6月7日(金)の献立魯肉飯(ルーローハン)は、刻んだ豚肉を香辛料などと甘辛く煮込んだものをご飯にかけて食べる台湾のローカルフードです。 給食風にカルシウムや鉄分が摂れるようにアレンジして、凍り豆腐やこんにゃくなども入れました。たくさんの玉ねぎスライスを粉で和えて多めの油できつね色になるまで炒めて(揚げてもいい)煮込んだお肉に混ぜました。香辛料は五香粉(スターアニス(八角)、シナモン、花椒、クローブ、ちんぴのスパイスミックス)を使用しました。 6月6日(木)の献立うどんに氷を入れたので、うどん全体を混ぜて、ほぐして盛り付けるようにしてください。 チーズちくわの二色揚げは、ちくわにチーズを入れて4等分にカットし、青のりと黒ゴマの衣をつけて揚げました。 ちくわは魚のすり身にでんぷんや卵白、塩、砂糖を混ぜ込んでよくこねて棒に巻き付けて焼いたものです。 学校で使用するちくわは、みなさんが食べられるように卵白を入れずに製造業者さんが作ってくれています。 6月5日(水)の献立今日は練馬区でとれたキャベツを区内全校で一斉に使用する日です。『地産地消』の推進を目的として、練馬区内にある区立の小中学校すべての給食で練馬区産のキャベツがだされています。 東京23区の中でも農地があるのは11区のみです。練馬区は23区の中でも一番農地面積が広く、23区の約4割の農地を占めています。皆さんのおうちの近くでもよく畑を見かけるのではないでしょうか?無人販売所なども充実していて、緑が多いすてきな街ですね。 6月4日(火)の献立のっぺい汁は奈良県の寺院の宿坊(しゅくぼう)で残り物の野菜にくず粉でとろみをつけて出した汁物から生まれたといわれています。 「のっぺい」の語源は汁が粘って餅(もち)のようであることから、粘っていることの意味の「ぬっぺい」が「のっぺい」となったようです。 のっぺい汁は奈良県だけでなく、新潟県、島根県、熊本県などでも作られています。新潟県では、里芋のぬめりを利用して作られていますが、他3県では、片栗粉やくず粉でとろみをつけるそうです。 こっぱなますは、福井県の郷土料理です。 6月3日(月)の献立タコライスはごはん→キャベツ→たこミートの順に重ねて配膳してください。タコライスはタコスの具をご飯に乗せた食べ物です。 サーターアンダギーは沖縄県の揚げ菓子の一種です。沖縄の方言でサーターは砂糖、アンダギーはアンダが油、アギ−が揚げるという意味があります。アーサー汁のアーサーは海藻のあおさのことです。 5月31日(金)の献立あぶたま丼には、油揚げ・にんじん・干しシイタケ・たまねぎを煮てとろみをつけた後、溶き卵でとじて三つ葉を散らしました。 けんちん汁は大根やにんじんなどの野菜を油で炒(いた)めてから煮込む料理です。鎌倉(かまくら)の建長寺(けんちょうじ)で作られる建(けん)長汁(ちょうじる)がいつしかけんちん汁と呼ばれるようになったとという説があります。 5月30日(木)の献立今日の給食は中華料理です。いかのチリソースは揚げたいかにケチャップやトウバンジャンで作ったソースをからめて作りました。 いかはタンパク質が多く低脂肪な魚介類です。タウリンという成分がたくさんふくまれているため、コレステロールを低下させたり病気を予防してくれたりする効果が期待できます。 酸辣湯(さんらーたん)は名前のとおり酸味(さんみ)と辛味(からみ)のあるスープです。酸味はお酢から、辛味はラー油からきています。酸(す)っぱさや辛(から)さが苦手な人もいるので、卵を入れて食べやすくしています。 5月29日(水)の献立ミネストローネは、トマトを使ったイタリアの野菜スープのことです。イタリアでは田舎の家庭料理としてよく食べられています。ミネストローネはイタリア語で『具だくさん』や『ごちゃ混ぜ』という意味で、名前の通りいろいろな野菜やパスタ、米などが材料として使われます。よく煮ることで野菜がやわらかくなり、うまみがスープにとけだしておいしくなります。今日は人気のABCマカロニも一緒に入れました。※都合により、黒砂糖パンからご飯に変更になりました。 5月28日(火)の献立杏(あん)仁(にん)豆腐(どうふ)は中国で作られたデザートです。本来は薬(やく)膳(ぜん)料理(りょうり)のひとつで、ぜんそくや咳(せき)の治療(ちりょう)薬(やく)であるアンズの種の中の杏(きょう)仁(にん)というところを粉末にし、苦みをなくすために甘くして作った料理のことをいいます。日本では完全にデザートとして食べられていて、実際には杏(きょう)仁(にん)を使っておらず、杏(きょう)仁(にん)と似た香りのアーモンドエッセンスが使われることが多くなっています。給食ではアレルギーの生徒もいるためアーモンドエッセンスは使っていません。今日は小さなカップの中にみかんとパインを入れたカップ杏仁にしました。 5月24日(金)の献立今日は明日の運動会に向けた運動会応援献立です。 チキンカツにおろしソースをかけることによって、消化良く、さっぱりと食べることができます。打ち豆は、大豆をたたいて平(ひら)たくしたもので、火の通りがよく豆の風味もあり、良質なたんぱく質が豊富です。しっかり食べて、明日の運動会で実力をだしきれるといいですね。 5月23日(木)の献立さばはマグロやアジと並んで世界的に消費量の多い魚です。