11月9日(木)の献立今日の蒸しケーキには、小松菜をいれています。 小松菜は江戸時代に東京の小松川村(現在の江戸川区)で盛んに栽培されていたためこの名前がついたと言われています。現在でも東京や神奈川など関東近郊で多く栽培されていて、特に埼玉は全国1位の生産量となっています。 小松菜は栄養豊富な野菜で、特にカルシウムとビタミンCが多くふくまれます。カルシウムは丈夫な骨の形成を促し、ビタミンCは体の抵抗力を上げて風邪の予防効果が期待できます。 11月8日(水)の献立山椒は野山に生えている木で、日本では古くから香辛料に使われています。若芽、花、果実、果皮をそれぞれ食べることができ、若芽は木の芽として、花は花山椒として、果実は青山椒・実山椒として、果皮は乾燥させて粉にして粉山椒として食べられます。粉山椒は七味唐辛子に使われたり、うなぎを食べるときにかけたりします。 今日は炒めたちりめんじゃこをしょうゆやみりん、水あめで味付けして粉山椒を加えています。ごはんとよくあっておいしいですよ。 11月7日(火)の献立ビビンバは韓国でよく食べられる混ぜご飯です。ごはんの上にナムルや肉、卵などをのせ、スプーンでよく混ぜて食べます。「ビビ」が「混ぜ」、「パ」が「飯」の意味があります。のせる具は様々あり、ユッケや海鮮などをのせたものも人気があります。 スープに入っているトックは米から作った韓国のおもちです。もち米ではなくうるち米で作っているので、加熱してものびたり溶けたりしないのが特徴です。炒め物やスープなどによく使われます。 11月6日(月)の献立ハニーサラダのハニーははちみつのことです。はちみつはハチが花の蜜から採取したもので、自然界で一番甘い蜜といわれています。80%が糖分、20%が水分で、ビタミンやミネラルなどの栄養もたくさんふくみます。昔から体にいい食べ物としてよく食べられているほか、ケガの治療やうがい薬、口内炎の治療などにも使われてきました。はちみつの賞味期限はとても長く設定されていますが、はちみつの強力な殺菌効果のためです。おいしくて体にもいい、理想的な食品ですね。 11月2日(木)の献立今日の魚は秋が旬の鮭です。鮭は秋になると川を逆に上るので『秋鮭』(別名、秋味)といわれます。9〜11月が旬ですが、夏の海でとれたものも『時鮭』とよばれて脂がのっておいしいとされています。 鮭は身が赤い魚ですが、赤身ではなく白身に分類されます。タンパク質やビタミンA、ビタミンD、DHAなどが豊富で、特に秋の鮭はタンパク質の消化・吸収がよいので栄養をしっかりとることができます。 11月1日(水)の献立今日の果物は秋から冬が旬のみかんです。11月3日は「いいみかん」の語呂合わせで「みかんの日」とされているそうです。みかんはいよかんやゆず、グレープフルーツなどと同じかんきつ類です。今日のみかんは早生みかんで、12月頃のみかんに比べて甘酸っぱいのが特徴です。 みかんには、のどの風邪に強い成分や皮フや鼻の粘膜を丈夫にしてくれるビタミンCが多く含まれるので、風邪の予防にも効果があります。 10月31日(火)の献立今日、10月31日はハロウィンです。今日はハロウィンにちなんでかぼちゃのマフィンを作りました。 アメリカのハロウィンでは魔女やおばけに仮装した子供たちが「トリック・オア・トリート」(お菓子をくれないといたずらしちゃうぞ)と言っていろんな家にお菓子をもらい歩いたり、かぼちゃをくりぬいて形を作り中にろうそくをたてる『ジャックランタン』を作ったりします。最近は日本でも仮装するハロウィンがはやっていますが、仮装以外のイベントも楽しそうですね。 10月30日(月)の献立大学芋はさつまいもを使ったおやつで、揚げたさつまいもに砂糖や水あめで作ったたれをからめて作ります。大学芋という名前は大正時代に東京の神田近辺の大学生が好んで食べていたためついたといわれています。さつまいもは食物繊維が豊富で、腸の中をきれいにしてくれる作用があります。 今日は普通のさつまいもと紫色のさつまいもを使いました。二色の食べ比べをしてみてください。味の違いがわかるでしょうか? 10月28日(土)の献立今日は大泉中の開校70周年をお祝いする、70周年お祝い献立です。 赤飯はお祝いごとにかかせない献立です。昔は節句という季節の節目に食べた行事食でしたが、今では身近な祝い事のときに食べられます。もち米に小豆やささげを混ぜて炊いたもので、豆の赤い色には病気や災いを払う力があるといわれています。 その他、すまし汁の中には普通のなるとと混ざって「祝」の文字が入っていたり、ジョアには70周年をお祝いするシールが貼られています。 10月26日(木)の献立果物は秋が旬の柿です。柿にはいろいろな種類がありますが、大きく分けて甘みの強い甘柿と渋みの強い渋柿の2種類に分けられます。普段スーパーなどで売られているものは甘柿ですが、本来柿は渋いもので、渋柿の種類もたくさんあります。渋柿はそのまま食べると渋いので、昔から渋抜きをしたり干し柿にしたりと、いろいろな工夫がされてきました。 柿にはみかんの約2倍のビタミンCがふくまれます。ビタミンCは免疫力を高めてくれるので、風邪の予防に効果があります。 10月25日(水)の献立ミートグラタンには、ペンネマカロニという種類のマカロニを使っています。ペンネはその形がペン先に似ていることから名付けられました。