり、男子と女子を2台の機械を操作して同時に行っていました。(写真上)
 全員が終わってから、私も機会を耳に当てて、音を聞いてみました。学校の健診では、高い周波数の音(ピーという音)と、低い音(ボーという感じの音)の2種類が聞こえているかを検査します。結局、左右の耳とも2種類ずつの音は聞こえましたが、なんとなく高い音が片側だけ小さく聞こえたように感じました。多分、「長年の仕事の影響」プラス「老化」によるものと思われます。担任時代は、よく大きな声を出していました。(教師が大声を出すのは、指導力が足りない証拠です。)大きな声を出す癖は、現在も相変わらずです。3月に6年生に授業をした時や、全校朝会の話が終わるたびに、自分の声の大きさをいつも反省します。いつも何となく大きな声で話をしてしまうのは、耳の衰えのせいなのでしょうか。自分では、性格からくるものと思っていたのですが…。
 3年生の理科の時間に、モンシロチョウの卵の観察をしていました。春休み中に、キャベツの苗をプランターに植えたところ、モンシロチョウがたくさん卵を産み付けにきていました。虫メガネを使ってよく見ると、キャベツの葉の裏に黄色い小さな卵が確認できました。(写真下)
 中には、小さな小さな青虫が卵からかえり、葉っぱを食べ始めているところも見られました。今後は、飼育ケースに入れて、モンシロチョウになるまで観察を続けていきます。プランターに植えたままのキャベツであればそのままで良いのですが、葉をちぎって飼育ケースに入れたものは、時々新鮮なキャベツに取り換えてあげる必要があります。今週末から10連休になるので、世話をどうするかが心配の種です・・・。

4月22日(月) その1

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 月曜日の朝は全校朝会で始まりますが、今日は委員会紹介集会を体育館で行いました。各委員会の委員長(6年生)が、全校児童に分かりやすく委員会の仕事内容について発表しました。1年生も、今日から全校児童と一緒に集会に参加していました。
 集会後、体育館に6年生だけ残りました。何か神妙な話か…と思っていたら、あさって行う「体育朝会」の練習でした。毎年、1回目の体育朝会では、整列の基本動作についての指導があります。そして、6年生が全校児童の前で見本を見せることが恒例となっています。
 まず、「気をつけ」と「休め」の姿勢。そして「前へならへ」では、両手の指先を伸ばして地面と水平に手をまっすぐに上げることがポイントとなります。さらには、「まわれ右」と「行進」をメインに体育朝会で全校に指導をします。「まわれ右」は、右足を斜め後ろに下げてから、かかととつま先を軸にして180度回り、右足を左足に引きつけて完了です。これを「1,2,3」の3段階で行い、全員がそろうとかっこ良く見えます。6年生は何度か練習し、サッとそろうようになりました。(写真上)
 「行進」は、左足から始め、ももをしっかり上げて手を振ること。最後は、「全体、とまれ!」の合図で、「1,2」(左、右)でピタッと止まることが重要です。ここまでできれば、あさっては6年生の息がぴったりとそろい、かっこいい姿を全校児童の前で見せることができるでしょう。6年生にとっては、9月の運動会(組体操?)にも通ずる大切な集団行動になります。
 2校時の後半に、今年度最初の避難訓練がありました。地震が発生した時の訓練で、事前指導を十分に行った「予告あり」で行いました。1年生の教室の様子を見ていたら、緊急放送の指示に従い、きちんと机の下にもぐって頭を隠していました。その後の放送で、防災頭巾をかぶって全校児童が校庭に避難を始めました。(写真下)
 小学校の避難訓練では、「お(押さない)・か(駆けない)・し(しゃべらない)・も(戻らない)」を指導します。毎月1回避難訓練を位置付けていますが、命にかかわる指導です。どの教員も子ども達に避難の仕方を徹底させるために、毎回真剣に訓練に取り組めるように、厳しく指導しています。
 熊本の地震から、すでに3年が経過したことになります。先日、ニュースを見ていたら、熊本城の復旧作業がだいぶ進んでいることが紹介されていました。今年の秋には、部分的に一般公開が始まるようです。阪神淡路大震災や、東日本大震災もそうですが、壊れたものを再建する人間の力はすごいなと思います。しかし一方で、震災による心の中の痛みは消えることはありません。

