保健指導(6年生)四肢の状態(運動器)検診が健康診断に導入されたのは3年前。なぜ新しいこの検診が導入されたのかについて考えてみました。 その背景には・・ ・運動不足による体の固さがあり、けがをする児童が増えている ・スポーツのしすぎで体の痛みが生じ、スポーツ障害になる児童が増えている だから整形外科の先生たちからこのままでは将来けがをしやすく、足腰が衰え、寝たきりになるという心配の声が上がり、始まった検診なんだよ! 姿勢よくないと言われる人?と聞くと多くの手が上がり・・姿勢が悪いと一時的に背骨が曲がることがあるよということで、私が背骨内蔵Tシャツを着て、こんなふうに背骨が曲がるとどういう影響があるかな?と考えました。実際、背骨を曲げた状態と伸ばした状態で酸素の入り方の体験もし、「伸ばした方が楽、たくさん吸える」と声も上がりました。 『スポーツをたくさんしている人』 スポーツのしすぎで痛みが出ることもあるよということで、スポーツ障害の話もしました。 野球肘、野球肩(バスケットやバトミントン、テニス、バレーボールでも)、サッカーのオスグット病などを紹介し、前任校でスポーツ障害になり、好きなスポーツができなくなった児童の話には真剣に耳を傾けてくれました。 児童には体の痛みのサインを自分でキャッチできるようにしていくこと、痛みがあったら無理をして続けない大切さを話しました。 『運動不足で体の固さがある人』 いろいろな動きをやってみながら、これができないのは体のどこが悪いのかな?どんなけがをしやすいの?などを考え、おすすめのストレッチも紹介しました。関節は使わなければどんどん固くなり、捻挫、骨折をしやすくなるので日常的に体を動かすことを意識して、けがをしない体を自分でつくっていこうと伝えました。 まずは、運動会の組体操は体幹を鍛えるのに一番!ということで自主練をすすめました。温かな応援の言葉をぜひかけてあげてください。 子どもたちが、いつもと違う体の違和感を自分でキャッチしながら自分の体について考え、けがをしない体づくり(スポーツがずっと続けられる体)につながることを願っています。 連合水泳記録会(6年生)1学期に自分の出場する種目を決め、夏休み中も多くの子が熱心に練習に取り組んできました。水泳が苦手でも諦めずに立ち向かって上達していく姿やタイムを少しでも縮めようと努力を重ねる姿には、特に心を打たれました。水泳記録会当日にベストタイムを出した児童もたくさんいました。また、リレーでは大きな声援の中、代表選手たちがしっかりと力を発揮していました。 目標に向かって努力をしていくという経験を運動会につなげていきたいと思います。 |
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