2月15日(金)の献立今日のきんぴらご飯はきんぴら風の具材を混ぜたご飯です。 きんぴらの語源は、江戸時代初期に流行した浄瑠璃のひとつ、「金平浄瑠璃」の主人公である坂田金平です。坂田金平は昔話に出てくるまさかりをかついだ金太郎の息子という設定です。浄瑠璃の物語の中では、怪力(かいりき)の持ち主でとても強く勇ましい武将として知られていました。「きんぴら」という言葉は、ごぼうに歯ごたえがあり、食べると精がつくことなどを坂田(さかたの)金平(きんぴら)の強さになぞらえてつけられたそうです。 2月14日(木)の献立デザートはバレンタインにちなんだチョコレートブラウニーです。ブラウニーは濃厚なチョコレートケーキで、アメリカでよく食べられている焼き菓子です。ブラウニーが初めて誕生したのは1893年に開催されたシカゴ万博で、万博に参加する人のために小さくて簡単に食べられるお菓子として考案されたそうです。レシピによってナッツやチョコレートチップを混ぜたりしますが、今日はバターや油は使わず絹ごし豆腐を入れて、外はさっくり、中はしっとりとした食感にしました。 2月13日(水)の献立今日の魚はさばの文化干しです。文化干しとは、太陽の光を当てて干す天日干しと違い、機械の冷温風機を当てて乾燥させて干す方法で作った干物のことをいいます。昔は魚の干物は新聞紙で包んだり木箱に入れられたりして売られていましたが、ある会社がセロファンに包んで売ったところ、見た目が美しく新しいということで「文化」という名前が使われたそうです。 2月12日(火)の献立野菜チップスはじゃがいも・人参・れんこん・さつまいもをそれぞれ薄くスライスして、油で揚げて塩こしょうをまぶしています。揚げることでパリパリとした食感が楽しい献立です。作り方を見ると簡単にできそうですが、スライスした野菜をパリパリになるまで全校分揚げるのはとても時間がかかります。朝からずっと揚げてくれた調理員さんに感謝をしながら食べましょう。今日の野菜以外にもかぼちゃやごぼうなど他の根菜類でもできるので、ぜひおうちの方と作ってみてください。 2月8日(金)の献立2月・3月は全校でとったリクエスト献立が入っています。味噌ラーメンは1年生5位、3年生4位に入った献立です。麺類の中では、練馬スパゲティ、ジャージャー麺に次いで3位でした。 味噌ラーメンは北海道の札幌市発祥で、しょうゆや塩ラーメンに比べて比較的新しいラーメンです。味噌味のスープに肉や野菜などさまざまな具材が入っています。北海道発祥ということで、北海道でとれるコーンやバターが具材としてよく使われます。 2月7日(木)の献立西京焼きとは、味噌にみりんや酒などを加えて、魚の切り身などを漬け込んで焼いた料理のことです。さわらやたら、かつお、鮭などがよく使われます。 今日はスケトウダラという種類のたらを使って作りました。秋から冬が旬の魚で、ちくわやかまぼこなどの練り製品や、たらこや明太子の原料にもなります。くせがなく淡白な味なので、今日のようなみそ味とも相性がいい魚です。 2月6日(水)の献立今日のデザートにはおからを使っています。おからは豆腐をつくるときにできる大豆の残りです。大豆を水に浸しやわらかくなったものをすりつぶして布でこして「おから」と「豆乳」にわけます。豆乳ににがりを加えて固めると「豆腐」になります。おからはエネルギーが低くタンパク質・食物繊維が多いのが特徴です。食物繊維の量はごぼうの2倍にもなります。 「ロック」は見た目が岩(ロック)のようにごつごつして見えることからきています。リクエストで書いてくれた人もいました。 2月5日(火)の献立今日の果物はぽんかんです。ぽんかんは柑橘類の一種です。みかんと比べると皮は少し厚いですが、手でむきやすく、甘味が強く酸味が少ないのが特徴です。日本では四国や九州など暖かい地方で多く作られています。12月に収穫されますが、食べ頃になるまで一度貯蔵されるので1月〜2月の今の時期が旬です。インド原産で、ぽんかんの「ぽん」はインド西部の地名「Poona(ぷーな)」から、「かん」は柑橘類の「柑」からついたといわれています。 2月4日(月)の献立今日は立春です。暦の上では今日から春になります。旧暦では立春が1年の始めの日とされていたため、決まり事や季節の節目はこの日が起点になっているものが多くあります。例えば八十八夜は立春から数えて88日目のことで、春と夏を分ける日とされています。通常は立春のころを寒さのピークとして寒さがやわらぎ、徐々に春らしい陽気になっていきます。今日は立春のお祝いとして、「春を巻く」と書く春巻きを作りました。 2月1日(金)の献立2月3日は節分です。節分とは「季節を分ける日」という意味で、冬と春を分けている日です。この日には多くの家で豆まきが行われます。豆まきは鬼に豆をぶつけることで邪気を追い払い1年の健康を願うという意味があります。今日はその豆まきの豆にちなんで、ごはんの中に大豆を入れました。 また節分には「柊鰯」(柊の小枝と焼いた鰯の頭を刺したものを玄関先に飾って魔除けとする)という習慣もあり、それにちなんでいわしを使った献立にしました。 1月31日(木)の献立今日は学校給食週間最終日、東京都産の食材を使った料理です。 ムロアジのメンチカツのムロアジは、東京都の八丈島でとれたもので、昨日産地直送で届けられました。