9月9日(土)1校時に、2年生は生活科の「秋をさがそう」という学習をしていました。(写真上)今年は猛暑が続き、秋のことを勉強するにはまだ早い感じですが、教科書の絵を使いながら秋探しをしました。猛暑と言えば・・・今年の東京の夏は、練馬区が一番暑かったそうです。猛暑日(最高気温が35度以上の日)が練馬区では26日もありました。 ところで、生活科の教科書には2ページにわたって街の人々の生活の様子が描かれています。その中から「秋」を探して発表し合いました。子どもは、細かいところまでよく気がつくものです。八百屋さんに「まつたけ」が売られていることを発表した子がいました。ケーキ屋さんのショーウィンドウに「モンブラン」が並んでいるのを見つけた子もいました。モンブランは一年中あるように思いますが、秋と言えば栗です。発表するたびに、私も近くの子の教科書をのぞき込んでみました。メガネがないと見えないほどのモンブランでした。 3,4年生と6年生の教室では、自由研究の発表会がありました。教室の前に出て、自分の作品を一人ずつ発表していました。保護者の参観もあり、とても緊張している様子がよく伝わってきました。一生懸命取り組んだ作品を、どのように説明するかということも重要です。あらかじめ原稿に書いて練習させていたクラスもあったようです。 校内を行ったり来たりしていたので、全ての発表を見ることができませんでしたが、印象に残った自由研究を紹介します。6年生の発表で、「スピーカーの仕組み」という研究がありました。Bluetoothのスピーカーを分解して、中の仕組みを調べた研究でした。中には、コイルや磁石が入っていることが分かり、さらにそれらの働きを詳しく調べてまとめてありました。(写真中) 何でも分解してみたくなる気持ち…よく分かります。私も小学生の頃、手当たり次第にガラクタを分解して中の仕組みを確かめたものでした。電池やモーターを分解したこともありました。乾電池は、中から真っ黒な炭のようなものが出てきたのでびっくりしました。(良い子は絶対マネをしてはいけません!)一方のモーターは、スピーカーと同じくコイルと磁石が出てきました。それも、銅線がぐるぐる巻きになっているコイルと強力な磁石でした。 2校時は、全クラスとも防災の学習を行いました。「東京防災」の冊子やホームページを使って授業をしていたクラスが多かったようです。また、指導内容は、学年の発達段階に合わせて行われていました。 東京防災には、阪神淡路大震災における建物の被害の写真が載っています。大きなビルの1階部分がつぶれて、建物全体が傾いてしまった写真です。(写真下)この他にも、火災が発生している写真もありました。阪神淡路大震災が起きた頃は、区内の学校に勤務していました。当日の朝、学校に着いてから、職員室のテレビで高速道路が崩れている映像を見てびっくりしたのを覚えています。映画のような世界が現実に起こっていることにショックを受けました。 3校時に、4年振りとなる引き渡し訓練を行いました。多くの保護者の方々が学校に来ている状況でしたが、放送をしっかり聞いて動いていただき、感謝申し上げます。また、子ども達も、いつも通り真剣に実施していました。備えあれば憂いなしです。 |
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