個人面談にご協力いただき、ありがとうございました。19日(金)で1学期が終了いたします。

6月26日(月) その1

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 全校朝会では、「ツバメの話」をしました。2枚のツバメの写真を見せながら、次のような話をしています。
・・・春から夏にかけて、ツバメが空を忙しそうに飛び回る姿が見られます。ツバメは渡り鳥の一種で、3月から4月に南の方からやってきて家の軒下などに巣を作り、ヒナを育てます。何週間かかけてヒナが育ち、巣立っていきます。今は、2回目の巣作りをして新たに卵を産む準備が進められている頃です。先日6年生と行った移動教室でも、古墳館の軒下にツバメが巣作りのために飛んで来ているのを見かけました。
 ツバメは、空中に飛んでいる小さな虫をエサとしています。1日に600匹〜700匹もの虫をつかまえて、せっせと巣に運んでいます。農作物に被害を与える虫をたくさん捕まえてくれるので、農家の人たちにとってツバメはとてもありがたい鳥です。
 普通、鳥は人を見かけると逃げていくものです。でも、たいていのツバメは人が住んでいる家に巣を作り、人が住んでいない空き家には巣を作らないと言われています。駅のホームのように、たくさん人が行き来する場所にも巣を作ります。なぜ、わざわざ人がたくさんいるところを選んで、ツバメは巣を作るのでしょうか。
 理由はこうです。ツバメの天敵はカラスです。人間の住んでいるところに巣を作れば、カラスに襲われることはないと、昔からツバメは学んできました。だから人間のことを「自分達を守ってくれる優しい仲間」と思っているのです。そこで、わざわざ人がたくさんいる場所を選んで巣を作るのです。ツバメが大切なヒナを育てている時も、人はかわいいかわいいと大事にしてくれて、外敵から身を守ってくれるものと信じているのです。さらに不思議なことに、ツバメは自分が巣を作った場所をちゃんと覚えていて、次の年も必ず同じ場所に戻ってくるという習性があります。
 だいぶ昔のことですが、校長先生が勤めていた学校の校舎裏に、毎年ツバメが巣を作りに来る場所がありました。ツバメがやってくる頃になると、子ども達と一緒にそっと窓からその様子を観察するのが楽しみでした。くちばしに枯れ枝と一緒に泥をつけて運んで来て巣を作る様子や、ヒナが一生懸命口を大きく開けて親鳥からエサをもらう姿をみんなで見守りました。
 ある年のこと、春になってツバメがやって来て、そろそろ巣ができ始めてきた頃のことでした。一人の子がいたずらをして、棒で巣をつついて落としてしまいました。全校のみんなが残念がりました。そして、次の年からは、もう二度と学校にツバメが来ることはありませんでした。「あそこに巣を作ると、命をねらう敵がいるぞ。」と、ツバメが思ったからでしょう。
 旭町小の子ども達は、生き物が大好きな子が多いなと思います。教室でカイコを大切に育てたり、メダカを飼っていたりするクラスがあります。生き物を大切にする子は、友達も大切にできる子です。身近な生き物を大切にし、心の優しい人に育ってほしいと思います。・・・
 続いて、「第56回 交通安全 子供自転車東京大会」の表彰を行いました。6月18日(日)に大田区総合体育館で開催され、本校の5年生4名が出場し、東京都で第3位という成績を収めました。先月から、夕方校庭で練習してきた努力が実りました。(写真上下)

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