6月21日(木)の献立今日は夏至です。夏至は1年のうちで昼間の時間が最も長い日のことです。今日は夏によく食べられる麺類、冷やし中華にしました。 果物は夏が旬のすいかです。今日は今まで出ていた小玉のすいかではなく、大きいすいかです。水分量が多く、1回に食べる量も多いので、夏の水分補給にぴったりです。冷蔵庫や冷たい水でよく冷やした方が甘味をより感じられます。また、種のあるすいかは真ん中に違い部分ほど甘いといわれています。トマトの1.5倍のβカロテンとリコピンをふくんでいるので栄養もしっかりあります。 6月20日(水)の献立今日の豚肉のしょうが焼きには豚こまと豚バラの2種類の豚肉を使っています。豚肉には疲労回復に効果のあるビタミンB1や脳の働きを活発にするビタミンB12が豊富に含まれます。別名『疲労回復ビタミン』と言われているビタミンB1は牛肉の10倍も含まれます。疲れを感じている人や激しい運動をしている人などにはもってこいです。また、しょうがの辛みの成分には殺菌力があり、胃の調子を整える効果があります。豚肉のしょうが焼きは疲れた体を元気にしてくれるスタミナ料理として暑い夏におすすめです。 6月19日(火)の献立今日は人気の献立ハヤシライスです。ハヤシライスの名前の由来は諸説あり、「ハッシュドビーフ ウィズ ライス」がなまったという説や早矢仕さんが作ったからという説があります。 給食では市販のルゥを使わず学校ですべて手作りしています。 手作りのルゥの他にも、ケチャップ、砂糖、トマトピューレ、中濃ソース、しょうゆ、クリームなどいろいろな調味料が入っています。学校でしか味わえないハヤシライス、ぜひおいしく食べてくださいね。 6月18日(月)の献立アスパラガスにはグリーンアスパラ(緑)とホワイトアスパラ(白)がありますが、その違いは太陽の光を浴びて育ったかどうかです。陽の光をいっぱい浴びて育ったグリーンアスパラはホワイトアスパラよりもたくさん栄養をふくんでいます。 栄養のひとつ、アスパラギンにはつかれの回復を早めたり肌をきれいにしてくれたりする効果が期待できます。アスパラガスは地面から空に向かってまっすぐ伸びていくので、上へ上へと成長するパワーがたくさんつまった栄養豊富な野菜です。 6月15日(金)の献立今日の果物はメロンです。メロンは網目があるネットメロンと網目がないノーネットメロンにわけられ、赤い果肉の夕張メロン、黄緑色のアンデスメロンやプリンスメロン、白色のホームランメロンなどさまざまな種類があります。網目は、メロンが大きくなるにつれて外の皮が割れていき、その割れ目を埋めるために果汁がしみ出して固まることで自然とできあがります。きれいな網目のメロンほど値段が高くなっています。今日のメロンはアンデスメロンで、網目があり果肉が黄緑色をしています。 6月14日(木)の献立今日からサッカーW杯が開幕します。今年の開催地はロシアです。今日はそれに合わせてロシアの料理にしました。 ピロシキはロシアの総菜パンで、本場では肉や魚、卵、米、野菜など様々な具材が使われます。日本ではよく揚げて作られますが、ロシアでは焼いたピロシキが一般的だそうです。ボルシチはビーツと呼ばれる赤カブのような野菜を入れて作るスープです。日本ではビーツが手に入りにくいためトマトやケチャップで赤い色をつけます。 6月13日(水)の献立きすは6月が旬の白身魚です。小ぶりで白くきらきら光る美しい見た目が特徴です。日本各地の陸地に近い海に住んでいるため、よく釣りの対象としても人気があります。漢字では「鱚」(魚編に喜ぶ)と書き、「喜ぶ」という言葉から、お祝い事やお正月料理としても出されています。 脂肪が少なくくせのない味なので、刺身や塩焼きにするほか、今日のようにフライにしたり、から揚げや天ぷらにしたりなど、油と一緒に調理する食べ方もおすすめです。 6月8日(金)の献立6月11日は「入梅」という日で、暦の上では梅雨入りの日とされています。梅の実が黄色く色づき、梅雨に入る頃を示します。実際の梅雨入りの日とは異なりますが、農家にとっては田植えの日を決める上でも梅雨の時期を知ることは重要でした。昔は今のように気象情報が発達していなかったため、江戸時代に目安として暦の上で入梅を設けたのがはじめとされています。 今日は梅を使った梅ちりめんごはんにしました。食欲が落ちるこの時期にさっぱりした梅を食べて元気に過ごしたいですね。 6月7日(木)の献立親子丼は鶏肉を割り下などで煮て卵でとじ、ごはんの上にのせた料理のことです。「親子」という名前は鶏の肉と卵を使うことに由来します。発祥は諸説ありますが、1887年ごろに日本橋人形町にある軍鶏料理専門店「玉ひで」で、鶏鍋を食べていた客が鍋のシメに卵でとじてごはんと一緒に食べていたものを店で「親子丼」として販売するようになったのが始まりといわれています。 また、鶏肉と卵以外にも、鮭といくら(鮭の卵)を使った丼なども同じように「親子丼」という名前が使われます。 6月6日(水)の献立あじさいゼリーは6月〜7月の梅雨の季節に咲くあじさいの花をイメージしたゼリーです。下は牛乳、上はぶどうジュースで作りました。ぶどうゼリーはバットのふたに流し入れて固めた後、小さい四角に切り、牛乳ゼリーを入れたカップの上にのせました。ぶどうゼリーの小さい四角はあじさいの花びらを表しています。 今日は紫色をしていますが、本物のあじさいの色は育つ場所の土壌の酸性度(pH)によっても変わるそうです。