5月12日(金)![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 今回、1年生が作っていたのは、来週火曜日に行うソラマメのさやむき用の箱でした。さやから取り出したソラマメを集めるのでしょう。最近、スーパーなどにソラマメが出回るようになりました。今が旬の野菜です。来週の1年生のさやむき体験が楽しみになりました。 正方形の折り紙で作ることができる『箱』には、いろいろなものがあります。中でも、「つのこうばこ」は、よく子どもの頃に折ったものです。4方向に尖った角ができる箱です。お菓子を入れたり、小物を入れたりしていました。長年疑問だったのは、「つのこうばこ」という意味です。漢字で書くと「角香箱」で、茶道や香道で使う小さな道具入れの箱のことを「香箱」と言うそうです。 ところで教室では、先生が紙を折るお手本を見せながら教えていました。1回折るたびに子ども達にもやらせていくのですが、先生のやり方を見て「わかった!」と言ったものの、「どうやってやるの?」と迷う子が続出していました。紙を折る方向や開いてできる形を、先生のお手本と何度も見比べながら試行錯誤していきました。こういうところが折り紙のすばらしさです。折り紙遊びは、幼児期から繰り返し行わせることが大切であると、個人的に強く感じています。 「できた子は、近くの子に教えてあげましょう。」と先生が言うと、すぐに周りの子に手を差し伸べる姿が見られました。友達に教えるということも、とても大切な学びになります。(写真上) 3年生は、算数の時間に「同じ数ずつ分けるときの計算を考えよう」という学習をしています。小学校で初めて習う「わり算」の学習です。 今週からこの単元に入りましたが、先日は「12個のクッキーを3人で同じ数ずつ分けると、1人分は何個になりますか?」という問題を行いました。具体物のおはじき(12個)を1個ずつ移動させて考えさせていきます。1個ずつ3人にいきわたったら、2個目を3人に…とやっていくと、1人分が4個になります。そこで、わり算の式に書いて表せることを指導します。(12÷3=4) 一方、今日の問題は、「パイが12個あります。1人に3個ずつ分けると、何人に分けられますか?」という問題でした。先ほどのクッキーの問題と、おはじきの動かし方が異なってきます。12個からまず3個を取り除いて「1人分」、さらに3個をとって「2人分」…とやっていくと、4人に分けられることになります。そして、これも「12÷3=4」というわり算になることを教えます。わり算は2種類に分類され、先のクッキーの問題は「等分除」、パイの問題のわり算は「包含除」という言い方をします。(指導者側の算数用語で、子ども達にこの言葉を指導するわけではありません。)最初のうちは具体物を操作させながら、どういう場合にわり算を使うのかを身につけさせていくことが大切です。(写真中) 6年生は、図工の時間に「お気に入りの場所」という作品に取り組み始めました。絵の具を使った水彩画の作品になるようです。今まで過ごしてきた学校生活を振り返り、学校における自分のお気に入りの場所を見つけて絵に表現していきます。 まず今日は、どこを「お気に入りの場所」として絵にしようかと考える時間でした。全員タブレットを手に、外に出てきました。校庭や中庭を回りながら、気に入った場所を写真に収めていきました。こういう時にも、タブレットが有効に活用されます。絵の構図を決めたり、絵の具で色を出したりする時に、写真データが後で役に立ちます。 テレビで水彩画の査定をする番組がありますが、たいてい絵を描く前に、スマートフォンで写真を撮っています。現場である程度描き込んだら、写真を参考に仕上げていくのでしょう。 ところで、子ども達はどんなところを絵に残したいと考えたでしょうか。校庭では、やはり様々な遊具に想いが強かったようです。ブランコやジャングルジム、そして何よりも旭町小の代名詞の三角すべり台を写真に収めていた子が多かったようです。(写真下) 他にも、投てき板やサッカーゴール、藤棚、中庭の池やバラのアーチなど様々のようでした。これらの中からどこを選んで絵にしていくのか、とても楽しみです。 |
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