4月19日(金)

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 1年生は、今日から道徳の授業が始まりました。道徳は、一昨年度までは「道徳の時間」でしたが、昨年度からは道徳という「教科」になりました。ですから、道徳の時間に使う本は、副読本と呼ばれる冊子から教科書となり、各自に配布されています。(写真上)
 最初に担任の先生から、「道徳は、心について勉強する時間です。」という話がありました。道徳の授業では、教科書の読み物資料を使って進めることが多いのですが、1年生の道徳の教科書の最初の方は絵のみです。まだひらがなを一つ一つ習っている段階でもあるので、お話を読んで考えるのではなく、絵を見て考える授業になります。
 今日は、「がっこうだいすき」というページの3つの絵から、学校生活の様々な場面について話し合いました。授業をしている場面、休み時間に遊んでいる場面、そして掃除をしている場面の絵です。文字がないだけに、教員側が逆に指導しにくい授業と言えるかもしれません。小学校に入って2週間が経ち、学校にはたくさんの人がいることや、いろいろな時間があることが、1年生なりに少しずつ分かってきました。どの時間もみんなで一緒に過ごし、楽しい時間であることに気づかせる授業でした。
 今日も午前中、出張に出かけました。今週は暖かい日が続き、街のあちこちで、様々な花が開花し始めていることに気がつきました。ハナミズキやツツジ、場所によってはフジの花も咲き始めています。学校のソメイヨシノはすっかり散ってしまいましたが、今は八重桜が満開に咲いています。(写真中)
 田柄小には、1本だけ八重桜の木があります。どこの場所の写真か分かるでしょうか? 写真の右側にプールのフェンス、左端に築山が少し写っています。ということは・・・校庭の南西側にある民家との境目に、八重桜の木があります。学校の八重桜は、濃いピンク色の花です。
 4年生が、理科の時間に植物の観察に来ていました。1年間を通じて観察する自分の木を決めるために、校庭の周りをぐるっと歩いていました。花が終わったソメイヨシノや、昨年度新たに植えてもらったシダレザクラを選んだ子もいました。また、プール脇には果樹園があり、カキやスモモ、リンゴ、ウメの木などが植わっています。中庭にもアンズを始めいろいろな木があるので、四季を通じて観察していくことができます。
 ちなみに、写真の正面に写っている平屋の建物をご存知でしょうか? 旧学童クラブの建物です。今は校庭の東側に、ひろば室と一緒になった立派な建物がありますが、昔はプールの奥の方に学童の建物がありました。現在は、机・椅子などの倉庫として利用しています。
 5校時に、5年生が学年全体で50m走のタイム計測をしていました。十分な準備運動とスタート練習をした後、4人ずつ直線コースを走りました。今回の50m走は、体力テストの一環として記録をとっています。5年生になり、走り方にも高学年らしさが少し見られるようになってきました。(写真下)

4月18日(木) その2

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 2年生は、算数の時間に「たし算のひっ算」の学習をしています。2ケタ+2ケタの筆算で、繰り上がりがない場合のたし算です。まず、具体物を操作して、十の位同士と一の位同士それぞれをたしたものが答えになることを確かめます。そこで、計算に便利な「筆算」を習います。位をそろえて書くことや、一の位から順に計算することを習いました。これから繰り上がりが出てきたり、引き算になったり、けたが増えたりと、全ての筆算の基本になる学習です。正しく書けているかどうかを、担任の先生が一人ずつていねいにノートを見て回っていました。(写真上)
 1年生は、国語の時間に書写(硬筆)の学習もします。書き方の教科書を使って、今日初めて書写の授業がありました。最初に、鉛筆の持ち方が出てきます。教科書の見開きのページを開けると、左手を置く位置と、右手に鉛筆を持つ持ち方の絵が描いてあります。(教科書に左利きの子への対応がないのが残念です…。)(写真下)
 鉛筆は、もう先週から毎日使っていますが、教科書には持ち方の順が書いてあります。(1)えんぴつつまんで (2)もちあげて (3)すうっとたおして なかゆびまくら (4)きちんとじょうずにもてたかな・・・「中指まくら」というところが大事です。鉛筆を持ってみてください。親指と人差し指とでつまむと思いますが、中指の第一関節にのせて字を書くはずです。
 私は仕事柄、目の前の人の鉛筆(ペン)の持ち方がとても気になることがあります。郵便局や銀行の窓口で、あるいはファミレスで注文した時のウェイトレスのペンの持ち方をついつい観察してしまいます。「なんじゃこれは!」という持ち方の子(思わず大人でも子ども扱いしたくなります)がいるものです。正しい鉛筆の持ち方は、一生モノです。

