9月10日(金)の献立ホットあんぱんは、半分に切った丸パンの中にバターと学校手作りのあんこを塗って焼いたパンです。あんこは丁寧に茹でて砂糖と塩を加えて作っています。 このメニューは区内の他の中学校でとても好評だということで、その学校の栄養士さんからもらった献立です。甘すぎず、あんこが苦手な人にも食べやすい味付けだということです。大泉中の皆さんの口にもあったでしょうか? 9月9日(木)の献立9月9日は重陽(ちょうよう)の節句です。1月7日の七草の節句、3月3日の桃の節句、5月5日の端午の節句、7月7日の七夕の節句と並ぶ五節句のひとつで、旧暦の9月9日(今の10月中旬頃)は菊が咲く季節であり、菊は不老長寿を願うことから別名「菊の節句」とも呼ばれます。平安時代からこの日には菊の花を飾ったり、菊の花びらをうかべたお酒を飲んだりしていました。 今日は給食でも食べられる菊の花をのせた菊花ごはんとしゅうまいの皮を菊の花びらにみたてた菊花しゅうまいを作りました。 9月8日(水)の献立スーミータンは中華風コーンスープのことです。漢字で『粟米湯』と書き、『粟米(すーみー)』はとうもろこし、『湯(たん)』はスープを意味します。クリームコーンを使ったスープに豆腐や卵、ごま油が入り、中華風の味わいになっています。 コチュジャン丼のコチュジャンは、韓国でよく使われる甘辛い味が特徴の調味料です。材料に唐辛子も使われているため、赤みを帯びた色をしています。韓国では日本でいうしょうゆのように日常的に使われている調味料だそうです。 9月7日(火)の献立かつおのみそがらめは揚げたかつおにみそ・ケチャップ・しょうゆ・砂糖・ごまで作ったたれをからめました。秋に出回るかつおは「戻りがつお」と呼ばれ、脂ののりがいいのが特徴です。ビタミンB群が多くふくまれ、からだの機能を正常にしてくれる働きが期待できます。 煎り玄米ごはんの玄米はお米を炊く前によく煎って香ばしくしてから炊いています。今日は米と玄米を9:1で炊きました。 9月6日(月)の献立ガーリックライスのガーリックは『にんにく』のことです。 にんにくは世界中で使われている香辛料です。中華料理はもちろん、イタリア料理、フランス料理、メキシコ料理など様々な料理で使われます。魚や肉の生臭さを抑える効果が高く、日本ではかつおのたたきや肉料理などに生のにんにくをすりおろして使われます。 また、食材を炒める前にいれて香りをだして使います。 日本では青森県が日本で一番多くにんにくを栽培しています。給食でもほとんどが青森県産のにんにくです。 9月3日(金)の献立吉野汁はすまし汁にくず粉を溶いて、とろみをつけた汁のことです。あんかけのように口当たりがよく冷めにくい特徴があります。吉野汁という名前は、くず粉のくずの産地が奈良県の吉野であることからつきました。吉野汁の他に、吉野酢、吉野煮、吉野揚げなどの料理があり、すべてくず粉を使って作ります。吉野汁の具は淡泊な味のものがよく使われます。くず粉は現在貴重品で価格が高いため、代わりにじゃがいものでんぷんで作ったかたくり粉を使用することが多いようです。給食でもかたくり粉を使用しました。 9月2日(木)の献立きつねうどんの「きつね」とは、甘辛く煮た油揚げのことです。「きつね」という名前がつけられたのは、昔から油揚げがきつねの好物であるとされていることに由来します。 9月もまだまだ暑い日が続くので「冷やし」うどんにしましたが、昨日今日は予想外に涼しくなってしまいました。大皿に麺と野菜を盛り、上から汁をかけて配膳してください。 ちくわの二色揚げは緑色と黄色の二色で作りました。緑色は青のり味、黄色はカレー味です。一本ずつ食べました。 9月1日(水)の献立新学期最初の献立は定番のカレーです。 今日のドライカレーにはごぼうがたくさん入っています。ごぼうは独特の歯触りと香りのある野菜です。食物繊維をたくさん含んでいて、腸の中をきれいにしてくれたり、肥満を予防してくれたり、肌をきれいにしてくれる効果が期待できます。 ごぼうは野菜の中でも「根菜類」に分類され土の中で育ちます。スーパーなどでは土付きのごぼうと土なしのごぼうが売っていますが、土付きのものの方が新鮮で長持ちしておいしいですよ。 7月19日(月)の献立今日のカレーには夏野菜がたくさん入っています。夏野菜は野菜の中でも特に夏を旬とした野菜のことをいい、今の時期が一番おいしく栄養があります。特に、カロテンやビタミンC、ビタミンEなどが多く含まれ、夏バテの予防にも効果があるといわれています。 白玉入りフルーツパンチは、サイダーをつけました。炭酸のすっきり感が暑い夏にぴったりです。 今日で1学期の給食も終わりです。2学期からも安心安全でおいしい給食づくりができるようがんばります。 7月16日(金)の献立今日は7月23日から始まる東京オリンピック・パラリンピックを記念して、オリンピックの始まりの地、ギリシャの献立にしました。 ムサカはギリシャで食べられている伝統的な野菜料理です。なすやマッシュポテト、ミートソース、ホワイトソースを順に重ねて作るグラタンやラザニアに似た料理です。中東が発祥といわれ、トルコやエジプトなどでも食べられています。レヴィスィアはひよこ豆を使ったスープです。パンは、オリンピックのオリーブの冠をイメージして作った特別な形のパンにしました。 7月15日(木)の献立今日は東京都の食材をたくさん使った献立です。