二分の一成人式(4年生)
2分の1成人式をするにあたって、初めに学年集会を開き、子どもたちに伝えたことがあります。
まず、医療が発達していなかった頃は、子どもが大きく育つことは本当に喜ばしかったこと、子供の成長は家族にとって心から嬉しいことなどを話しました。 それから成人式の意義を伝えました。 ・「成人式」とは、おとなになったことを自覚して、自ら生き抜こうとする青年を祝い、励ます式であること 「では、10歳の私たちが行う2分の1成人式で伝えられることは何だろう」 子どもたちが考えたスローガンは、以下の二つです。 ・10年間の成長した姿を見せて、感動させよう ・見守ってくれた人に心を込めて、感謝の気持ちを伝えよう そのスローガンを軸として、この1か月あまり、子どもたちは自ら準備を進めてきました。 できるようになったことを披露するグループ発表では、折り合いを付ける話し合い方を学んだり、聞き手に伝わりやすい発表の仕方を考えたり、それぞれが異なる課題に挑戦し、乗り越えることができたように思います。合奏や合唱、呼びかけの練習では、集団でそろえる難しさを感じながら、だんだんと上手にできるようになっていきました。 当日は、保護者の方を目の前にしてやる気も緊張もいっぱいの子どもたちでしたが、張り切って臨むことができました。会の最中には、温かなご感想をいただいたり、お子さんからの思いを愛情深く受け止めていただいたりと、たくさんご協力いただきありがとうございました。 この経験を生かして、高学年へ進級するという自覚を高めていきます。残り2か月となりましたが、どうぞよろしくお願いいたします。 |
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