4月18日(木) その1

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 今日は、6年生の「全国学力・学習状況調査」の日でした。全国の小学校で、6年生が同じ問題用紙に向かいました。国語と算数、そして意識調査の3種類を、3校時までかけて実施しました。(写真上)
 何年か前から、毎年この時期に6年生に対して行っている調査ですが、今年から変更になった部分があります。まず、今までは国語も算数もAとBの2種類のテストがありました。知識力を問うA問題と、知識の活用を問うB問題がありました。国語と算数のそれぞれに2種類のテストをするので、午前中4時間をかけて行っていました。ですから、今回は45分ずつ、国語と算数の問題に向かうだけで済みました。
 ただし、今年の問題用紙を見ると、今までのB問題の形式が中心に出題されていたので、難しさは変わらなかったようです。テストが終わってホッとした子ども達に聞いてみました。・・・ほとんどの子から、「文章を書き出す問題が難しかった」(国語)という声を聞きました。問題文を読んで解答用紙に書き出す問題がいくつかあり、字数制限(○字〜○字の間に収める)があることも大変だったようです。また、いつも学校で受けるワークテストとは違い、解答用紙が別になっていて、そちらに記入していかなければなりませんでした。「テスト」というより「試験」という感じのする調査に、きっと戸惑った子が多かったことでしょう。
 もう一つの違いは、解答用紙に名前と番号を書くだけでなく、自分専用のQRコードのシールを貼りつけるようになっていたことです。きっと今まで、学校番号や出席番号が記入されていなかったり、間違えて書いてしまう子がいたからなのでしょう。
 3校時は、意識調査に答えていました。全部で58の質問があり、学習に対する関心・意欲や、普段の生活状況について聞く質問紙となっていました。「朝食を食べているか」、「同じくらいの時刻に寝ているか」、「同じくらいの時刻に起きているか」・・・学習成果との相関を調べるのでしょう。また、読書についてや地域行事に参加しているかどうかを聞く質問もありました。そして、今日の問題に対して、「最後まで解こうと努力したか・途中であきらめてしまったか」を聞く問いもありました。
 結果は夏頃に公表されると思います。6年生の保護者には、個別の結果が後日渡されます。学校では、結果を分析して今後の指導に生かしていきます。
 それにしても、全国に何万といる6年生の解答用紙を集めて、記述式の問題形式の採点をする人達の苦労は計り知れないものがあります。
 3年生の図工の時間が、今週から始まりました。3年生以上は、図工室に行って専科の先生に指導してもらいます。絵の具の使い方を学習する「色のキャンディー」という学習をしていました。まず、パレットに絵の具を出したり、色を混ぜたりする方法の指導がありました。そして、2色を混ぜて様々な色を作り出しました。何色と何色を混ぜてどんな色ができたのかを○枠の中に塗っていきます。そうすると、たくさんのおいしそうなキャンディーが出来上がります。(写真下)
 絵の具で描く楽しさは、色の混ぜ合わせ方で無限の色を作り出すことができるところにあります。

4月17日(水) その2

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 今週から、けやきルームの指導が始まりました。田柄小を含めて近隣4校を4人の教員が巡回指導をしています。田柄小は、月曜日の午後と水曜日に巡回指導の時間があります。子ども一人当たり、1〜2時間程度の指導時間ですが、それぞれに合った課題を中心に、個別や小集団での指導が行われています。
 今日の小集団指導では、自己紹介を行った後、「5色ポーカー」というカードゲームを行いました。5種類(5色)あるカードを使って、手札を取り換えながら、トランプのポーカーのように色をそろえていきます。5色ばらばらにそろえたり、同じ色のカードをたくさんそろえたりしながら競い合います。勝ったり負けたりすることを経験させながら、気持ちをコントロールしていくことを学ばせます。(写真上)
 今日の給食に「シュガー揚げパン」が出ました。1年生は昨日から給食が始まったばかりですが、いきなり給食の人気メニューが2日間続きました。今日の揚げパンは砂糖がまぶしてある「シュガー揚げパン」ですが、他にも「きなこ揚げパン」の日もあります。揚げパンは、PTAおやじの会の定番メニューにもなっています。毎年、10月の地区祭でおやじの会特製の揚げパンが大人気です。
 揚げパンの日は、各自に紙ナプキンが配られています。それでも低学年の子ども達にとっては、汚さずに食べるのはとても難しいものです。(写真下)手や服に砂糖が結構ついていたりします。今日のように掃除がない日には、夕方担任が教室内を掃除しておくようにするほどです。
 口の周りに砂糖がついたまま帰った子もいたことでしょう。

