9月9日(月)の献立9月9日は重陽の節句です。1月7日の七草の節句、3月3日の桃の節句、5月5日の端午の節句、7月7日の七夕の節句と並ぶ五節句のひとつで、旧暦の9月9日(今の10月中旬頃)は菊の咲く季節であり、菊は不老長を願うことから別名「菊(の節句」とも呼ばれます。平安時代からこの日には菊の花を飾ったり、菊の花びらをうかべたお酒を飲んだりしていました。 今日は給食でもごはんの上に食べられる菊の花を飾った菊花寿司を作りました。 9月12日(木)の献立9月13日はお月見です。お月見には十五夜と十三夜があり、13日は十五夜にあたります。十五夜は別名「中秋の名月」や「芋名月」ともいわれ、一年で一番月がきれいに輝く日とされています。 お月見の始まりは中国で、昔から中国では十五夜に里芋を食べる習慣がありました。これは、お月見の時期が里芋の収穫時期で、収穫祭ともされていたことからきたそうです。日本でもこの日にはすすきや月見団子をお供えします。今日は煮物に里芋を入れ、デザートを月見団子にしました。お好みできなこをかけて食べてください。 9月11日(水)の献立チャウダーの語源は『大鍋、煮込み』という意味のフランス語です。魚介類や乳製品を使うことが多く、アメリカ東海岸の名物料理『クラムチャウダー』などがよく知られています。小さめの具材がたくさん入り、クリームベースやトマトベースなどいろいろな種類があります。固さでいうと、スープとシチューの中間ぐらいに位置する煮込み料理です。 今日は魚介類ではなく、森で採れるキノコや大豆を加えたチャウダーにしました。 9月10日(火)の献立今日は図書コラボ給食第2弾です。今日の本は『3年7組食物調理科』という本です。 ある高校の食物調理科で料理に明け暮れる高校生のお話です。卒業作品展として行われる立食パーティに向けて、主人公は辛い麻婆豆腐を作ります。本の中では花椒というスパイスを使っていますが、給食で出すには辛みが強いので、今日は豆板醤・甜麺醤・山椒を使用しています。いつもの麻婆豆腐にはにんじんやたけのこなどが入りますが、今日は豚肉・ねぎ・豆腐で作った本格的な麻婆豆腐です。 9月6日(金)の献立ひつまぶしとは、かば焼きにした魚を切り分け、ご飯にのせた料理です。うなぎのひつまぶしは名古屋市の郷土料理としても有名です。うなぎは価格が高いので、今日は今が旬のさんまを使いました。 さんまは秋になると脂がのっておいしくなります。漢字では秋刀魚と書き、「秋に獲れる刀のような形をした魚」という意味があります。このさんまにふくまれる脂は、頭の働きをよくするDHAやコレステロールを減らす働きのあるEPAがたくさんふくまれます。 9月5日(木)の献立今日は図書コラボ給食第1弾です。今月は図書館支援員の治田さんとコラボし、学校図書館にある本の中にでてくる料理を給食に出します。ぜひ食べる前後に読んでお話の世界を体験してみてください。 今日は「魔法使いハウルと火の悪魔」という本です。スタジオジブリのアニメーション映画「ハウルの動く城」の原作となった作品です。ハウルの動く城は見たことがあるという人もいるのではないでしょうか?本の中に、ソフィーとハウルが朝食にベーコンエッグを作るシーンがあります。今日はそのベーコンエッグを作りました。 9月4日(水)の献立今日の果物は梨です。梨は9月が旬の果物です。たっぷりの水分と、つかれをとる効果のあるリンゴ酸・クエン酸という成分がふくまれていて、夏の暑さでつかれた体を回復するのに最適です。また、食物繊維はさつまいもより多くふくまれています。 梨の実は皮の下が一番甘く、中の種や芯に近づく部分ほど酸味が強くなります。ですので、家で食べるときは皮をなるべく薄く、芯を多めにとるのがおすすめです。ぜひ試してみてください。 9月3日(火)の献立今日は福井県の郷土料理献立です。 福井県でカツ丼といえば卵とじではなくソースカツ丼です。揚げたカツを熱いうちにソースにくぐらせてご飯にのせて食べます。キャベツなどはのせず、カツだけで食べるのが一般的だそうです。 打ち豆とは、大豆を水につけて戻したものを石うすの上にのせて木づちでつぶしたものです。肉や魚が今より手に入らなかった昔、日本でよく食べられていました。栄養価が高く、常温での長期保存が可能なため、日本海側の雪の多い地帯の人々を支える貴重な食品となっています。 9月2日(月)の献立今日のドライカレーにはごぼうがたくさん入っています。 ごぼうは独特の歯触りと香りのある野菜です。食物繊維をたくさん含んでいて、腸の中をきれいにしてくれたり、肥満を予防してくれたり、肌をきれいにしてくれる効果が期待できます。 ごぼうは野菜の中でも「根菜類」に分類され土の中で育ちます。スーパーなどでは土付きのごぼうと土なしのごぼうが売っていますが、土付きのもののほうが新鮮で長持ちしておいしいですよ。 8月30日(金)の献立長い夏休みが終わりました。毎日規則正しい生活ができましたか? 今日から2学期の授業もスタートしました。また新たな気持ちでがんばりましょう。 キャラメルポテトは大学芋のたれにバターを入れて作る洋風の大学芋のようなデザートです。キャラメルとは、砂糖や牛乳を煮詰めて作るキャンディ菓子のことをさします。カラメルと言葉が似ていますが、カラメルは水と砂糖だけを熱して作られる濃い褐色の液体で、牛乳やバターなどの乳製品は入っていません。 