7月9日(金)の献立![]() ![]() 今日の汁物には冬瓜が入っています。冬瓜はウリ科に属する野菜の一種で、大きいものだと10kgを超すものもあるとても大きな野菜です。冬瓜は冬の瓜と書きますが、夏が旬です。『冬』という字がついているのは 冬に収穫するという意味ではなく、貯蔵性が高く夏に収穫したものでも冬までもつ、という意味からだそうです。90%以上が水分で、昔からむくみをとったり熱を下げる効果があるといわれています。 7月8日(木)の献立![]() ![]() 今日は福井県の郷土料理献立です。 福井県でカツ丼といえば卵とじではなくソースカツ丼です。揚げたカツを熱いうちにソースにくぐらせてご飯にのせて食べます。キャベツなどはのせず、カツだけで食べるのが一般的だそうです。 打ち豆とは、大豆を水につけて戻したものを石うすの上にのせて木づちでつぶしたものです。肉や魚が今より手に入らなかった昔、日本でよく食べられていました。栄養価が高く、常温での長期保存が可能なため、日本海側の雪の多い地帯の人々を支える貴重な食品となっています。 7月7日(水)の献立![]() ![]() 7月7日は七夕です。七夕は日本、中国、韓国などにおける節句のひとつで、織姫と彦星が一年に一度だけ会える日として、この日に短冊に願いを書いて竹にくくると願いが叶うといわれています。 今日は星や天の川をイメージした七夕献立にしました。彩りきれいなちらし寿司やスープに入っているオクラ・星の麩、ゼリーの星型のナタデココは「空に瞬く星」を、そうめんは「空に流れる天の川」を、ゼリーのみかんは「空に輝く月」をイメージしています。 7月6日(火)の献立![]() ![]() ゴーヤは別名「にがうり」や「つるれいし」と呼ばれる沖縄野菜です。表面のごつごつした形が特徴で、にがうりという名前のとおり苦みがあります。ビタミンCがとても多く、免疫力を高めてくれます。通常ビタミンCは熱に弱く調理をすると減ってしまいますが、ゴーヤのビタミンCは熱に強く調理をしても減らないので、ゴーヤチャンプルやみそ汁の具など加熱する料理にも向いています。 今日はゴーヤを揚げて甘辛いたれにからめました。揚げることで苦みが減って食べやすくなっています。 7月5日(月)の献立![]() ![]() ジャージャー麺は中国北部の家庭料理です。みじん切りにしたにんじん、たけのこ、玉ねぎと豚ひき肉を炒めたあと、スープで煮て、ねり味噌で味をつけて作ります。「ジャージャー」には「炒めた肉味噌」という意味があります。 キャラメルポテトは大学芋のたれにバターを入れて作る洋風の大学芋のようなデザートです。キャラメルとは、砂糖や牛乳を煮詰めて作るキャンディ菓子のことをさします。甘くておいしいですよ。 7月2日(金)の献立![]() ![]() 7月2日は半夏生です。半夏生は、夏至から数えて11日目にあたる日のことで、農家では田植えを終わらせる目安の日とされていました。この日には地域によって昔からタコを食べる風習があります。これは作物がタコの足のように大地にしっかりと根を張ることを祈願する、といった意味が込められているそうです。 タコにはつかれを回復させてくれるタウリンや味覚や嗅覚を正しくしてくれる亜鉛がたくさんふくまれています。 7月1日(木)の献立![]() ![]() ねぎみそは炒めたねぎにみそやみりん、酒などの調味料を加えた、ご飯に合うおかずです。ねぎをたっぷり使い、甘辛い味にしました。今日使っているネギはスーパーでもよく見かける白ネギ(根深ネギ)です。関東ではこの白ネギがよく食べられますが、関西では昨日衣笠丼に入っていたような青ネギ(九条ネギ)も多く食べられています。そのほかにもワケギや下仁田ネギ、万能ネギなど様々な種類があります。同じネギでもいろいろな種類がありおもしろいですね。 6月30日(水)の献立![]() ![]() 今日は京都の郷土料理です。 毎年6月30日は夏越の祓(なごしのはらえ)として、「半年間のけがれをはらい、残り半年の無病息災を祈願する」という行事が日本各地の神社で行われています。この夏越の祓の日に、京都では水無月という和菓子を食べる習慣があります。水無月は白いういろうの上に甘く煮た小豆をのせて、三角に切り分けて作ります。給食では三角に切り分けるのが難しいため、紙カップに入れて作りました。 6月29日(火)の献立![]() ![]() プラムは別名すももとも呼ばれる、初夏から夏にかけてが旬の果物です。果汁はすこしすっぱいですが、このすっぱさはクエン酸やリンゴ酸という酸からくるもので、つかれの回復を助けてくれる効果があり、運動をしたあとなどに食べるのもおすすめです。また、食物繊維のペクチンやソルビトールという成分が腸内環境を整えてくれます。 6月28日(月)の献立![]() ![]() きすは6月が旬の白身魚です。小ぶりで白くきらきら光る美しい見た目が特徴です。日本各地の陸地に近い海に住んでいるため、よく釣りの対象としても人気があります。漢字では「鱚」(魚編に喜ぶ)と書き、「喜ぶ」という言葉から、お祝い事やお正月料理としても出されています。 脂肪が少なくくせのない味なので、刺身や塩焼きにするほか、今日のようにフライにしたり、から揚げや天ぷらにしたりなど、油と一緒に調理する食べ方もおすすめです。 |
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