10月18日(水)2組では、教科書に載っている遊園地の乗り物の絵を見ながら、みんなで考えました。4台のボートに人数がばらばらに乗っている場合と、5人ずつ乗っている場合とを比べ、どちらが数えやすいかを考えさせていきます。子ども達は、5の倍数の数え方を知っている子が多いです。「5、10、15、20」と数えればよいと気がつく子が出てきます。(写真上) 新しい学習は、最初が肝心です。遊園地の絵の中から、「1つ分の数」とそれが「いくつ分」あるのかを、しっかりととらえさせていきます。そうする中から、かけ算の式で書き表すことの意義を指導していきます。 4年生は、国語の時間に「クラスみんなで決めるには」という学習をしています。「話すこと・聞くこと」の学習単元です。話し合いの目的や進め方、自分の役割を理解させ、お互いの意見の共通点や相違点に着目して考えをまとめていく力を付けさせます。 今までも、グループごとによる話し合いやクラスのみんなで話し合いをする学級会は行われてきました。しかし、スムーズに話し合い活動が行われていたとは言いにくい部分が多く見られます。同じ子ばかりの発言に偏ってしまったり、うまく話し合いをまとめられなかったりする経験はたくさんあります。そのような振り返りを基に、上手な話し合いの仕方をこの国語の単元でしっかりと身につけていけるようにします。 教科書には、学級会の流れの見本が載っています。司会グループの役割りが台本のようになって掲載されていて、そこから話し合いを進行したりまとめたりする方法を学んでいきます。(写真中) 先週、6年生のクラスで学級会の授業観察がありましたが、定期的に学級会を開きながら話し合いの仕方を練習していく必要があります。司会グループの進行台本のような型を示し、それに沿って話し合い活動を進めていくことが大切です。ただし、学級会は学級活動の時間であり、国語ではありません。教科をまたいでの指導が重要です。 1校時から3校時にかけて、3年生が光が丘消防署に行ってきました。3年生は、社会科の時間に「安全なくらしをまもる」という学習をしています。この単元では、消防署の人たちの仕事について調べたり、校内の消防設備について学んだりしていきます。そこで、社会科見学として光が丘消防署に行き、実際に話を聞いてくることにしました。 消防署に着いてから、クラスごとに分かれて見学をしました。外では、ポンプ車にどのようなものが積んであるのかを見せてもらいました。ホースには、放水して火を消すためのものから給水のためのものまで、様々な種類があることが分かりました。また、エンジンカッターが用意されていて、火災や事故現場で金属を切るために使われることを教えてもらいました。(写真下) 一方、署内では、スライドを使って消防署の人たちの勤務体制や仕事の内容の説明を聞きました。24時間勤務を3交替で行っている「交替制勤務」の人たちは、実際の現場に行って活躍する方々です。その他に、昼間勤務する「毎日勤務」の方々もいます。消火栓や道路状況の調査をしたり、施設の点検(学校にも消防点検で時々来てもらっています。)や防災訓練の指導をしたりしているそうです。 最後に、消防服や空気ボンベ(火災の中に入る時に背負うボンベで、酸素ではなく通常の空気が入っているそうです。)を一人ずつ持たせてもらいました。その時、「校長先生、着てみてください。」と突然消防署の方に言われました。まず消防服を着てみると、5kg以上あるとは聞いていましたが、ずっしりと重みが肩にかかってくる感じでした。(実際は、同様に重いズボンもはくことになります。)さらに、空気ボンベも背負いました。プラス10kgぐらいあったでしょうか・・・こんな重い格好で、火災現場で働いているのだと実感させられました。 |
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