4月17日(水) その1

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 2校時に、1年生を迎える会がありました。どの学年も、1年生の入学をお祝いするために、短時間でしたがいろいろな準備をして今日の日を迎えました。入場の音楽や花のアーチ、ペンダントのプレゼントなど・・・分担に沿ってそれぞれがしっかり責任を果たし、がんばっている様子がよく伝わってきました。特に代表委員の子ども達は、司会や始めの言葉、終わりの言葉などを立派に務めることができました。
 会の途中で、「職員の紹介」がありました。事務室、主事室、給食室、保健室について、それぞれの教職員がどういう場所でどんな仕事をしているのかを紹介しました。1年生に分かりやすいように、掃除用具や給食調理用の大きなざるやしゃもじを手に説明をしました。(写真上)
 今週から、図書管理員が配置になりました。週2日(月曜と水曜)ほど勤務していただきます。今日は2年生の図書の時間に、子ども達を集めて読み聞かせをしてもらいました。「きょだいな きょだいな」という絵本でした。
 巨大なピアノ、巨大な石けん、巨大な扇風機などが出てきて、百人の子どもが思いきり遊ぶ絵が登場します。「あったとさ あったとさ……」という、リズミカルな言葉と迫力のある絵の楽しい絵本です。子ども達は、本の世界に吸い込まれるように聞いていました。(写真下)
 絵本の読み聞かせは、小学生(特に低学年)に対して、とても大切なことです。

4月16日(火) その2

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 朝から校内にカレーの良い香りが漂っていました。今日は、今年度初めてのカレーの日であるとともに、1年生の給食が始まる日でもありました。1年生は、4校時から給食の準備の仕方について指導を受け、給食当番を中心に自分達で配膳をしました。担任の先生以外にも、給食室の主事さんや栄養士さん、相談室の先生にも手伝ってもらい、ご飯やカレー、サラダを上手に盛り付けていきました。(写真上)
 学校給食のカレーは、手作りでルーを作っています。多分、今はほとんどの家庭で、市販のルーを使うのが一般的ではないでしょうか。給食室では、小麦粉を炒るところから行っています。自分が子どもの頃の記憶では、母親は同じようにフライパンで小麦粉を炒り、カレー粉を加えてさらに火にかけて・・・と調理していました。カレーのルーは、すでに出始めていた頃だと思いますが、母親は昔の人だったのか、田舎だったからでしょうか…。今度会った時に聞いてみます。
 ところで、初めて給食を食べている1年生の教室を回ってみました。どの子も「カレーがおいしい」と言っていました。サラダをぺろりと食べて、お皿を自慢げに見せてくる子もいました。明日からいろいろなメニューや食材が登場します。毎日カレーライスではないので、どうなるでしょうか・・・。
 休み時間に、中庭のミッキー池の周りに子ども達が集まっていました。カメ吉くんがゆうゆうと泳いでいました。委員会の子が池にエサをあげると、結構なスピードで向きを変え、子ども達の方に向かってきました。(写真中)池には、メダカや金魚などの小魚がたくさんいます。真冬に、池の水が全部凍るほど氷に閉ざされていた期間がありました。こういう生き物たちは、その頃どうしていたのかとても不思議です。
 6校時に、2年生が学年練習をしていました。1年生を迎える会の田柄小の紹介では、2年生がトップバッターを務め、「おいしい給食」について発表します。代表でセリフを言う子とともに、画用紙に絵を描いて給食のメニューを見せる担当の子もいます。そして最後は、「楽しみにしていてね〜」と元気よく手を振ります。(写真下)
 ついこの間まで1年生だった子ども達です。入学してきた1年生に向かって発表をがんばる姿は、とても凛々しく・・・でも、かわいらしく感じられました。

