4月6日 始業式のお話 抜粋
おはようございます。お話を聴く態度がとてもいいですね。さすが光が丘夏の雲小学校の皆さんです。
初めまして、私はこの4月から光が丘夏の雲小学校の校長になりました。牧野光洋(まきのこうよう)といいます。 前の学校は、足立区にある千寿桜堤中学校というところから来ました。足立区の学校は、金八先生のモデル校でした。学校の校歌には珍しく英語の歌詞があります。街並みには、その当時撮影現場となった食堂とかが今でも営業しています。 練馬区には約20年ぶりに戻ってきました。20年前は大泉西中学校で先生をしていました。このIMA近辺もお買い物や遊びに何度か訪れていた懐かしい場所です。 光が丘夏の小学校の皆さん、私の願いは、明るく元気に育って欲しいと思います。どうぞよろしくお願いします。 さて、始業式に一つ皆さんにイソップ物語のお話をします。 ある晩 ねずみたちが相談を始めました。この頃毎晩のように、仲間が猫に食べられてしまう。どうすればいいのか?ある若いネズミがいいました。「とても単純な案なんだが、うまくいくと思うんだ。猫の首に鈴をつるせばいいだけだ。鈴が鳴っているのが聞こえたら、敵がやってくるとすぐわかるよ。」 ねずみたちはみんな、自分たちがそのような案を思いつかなかったことにとても驚きました。しかし、みんなでいいことを思いついてよかったと大喜びしている最中に、ほかのねずみが言いました。 「若いねずみの案はとてもいいと思うよ。だが、一つ聞きたいんじゃが、誰が猫に鈴をつけるのかね?」 誰もが、私はいやよ!ぼくはごめんだね!これではいい考えも何にもなりません。 こうすべきだと言うことと、実際にやることは全く別だと困りますね。 いよいよ新しい学期が始まります。ネズミの相談のように、せっかく考えたことでも、実際に行動しなければ意味がありません。一年の始まりです。ぜひ、できる目標をを作りましょう。そして、その目標に向かってがんばりましょう。 |
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