新鮮なムロアジを八丈島の女性漁業組合の方々がミンチにしてくれています。スープのムロ節はむろあじの節のことで、これを使ってだしをとります。糸寒天も東京都の島々でとれるテングサから作られたものです。 牛乳は東京でとれた「東京牛乳」です。すべて、東京都の多摩地区で生産された牛乳です。 1月30日(水)の献立学校給食週間5日目は練馬区産食材の日です。 今日のキムたくごはんには練馬区でとれた『練馬大根』を使って作ったたくあんが入っています。全国学校給食週間に関連した練馬区の事業で準備されたたくあんで、昨日の昼に糠がたくさんついたまま届いた新鮮なものです。今日は豚ひき肉とキムチと一緒に炒めてごはんに混ぜました。キムたくごはんという名前もおもしろいですね。 その他、和え物のキャベツやみそ汁の大根も練馬区産を使用しています。 1月29日(火)の献立学校給食週間4日目は「織田信長」献立です。 織田信長は塩辛い田舎風の味を好みました。そのわけは、常に動いて活動的であるため発汗によって失われる塩分の量が多く、食事で塩分を欲したからだそうです。信長は焼き鳥を好んで食べました。鳥の皮にはヒアルロン酸やコラーゲンが含まれ、細胞の老化を防ぎ関節の痛みを緩和する働きがありました。「即効性」を重視した信長にぴったりだったそうです。今日の味噌はねぎ味噌は白味噌、みそ汁は八丁味噌と白味噌を使っています。 1月28日(月)の献立今日は学校給食週間3日目、「伊達政宗」献立です。 戦国武将の中でも伊達政宗は卓越した記憶力の持ち主だったそうです。そんな抜群の記憶力・頭脳力を養っていたのが「大豆」です。生涯を通じて大豆を使った食品・料理を常用しました。 あつめ汁は海の素材・山の素材をふんだんに使った汁で、日頃の健康管理に大いに役立ちました。笹かまは仙台藩主伊達家の家紋「竹に雀」の笹にちなみ命名されました。ずんだもちは大の料理好きだった政宗が開発した料理のひとつだといわれています。 1月25日(金)の献立学校給食週間2日目の今日は「武田信玄」献立です。 武田信玄はほうとうを陣中食にして戦国最強とうたわれる軍団を築きました。信玄の本拠地である甲斐の国は山ばかりで、米の生産力が他国に比べて低かったそうです。そこで山を開いて雑穀類を作ったことで粉食文化が発達しました。 信玄餅は信玄が出陣の際非常食糧として欠かせなかった切り餅にちなんで作られたと言われています。通常の信玄餅はきなこもちの上に黒蜜をかけますが、給食では黒蜜の上にきなこをかけました。 1月24日(木)の献立1月24日〜30日は全国学校給食週間です。大泉中では、前半は「戦国武将の食べた食事・ゆかりのある料理」をだします。 1日目の今日は「徳川家康」献立です。徳川家康は三河の生まれで、当時の平均寿命が40歳弱の時代に75歳まで長生きしました。 長寿の秘訣は「麦飯」と「よく噛むこと」だったそうです。タイの天ぷらは家康が好んで食べた料理で、死因もタイの天ぷらによるものだという説があります。五菜三根汁は葉物5種類、根菜3種類を使った健康によい味噌汁です。当時使われていた豆味噌で作りました。 1月23日(水)の献立はちみつトーストは食パンにバターとはちみつを混ぜたものを塗ってオーブンで焼いて作ります。 はちみつはハチが花の蜜から採取したもので、自然界で一番甘い蜜といわれています。80%が糖分、20%が水分で、ビタミンやミネラルなどの栄養もたくさんふくみます。昔から体にいい食べ物としてよく食べられているほか、ケガの治療やうがい薬、口内炎の治療などにも使われてきました。おいしくて体にもいい、理想的な食品ですね。 1月22日(火)の献立今日のごはんには『きび』という雑穀をまぜて炊いています。きびは米や小麦が育ちにくい土地でも栽培でき、短い期間で育ちます。鉄やカルシウム、マグネシウムなどのミネラルや食物繊維が豊富で、日本人に不足しやすい栄養素がとれる健康食品として注目されています。 きびはほかの雑穀とくらべてコクや甘みがあって食べやすいので、お米と一緒に炊くほか、団子やもちにして食べられたりします。きびだんごは昔この「きび」を使って作っていたことから名付けられました。今ではほとんどもち米で作られています。 1月21日(月)の献立芋もちは北海道や和歌山県など全国各地の郷土料理です。芋をつぶしてかたくり粉などと混ぜ、焼いたり揚げたりした後、甘辛い味付けで食べます。地域によって使う芋の種類が異なり、じゃがいもやさつまいも、里芋などで作られます。北海道ではじゃがいも、和歌山県や高知県ではさつまいもが使われることが多いようです。 今日はじゃがいもをつぶしたものにかたくり粉と小松菜を混ぜ、油で揚げて作りました。もちもちした食感と甘辛いタレがおいしいですね。 1月18日(金)の献立今日の魚はわかさぎです。わかさぎは日本の湖に生息する魚で、10cmほどと小さく、頭から丸ごと食べられます。唐揚げや天ぷらにすると骨も一緒に食べられるので、カルシウムをしっかり摂ることができます。産卵期を迎える冬が旬で、凍った湖面に穴をあけて釣る「わかさぎ釣り」が有名です。主な産地は北海道、茨城県、滋賀県です。 |
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