4月16日(火) その1

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 6年生の音楽の様子です。(写真上)明日の「1年生を迎える会」で歌う「やあ!」の練習をしていました。授業の一部分を見ただけですが、指導の工夫によってこんなにも子ども達の歌声が変わるものなのだと、改めて感じました。
 「やあ!」の歌は、全体的にとても元気がよく、生き生きとした曲調です。しかし、途中でなめらかに美しく流れるような箇所があります。指導していた先生は、「焼きたてのパンにバターをのせたように…」と歌い方を表現しました。なるほど・・・と思いました。熱々のパンにバターをのせると、パンに接しているところが融けて、バターが流れていきます。音を強くしたり弱くしたり、長く伸ばしたりという指示も必要ですが、「〜のように歌ってごらん」という指導の仕方が、音楽の時間には有効なのです。
 20世紀の大指揮者、アルトゥーロ・トスカニーニは、リハーサルで思う通りの演奏ができない楽団に怒鳴りつけることで有名でした。何度繰り返しても自身の考え通りの演奏にならなかった時、一枚のハンカチを出して宙に投げました。ひらひらと舞い降りてくるハンカチを指差し、「このように演奏してもらいたい」と言ったところ、理想の演奏になったそうです。
 明日の1年生を迎える会に向けて、今日も体育館で練習を行った学年がいくつかありました。6年生は、昨日の全校朝会で話した通り、田柄レンジャーを担当します。校内で起こる様々な場面を何人かで演じ、田柄レンジャーが登場して解決するシーンを1年生に見せます。田柄レンジャーは、ピンクと黄色、赤、青、緑の5色(5人)で構成されています。さっそうと登場し、かっこよく去っていくところまで、正義の味方らしく堂々と演じていました。(写真下)

4月15日(月) その2

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 あさっての2校時に行う「1年生を迎える会」に向けて、各学年が準備を始めています。
 まず、迎えられる側の1年生が、2校時に体育館で練習をしていました。入場してきて、ステージ前のひな壇の位置につく練習から始まり、続けて「1年生のお礼の出し物」の練習もしました。お礼の出し物は、代表の子ども達によるあいさつと、「1年生になったら」の替え歌で「1年生になったんだ♪」を歌います。学年の先生のピアノ伴奏が始まると、とっても元気の良い歌声が体育館に響き渡りました。(写真上)
 「富士山の上で おにぎりを…」の歌詞が、「おいしい おいしい 給食を パックン パックン パックンと♪」になっていました。身振り手振りも入って、だれが見ても「かわいい」と感じる出し物になっていました。1年生の給食は明日から始まります。きっと今から、明日のメニューのカレーライスを楽しみにしている子がいることでしょう。
 3校時は、5年生が体育館で練習をしていました。3月に「6年生を送る会」の入場曲としで演奏した「さんぽ」の合奏を今回も担当します。1か月半振りの学年合奏でしたが、何度か繰り返し練習して完成させることができました。(写真中)
 1年生を迎える会では、2年生から6年生が順番に、田柄小自慢を発表します。5年生の担当は、「元気なあいさつ」です。まさに、元気一杯な5年生にぴったりのテーマです。実行委員の子ども達が前に出てセリフを言い、それに合わせて学年全員がボディーパーカッションで伝えます。4年生の頃の学年の特色をうまく生かして、5年生の先生達が考えたアイデアのようです。
 先週金曜日に、今年度の委員会活動が新たに組織されました。各委員会での仕事は、今日からが本格的なスタートとなりました。
 毎日、給食中はお昼の放送が校内に流れます。まず、給食委員会の児童が今日の献立や栄養士さんが作った給食ニュースを読み上げました。(今回は、給食委員会のクイズもありました。)続いて、放送委員会がクイズを出題したり、音楽を流したりしました。放送室でマイクに向かって原稿を読む姿は、真剣そのものです。(写真下)
 放送中に読み方を間違えると、「失礼しました。」と言ってから読み直すことになっています。過去に、1回の放送で何度も「失礼しました。」が流れ、なかなか放送が終わらない時がありました。今年度の給食委員会と放送委員会の子ども達はどうでしょうか・・・。

