6月12日(月)の献立今日の魚は春〜夏が旬の「あじ」です。日本では昔からよく食べられ、「味がよい」ということからこの名前がつけられたと言われています。あじは背中の皮が青い青魚の一種で、さばやいわし、さんまの仲間です。 今日はあじにトマトソースとチーズをかけて焼く、少し変わった調理方法をしています。なぜ和風かというと、トマトソースの中に味噌やしいたけを使っているからです。めずらしい食べ方ですが、ご飯にも合いますよ。 6月10日(土)の献立今日のご飯はわかめご飯です。わかめは海藻の一種で、その大きさは2mほどにもなります。みなさんが目にするワカメは緑色ですが、加熱すると緑色になるのであり、もともとは褐色をしています。わかめには体に良い成分がたくさんふくまれていて、血圧を下げたり、血液をさらさらにしたり、肥満を予防してくれたりする働きが期待できます。 主菜はかつおです。かつおは初夏の『初がつお』と初秋の『戻りがつお』の年2回旬があります。今日は食べやすいよう揚げて甘辛いたれにからめています。 6月9日(金)の献立6月11日は「入梅」という日で、暦の上では梅雨入りの日とされています。梅の実が黄色く色づき、梅雨に入る頃を示します。実際の梅雨入りの日とは異なりますが、農家にとっては田植えの日を決める上でも梅雨の時期を知ることは重要でした。昔は今のように気象情報が発達していなかったため、江戸時代に目安として暦の上で入梅を設けたのがはじめとされています。 この日は梅を使った梅ちりめんごはんにしました。食欲が落ちるこの時期にさっぱりした梅を食べて元気に過ごしたいですね。 6月8日(木)の献立グラタンはフランスのドーフィネ地方が発祥の地といわれる、フランスの郷土料理から発展した料理です。オーブンなどで料理の表面を多少焦がすように調理する調理方法のことをいいます。同じような料理に「ドリア」がありますが、ドリアは中にご飯が入っていて、実は日本で生まれた料理です。 あしたばは東京都の特産品で、伊豆諸島の大島や八丈島でよく 採れます。『野菜の王様』と呼ばれるほど栄養価の高い野菜です。あしたばパンはそのあしたばを練り込んだ区指定の新しいパンです。 6月7日(水)の献立あじさいゼリーは6月〜7月の梅雨の季節に咲くあじさいの花をイメージしたゼリーです。下は牛乳、上はぶどうジュースで作りました。ぶどうゼリーはバットのふたに流し入れて固めた後、小さい四角に切り、牛乳ゼリーを入れたカップの上にのせました。ぶどうゼリーの小さい四角はあじさいの花びらを表しています。今日は紫色をしていますが、本物のあじさいの色は育つ場所の土壌の酸性度(pH)によっても変わるそうです。そろそろあじさいも咲き始める季節です。観察してみるとおもしろそうですね。 6月6日(火)の献立肉じゃがは日本の煮込み料理です。その起源は明治時代で、海軍大将の東郷平八郎がイギリスに留学したときに出会ったビーフシチューを気に入り、帰国後の艦上食(軍艦での食事)として作らせようとしたのが始まりだそうです。ビーフシチューと肉じゃがでは全然違いますが、船の上では赤ワインやデミグラスソース、バターがなく、その場にある調味料で試行錯誤して作られました。 肉じゃがは地域によって使う肉の種類が異なり、東日本では豚肉、西日本では牛肉が使われることが多いようです。 6月5日(月)の献立今日は人気の献立ハヤシライスです。ハヤシライスの名前の由来は諸説あり、「ハッシュドビーフ ウィズ ライス」がなまったという説や早矢仕さんが作ったからという説があります。 給食では市販のルゥを使わず学校ですべて手作りしています。 手作りのルゥの他にも、ケチャップ、砂糖、トマトピューレ、中濃ソース、しょうゆ、クリームなどいろいろな調味料が入っています。学校でしか味わえないハヤシライスをおいしく食べてもらえるとうれしいです。 6月2日(金)の献立6月4日は虫歯予防デーです。今日は歯の健康のためによく噛む献立『かみかみ献立』にしました。 チャーハンに入っているたことセロリ、大豆と小魚の揚げ煮の揚げたさつまいもと大豆とじゃこは噛み応えがあり、自然と噛む回数が増えます。よく噛むことの効果として、1.虫歯を防ぐ、2.味がよくわかる、3.消化を助ける、4.肥満予防、5.頭の働きをよくするなどがあります。今日の献立だけでなく、いつも噛む回数を意識して食べられるといいですね。 6月1日(木)の献立大葉は紫蘇科の野菜です。ヒマラヤや中国が原産で、日本には中国から伝わったとされています。紫蘇には大葉の別名である「青紫蘇」と、梅干しと一緒に漬ける「赤紫蘇」があります。青紫蘇は香味野菜として刺身のつまや天ぷら、薬味として使われます。 カロテンやビタミンB、カルシウム、食物繊維、カリウムなどの栄養素を非常に多くふくみ、特にβ-カロテンの含有量は野菜の中でもトップクラスです。また、独特の香りは胃液の分泌を促して食欲を増進させるほか、食中毒の予防などにも効果があります。 |
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