9月29日(金)この曲には、いろいろな秋の虫が出てきます。鳴き声と一緒に紹介されるので、自然にその虫の鳴き方を覚えることができます。では、最初に出てくる「マツムシ」は、「チンチロ チンチロ チンチロリン」となっていますが、本当にそうでしょうか? YouTubeで虫の鳴き声を調べてみると、マツムシは「チッチリリッ」とか「チッチ リ」という感じです。「チンチロリン」は、ちょっと盛り過ぎのような気がします。 次に出てくるのが「スズムシ」で、歌では「リンリン リンリン リーンリン」です。スズムシは、ケースに入れて飼育したことがある方も多いことでしょう。本当に鈴を転がしたようにきれいな鳴き声です。ちなみに、スズムシのみならず秋の虫で鳴いているのは、全てオスであるというのをご存知でしょうか? メスを呼ぶための求愛行動です。 では、2番に出てくる秋の虫は何でしょう。意外と2番の歌詞を覚えている方は少ないのではないでしょうか。出だしは、「キリキリ キリキリ コオロギや」(♪あれ松虫が鳴いている〜のメロディー)となっています。なぜキリキリになってしまったのか…これは残念です。コオロギは、「コロコロコロ」や「リリリ…」のように、とてもきれいな鳴き声です。 次に出てくるのがクツワムシで、「ガチャガチャ ガチャガチャ クツワムシ」と歌われます。実際は「ガチャガチャ」という感じではないのですが、体も大きく音がうるさい感じなので、うまく言い表しているなと思います。最後に登場するのが「ウマオイ」です。「あとから ウマオイ 追いついて チョンチョン チョンチョン スイッチョン」子どもの頃は、ウマオイのことを「スイッチョン」と呼んでいましたが、正式名称は「ウマオイ」です。 今年の夏は猛暑だったこともあり、8月中に虫の声をほとんど聞きませんでした。例年ならば、お盆を過ぎた頃から秋風とともにスイッチョンの声が聞こえ始め、「ああ、夏休みも残りわずかだ…」と感じるものです。きっとこれから、ようやく涼しくなったことを機に、秋の虫たちが鳴き始めることでしょう。今日は中秋の名月ですが、満月と一緒にこれらの虫の声が聞こえてきたら、秋を満喫できそうですね。 1年2組の教室で生活科「あきをさがそう」の学習がありました。教科書にある秋の様子の絵や写真を見て、「春・夏」のページと比べながら話し合いをしていました。 教科書の絵に、オナモミの実が服にくっついている様子が描かれています。子ども達の何人かはオナモミを知っていましたが、見たことがない子が多かったようです。先生がインターネットで検索して、写真を見せてあげました。(写真中) オナモミは、キク科の雑草です。土手や空き地によく生えているので、この辺りだと光が丘公園にたくさんありそうです。トゲトゲのついた実をよく見ると、トゲの先がかぎ針のようになっていて、服の繊維に絡みつく仕組みです。(マジックテープは、この植物からヒントを得たそうです。)よく子どもの頃、雪合戦のように子ども同士で投げ合って遊びました。同じように服にくっつく植物として、アメリカセンダングサがあります。散歩をしていて、先のとがった種子が、知らないうちにズボンにびっしりついていることがあります。よくうちの犬も体にくっつけてきます。 ところで、生活科の教科書に載っている秋の風景の絵(P74)に、外国人風の子どもや車いすに乗った子どもが登場しています。国際理解教育、そして障害者理解教育を低学年のうちから…という意図があり、教科書が作られています。 6校時に、5,6年生の運動会係活動の時間がありました。先週に続いて2回目の係打ち合わせの時間でした。準備係は、各学年が競技で使う道具の出し入れについて練習をしていました。庶務係は、当日校舎の窓に掲示する大プログラムを作っていました。 審判係は、全学年の徒競走の際に活躍します。ゴール付近で着順を判定する先生の指示に従い、確実に等賞旗まで子どもを連れてくる係です。徒競走では、次々とレースがあるため、役割が終わるたびにすばやく待機場所に動かなければなりません。係の5,6年生で、徒競走のゴールした場面を実際に想定し、動き方の確認をしていました。(写真下) |
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