6月16日(金)の献立タンドリーチキンはインドの鶏肉料理です。ヨーグルト、塩こしょう、カレー粉などの香辛料に鶏肉をつけこんでオーブンで焼いて作ります。タンドリーチキンのタンドリーはタンドールという言葉からきていて、ヒンドゥー語で「壺の釜」という意味があります。 実際インドではこのタンドールという釜でタンドリーチキンを作っています。 今日はタンドリーチキンの味に焼いた鶏肉をカレーの中に入れました。牛乳も入っていて、いつもと少し違ったカレーになっています。 6月15日(木)の献立きすは6月が旬の白身魚です。小ぶりで白くきらきら光る美しい見た目が特徴です。日本各地の陸地に近い海に住んでいるため、よく釣りの対象としても人気があります。漢字では「鱚」(魚編に喜ぶ)と書き、「喜ぶ」という言葉からお祝い事やお正月料理としても人気があります。 脂肪が少なくくせのない味なので、刺身や塩焼きにするほか、今日のようにフライにしたり、から揚げや天ぷらにしたりなど、油と一緒に調理する食べ方もおすすめです。 6月14日(水)の献立はちみつトーストは食パンにバターとはちみつを混ぜたものを塗ってオーブンで焼いて作ります。はちみつはハチが花の蜜から採取したもので、自然界で一番甘い蜜といわれています。80%が糖分、20%が水分で、ビタミンやミネラルなどの栄養もたくさんふくみます。昔から体にいい食べ物としてよく食べられているほか、ケガの治療やうがい薬、口内炎の治療などにも使われてきました。はちみつの賞味期限はとても長く設定されていますが、はちみつの強力な殺菌効果のためです。おいしくて体にもいい、理想的な食品ですね。 6月13日(火)の献立今日の果物はメロンです。メロンは網目があるネットメロンと網目がないノーネットメロンにわけられ、赤い果肉の夕張メロン、黄緑色のアンデスメロンやプリンスメロン、白色のホームランメロンなどさまざまな種類があります。網目は、メロンが大きくなるにつれて外の皮が割れていき、その割れ目を埋めるために果汁がしみ出して固まることで自然とできあがります。きれいな網目のメロンほど値段が高くなっています。今日のメロンはアンデスメロンで、網目があり果肉が黄緑色をしています。 6月12日(月)の献立今日の魚は春〜夏が旬の「あじ」です。日本では昔からよく食べられ、「味がよい」ということからこの名前がつけられたと言われています。あじは背中の皮が青い青魚の一種で、さばやいわし、さんまの仲間です。 今日はあじにトマトソースとチーズをかけて焼く、少し変わった調理方法をしています。なぜ和風かというと、トマトソースの中に味噌やしいたけを使っているからです。めずらしい食べ方ですが、ご飯にも合いますよ。 6月10日(土)の献立今日のご飯はわかめご飯です。わかめは海藻の一種で、その大きさは2mほどにもなります。みなさんが目にするワカメは緑色ですが、加熱すると緑色になるのであり、もともとは褐色をしています。わかめには体に良い成分がたくさんふくまれていて、血圧を下げたり、血液をさらさらにしたり、肥満を予防してくれたりする働きが期待できます。 主菜はかつおです。かつおは初夏の『初がつお』と初秋の『戻りがつお』の年2回旬があります。今日は食べやすいよう揚げて甘辛いたれにからめています。 6月9日(金)の献立6月11日は「入梅」という日で、暦の上では梅雨入りの日とされています。梅の実が黄色く色づき、梅雨に入る頃を示します。実際の梅雨入りの日とは異なりますが、農家にとっては田植えの日を決める上でも梅雨の時期を知ることは重要でした。昔は今のように気象情報が発達していなかったため、江戸時代に目安として暦の上で入梅を設けたのがはじめとされています。 この日は梅を使った梅ちりめんごはんにしました。食欲が落ちるこの時期にさっぱりした梅を食べて元気に過ごしたいですね。 6月8日(木)の献立グラタンはフランスのドーフィネ地方が発祥の地といわれる、フランスの郷土料理から発展した料理です。オーブンなどで料理の表面を多少焦がすように調理する調理方法のことをいいます。同じような料理に「ドリア」がありますが、ドリアは中にご飯が入っていて、実は日本で生まれた料理です。 あしたばは東京都の特産品で、伊豆諸島の大島や八丈島でよく 採れます。『野菜の王様』と呼ばれるほど栄養価の高い野菜です。あしたばパンはそのあしたばを練り込んだ区指定の新しいパンです。 6月7日(水)の献立あじさいゼリーは6月〜7月の梅雨の季節に咲くあじさいの花をイメージしたゼリーです。下は牛乳、上はぶどうジュースで作りました。ぶどうゼリーはバットのふたに流し入れて固めた後、小さい四角に切り、牛乳ゼリーを入れたカップの上にのせました。ぶどうゼリーの小さい四角はあじさいの花びらを表しています。今日は紫色をしていますが、本物のあじさいの色は育つ場所の土壌の酸性度(pH)によっても変わるそうです。そろそろあじさいも咲き始める季節です。観察してみるとおもしろそうですね。 6月6日(火)の献立肉じゃがは日本の煮込み料理です。その起源は明治時代で、海軍大将の東郷平八郎がイギリスに留学したときに出会ったビーフシチューを気に入り、帰国後の艦上食(軍艦での食事)として作らせようとしたのが始まりだそうです。ビーフシチューと肉じゃがでは全然違いますが、船の上では赤ワインやデミグラスソース、バターがなく、その場にある調味料で試行錯誤して作られました。 肉じゃがは地域によって使う肉の種類が異なり、東日本では豚肉、西日本では牛肉が使われることが多いようです。 6月5日(月)の献立今日は人気の献立ハヤシライスです。