マカロニには他にも様々な形があり、シェルマカロニやABCマカロニ、カールマカロニなどが仲間です。 うどんやそうめんもマカロニと同じ小麦製品ですが、その違いは小麦粉の種類にあります。うどんやそうめんは中力粉、中華麺は強力粉、マカロニやスパゲティはデュラム小麦のセモリナ粉がよく使われます。同じ小麦製品でもいろいろな種類があっておもしろいですね。 10月24日(火)の献立今日は福島県の郷土料理です。さんまのポウポウ焼きは秋のさんまをとる船の上でできた料理です。さんまの身を包丁でたたいて、その上から真っ赤な炭をのせると、さんまの脂で炎がボウボウと上がることからこの名前がついたといわれています。 こづゆは福島県会津地方の料理で、内陸の会津地方でも入手可能な海産物の乾物を素材とした汁で、干した貝柱でだしをとります。今日もだしに干し貝柱を使いました。その他、しらたきやきくらげ、白玉ふなど、普段汁物に入らない珍しい具材もたくさん入っています。 10月23日(月)の献立三色丼の三色は、見た目の三色(そぼろの茶色、卵の黄色、小松菜の緑色)のほかに、食材の三色(そぼろと卵は赤の食材、ごはんは黄色の食材、小松菜は緑の食材)という意味もあります。すべて食べることで、炭水化物・たんぱく質・脂質・ビタミン・ミネラルの栄養のバランスがとれるようになっています。食べるときにも偏りなくバランスよく食べましょう。 ココア豆は炒り大豆を使った料理です。炒った大豆にココア、スキムミルク、砂糖をからめています。 10月20日(金)の献立今日のふきよせごはんには、鶏肉、人参、えび、栗、油揚げ、しめじ、しいたけ、さやいんげんの8つのさまざまな色の食材を入れています。この食材が秋の風に吹き寄せられた落ち葉や木の実を思わせることから、「ふきよせごはん」と名付けられたそうです。 また、先日10月4日にはい(1)わ(0)し(4)の日というのがあり、10月はいわしの旬でもあります。いわしは傷みやすい魚で冷凍にすると味が落ちてしまうため、旬の時季に食べるのが一番です。今日はいわしのすり身を使ったつみれ汁にしました。 10月19日(木)の献立今日は世界の料理、カナダです。 カナダは世界中の様々な国からの移民を受け入れているので、イギリス料理やフランス料理などいろいろな料理に影響を受けています。 メープルシロップはカナダの名産品で、世界一の生産国です。サトウカエデなどの樹液でできた甘味料で、独特な風味があります。また、鮭の消費量が非常に多く、輸出量も世界最大です。今日はメープルシロップを使ったメープルフレンチトーストと、鮭を使ったサーモンチャウダーにしました。 10月18日(水)の献立かぶは春と秋〜冬の2回旬がある野菜です。春の七草のひとつ、「すずな」はかぶの葉のことです。小かぶ・赤かぶなど全国で80種類以上あります。 かぶの白い根の部分は淡色野菜、葉の部分は緑黄色野菜に分類されます。今日はかぶの根と葉の両方を使っていますが、葉の部分にふくまれる辛味成分には血行をよくしたり体の中の老廃物を取り除いてくれたりする効果が期待できます。根の白い部分だけでなく葉もしっかり食べるようにしたいですね。 10月17日(火)の献立芋もちは北海道や和歌山県など全国各地の郷土料理です。芋をつぶしてかたくり粉などと混ぜ、焼いたり揚げたりした後、甘辛い味付けで食べます。地域によって使う芋の種類が異なり、じゃがいもやさつまいも、里芋などで作られます。北海道ではじゃがいも、和歌山県や高知県ではさつまいもが使われることが多いようです。 今日はじゃがいもをつぶしたものにかたくり粉と小松菜を混ぜ、油で揚げて作りました。もちもちした食感と甘辛いタレがおいしい味付けです。 10月16日(月)の献立今日はご飯の中にさつまいもが入っています。さつまいもは芋の中でも甘味とほくほくした食感が特徴で、お菓子などに使われることもあります。ビタミンCが豊富で、通常ビタミンCは熱に弱く壊れやすいビタミンですが、さつまいものビタミンCはでんぷんが熱から保護してくれるため壊れにくくなっています。また、食物繊維も豊富で、おなかの調子を整えてくれる効果が期待できます。 さつまいもの収穫時期は秋ですが、今後貯蔵したさつまいもも甘味が増しておいしくなります。 10月13日(金)の献立黄金焼きとは、魚や肉を焼き、仕上げに卵黄を塗った料理のことで、見た目が黄金色に見えることから名付けられました。給食では鮭の切り身に味噌とマヨネーズをあわせたソースをからめてオーブンで焼いて作りました。味噌とマヨネーズが食欲をそそる味つけになっています。 鮭は身が赤い魚ですが、赤身ではなく白身に分類されます。タンパク質やビタミンA、ビタミンD、DHAなどが豊富です。 10月12日(木)の献立ジャーマンポテトとは、ジャーマンがドイツ、ポテトがじゃがいもという意味のドイツの家庭料理です。ゆでたじゃがいもをベーコンや玉ねぎと一緒に炒めて、塩こしょうやバターで味付けをして作ります。給食ではじゃがいもを揚げてマヨネーズとしょうゆで味つけしています。ジャーマンポテトという名前は外国語のようですが、実は日本独自でつけられたもので、ドイツでは「ブラートカルトッフェルン」(ブラート=焼く、カルトッフェルン=じゃがいも)という名前で呼ばれています。 |
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