4月15日(月) その1

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 やっと春の暖かさが戻ってきました。日差しをたっぷり浴びで、校庭で全校朝会を行いました。(1年生は、来週の集会から一緒に参加します。)
 毎週、全校朝会の始めのあいさつは、6年生が当番制で朝礼台の前に並んで行います。全校児童の方を向いて、今週の取り組みや学校生活に向けてのめあて等を簡単に述べてから「おはようございます」のあいさつをします。トップバッターの今日の4人は、6年1組が担当しました。緊張しながらも大きな声でしっかりと話すことができました。(写真上)
 今日の朝会では、「田柄レンジャーになろう」という話をしました。・・・1年生を迎える会では、毎年「田柄レンジャー」が登場します。今年も6年生がその役を担当し、全校の前でかっこ良い姿を見せてくれることでしょう。田柄レンジャーは、1年生に田柄小の基本ルールである「たがらっこ宣言7」を教えるために登場します。あいさつをしっかりすることや、返事をはっきりとすること、静かに話を聞くこと、言葉づかいに気をつけること、廊下は右側を歩くこと、元気に外遊びをすること、そして相手の気持ちを考えて行動することが、田柄小の児童全員が守るべき「たがらっこ宣言7」です。
 田柄小に入学してきた1年生にこの「たがらっ子宣言7」を教え、毎日の学校生活で守らせるようにするには、田柄レンジャーが教えるだけで良いでしょうか? 日々の学校生活の中のいろいろな場面を通じて1年生に教えてあげなければ、きちんと身についていかないことばかりです。そこで、2年生以上の全ての皆さんが田柄レンジャーとなり、活躍して欲しいのです。つまり、1年生の良きお手本として、いつもたがらっ子宣言を実践している姿を見せてあげて欲しいということです。・・・
 先週から、すでに登校班の先頭に立つ高学年が、しっかりと1年生のお手本となって活躍している姿を見かけます。新しく1年生が入学してきたことが、2年生以上の学年にとって、自身の行動を見直すきっかけになればと思います。
 3年生の社会科の授業では、年間を通じて自分達の住む町「練馬区」のことについて学習していきます。2年生の頃は、生活科で町たんけんを行い、学区域の範囲を学習しました。3年生になってからは、新たに「社会科」という教科になり、「わたしたちの練馬区」という副読本を使って授業を行っています。地図の見方や、東西南北の方位についても学習していきます。
 今日は、校舎の屋上に行き、学校の周りにどのような建物が見えるのかを調べました。子ども達が屋上に出ることは、めったにありません。どの子も、建物がたくさん見えることにびっくりしていたようでした。また、地上で見る景色と違うので、コンビニや光が丘のマンションなど目安になる建物が見えても、なかなか方向感覚がつかめない子が多かったようです。(写真下)
 田柄小の屋上からは、練馬区役所や新宿・池袋のビル街、スカイツリーまで、とてもよく見えます。また、空気が澄んでいると、富士山を見ることもできます。とりあえず、今日初めて屋上から景色をながめて、「建物ばかりだった…」という感想がもてたようです。

4月12日(金)