7月23日から行われる東京オリンピック・パラリンピックを記念して、東京都の食材を改めて見直す機会になればと思い使用しています。 ムロアジのマーボー丼に入っているムロアジのミンチは八丈島産、糸寒天サラダの糸寒天は伊豆諸島産、サラダのキャベツととうもろこしは練馬区です。『地産地消』(地元で生産されたものを地元で消費すること)を推進することで、身近な場所で新鮮でより安価なものが手に入り、郵送のコストも軽減できるなどメリットがたくさんあります。 7月14日(水)の献立今日はセレクト給食です。今回は4つの飲み物から1つをセレクトしてもらいました。選んだ人数は、カフェオレ286人、ヨーグルッペ144人、アップルジュース255人、オレンジジュース143人でした。今回はカフェオレが一番人気でした。 今年度また何度かセレクト給食を行う予定です。楽しみにしていてくださいね。アンケートをとってくれた給食委員の皆さん、ありがとうございました。 7月13日(火)の献立今年の土用の丑の日は7月28日水曜日です。この日にはうなぎを食べるのが風習となっています。江戸時代中後期頃、うなぎの旬ではない夏場の売り上げ不振に悩んでいたうなぎ屋が平賀源内に相談したところ、『丑の日に「う」から始まる食べ物を食べると夏バテしない』という風習があったことを利用して、うなぎを土用の丑の日に合わせて売り出したら、その後とても繁盛したそうです。まだ2週間ほど早いですが、うなぎは価格が高く給食では難しいため、いわしのかば焼きにしました。 7月12日(月)の献立奄美の鶏飯は鹿児島県奄美大島の郷土料理です。「とりめし」ではなく「けいはん」と読みます。ごはんをお椀に盛り、蒸した鶏肉や卵、しいたけ、漬物などを上に盛り付け、薬味を添えてだしをかけて食べます。だしはかつおや昆布ではなく、鶏ガラが使われます。元々は1600年代に奄美大島が薩摩藩の管轄だったときに、藩の役人のおもてなし料理として生まれたそうです。 給食ではごはんを大皿に盛ってのりをかけ、だしをお椀に入れて、各自で上からかけながら食べました。(お茶漬けのような感じです) 7月9日(金)の献立今日の汁物には冬瓜が入っています。冬瓜はウリ科に属する野菜の一種で、大きいものだと10kgを超すものもあるとても大きな野菜です。冬瓜は冬の瓜と書きますが、夏が旬です。『冬』という字がついているのは 冬に収穫するという意味ではなく、貯蔵性が高く夏に収穫したものでも冬までもつ、という意味からだそうです。90%以上が水分で、昔からむくみをとったり熱を下げる効果があるといわれています。 7月8日(木)の献立今日は福井県の郷土料理献立です。 福井県でカツ丼といえば卵とじではなくソースカツ丼です。揚げたカツを熱いうちにソースにくぐらせてご飯にのせて食べます。キャベツなどはのせず、カツだけで食べるのが一般的だそうです。 打ち豆とは、大豆を水につけて戻したものを石うすの上にのせて木づちでつぶしたものです。肉や魚が今より手に入らなかった昔、日本でよく食べられていました。栄養価が高く、常温での長期保存が可能なため、日本海側の雪の多い地帯の人々を支える貴重な食品となっています。 7月7日(水)の献立7月7日は七夕です。七夕は日本、中国、韓国などにおける節句のひとつで、織姫と彦星が一年に一度だけ会える日として、この日に短冊に願いを書いて竹にくくると願いが叶うといわれています。 今日は星や天の川をイメージした七夕献立にしました。彩りきれいなちらし寿司やスープに入っているオクラ・星の麩、ゼリーの星型のナタデココは「空に瞬く星」を、そうめんは「空に流れる天の川」を、ゼリーのみかんは「空に輝く月」をイメージしています。 7月6日(火)の献立ゴーヤは別名「にがうり」や「つるれいし」と呼ばれる沖縄野菜です。表面のごつごつした形が特徴で、にがうりという名前のとおり苦みがあります。ビタミンCがとても多く、免疫力を高めてくれます。通常ビタミンCは熱に弱く調理をすると減ってしまいますが、ゴーヤのビタミンCは熱に強く調理をしても減らないので、ゴーヤチャンプルやみそ汁の具など加熱する料理にも向いています。 今日はゴーヤを揚げて甘辛いたれにからめました。揚げることで苦みが減って食べやすくなっています。 7月5日(月)の献立ジャージャー麺は中国北部の家庭料理です。みじん切りにしたにんじん、たけのこ、玉ねぎと豚ひき肉を炒めたあと、スープで煮て、ねり味噌で味をつけて作ります。「ジャージャー」には「炒めた肉味噌」という意味があります。 キャラメルポテトは大学芋のたれにバターを入れて作る洋風の大学芋のようなデザートです。キャラメルとは、砂糖や牛乳を煮詰めて作るキャンディ菓子のことをさします。甘くておいしいですよ。 7月2日(金)の献立7月2日は半夏生です。半夏生は、夏至から数えて11日目にあたる日のことで、農家では田植えを終わらせる目安の日とされていました。この日には地域によって昔からタコを食べる風習があります。これは作物がタコの足のように大地にしっかりと根を張ることを祈願する、といった意味が込められているそうです。 タコにはつかれを回復させてくれるタウリンや味覚や嗅覚を正しくしてくれる亜鉛がたくさんふくまれています。 |
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