1月16日(火)の献立タンドリーチキンはインドの鶏肉料理です。ヨーグルト、塩こしょう、カレー粉などの香辛料に鶏肉をつけこんでオーブンで焼いて作ります。タンドリーチキンのタンドリーはタンドールという言葉からきていて、ヒンドゥー語で「壺の釜」という意味があります。 実際インドではこのタンドールという釜でタンドリーチキンを作っています。 今日のタンドリーチキンは塩こしょう、ヨーグルト、ケチャップ、ナツメグ、カレー粉、しょうゆにつけこんで焼きました。 1月15日(月)の献立1月15日は小正月です。昔の暦で1月15日はその年の最初の満月の日でした。小正月には1年の健康と豊作を願い、悪い気を払う赤い色の小豆を入れたおかゆ(小豆がゆ)を食べる習慣があります。給食では小豆を使った五穀ごはんにしました。 松風焼きは松が雨や風に耐えて長い寿命があるということからよくおせち料理に入れられます。豚ひき肉、人参、ねぎ、しいたけと卵、パン粉、味噌、その他調味料を混ぜ合わせて平たくして、ゴマやけしの実をかけ、焼いて作ります。 1月13日(土)の献立バミセリスープのバミセリは別名を「カッペリーニ」というそうめんのように細長いパスタのことです。今日のようにスープに入れるほか、冷製パスタにしたりサラダにしたりして使われます。 パスタは太さや長さによっていろいろな種類があり、よく食べられるスパゲティや、断面が楕円形のリングイネ、平たいフェットチーネ、長さの短いペンネやマカロニなどがあります。料理によっていろいろな使い分けができます。スーパーなどの売り場を見てみるとおもしろいですよ。 1月12日(金)の献立今日の小魚は国産のわかさぎが高価なため『スメルト』というわかさぎの仲間を使っています。カナダなど北の海でよくとれます。頭からしっぽまで丸ごと食べられるので骨を丈夫にするカルシウムをたくさんとることができます。淡泊な味なので天ぷらや南蛮漬け、マリネなどが合います。 1月11日(木)の献立今日のあんかけ焼きそばとおかしな目玉焼きは3年生のリクエストです。12月に給食委員が3年生全員にアンケートをとり、票数の多かったものを1〜3月の献立に取り入れています。今月は6品登場します。また、票数の少なかったものもたまに登場しているので、3年生は自分の投票した献立がでないか探してみてください。 おかしな目玉焼きは真ん中が桃の缶詰、周りのゼリーを牛乳寒天で作っています。卵はまったく使っていませんが、見た目は目玉焼きそっくりですね。 1月10日(水)の献立いよかんは冬〜春にかけて店頭に並ぶ果物です。国内ではミカンに次いで生産量の多い柑橘類です。いよかんの『いよ』は愛媛県がかつて『伊予の国』と呼ばれていたことに由来します。現在でも国内生産の9割が愛媛県で生産されています。皮はみかんより厚めでむきにくいですが手でむくこともできます。ジューシーで甘く香りもよいので人気の果物です。 いよかんは『いい予感』とかけて縁起のいい食べ物といわれています。新年からいよかんを食べて今年もいい年になるといいですね。 1月9日(火)の献立今日はお正月献立です。ぶりは成長するにつれて名前が変わるので、江戸時代には『出世魚』としてめでたいときに用いられました。 七草団子汁の七草とは、本来『せり・なずな・ごぎょう・はこべら・ほとけのざ・すずな(大根)・すずしろ(かぶ)』の7種類の草のことをいいます。今日はこの中から、せり・すずな・すずしろを入れ、その他白菜・キャベツ・小松菜・ねぎを入れて七草にしました。本来は1月7日の朝に七草がゆとして食べられます。食べることで邪気を払い病気を予防してくれるといわれています。 11月30日(木)の献立おこわとは、もち米を蒸したごはんのことです。別名「強飯」ともいい、こわい(昔の言葉で堅い)ごはんで、かつてはうるち米を蒸したものをそう呼んでいました。中世から近世にかけてお米を炊くことが一般化したことで、主にもち米を蒸したものをおこわと呼ぶようになりました。昔はもち米は貴重品で、もち米を蒸したおこわはお祝い事や祭り、正月などの晴れの日しか口にすることができない祝いの席のごちそうでした。今でもおこわの一種である赤飯はお祝いの日に食べられています。 11月29日(水)の献立チャウダーの語源は『大鍋、煮込み』という意味のフランス語です。魚介類や乳製品を使うことが多く、アメリカ東海岸の名物料理『クラムチャウダー』などがよく知られています。 小さめの具材がたくさん入り、クリームベースやトマトベースなどいろいろな種類があります。固さでいうと、スープとシチューの中間ぐらいに位置する煮込み料理です。今日はクリームコーンを入れたベーシックなコーンチャウダーにしました。 11月28日(火)の献立今日の炒めものには練馬区産のゆずを使っています。ゆずはみかんやすだち、グレープフルーツなどと同じかんきつ類で、クエン酸やビタミンCがたくさんふくまれています。クエン酸は疲れの回復に、ビタミンCは風邪の予防に効果があります。 今日はゆずを香りづけに使いました。この香りの成分にはリラックス効果があります。ゆずの果汁の成分はよく酢に使われることが多く、さっぱりとした味が特徴です。 11月27日(月)の献立いが栗くんは、さつまいもを蒸してつぶし、砂糖などを加えたあんを丸めて、周りに短く切ったそうめんをつけて油で揚げて作りました。