3月15日(木)の献立3年生のみなさん、明日でいよいよ卒業ですね。ご卒業おめでとうございます。今日は3年生の卒業をお祝いした卒業祝い献立です。 赤飯はお祝いごとにかかせない献立です。昔は節句という季節の節目に食べた行事食でしたが、今では身近な祝い事のときに食べられます。豆の赤い色には病気や災いを払う力があるといわれています。 今日のお祝いすまし汁にはなるとが3種類入っています。ふつうのなると53%、「祝」なると42%、そしてもう1種類がたった5%です。どんな絵柄でしょうか?ぜひ探してみましょう!(答えは写真の中にあります) 3月14日(水)の献立今日のうどは練馬区立野町の井口さんの畑でとれた「東京うど」を使っています。東京うどは江戸東京野菜に認定されている東京都が生産量1位の野菜です。春が旬で、深い穴の中で光をあてずに育てるという難しい栽培方法で作られています。 「うどの大木」という言葉がありますが、これは「うどは若いうちは食べられるがその後大きく成長すると食べることができず、また軟らかいので柱にも薪にもならない」ということから、見た目だけ大きくて役に立たない、という意味として使われるようになりました。 3月13日(火)の献立今日は3月のお楽しみ給食、セレクト給食です。 パンはダイスチーズパンとチョコチップパンから、飲み物は東京牛乳とミルクコーヒーとオレンジジュースとパインジュースから、それぞれ好きな物を選んでもらいました。 全校の人気としては、チョコチップパンとミルクコーヒーを選んだ人が一番多かったです。ダイスチーズパンと東京牛乳を選んだ人はどのクラスも10人以下でした。貴重ですね。それぞれ選んだ献立をおいしく食べてくれました。 3月12日(月)の献立今日のチーズケーキは3年生のリクエストです。 チキンライスは鶏肉を混ぜたごはんをトマトケチャップで味付けした、日本生まれの洋食です。大正時代には「チッケンライス」と呼ばれ、鶏肉、にんじん、玉ねぎを炒め、米とあわせて鶏ガラスープで炊いた炊き込みごはんで、ケチャップは使っていませんでした。ケチャップ味になったのは大正末期から昭和ごろだそうです。学校のチキンライスは、トマトジュースで炊いたごはんに炒めたケチャップ味の具を混ぜて作っています。 3月9日(金)の献立今日は3月11日の東日本大震災復興応援の意味も込めて、宮城県の郷土料理です。 油麩丼は宮城県北部の登米市登米町の郷土料理です。油麩とは見た目がフランスパンに似た形の「麩」のことです。発祥の登米町の名前をとって、別名「とよま丼」とも呼ばれるそうです。おくずがけは精進料理として食べられる具だくさんな汁物です。ずんだもちはすりつぶした枝豆をあんにして作ります。「ずんだ」という言葉は、豆をすりつぶすという意味の「豆打」からきているそうです。 3月8日(木)の献立今日は3年生のリクエスト給食第1位の献立、揚げパンです。 リクエストを見ると、きなこ味とココア味のリクエストがどちらも同じくらいありました。そこで両方の希望を叶えるため小さいものを1つずつ2色の揚げパンにしました。 揚げパンは高温の油で30秒程度揚げてきなこやココアをまぶして作ります。家庭ではコッペパンやバターロールを使うと簡単にできます。3年生は給食がなくなると食べる機会が減るかも知れませんが、自宅で作ってみるのもいいですね。(油には気をつけましょう) 3月7日(水)の献立今日のふりかけにはひじきが入っています。ひじきは海藻の一種で、日本全国の海でとれます。日本の家庭料理に欠かせない存在で、古くは縄文時代から食べられていたそうです。旬は3月〜5月です。栄養価がとても高いことでも知られていて、カルシウムは牛乳の約12倍、食物繊維はごぼうの約7倍、マグネシウムはアーモンドの約2倍もふくまれています。今日は食べやすいようにかつお節やゆかり、ごまと合わせてふりかけにしました。 3月6日(火)の献立スタミナサラダは豚肉をねぎと一緒に炒めて甘辛い味付けをし、ブロッコリー、青梗菜、キャベツ、こんにゃく、揚げたワンタンの皮とドレッシングを混ぜて作りました。今日のスタミナサラダは3年のある先生からのリクエストです。 いよかんは柑橘類の一種で、香りが良く種も少ないため人気があります。愛媛県で8割以上が生産され、名前も伊予の国(愛媛県)からとってつけられたそうです。毎年3月〜4月の頭で生産が終わってしまうので、旬の時期に味わって食べましょう。 3月5日(月)の献立今日のジャージャー麺とサーターアンダギーは3年生のリクエストです。 サーターアンダギーは6月の沖縄県の郷土料理の時に出た献立です。そのときも人気があり、残菜率は5%ほどでした。揚げ菓子の一種で、沖縄の方言で「サーター」は砂糖、「アンダギー」は「アンダ」が油、「アギ−」が揚げるという意味があります。給食では普通の白砂糖の他に黒砂糖も混ぜて作っています。本場の味に近づいているでしょうか? 3月2日(金)の献立明日、3月3日はひなまつりです。ひなまつりは別名『桃の節句』ともいわれ、女の子の健やかな成長と幸せを祈る日です。 ひなまつりの食事といえば、ちらしずしが有名です。えびやれんこんなどの縁起がいい食材と、菜の花などの旬の食材を使って、彩りよくおいしい献立として多くの家庭で食べられています。今日はあなごをふくめ9種類の具材をいれています。 