個人面談にご協力いただき、ありがとうございました。19日(金)で1学期が終了いたします。

11月8日(水)

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 1年1組で、「ジャングルジム」という資料を使った道徳の授業がありました。道徳の内容項目の「公正、公平、社会正義」について考えさせる資料です。
 1年生の段階では、仲間外れはよくないと分かっていても、自己中心的な考え方がまだ強く、ついつい自分勝手な言動をとることが多く見られます。日常によくある行動場面であり、登場人物の気持ちが考えやすい資料になっています。さらに、6枚の場面絵と吹き出しに書かれたセリフで構成され、マンガ形式になっているのも、子ども達に分かりやすい資料であると言えます。(写真上)
 最初の場面は、サルくんとクマくんがジャングルジムで遊んでいるところに、ネコちゃんが「なかまに入れて。」とやって来た絵です。クマくんは、「だめだめ。今日は、ぼくとサルくんとで遊ぶんだよ。違うところで遊んでよ。」と言います。ページをめくると、次の日の場面になります。ネコちゃんとサルくんがジャングルジムで遊んでいるところに、クマくんがやって来て言いました。「昨日、ぼくとサルくんで遊んでいたんだよ。ネコちゃんは違うところで遊んでよ。」それに対してサルくんは、「どうしてネコちゃんと遊ばないの。そんなのおかしいよ。」と言います。(泣きながら去っていくネコちゃん)…次のページは翌日のジャングルジムの場面で、3人が出会った絵があり、それぞれの吹き出しには何も書かれていません。ここは子ども達にそれぞれのセリフを考えさせ、どうしたらみんなが仲良く遊べるのかを演じながら話し合っていきます。
 11月は「ふれあい月間」です。身近な仲間と仲良く過ごすことができるように、具体的な場面から考えさせていきます。
 「サントリー1万人の第九」というコンサートをご存知でしょうか。ベートーヴェンの第九交響曲を、大勢の人数で一緒に歌うという企画です。もともとは、大阪城築城から400年を迎えることを記念して、40年ほど前に開催されたのがきっかけでした。そして、大阪城ホールのこけら落としとして、記念すべき第1回のコンサートが行われています。
 それだけ歴史のあるコンサートでしたが、コロナ禍に最大の危機が訪れました。2020年12月の開催では、感染症対策として会場にたくさんの人が集まって歌うことができず、中止の声も上がったようです。しかし、何とかみんなの思いを実現させようと、リモートによる合唱に切り替え、参加を呼びかけました。当日の大阪城ホールには、指揮者(佐渡 裕)とオーケストラに独唱者、合唱団(少数)しかいませんでした。そこに参加希望した人たちがリモートを通じて参加し、ホールのスクリーンにたくさんの顔が映し出されました。
 前置きが長くなりましたが、6年生の音楽の時間に、リモートで行われた1万人の第九のテレビ映像を子ども達に見せていました。(写真中)6年生は、先日連合音楽会の合唱曲として「地球星歌」を歌いました。歌のもつ力や歌うことを楽しむ人たちの思いを、この第九コンサートの映像から感じ取ることができたのではないかと思います。
 ちなみに…今年の1万人の第九コンサートは、通常通りに12月3日(日)に大阪城ホールで開催されるそうです。合唱団員としてこのコンサートに参加するには、ある程度の倍率をくぐり抜けなければならないようです。
 3,4校時に、4年生の「ユニバーサルデザイン出前授業」がありました。今回の出前授業は、練馬区福祉部管理係で推進している事業です。講師は、視覚障害のある原口さんにお越しいただきました。(兵庫県にお住まいの方です。)
 最初に、原口さんの自己紹介がありました。生まれながらにして視覚障害があったものの、みんなと一緒に遊んだり自転車に乗ったりしていたそうです。(5歳で自転車に乗れるようになったと話していました。自転車と一緒に写っている写真を見せてもらいました。)目が見えないことは、とても大きな障害であると我々は考えます。でも、「ちょっとした工夫と周りの人のサポートで、みんなと同じように生活ができる。」と、原口さんは話されていました。現在、原口さんは仕事をしながら、ブラインドサッカーのチームにも所属しているそうです。
 4年生は、2学期にユニバーサルデザインについて調べ学習を行ってきています。身近なユニバーサルデザインについて、原口さんの質問にどの子もよく反応し、答えていました。また、授業の後半では、ワークシートの絵の中から困っている人を探し、自分だったらどうやって解決するかを考え、発表し合いました。出前授業を通じて、相手の立場に立って想像してみることの大切さや、話しかけて本人の気持ちを聞くことの大切さを学ぶことができました。
 授業の中で、ユニバーサルデザインが使われているものの1つとして、「スマートフォン」が紹介されました。原口さんも、日常的にスマートフォンに助けられていると話していました。当然我々の疑問として、「目が見えないのに、どうやって使っているの?」と思います。目が見えない人のための特別な設定ができるようになっていて、全て音声で案内してもらっているそうです。今日はパソコンも使用していたので、その音声を実際に聞かせてもらいました。ディスプレイに映った文字が音声で流れるのですが、普通では聞き取れないくらいの速い速度になっていました。原口さんは、そんな速い音声でもちゃんと聞き取れるそうです。(写真下)

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