非常事態宣言が出されて以降、放課後の部活動も停止され、校庭には人の気配がありません。そのせいか、最近夕方になると石神井公園方面から多くのカラスがやって来て、校庭で何かをつまんでいます。何をつまんでいるのかと思い、よく見ると白いラインに使う石灰をつまんでいるようでした。日に日に飛来するカラスが増えてきて校庭だけでなく、学校を取り巻くネットの上にもたくさん止まっています。まるでアルフレッド・ヒッチコックの映画『鳥』を思い出させます。環境破壊、地球温暖化など人間が自然をおざなりにしてきたことへの警鐘を鳴らしているようで、少し考えさせられてしまいます。