11月6日(月)![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 続いて、バケツ稲の刈り取りも行いました。夏休み前からプール脇に移動して、水の管理をしながら育ててきました。校庭にバケツごと移動し、はさみを使って各自の稲を刈り取りました。刈り取った稲は、束ねて各教室前の廊下に干しました。今後、脱穀やもみすりをしながら精米していく予定です。 稲刈りと言えば、9月下旬〜10月上旬が適期です。今年の5年生は、1か月も遅れてしまいました。特に田んぼに植えたままだった稲穂は、毎朝スズメがよく来ていました。稲刈りを遅らせると、未熟粒の割合が少なくなり、充実した米粒が多くなりそうですが、一方で熟しすぎた米粒は胴割れが起きてしまいます。ということで、結局稲刈りの適期を守った方がおいしいお米になるということのようです。 ところで、田んぼの隣の畑は、9月からマリーゴールドの花でいっぱいになっています。先月下旬から暖かな日が続き、さらに成長して花付きが良くなってきました。(写真上) 春に主事さんが種をまき、たくさん出てきた芽を畑に移植して育ててきました。マリーゴールドは、夏の暑さで弱りがちですが、上手に夏越しして秋の生育期を迎えることができました。たくさん咲いているので、切り花にして校内に飾ったりもしてもらっています。マリーゴールドは、よく農家の畑にも植えられている光景を見かけます。土の中の線虫を忌避する成分がマリーゴールドの根に含まれているため、防虫の意味で植えられているようです。 1校時に1年2組、3校時に1年1組がサクラ草の植え替え作業を行いました。9月末に6年生から始めたサクラ草の植え替えが、ようやく今日で終了しました。実は…今年は猛暑のため、苗の準備がかなり遅れてしまいました。サクラ草は暑さに弱く、今までにないほどのピンチな状態でしたが、10月以降やっと苗が順調に生育し始めました。 今年も12学級全てのクラスに植え替えの指導をしてきました。低学年ほど時間がかかりますが、説明の仕方によって例年よりも植え替えがとても上手にいく場合があります。旭町小でサクラ草の指導をして3年目になりますが、自分自身の指導の仕方が向上したということもあるのでしょう。 毎年1年生は、チューリップの球根と一緒に植え付けるようにしています。多くの学校では、球根だけ植える場合が多いです。土だけの植木鉢に毎日水やりをするよりも、サクラ草が植えられている鉢に水をあげる方がはるかに楽しいでしょう。さらに、3月下旬には、サクラ草とチューリップが一緒に咲く楽しみもあります。 植え替えに使っているのは、赤玉土(大粒)と培養土、肥料(骨粉入りの油かす)です。子どもにとっては、苗を逆さまにしてビニールポットから抜き取るのが難しいところです。低学年には、友達と2人で協力して行うように指導しています。(写真中) この時期、園芸店では様々なパンジーやビオラの苗が出回っています。私も先週の土日とこの連休中に、パンジーの苗を買ってきて玄関前に植えました。培養土があれば、苗の植え付け方法はサクラ草と同様です。冬から春まで華やかに彩るには、パンジーやビオラが重宝します。今年もいろいろな品種が新しく出ていて、園芸店に行くとついつい買ってしまうほどです。 どのクラスにも、サクラ草に毎日「水やり」と「愛情」をあげることを話しました。この2つを欠かさずあげ続ければ、必ずきれいな花が咲きます。愛情をあげるとは、毎日サクラ草を「見る」ことです。サクラ草は丈夫なので、放っておいても花は咲くでしょう。しかし、毎日愛情をもって育てた子の目には、それ以上にきれいな花に映るはずです。 6校時に、5年生が展覧会の会場設営の作業を行いました。来週木曜日から始まる展覧会に向けて、いよいよ会場準備に取り掛かります。 まず、跳び箱やマット、平均台などの用具を倉庫内に片付けました。そして、学年ごとに展示台として使用するひな壇やテーブル、パネル類を、校内の様々な部屋から運んできました。 今回5年生が担当するのは、高学年として学校全体を支える立場をしっかり意識させるためでもあり、来年度の最高学年に向けた意識付けのためでもあります。多くの先生達が5年生の活躍ぶりをしっかり見ていました。(写真下) 今日の夕方から、全校の先生達が作品展示に向けた準備に取り掛かっていきます。 |
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