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 2年生は、国語の最初の教材として「ふきのとう」の学習をしています。竹やぶ・竹の葉っぱ・ふきのとう・雪・お日さま・春風たちが登場します。ふきのとうたちの「春の到来」の願いを知ったお日さまは、「寝坊している春風」を優しく起こします。たっぷり寝て、元気いっぱいの春風が息を吐き、みんなの願いが叶うというお話です。
 作者は、工藤直子さんです。「のはらうた」で有名な工藤直子さんならではの書き方で、とても読みやすいお話です。そろそろ音読の宿題が出ている頃だと思います。きっと2年生の子ども達は、毎日音読をしているうちに全文を暗記してしまうことでしょう。
 最後は、『ふきのとうが かおを出しました。 「こんにちは」  もう、すっかり はるです。』という文章で終わります。そして教科書には、ふきのとうが雪解けの地面から顔を出した挿し絵が載っています。(写真上)
 地面から芽を出したふきのとうを実際に見たことがある子は、どれだけいるでしょうか? 私は新潟県の雪国育ちだったので、子どもの頃からよく目にしてきました。2月の終わり頃になると、さすがに大雪の年でも雪解けが急速に進んできます。一面真っ白の雪野原では、木や大きな石の周りから雪が解け始めます。土が現れたところから、ひょっこりとふきのとうが出ているのを見つけると、春が近づいてきている喜びを子どもながらにも感じたものでした。
 教科書では、ふきのとうの花が開いた絵になっています。ふきのとうを味わうには、その前の状態(ふくらみかけたつぼみの頃)を摘み取ります。家に持ち帰り、きざんでみそ汁に浮かべたり、味噌に混ぜてご飯と一緒に味わったりしました。あの独特なほろ苦さは、「春の味」としてずっと記憶に残っています。
 本日、尿検査の容器が配布されています。月曜日に忘れずに提出できるようにしてください。普段は、担任の先生が子ども達に容器類を配るだけで終わってしまいますが、今年は一工夫して持たせています。養護教諭から各担任に、尿検査説明セットが事前に配られ、学級指導をすることになりました。なぜ尿検査をする必要があるのかを、子ども達に分かりやすく説明をするためのものです。(写真中)
 尿検査は、体の中の腎臓が正常に働いているかを調べる検査であること。尿は、血液中のいらない成分をこして作られていること。もし体の中に必要な成分が入っていたら、腎臓の機能がうまく働いていないこと。・・・など、子ども達に分かりやすく説明してあります。
 4月〜5月は様々な検診が続きますが、それらの意味や必要性をしっかり理解させ、健康な体への関心をもたせることが大切です。
 今日の6校時は、今年度最初の委員会活動の時間でした。田柄小には、10の委員会があり、5,6年生全員が所属して、学校全体の大切な仕事を担います。5年生にとっては、初めての委員会活動になります。自分で希望した委員会に、今年度の最後まで責任をもって取り組んでほしいと思います。
 校内の全ての先生方が、各委員会活動の担当になっています。実は私も担当の委員会があり、「美化・環境委員会」の専属アドバイザーです。今日は、委員会の子ども達に、けやき広場にあるパンジーの水やりと花がら摘みのやり方を指導しました。昨年度の6年生が植え付けたパンジーのプランターは、今がちょうど見頃を迎えています。パンジーの花は、花がら摘みをしてあげないと、次々と花が上がってきません。なるべく長持ちさせるには、どんどん花がらを摘んであげることです。連休前までのあと2週間、委員会の子ども達としっかり育てていきます。(写真下)
 5月中旬に植え付ける花の苗は、すでに注文してあります。正門からけやき広場にかけて、今年も春〜秋まで楽しめる花の苗を植える計画です。美化・環境委員会の子ども達には、また活躍してもらう予定でいます。

4月11日(木)

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 昨日は雨、そして今日は風が強く、入学したばかりの1年生にとっては、連日試練の日々が続いています。これから6年間、暑い日もあれば寒い日もあり、大雨や雪の日もあることでしょう。様々なことを経験して、たくましく育ってほしいと思います。
 2年生以上の学年は、今年度第1回目の音楽朝会がありました。来週の水曜日に行う「1年生を迎える会」の全校合唱曲「やあ!」の練習をしました。当日は、ひな壇に並ぶ1年生に向かって、全校児童で元気な歌声をプレゼントします。
 一方の1年生は、今日もたっぷり4時間、いろいろな学習をしました。今日は、鉛筆を持って自分の名前を書きました。国語の授業なので、縦書きです。ワークシートに線が引いてあり、その中に大きく自分の名前を書くことになりました。枠からはみ出してしまったり、小さく書いてしまったりといろいろでした。ひらがなの「あいうえお…」の書き方は、ひとつひとつこれから学習していくことになります。まずは、小学校で初めて書いた「作品」が出来上がりました。鉛筆を持って自分の名前を書いている姿を保護者の方が見たら、小学生になったなあと感慨深い思いをされることでしょう。せめて、写真から感じ取ってください。どの子もしっかり勉強している様子が、その後ろ姿から分かります。(写真上)
 他の学年も、それぞれの教科の指導が順調に始まっています。6年生は、昨日から習熟度別のコースに分かれて算数の授業が行われています。3クラスの子ども達を、学級担任と算数少人数担当、さらに学力向上支援講師の5名の教室に分けて指導しています。6年生の算数の最初の単元は、「対称な図形」の学習です。線対称な図形について学習していました。(写真中)
 理科専科の授業が今日から始まりました。学校全体の学級数が昨年度までの16学級から17学級に増えたことにより、専科教員が1名増員になりました。今年度は、高学年の理科(各学級3時間×6学級)を専科教員が担当することにしています。
 5年生になって最初の理科の学習は、「天気の変化」です。昨日の雨、今日の晴天と、春は周期的に天気が変化していきます。日本列島全体でどのように天気が移り変わってきているのかを、映像資料や観測を通して学んでいきます。(写真下)5年生は、毎日テレビで天気の情報に注目していると勉強になります。
 ところで、理科室の入口に「りかch(ちゃん)ルーム」という表示が掲げられていました。授業の初めに、子ども達にその表示について説明をしたようです。黒板に書いてありました。⇒「り」は、「理由を考える」。「か」は、「科学的に」。「ch」は、「切り替え」「ちゃんと伝える(発表する、書く)」。「ル」は、「ルールを守る」。「ム」は、「夢中になる部屋」です。
 理科の指導は専門性が必要なところがあり、苦手とする教員が多い教科でもあります。5,6年生の理科の授業が専科となったことで、子ども達の「理科好き」も増えていってほしいなと思います。

