7月3日(月) その2![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 1組では、最初に担任の先生が、短冊に書く内容の指導をしていました。「おもちゃやゲームを買ってほしいというような願いごとではなく、こんな風になれたらいいなと思っていることを書きましょう。」という指導でした。「『おねだり』を書くのではありません。『お願いごと』を書くのですよ。」と子ども達に話した言葉は、名言だと思いました。 さて、実際に子ども達は、どんな願いごとを短冊に書いたでしょうか。「プールで足をつかずにもぐれますように。」や「水に顔をつけられますように。」というプールでの授業に対する願いごとを書く子がいました。また、「サッカーが上手になれますように。」や「ダンスがうまくなれますように。」といった習い事に関する願いごとを書いた子もいます。さらに、将来の夢を願いごとに書いた子もいました。「大人になったら、宇宙飛行士になれますように。」や「野球選手になれますように。」と書いてありました。1年生にも人気なのですね…「ユーチューバーになれますように。」と書いた子もいました。(写真上) もうすぐ笹が届き、みんなで作った飾りを取り付け、さらに全員の願いごとを記した短冊を一緒に飾ります。公開日や保護者会の折りに、ぜひご覧ください。 6年生は、国語の時間に「森へ」という教材文の学習をしています。「森へ」を通して、子ども達を読書へと導くようにすることを目標とした学習です。夏休みを前にした「本との出会い」に結び付けるための読書教材として扱っています。 「森へ」の著者は、星野 道夫さんです。星野さんは、写真家・探検家でもあり、詩人でもあります。また、アラスカなどの自然を扱ったエッセイ本も出しています。「森へ」は、平成14年度版の教科書から掲載されてきました。当初は、上巻の初め、つまり6年生で最初に指導する国語の教材でした。 「森へ」は、絵本として出版されています。もともとは、福音館書店から出されている「たくさんのふしぎ傑作集」シリーズの一冊でした。教科書に載っているザトウクジラや原生林の美しい写真は、全て星野さんが撮影したもので、絵本に載っている写真がそのまま教科書にも使われています。各ページに掲載されている写真を見ながら読み味わっていくと、厳しい自然の美しい世界に自分も入り込んだかのような気持ちになっていきます。 1組では、最後の場面の読み取りをしていました。筆者が原生林を歩いていて見つけた光景が書かれています。1本の倒木から生えている幹を見つけました。倒木に落ちた種子が発芽し、何年もかけて大木へと成長したのでしょう。その成長を支えていたのは、倒木の栄養分でした。「目には見えないけれど、森はゆっくりと動いているのでした。」と書き表した星野さんは、やはり探検家であり詩人なんだなと感じされられます。(写真中) 7月に入り、学期末のまとめの時期になりました。どの学年も、ワークテストに向かう時間が多くなってきています。それは1年生も同じです。単元ごとにワークテストがあり、採点をして1学期の評価に入れていきます。 2組では、算数のひき算のワークテストが行われていました。1年生のひき算の学習では、3つのひき算(求残、求補、求差)があり、全てを学習するということを2週間前にお伝えしました。ワークテストでは、様々な種類のひき算が文章題で出題されていました。もちろん、問題文に出てくる動物などのイラストは描かれていますし、ひき算の学習をずっとやってきたので、そう間違えることはないかもしれません。また、1問ずつていねいに先生が問題文を読んであげていました。今後、たし算と混ざって出題された場合や、自分で問題を読んで解く場合に対応できるかが大切になってきます。(写真下) |
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