ハヤシライスの名前の由来は諸説あり、「ハッシュドビーフ ウィズ ライス」がなまったという説や早矢仕さんが作ったからという説があります。 給食では市販のルゥを使わず学校ですべて手作りしています。 手作りのルゥの他にも、ケチャップ、砂糖、トマトピューレ、中濃ソース、しょうゆ、クリームなどいろいろな調味料が入っています。学校でしか味わえないハヤシライスをおいしく食べてもらえるとうれしいです。 6月2日(金)の献立6月4日は虫歯予防デーです。今日は歯の健康のためによく噛む献立『かみかみ献立』にしました。 チャーハンに入っているたことセロリ、大豆と小魚の揚げ煮の揚げたさつまいもと大豆とじゃこは噛み応えがあり、自然と噛む回数が増えます。よく噛むことの効果として、1.虫歯を防ぐ、2.味がよくわかる、3.消化を助ける、4.肥満予防、5.頭の働きをよくするなどがあります。今日の献立だけでなく、いつも噛む回数を意識して食べられるといいですね。 6月1日(木)の献立大葉は紫蘇科の野菜です。ヒマラヤや中国が原産で、日本には中国から伝わったとされています。紫蘇には大葉の別名である「青紫蘇」と、梅干しと一緒に漬ける「赤紫蘇」があります。青紫蘇は香味野菜として刺身のつまや天ぷら、薬味として使われます。 カロテンやビタミンB、カルシウム、食物繊維、カリウムなどの栄養素を非常に多くふくみ、特にβ-カロテンの含有量は野菜の中でもトップクラスです。また、独特の香りは胃液の分泌を促して食欲を増進させるほか、食中毒の予防などにも効果があります。 5月31日(水)の献立きつねごはんのきつねとは、甘辛く煮た油揚げのことです。今日はごはんに油揚げ、豚ひき肉、人参を味付けしたものとグリンピースを混ぜています。 きつねうどんにも同じ「きつね」の名前が使われていますが、これは昔から油揚げがきつねの好物とされていることに由来します。また、同じようにごはんに油揚げを使う「稲荷寿司」も、きつねが稲荷の神の使いであるとされていることからきているそうです。食べ物の名前の由来もいろいろありおもしろいですね。 5月30日(火)の献立ジャンバラヤはスペインのパエリアを元にしたアメリカ南東部ルイジアナ州の代表的な料理です。パエリアを作る際に必要なサフランが入手困難だったことから、トマトを使って作ろうとしてできた料理だそうです。鶏肉と野菜の入った洋風の炊き込みご飯で、トマトケチャップ、チリパウダー、しょうゆなどで味つけしています。見た目はチキンライスのようですが、チリパウダーを使っているので少し辛いのが特徴です。ピーマンの赤と緑、コーンの黄色で彩りもきれいなごはんになりました。 5月26日(金)の献立今日は明日の運動会に向けた運動会応援献立です。 たれかつは新潟県の郷土料理です。開港五港のひとつ「みなとまち」新潟市は、古くから西洋料理が盛んな街です。その西洋の揚げたカツと日本の丼文化が合わさって生まれたのがたれかつ丼です。普通のかつ丼は卵でとじたものですが、新潟では卵を使わずたれにつけたものをかつ丼と言うそうです。 果物は疲労回復効果のあるクエン酸が入った「なつみ」というかんきつ類です。しっかり食べて、明日の運動会で実力をだしきれるといいですね。 5月25日(木)の献立小玉すいかはふつうのすいかと比べて少し小さい種類のすいかです。大きいすいかは夏が旬ですが、小玉すいかは5月からおいしく食べられます。しゃきしゃきとした食感と甘みのあるみずみずしい果汁が持ち味です。水分の量が多いので夏の水分補給にぴったりで夏バテ予防にもなります。 また、冷蔵庫や冷水でよく冷やしたすいかは甘みが強く感じられます。塩をふると、味の対比効果によって甘みがさらに強く感じられます。種のあるすいかは中心に近い部分ほど甘くなっています。 5月24日(水)の献立コールスローサラダとは、細かく切ったキャベツを使ったサラダのことをいいます。オランダ語の「コールスラ」という言葉が語源で、コールはキャベツ、スラはサラダという意味があります。 コールスローといえばマヨネーズで味付けすることが多いですが、学校では酢・油・砂糖・塩・しょうゆ・粉がらしから手作りしています。給食で出るサラダのドレッシングはいつも手作りです。おうちでは市販のものを使うことが多いと思いますが、休みの日などに自分で手作りしてみると野菜がよりおいしく食べられるかもしれませんね。 5月23日(火)の献立今日の魚はさわらです。さわらは魚へんに春(鰆)と書き、春を告げる魚として俳句では春の季語になっています。青魚の一種で、頭の働きをよくするDHAやEPAがたくさんふくまれています。 体長は1mにもなる大きな魚で、クセがなくやわらかいのでとても食べやすく、魚が苦手な人にもおすすめです。味がつきにくいので今日のようにみそ味にしたり照り焼きにしたりなど、濃いめの味付けにするとおいしく食べられます。今日はみそ・調味料・ねりごま・いりごまを混ぜてのせたごまみそ焼きにしました。 5月22日(月)の献立「ポム」はフランス語で「りんご」という意味があり、ヨーグルトポムポムはリンゴを使ったヨーグルトケーキのことをさします。1970年代に料理研究家のマドモアゼルいくこさんという方が本で紹介して以来、たちまち人気のお菓子になったそうです。普通のケーキほどバターをたっぷり使わず、ヨーグルトで作るので、とてもヘルシーです。また、卵の泡立てなどが必要なく、材料を混ぜ合わせて焼くだけなので簡単に作ることができます。 |
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