すでに咲いているあじさいもたくさんあるので、観察してみるとおもしろそうですね。 6月5日(火)の献立今日の魚は春〜夏が旬の「あじ」です。日本では昔からよく食べられ、「味がよい」ということからこの名前がつけられたと言われています。あじは背中の皮が青い青魚の一種で、さばやいわし、さんまの仲間です。ただ、青魚の仲間の中では脂肪分が少なく、さっぱりした味が特徴です。刺身にしたり、塩焼きにしたり、天ぷらにしたりなどいろいろな調理方法で楽しむことができます。 今日はしょうゆやみりんのたれにしょうがやにんにくをたっぷり入れて焼きました。 6月4日(月)の献立今日は人気の献立きなこ揚げパンです。揚げパンはコッペパンを油でさっと揚げてきなこやココアをまぶして作ります。 きなこは大豆を煎って皮をむいた豆を粉にして作られます。きなこはその色から『黄なる粉』がもとになってできた言葉です。粉にすることで消化がよくなり、大豆の栄養をしっかりとることができます。栄養がたくさん入っているのでプロのスポーツ選手も牛乳に溶かして飲むなどして積極的に食べている食品です。 6月1日(金)の献立今日の卵焼きには切り干し大根が入っています。切り干し大根とは、大根の乾燥品のことです。秋の終わりから冬にかけて収穫した大根を細切りにし、広げて天日干しします。太陽の光を浴びることで糖化されて甘味が増し、栄養価も増します。同量の大根と比べると、骨や歯を丈夫にするカルシウムは15倍、貧血を予防する鉄分は32倍、代謝を促進するビタミンB1・B2は10倍にもなります。また、食物繊維も豊富で肌をきれいにしてくれたり、おなかの中で膨らんで少量でも満腹感が得られるため肥満解消にも効果を発揮します。 5月31日(木)の献立黄金焼きとは、魚や肉を焼き仕上げに卵黄を塗った料理のことで、見た目が黄金色に見えることから名付けられました。給食では鮭の切り身に味噌とマヨネーズをあわせたソースをからめてオーブンで焼いて作りました。味噌とマヨネーズが食欲をそそる味つけになっています。 鮭は身が赤い魚ですが、赤身ではなく白身に分類されます。タンパク質やビタミンA、ビタミンD、DHAなどが豊富です。 5月30日(水)の献立清見オレンジは日本の温州みかんと外国のトロビタオレンジをあわせてできた新しいかんきつ類です。みかんの甘味とオレンジの香りを受け継いで、果汁が多く甘い果実になりました。 清見という名前は最初に作られた静岡県清水市にある清見潟と清見寺というお寺からつけられたそうです。清見オレンジはその甘くおいしい果肉から、他のかんきつ類の交配にも使われます。たとえば、清見オレンジとポンカンを合わせて「デコポン」や「はるみ」などのかんきつ類が作られています。 5月29日(火)の献立今日のハンバーグには塩麹が入っています。塩麹とは麹に塩と水(または酒)を加えて発酵させた日本の調味料です。食品のデンプンやタンパク質を分解してうまみや甘みを引き出してくれたり、肉を漬けると柔らかくしてくれたりする効果があります。ビタミン類も豊富にふくまれていて、代謝を助け疲労回復効果もあります。今日はハンバーグに豚肉・鶏肉・豆腐・塩麹を使ったのでやわらかく仕上がりました。和風のたれと一緒に食べてください。 5月25日(金)の献立今日は明日の運動会に向けた運動会応援献立です。 豚カツの「かつ」と勝負に勝つの「かつ」をかけてカツ丼にしました。通常カツ丼は卵でとじますが、給食では1つ1つ作ることができないのでご飯にカツをのせてその上に卵とじをかけて食べてください。果物は疲労回復効果のあるクエン酸の入ったかんきつ類です。しっかり食べて、明日の運動会で実力をだしきれるといいですね。 ※今日の果物は元々「なつみ」の予定でしたが、なつみの入荷が終了してしまったため「甘夏」に変更になりました。 5月24日(木)の献立ポタージュはフランス語で「フランス料理のスープ全般」のことをさす言葉です。日本ではスープ類のうち、濃いとろみのあるものをポタージュ、薄い澄んだものをコンソメと呼んでいます。 今日のポタージュには牛乳と一緒にミキサーにかけた白いんげん豆が入っています。白いんげん豆とは、大福豆や白金時豆など白色のいんげん豆のことをさします。食物繊維やビタミンB群、カルシウムが豊富です。今日は豆をそのまま食べるのではなくルゥに混ぜていますが、豆の味がわかったでしょうか? 5月23日(水)の献立小玉すいかはふつうのすいかと比べて少し小さい種類のすいかです。大きいすいかは夏が旬ですが、小玉すいかは5月からおいしく食べられます。しゃきしゃきとした食感と甘みのあるみずみずしい果汁が持ち味です。水分の量が多いので夏の水分補給にぴったりで夏バテ予防にもなります。冷蔵庫や冷水でよく冷やしたすいかは甘みが強く感じられます。塩をふると、味の対比効果によって甘みがさらに強く感じられます。家で食べるとき試してみてください。 5月22日(火)の献立今日は5月が旬のかつおを使った献立です。春に出回るかつおは「初がつお」(のぼりがつお)と呼ばれ、脂肪が少なく、エネルギーが控えめなのが特徴です。逆に秋に出回る「戻りがつお」は脂ののりがよく、高エネルギーです。どちらもビタミンB群が多くふくまれ、からだの機能を正常にしてくれる働きがあります。 かつおには特有のくさみがありますが、今日のようにしょうがと合わせたり一度揚げたりすることでくさみをとることができます。 |
|