4月10日(水)

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 今日は、真冬のような寒い一日になりました。しかも、一日中冷たい雨が降り続きました。
 昨日から本格的な登校が始まった1年生にとっては、雨の中を学校に来るだけで、たくさんのことが勉強になりました。かっぱを着て傘をさし、道具箱も持っていたので大変だったことでしょう。学校に着くと、傘を閉じて結び、自分のクラスの番号の傘立てにしまわなければなりません。さらに、混雑した児童玄関で長靴をぬぎ、靴箱に入れなければなりませんでした。
 暖房のきいた教室に入ってホッとしたものの、かっぱをぬいでたたんだり、持ってきた道具箱はどうするの?・・・と、次々と初めてのことだらけでした。そこにかけつけた6年生が、なんと頼りになったことでしょう。てきぱきと教えてあげながら、ランドセルの中から今日提出の保健関係の書類まで出してあげていました。
 6年生は各教室で、来週行う「1年生を迎える会」の役割分担を決めていました。今年も田柄レンジャー役は、6年生が担当します。昨日や今日の様子を見ていると、すでに立派な田柄レンジャーが、あちこちで活躍しているように感じます。
 さて、今日から「朝モジュールの時間」が始まりました。2年生以上の学年で、朝会や集会のない日(火・水・金曜)の8時30分〜45分の15分間で行います。今まで「朝学習」や「朝読書」の時間がありましたが、モジュールは国語や算数の授業時間として時数に入れて指導していきます。
 今日は、国語のモジュールの日でした。校内を回ると、漢字ドリルを使って新出漢字を練習したり、前学年の漢字の復習をしたりする様子が見られました。(写真上)15分間のモジュールを3日間合わせて、45分(1単位時間)という時数計算をしていきます。2月の学校説明会で話しましたが、今度行う学校説明会&保護者会にて、もう一度詳しく説明する予定です。
 モジュールの時間は、どの学年も年間計画の基に実施します。漢字練習や計算の習熟が主な内容になります。今日の様子を見ていると、朝の15分間に集中して取り組むことで、効率よく学習ができ、学習成果も十分に期待できそうに感じられました。
 1年生は、今日から4時間授業になりました。4校時は、鉛筆の持ち方や、文字を書く時の正しい姿勢について学習しました。そして、プリントの線をなぞったり、クーピーで色ぬりをしたりしました。道具箱の中は、どれも真新しいものばかりです。つくしやチューリップ、犬のイラストを、一つ一つていねいにを色ぬりしていきました。(写真中)
 5校時に、6年生の教室で実行委員を決めていました。年間の行事に合わせて、クラス全員がどれかの実行委員に所属するように話し合っていました。(写真下)
 移動教室に運動会、展覧会、社会科見学・・・さらには、卒業文集や6年生を送る会、そして卒業式と、もう「卒業」という文字が黒板に並んでいました。まだ始まったばかりの6年生の一年間ではありますが、各自がそれぞれの行事に責任をもつことや、全てが小学校での「最終回」であるということをしっかり意識させて取り組んでいきます。

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