令和3年7月9日(金)  6年生 金メダルから環境を考えよう

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 6年生が環境について食の面からも考えられるような授業です。
 原田幸明先生と三信加工 海老原さん、大塩さんにお越しいただき体験を交えた授業を行いました。原田先生は、元独立行政法人物質機構・材料研究機構・エコマテリアル研究センター所長で東京オリンピックの金メダル・銀メダル・銅メダルを実際に都市鉱山から作り出すために尽力された先生です。本校では、東京オリンピック招致が決まったあとの2017年かろ6年生に実施しています。
 最初に、「一人がごはんを1膳残したらいったいどれだけの水を使っていると思う?」という質問から話が始まりました。子供たちは、目の前のご飯1膳の裏にあるたくさんの水や多くの人の手がかかっていることに気づきます。
 では、金メダルに使う金はいったいどれだけの環境を犠牲に採れているのでしょうか。オリンピックのプール3杯分の金を採るために掘った資源の量は、富士山いっぱい、100ギガトンです。
 そこで、リサイクルで金メダルを作る体験をしました。どのくらい必要なのかを1万粒のビーズの中から金・銀・銅に見立てた色のビーズを見つける作業をしました。探しているグループの一方では、原田先生や海老原先生に壊れた携帯電話の中のどれが金銀銅の素材なのかを話して正解を確認していました。また、別のグループは、金10kgのイミテーションを持つ体験をしました。他にも、実際に東京オリンピックで使うメダルと同じ作り方をしたメダルを触る体験もしました。
 資源の消費に伴う環境破壊や消費した後の廃棄の問題などについても考えました。
 リサイクルの金メダル化を通じてわかったこと、これから自分たちができることを考える機会となりました。




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