また、桃の節句にちなんで、すまし汁に花形の麩を入れ、デザートは桃ジュースで作ったゼリーにしました。 3月1日(木)の献立クッパは肉や野菜などを煮込んだ熱いスープとご飯を一緒に食べる料理です。日本ではクッパというとご飯をスープで煮た雑炊のようなイメージですが、韓国のクッパはスープとご飯が別になっていて自分でスープにご飯を入れながら食べるそうです。 トッポギは朝鮮半島の餅、「トック」を使用した料理です。韓国では庶民料理として親しまれ、屋台やおやつで食べられます。 今日のクッパは、ご飯と汁を別々に盛りつけ、自分でご飯に汁をかけて食べてください。 2月28日(水)の献立マリアナソースはトマトソースの一種で、ピザやパスタなどのイタリア料理によく使われます。名前の由来は、イタリアの都市、ナポリの船乗(ふなの)りがよく食べていたことから、イタリア語で「船乗りの」という意味の「マリナーラ」がなまって「マリアナ」になったといわれています。 今日はかじきという魚を使って作りました。かじきはたんぱく質とビタミンDが豊富なので、スポーツをする人や成長期の人などにおすすめの魚です。食べてみると鶏肉のような食感でおいしいですよ。 2月27日(火)の献立今日の味噌ラーメンとカルピスゼリーは3年生のリクエストです。 カルピスゼリーはカルピスを水で薄めたものを寒天で固めて作ります。カルピスの原料は生乳(絞ったままの牛乳)です。生乳から脂肪分を取り除き、乳酸菌と酵母を加えて発酵させて作ります。元々は内モンゴルの人々が飲んでいた発酵乳をヒントに作られたものだそうです。体によい成分もたくさんふくまれていますが、砂糖の量が多いので飲み過ぎには注意が必要です。 2月26日(月)の献立キムチチャーハンと野菜チップスは3年生のリクエストです。 キムチは白菜などの野菜をヤンニャムとよばれる薬味に漬けた韓国の漬け物です。ヨーグルトやチーズなどと同じ発酵食品で乳酸菌がたくさんふくまれています。乳酸菌には腸の中をきれいにしてくれる働きがあります。 キムチに使われている白菜にはイソチオシアナートという成分がふくまれていて、体の細胞が古くなるのを防いだり、ガンなどの病気を予防してくれたりする働きがあります。 2月23日(金)の献立サモサはインド料理の1つです。小麦粉を練って薄くのばした皮で、香辛料を入れて炒めたひき肉や野菜を包んで油で揚げて作ります。インドでは屋台などでおやつとして売られているそうです。 給食ではつぶしたじゃがいもに豚肉、人参、玉ねぎを混ぜ、カレー粉・ソース・ケチャップ・塩こしょうで味つけして餃子の皮で包んで作りました。中身はコロッケ、外見は餃子のようでおもしろいですね。 2月22日(木)の献立今日は愛知県の郷土料理です。明日の3年生の都立高受験の応援で「カツ(勝つ)」を使った料理にしました。 味噌カツはとんかつに八丁味噌やかつおだし、砂糖などを混ぜて作る『味噌だれ』をかけて食べる料理です。八杯汁は愛知県の三河地方で古くから作られている精進料理で、おいしくてたくさん(八杯)食べられる、ということからついたと言われています。 2月21日(水)の献立ポテトグラタンは3年生のリクエストです。 グラタンはフランスのドーフィネ地方が発祥の地といわれる、フランスの郷土料理から発展した料理です。オーブンなどで料理の表面を多少焦がすように調理する調理方法のことをいいます。同じような料理に「ドリア」がありますが、ドリアは中にご飯が入っていて、実は日本で生まれた料理です。今日はベーシックなホワイトソースのグラタンで、中に食べやすく切ったじゃが芋がたっぷり入っています。 2月20日(火)の献立今日のご飯は発芽玄米が入っています。発芽玄米は玄米を水に漬けて発芽させたものです。発芽によって酵素が活性化し、新芽の成長に必要な栄養素が増加するため玄米より栄養価が高くおいしくなります。特にストレス軽減作用で知られるGABAは玄米の約3倍、白米の約10倍も含まれます。また、甘み・うまみも豊富で、発芽により糠がやわらかくなることで固さがなくなり、食べやすくなります。よく噛んで食べた方が栄養の吸収もいいそうです。 2月19日(月)の献立今日は世界の料理、インドネシアです。 ナシゴレンはインドネシア風の炒飯です。「ナシ」はごはん、「ゴレン」は炒める、揚げるという意味があります。サテアヤムはインドネシア風の串焼(くしや)きで「アヤム」は鶏肉という意味があります。給食では串は使わず作ります。ソトアヤムはスパイシーな鶏肉のスープで、カレー粉を入れて作りました。 聞き慣れない料理名ばかりですが、どれも給食で食べやすい味にしています。 2月16日(金)の献立ガーリックフランスとは、にんにくの香りをつけて焼いたパンのことです。そのまま食べるほか、パスタや魚料理、肉料理のつけあわせとしてだされることもあります。パンには食パンやフランスパンが使われますが、食パンで作った場合は「ガーリックトースト」という名前になります。 学校のガーリックフランスはソフトフランスパンにバター、にんにく、ガーリックパウダー、パセリを混ぜたものをぬってオーブンで焼いています。おうちでも簡単にできるのでぜひ作ってみてください。 |
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