焼き魚や煮魚、しめさば、お寿司(すし)などいろいろな食べ方ができます。缶詰にしたり、さば節(ぶし)にしたりなど加工して食べられることもあります。青魚(あおざかな)の一種で、頭の働きをよくしたり血液をさらさらにしたりする効果が期待できるDHAやEPAが多くふくまれています。 5月22日(水)の献立今日は人気のジャージャー麺です。 ジャージャー麺は中国北部(ほくぶ)の家庭料理です。みじん切りにしたにんじん、たけのこ、玉ねぎと豚ひき肉を炒(いた)めたあと、スープで煮(に)て、ねり味噌(みそ)で味をつけて作ります。「ジャージャー」には「炒(いた)めた肉味噌(みそ)」という意味があります。 春巻きは、えびとホタテのほかに、鶏のひき肉をうまみをさらにアップさせるために使用しました。給食は、うま味調味料を一切使用せずに作るので少しずついろんな食材を使用することでおいしくなります。 5月21日(火)の献立焼肉ガーリックライスは、ガーリックライスの上に焼き肉をかけて一緒に食べてください。 スープに入っているトックは米から作った韓国のおもちです。もち米(ごめ)ではなくうるち米(まい)で作っているので、加熱してものびたり溶(と)けたりしないのが特徴です。炒め物やスープなどによく使われます。 5月20日(月)の献立今日のハンバーグには塩麹(しおこうじ)が入っています。塩麹とは麹(こうじ)に塩と水(または酒)を加えて発酵(はっこう)させた日本の調味料です。食品のデンプンやタンパク質を分解してうまみや甘みを引き出してくれたり、肉を漬けると柔らかくしてくれたりする効果があります。ビタミン類も豊富にふくまれます。 今日はハンバーグに豚肉・鶏肉・豆腐・塩麹を使ったのでやわらかく仕上がりました。和風のたれと一緒に食べてください。 5月17日(金)の献立養殖したのりが収穫されるのは、11月下旬から4月上旬です。1番おいしい収穫時期は、11月から1月にかけてです。 のりは収穫された後、ごみを取り除き、みじん切り機で細かくきざまれ、真水(まみず)で海水の塩分を洗い落とし、薄く広げて乾燥させます。給食ののりの佃煮は、もみのりといってカットされた乾燥のりを水・砂糖・醤油・酒みりんに浸し、ゆっくりと釜で煮詰めて作りました。 5月16日(木)の献立チャウダーの語源(ごげん)は『大鍋(おおなべ)、煮込(にこ)み』という意味のフランス語です。魚介類や乳製品を使うことが多く、アメリカ東海岸(ひがしかいがん)の名物料理『クラムチャウダー』などがよく知られています。小さめの具材がたくさん入り、クリームベースやトマトベースなどいろいろな種類があります。固さでいうと、スープとシチューの中間ぐらいに位置する煮込み料理です。 今日は魚介類ではなく、森で採(と)れるキノコや大豆を加えたチャウダーにしました。 5月15日(水)の献立今日の果物はメロンです。メロンは網目(あみめ)があるネットメロンと網目(あみめ)がないノーネットメロンにわけられ、赤い果肉(かにく)の夕張(ゆうばり)メロン、黄緑色(きみどりいろ)のアンデスメロンやプリンスメロン、白色のホームランメロンなどさまざまな種類があります。網目(あみめ)は、メロンが大きくなるにつれて外の皮が割(わ)れていき、その割(わ)れ目(め)を埋(う)めるために果汁(かじゅう)がしみ出して固まることで自然とできあがります。きれいな網目のメロンほど値段が高くなっています。 5月14日(火)の献立マリアナソースはトマトソースの一種で、ピザやパスタなどのイタリア料理によく使われます。名前の由来(ゆらい)は、イタリアの都市、ナポリの船乗(ふなの)りがよく食べていたことから、イタリア語で「船乗りの」という意味の「マリナーラ」がなまって「マリアナ」になったといわれています。 今日はかじきという魚を使って作りました。かじきはたんぱく質とビタミンDが豊富なので、スポーツをする人や成長期の人などにおすすめの魚です。食べてみると鶏肉(とりにく)のような食感でおいしいですよ。 5月13日(月)の献立中華風コーンスープは、卵の入ったコーンスープで、別名『スーミータン』ともいいます。漢字で「粟米湯」(あわ・こめ・ゆ)と書き、中国語で「粟米(スーミー)」はとうもろこし、「湯(タン)」はスープという意味があります。クリームコーンを使い、全体にとろみをつけて溶き卵を流し入れます。とろとろとした食感です。 麻婆豆腐(まーぼーどうふ)は調味料に赤味噌、甜麺醤(てんめんじゃん)、豆板醤(とうばんじゃん)、オイスターソース、ラー油などを入れて作ります。今日はご飯にかけて麻婆豆腐丼として食べてください。 5月10日(金)の献立今日の魚はさわらです。さわらは魚へんに春(鰆)と書き、春を告(つ)げる魚として俳句では春の季語になっています。青魚の一種で、頭の働きをよくするDHAやEPAがたくさんふくまれています。 体長は1mにもなる大きな魚で、クセがなくやわらかいのでとても食べやすく、魚が苦手な人にもおすすめです。味がつきにくいので今日のようにみそ味にしたり照り焼きにしたりなど、濃いめの味付けにするとおいしく食べられます。今日はみそ・調味料・ねりごま・いりごまを混ぜてつけたごまみそ焼きにしました。 |
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