4月24日(月) その2![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 筆順は、文字の成り立ちや字形を整えるために考えられています。つまり、文字を美しく書く、バランスのとれた字形にするために書き順があります。文字が乱雑というのではなく、なんとなく変なバランスの字だなと思ったら、その人の書き順を疑ってみるべきです。 「成」は、1画目が縦画(左払い)で、2画目が横画です。とても恥ずかしい話ですが、私の名前(誠)にも「成」が使われていて、教員になるまでこの1,2画目を間違えていました。 「長」は、1画目が縦画で、2〜5画目まで横画が続きます。2年生で習ったはずですが、高学年で正しい書き順で書ける子がとても少ない漢字です。大人に「長」の正しい書き順を伝えると、たいてい「昔と書き順が変わったんですね。」と言われます。書き順は、昔も今も変わりありません。 2年生は、国語の時間に「春がいっぱい」という学習をしています。挿絵を手がかりにして、春に関わる言葉から想像したことを話したり、自分たちで探したりするという言葉の学習単元です。教科書には、桜や菜の花、レンゲソウ、ヨモギなどの植物の他に、モンシロチョウやテントウムシ、ミツバチなどの昆虫、さらにはウグイスやヒバリの鳥の名前と絵が載っています。 今日は、これらの絵と言葉をヒントにして、他にもある「春を連想させる言葉」を集めることになりました。最初に子ども達がイメージしやすいように、先生が様々な写真を見せてあげていました。その中の1枚の写真に、ウグイスがありました。ちょうど今朝、学校の正門付近で上練馬公園側からウグイスの鳴き声が聞こえてきました。3月に鳴いていた時は、まだたどたどしい鳴き声でしたが、最近ではもう立派な「ホーホケキョ」という声が聞こえてきます。 ウグイスは、木の茂みに隠れていることが多く、あまりその姿を見かけることがありません。担任の先生が用意した写真は、ウグイスとよく間違えられる「メジロ」でした。メジロは体全体が緑色で、いわゆる「ウグイス色」になっているからでしょう。その後、クラスの子ども達に正しいウグイスの写真(薄茶色をしています)を見せてあげていました。(写真中) 1年生は、算数の時間に「5は いくつと いくつ」という学習をしています。「いくつと いくつ」というのは、合成と分解ができる最初のステップになるとても重要な学習です。分けたり合わせたりができるかできないかは、後ででてくる「繰り上がり・繰り下がり」で必要となるので、しっかり習得しておかなければなりません。 「0」を入れずに考えると、5は「1と4」、「2と3」、「3と2」、「4と1」の4通りの分解の仕方があります。算数ブロックを使いながら、何度もこの分解を練習し、ゆくゆくはすぐに5の補数が言えるようにしていきます。 今は簡単だと思っている子も、問題はこれからです。6〜10の数字の書き方や数え方を学習してから、それらの数の補数(「6は いくつと いくつ」〜「10は いくつと いくつ」)を学習することになります。数の合成・分解は、たし算とひき算を学習するうえでとても重要です。小1の算数における最初の山場が訪れようとしています。(写真下) |
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