見た目がいが栗のように見えることからこの名前がつきました。今回は本物の栗は使っていませんが、中に本物の栗を入れて丸めると、より『いが栗』のようになります。 担々麺は中国四川省発祥の、辛味を利かせたひき肉や野菜をのせた麺料理です。本来は麺とスープが一緒になっている料理ですが、給食ではお皿の大きさの都合上つけ麺の形で食べました。 11月24日(金)の献立魚とさつまいもの甘辛煮に使っている魚は「かじき」です。かじきは鋭く伸びた上あごで舵木(船の舵をとる堅い板)を突き通すことから舵木通しと呼ばれ、それが縮まって「かじき」という名前になったと言われています。味にくせがなく、切り身に骨がないので魚が苦手な人にも食べやすいといわれています。タンパク質がとても多いので、成長期のみなさんやスポーツをする人にもおすすめです。またカルシウムの吸収をよくするビタミンDも豊富なので、牛乳などカルシウムの多い食材と一緒に食べると効果的です。 11月22日(水)の献立今日は練馬区でとれたキャベツを区内全校で一斉に使用する日です。『地産地消』をすすめるために練馬区で行われている取り組みで、練馬区内にある区立の小中学校すべての給食で練馬区産のキャベツがだされています。今日は全部で60kgのキャベツを使用しています。1年生が職場体験のため食べられず残念ですが、採れたばかりなので新鮮でおいしいですよ。 11月21日(火)の献立今日のパンは学校で粉から手作りしたパンです。バターや卵を使わないフランスパンの生地でウインナーをまいています。 パンを作るには『発酵』という生地を膨らませる作業が必要で、パンがふんわりと弾力のある食感になるために欠かせない作業です。この発酵の時間や成形の時間、焼く時間などを考えると、普段作るのは時間的に難しいですが、今日は1年生が職場体験、2年生が校外学習で給食がないため作ることができました。朝早くから作ってくれた調理員さんたちに感謝をしながら食べましょう。 11月20日(月)の献立今日は世界の料理、アメリカです。 ジャンバラヤはスペインのパエリアを元にしたアメリカ南東部ルイジアナ州の代表的な料理です。パエリアを作る際に必要なサフランが入手困難だったことから、トマトを使って作ろうとしてできた料理だそうです。鶏肉と野菜の入った洋風の炊き込みご飯で、トマトケチャップ、チリパウダー、しょうゆなどで味つけしています。 ベイクドチーズケーキはクリームチーズをたっぷり使って焼いて作るケーキです。カロリーが高いので小さめサイズにしています。 11月17日(金)の献立和風おろしハンバーグの「おろし」とは大根おろしのことです。長い形をした大根は、場所によって甘さ・辛さが違います。一般的に、葉っぱに近い部分は甘さが強く、先の方にいくほど辛さが強くなります。また大根おろしにする場合、おろしてから時間がたつと辛みが弱くなります。特に冬が旬の大根は夏の大根に比べて水分が多く甘いので、大根の辛味が苦手な人にもおすすめです。 今日は、前回ハンバーグを出したときに「次回は和風ハンバーグが食べたい」という声があったのでおろしハンバーグにしました。 11月14日(火)の献立今日は熊本県の郷土料理です。 高菜めしは阿蘇地区で有名な「阿蘇高菜漬け」を使った郷土料理です。細かく刻んだ高菜漬けを油で炒めて塩や醤油で味付けしてご飯と混ぜます。 太平燕は「たいぴーえん」と読む、日本でアレンジされた中華料理です。春雨スープにえび、いか、豚肉、白菜などの五目炒めを合わせます。熊本ではとても有名で、多くの中華料理店で出されています。具だくさんでおいしいですよ。 11月13日(月)の献立ラフランスはフランス原産の洋なしです。1864年にフランス人が発見し、そのおいしさに『フランスを代表するのにふさわしい果物である』と賛美したことからラ・フランスという名前がついたそうです。日本では当初『みだくなす』(見栄えが悪くかっこ悪い)という名前をつけられていましたが、その上品でとろけるようなおいしさからフルーツ界の女王として知られるようになりました。収穫した後熟成させる『追熟』を行う果物で、今日のラフランスも八百屋さんが今日に合わせて追熟をしてくれています。 11月11日(土)の献立福神漬けとは、大根、なす、れんこん、しょうがなどの野菜を切ってみりんやしょうゆで作った調味料に漬けこんだ漬け物のことです。福神漬けという名前は元々商品名としてつけられたもので、七種類の野菜を使うことと、漬け物屋の近くに七福神の一人が祀られている場所があったことから『福神』という名前が使われたそうです。江戸の終わりから明治の初めあたりに作られたもので、とても昔から食べられています。今日は、学校手作りの福神漬けです。 11月10日(金)の献立今日のチャーハンはキムチを使ったチャーハンです。 キムチは白菜などの野菜をヤンニャムと呼ばれる薬味に漬けて作る、韓国の漬け物です。ヨーグルトやチーズなどと同じ発酵食品で、乳酸菌がたくさんふくまれます。乳酸菌には腸の中をきれいにしてくれる働きがあります。 青のりポテトビーンズは大豆とじゃがいもを油で揚げ、青のりと塩をまぶして作りました。苦手な人も多い大豆ですが、油で揚げることで食べやすくなりますね。 |
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