6月27日(火)![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 教科書には、空を自由に飛べる魔法の羽や、動物と会話ができるヘッドホンの絵が参考に載っています。以前は、大きくドラえもんが出てきていましたが、現在の教科書には削除されています。イメージとしては、「ドラえもんの四次元ポケットから出す道具を自分で考えよう」という学習課題になります。こういう発想は、断然に子どもの方が優れているものです。 1組では、先日各自が考えた道具のメモをもとに、発表原稿を書き始めていました。何人かの「あったらいいな こんなもの」を見せてもらいました。「天気を変える杖」…自分の好きなように天気を変えることができたら、どんなに便利なことでしょう。移動教室や遠足、運動会の日も、これがあれば安心です。「生きものデパート」…並んでいる毛布をかぶると、その生きものに変身できるそうです。自分だったら犬になって、一日中まったりと居眠りしていたいです。来週の学校公開の日に、各自が考えた道具の発表会を予定しているようです。ぜひご期待ください。(写真上) ところで、大人が考えると、せいぜい「浦島太郎印の薬」や「リサイクル紙幣」ぐらいしか思いつかないのではないでしょうか。(ちなみに、「浦島太郎印の薬」は、1錠飲むと10年若返る薬です。「リサイクル紙幣」は、紙ごみを集めて入れると、新札になって出てくる道具です。私が考えました。) 5年生は、理科の時間に「メダカのたんじょう」の学習をしています。1組では、メダカのオスとメスの体のちがいについて調べていました。オスとメスは、お腹のふくらみのちがいの他に、背びれとしりびれにそれぞれ特徴があります。教室で飼育しているメダカを観察ケースに1匹ずつ入れて、横から見ながらオス・メスの違いを観察していました。(写真中) ところで、メダカは絶滅危惧種に指定されています。もう20年ほど前になりますが、このニュースが流れた時は驚きました。日本中の田んぼや池、小川にたくさんいるはずと思っていたメダカが絶滅危惧種というのですから…。ただこれは、急激に絶滅危機にあるというのではなく、今後の環境が大切であるという警鐘ともとれる話題でした。ヒメダカ(一般的によく売られているオレンジ色のメダカ)のように、改良されたメダカを放流すると、野生のメダカの遺伝子が失われていく原因になると言われています。鑑賞用に作り出した生き物のしっぺ返しが、「絶滅危惧種」という言葉として返ってきているわけです。 また、コロナ禍を機に、空前のメダカブームになったと言われています。自宅内のわずかなスペースで手軽に飼育できることから、コロナ禍でメダカの需要が増えたそうです。環境に配慮してあげるとどんどん増えていくため、メダカを育てる楽しみを趣味にする人が多くなったそうです。私の家の近くでも、外にたくさん水槽が並んでいる家を見かけます。中には珍しい種類のメダカもいて、高額で取り引きされているものもあるようです。 中休みの途中、少し大粒の雨が降ってきました。外遊びをしていた子ども達をあわてて室内に入れました。続く3,4校時は、1年生の水泳指導の時間でした。幸い雨がすっかり上がり、先週に続いて2回目の水泳指導を気持ちよく実施することができました。 水温は27.5度、気温は30度近くありました。プールサイドで指導の様子を見ていると、どの子も水遊びにとても楽しそうに取り組んでいました。低学年の水泳の授業は、「水遊び」が主になります。(正式には、「水泳」は3年生からです。)水遊びは、水に入り水圧や浮力などを体で感じることで、楽しさを味わうことができる運動です。プールの端から端までを様々な歩き方で移動したり、みんなで鬼ごっこやじゃんけん列車をしたりして、水に親しみながら運動をしていました。 最後に、低学年の水泳指導では定番の「宝探し」をしました。先生が水中リングがたくさん入ったカゴを用意し、プールに全部投げ入れました。スタートの合図とともに、子ども達が拾いに行きます。リングを拾ったら先生のところに持っていき、腕に通します。 子ども達がどうやって拾っているのかを見ていたら、ちゃんともぐって拾ってくる子がたくさんいました。スイミングに通っている子が多いのでしょうか、すでにもぐったり泳いだりが得意な子がいたのでびっくりしました。中には、足の指で器用にリングを拾い上げていた子も見られました。(写真下) |
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