7月14日(金)1年2組では、子ども達を教室の後ろに集めて読み聞かせをしていました。子ども達に読んでいた絵本は、「しゅくだい」(いもと ようこ 文・絵)です。・・・学校で先生が出した宿題は、なんと「だっこ」でした。おうちの人にだっこしてもらってください、という宿題です。「はずかしいよ〜」、「やだ〜」と言う子ども達。しかし、もぐらのもぐくんは、ちょっと嬉しそうに家に帰ります。家に帰って宿題のことを伝えようとしますが、生まれたばかりの赤ちゃんのことでお母さんは忙しそうです。やっと夜になって家族に宿題のことを伝えると、お母さんやお父さん、そしておばあちゃんまで、順番に抱っこしてくれたのでした。・・・ この絵本に、「子どもを抱きしめたくなる絵本」という紹介文がつく理由がよく分かります。家で読み聞かせをしたら、きっとどの家庭でもギュッと子どもを抱きしめたくなることでしょう。「しゅくだい」の最後のページで、先生が「宿題をやってきましたか?」と聞くと、クラスのみんなが「ハーイ」と元気よく答えます。子どもはみんな、家の人に抱っこしてもらいたいものなのです。小学生でも、低学年の子(特に小さな弟や妹がいる子)はそう思っているでしょう。 2組の子ども達は、この絵本を読んでもらい、どう感じたでしょうか。読み聞かせにのめり込んでいく後ろ姿が、とても印象的でした。(写真上) 1年生は、生活科の時間に「なつとなかよし」の学習をしています。夏の遊びと言えば「水遊び」です。暑さの中で全身を使って水と戯れることで、季節を感じながら楽しめます。今週の月曜日から水曜日の3日間は、猛暑日が続きました。1年生の昇降口前にはミストシャワーが設置してあり、多くの子が涼しさを求めて立ち止まっていました。霧状に落ちてくるミストに、みんな大喜びでした。また、すでに始まっている水泳指導でも、水に入って遊ぶことの楽しさを存分に体験しているところです。 生活科の学習では、ペットボトルなどの容器を使った水遊びを行います。各自、家で用意してもらった容器を手に、1組の子ども達が校庭に出てきました。今日は日差しがないので、安心して外に出てたっぷり遊ばせることができました。ペットボトルのふたには、いろいろな穴があけてありました。シャワーのようにたくさんの穴が開いたものもあり、友達と比べて水の出方を楽しんでいました。力強く押すと遠くに水が飛ぶことや、地面に水で絵が描けることなど、いろいろな発見があったようです。(写真中) また、マヨネーズの容器に水を入れて遊ぶ姿もたくさん見られました。マヨネーズの容器がよくこんなにあったものだと感心しました。ご家庭で、容器を空にしようとあわててマヨネーズを使ったのではないでしょうか。ご協力、ありがとうございました。この調子で、今後も6年間よろしくお願いいたします。 1学期の外国語活動でALTの先生が来るのは、今日が最終日となりました。6年生の教室では、「Let’s go to Italy. 旅行代理店でおすすめの国を紹介しよう」という学習をしています。一人一人、自分で行ってみたい国を選び、観光スポットや食べ物などを事前に調べました。それらをもとに、行きたい国とその理由などについて伝え合ったり、話したりする学習単元でした。今日は、その発表会を行いました。 さらにこの単元では、外国語の背景にある文化に対する理解を深めることもねらいの一つになっています。授業の初めに、講師の辻先生からマトリョーシカの人形を紹介してもらいました。マトリョーシカは、ロシアの民芸品の人形です。胴体の部分で上下に分割でき、その中には一回り小さい人形が入っています。これが何回も繰り返されて、人形の中からまた人形が出てくるという入れ子構造になっています。先週、辻先生から、いくつの人形が出てくるかクイズが出されていました。今日は、その答え合わせをしました。大きいマトリョーシカは、全部で9つの人形が出てきました。もう一方は、7つのマトリョーシカが出てきました。(写真下…右側の机上) 以前、ソビエト連邦に旅行に行った時に買ってきたそうです。我々日本人がロシアに旅行に行けるようになるのは、何年後のことになるでしょうか…。 |
|