7月19日(金)の献立今日のカレーには夏野菜がたくさん入っています。夏野菜は野菜の中でも特に夏を旬とした野菜のことをいい、今の時期が一番おいしく栄養があります。特に、カロテンやビタミンC、ビタミンEなどが多く含まれ、夏バテの予防にも効果があるといわれています。 白玉入りフルーツパンチは、サイダーをつけました。炭酸のすっきり感が暑い夏にぴったりです。 7月18日(木)の献立きつねうどんの「きつね」とは、甘辛く煮た油揚げのことです。「きつね」という名前がつけられたのは、昔から油揚げがきつねの好物であるとされていることに由来します。今日は大皿にうどんと野菜を盛り、上から汁をかけて配膳します。 とうもろこしは練馬区の農家でとれたものです。とうもろこしは通常1本の木にたくさん実をつけますが、農家で間引きして1本に減らして育てます。それは、1本の実に栄養分を集中させるためで、甘みや栄養が凝縮されて育ちます。新鮮でおいしいですよ。 7月17日(水)の献立チリコンカンはメキシコに近いアメリカのテキサス州というところで作られた料理です。チリコンカンの「チリ」には「とうがらし」という意味があります。 ひき肉、玉ねぎを炒め、トマトややわらかく煮た豆、チリパウダー・オレガノ・クミンなどの香辛料を加えて煮込んで作ります。学校ではケチャップやトマトピューレを使って、辛味をおさえた味にしています。パンやナンにつけて食べることが多い料理ですが、今日はターメリックを入れて炊いたごはんにかけて食べました。 7月16日(火)の献立今年の土用の丑の日は7月27日土曜日です。この日にはうなぎを食べるのが風習となっています。江戸時代中後期頃、うなぎの旬ではない夏場の売り上げ不振に悩んでいたうなぎ屋が平賀源内に相談したところ、元来丑の日には「う」から始まる食べ物を食べると夏バテしない、という風習があったことを利用して、うなぎを土用の丑の日に合わせて売り出したら、その後とても繁盛したそうです。うなぎは価格が高く給食では難しいため、いわしのかば焼きにしました。 7月12日(金)の献立奄美の鶏飯は鹿児島県奄美大島の郷土料理です。「とりめし」ではなく「けいはん」と読みます。ごはんをお椀に盛り、蒸した鶏肉や卵、しいたけ、漬物などを上に盛り付け、薬味を添えてだしをかけて食べます。だしはかつおや昆布ではなく、鶏ガラが使われます。元々は1600年代に奄美大島が薩摩藩の管轄だったときに、藩の役人のおもてなし料理として生まれたそうです。 給食ではごはんを大皿に盛ってのりをかけ、だしをお椀に入れて、各自で上からかけながら食べました。(お茶漬けのような感じです) 7月11日(木)の献立さくらんぼは6月から夏の初めが旬の果物です。さくらんぼの甘い味はソルビトールという成分で、おなかの調子を整えてくれる効果があります。 新鮮さが命で低い温度に弱いので、あまり長く冷蔵庫に入れたままにしておくと甘さがなくなってしまいます。また軸をとってしまうとそこから水分が逃げてしまうので、軸をとらずにそのまま保存するのがおすすめです。今が旬の果物なのでぜひおうちでも食べてみてください。今日は一人2個です。 7月10日(水)の献立今日の給食は世界の料理「韓国」です。プルコギは韓国の代表的な肉料理のひとつです。「プル」は火、「コギ」は肉の意味があり、日本でいうすき焼きに近い料理です。薄切り肉をタレに漬けて味付けをし、野菜と一緒に炒めて作ります。 トック入りわかめスープのトックは米から作った韓国のおもちです。もち米ではなくうるち米で作っているので、加熱してものびたり溶けたりしないのが特徴で、炒め物やスープなどによく使われます。 今日も完食目指してがんばりましょう! 7月9日(火)の献立今日と明日は給食委員会の取り組み「給食大好き!完食days!!」で、全校完食を目指す日です。完食したクラスには賞状があります。ぜひクラスみんなで協力して完食を目指しましょう。 今日のデザートにはおからを使っています。おからは豆腐をつくるときにできる大豆の残りです。大豆を水に浸しやわらかくなったものをすりつぶして布でこして「おから」と「豆乳」(豆腐の元)にわけます。おからはエネルギーが低くタンパク質・食物繊維が多いのが特徴です。食物繊維の量はごぼうの2倍にもなります。 7月8日(月)の献立今日は世界の料理献立「スペイン」です。 パエリアは、スペインのバレンシア地方で作られた野菜・魚介類・肉などを炊き込んだ米料理で、世界的に人気があります。パエリアにはバレンシア語で『フライパン』という意味があります。今日はえびやイカ、鶏肉などを入れて作りました。他にも、魚介類を入れたり貝類を入れたりなどさまざまな作り方があります。 主菜はスペイン発祥のスパニッシュオムレツ、スープはスペインの『トマト祭り』にちなんで白インゲン豆とトマトのスープにしました。 7月5日(金)の献立7月7日は七夕です。七夕は日本、中国、韓国などにおける節句のひとつで、織姫と彦星が一年に一度だけ会える日として、この日に短冊に願いを書いて竹にくくると願いが叶うといわれています。 今日は星や天の川をイメージした七夕献立にしました。彩りきれいなちらし寿司やスープに入っているオクラ・星の麩、ゼリーの星型のナタデココは「空に瞬く星」を、そうめんは「空に流れる天の川」を、ゼリーのみかんは「空に輝く月」をイメージしています。 |
|