個人面談にご協力いただき、ありがとうございました。19日(金)で1学期が終了いたします。

4月19日(水)

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
 4年生は、国語の時間に「白いぼうし」という物語文の学習をしています。あまん きみこ さんが書いたこの物語は、「車のいろは空のいろ」という本の中に出てくるお話の1つです。
 「車のいろは空のいろ」は、ロングセラーのシリーズ本で、半世紀以上読み継がれてきています。心やさしいタクシー運転手の松井さんと、ふしぎなお客さんたちとの出会いがあたたかく描かれている名作ファンタジーなので、子ども達にも大人気です。
 また、物語を読んでいて、香りをイメージできるお話でもあります。「これは、レモンのにおいですか。」という印象的なフレーズでお話が始まります。読み進めていくと、それは運転手の松井さんがもっていた夏みかんであることが分かります。「まるで、あたたかい日の光をそのままそめつけたような、見事な色でした。すっぱい、いいにおいが、風であたりに広がりました。」と表現されています。教科書には、夏みかんの絵がレモンイエローで描かれています。教科書の挿絵は、今まで読み慣れてきた「車のいろは空のいろ」の本とは違った作者のものが使われています。(写真上)
 ところで、4年生の子ども達に、物語に出てくるチョウチョと女の子との関係が理解できているでしょうか? 以前、説明してあげてやっと「あっ、そうなんだ。」と分かった子が何人かいました。
 3年生が、「九九を見なおそう」という算数の学習で、「0のかけ算」についての勉強をしていました。じゃんけんゲームをした時の点数と、その回数が書かれた表を基に考えさせていきました。2点が4回あれば、2×4=8点になります。では、3点入るところが0回だったらどうなるでしょう。先ほどの「点数×回数」の言葉の式に当てはめると、「3×0」という式になります。3点が1回もなかったということは、結局得点は0点ということです。よって、3×0=0ということになります。どんな数に0をかけても、答えは0になるということが分かります。同様に、0点の得点に何回入っても0点なので、0にどんな数をかけても答えは0になります。(写真中)
 これで、1+0=1、1−0=1、1×0=0と、たし算やひき算、かけ算に0が出てきた時の計算を3年生で理解することができました。では、「1÷0」はどうなるでしょうか? 実は・・・0で数字を割ることはできません。
 4年生は、2学期に総合の学習の時間を使い、練馬大根を育てていきます。2組では、その練馬大根の花の観察をしていました。校庭の西側にある学年園の畑に、ちょうど今、練馬大根の花が咲いています。昨年度の4年生が後から種をまき、ずっとそのままになっていた大根がありました。春になり、その残った大根に花がつきました。
 大根の花は、4枚の白い花びらです。しかし、よく見ると花びらの縁に薄い紫色が入り、とてもきれいです。大根はアブラナ科の植物なので、黄色い菜の花とそのつくりはそっくりです。大根に花がついてしまうと、根である大根部分はスが入ってしまい、とても食べられる状態ではありません。その代わり、菜花同様に花〜つぼみの部分は食用になりそうです。(写真下)
 花後、このまま実をつけさせておき、種を採ることもできます。しかし、純粋な練馬大根の種を採ることは困難です。他の大根と花粉が交配してしまっている可能性があるからです。毎年9月頃になると、練馬区から練馬大根の種が各校に配られます。その種は、昔からの練馬大根をしっかり受け継ぐために、専用の場所で厳密に生成されているものです。

            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30            
学校行事
4/27 音楽朝会 登校班会議
4/28 離任式
4/29 昭和の日