11月9日(木)1年生の立体作品は、「ぼくの わたしのともだち」です。靴下に綿をつめて、楽しいいきものを作りました。展示台のどこに飾ってもらおうかなと、一人一人考えていました。(写真上) 作品の展示場所は、学年全体の作品のバランスを考えて、夕方先生達で調整して並び替えます。展覧会では、どの学年もクラスごとや名前順での展示はしません。よく展覧会に来られた方から、「自分の子どもの作品を探すのが大変なので、名前順に並べてください。」という意見をいただきます。しかし学校では、展覧会を「個々の作品が一緒になることの全体の美」ととらえています。個人の作品展ではなく、学校全体の展覧会です。一人の作品が友達の作品と一緒に展示されることにより、お互いが刺激し合ってさらに輝いて見えてくるものです。作品の並び方によって、展覧会の印象はずいぶん違ってきます。来週は、そのような視点で展覧会会場をご覧いただければと思います。 5年生は、理科の時間に「もののとけ方」の学習をしています。理科室での実験が続く単元で、子ども達の興味・関心が高まる内容になっています。 今日は、2組の子ども達が「水50mlに、食塩がどれだけ溶けるだろうか」という実験をしていました。食塩を5グラムずつ溶かしていき、溶ける量に限りはあるのか、何gまで溶かすことができるのだろうか、という実験をまず行いました。 食塩は水に溶けやすい物質です。家庭でも食塩を料理によく使っているので、食塩は水に溶けやすいというイメージをもっていることでしょう。しかし、いつまでも溶けていくわけではなく、「限りがある」ということも大切な結果となります。続けて、ミョウバンを同様にして実験を行いました。ミョウバンは、食塩に比べて水には溶けにくい物質です。5gずつ溶かそうとしても、すぐに限界がきてしまいます。ものの溶け方は、物質によって違うということが分かりました。(水ではなく、お湯を使ったらどうなるでしょうか・・・5年生では、今後そういう実験もしていきます。) ところで、理科の実験では、実験器具の正しい使い方や正確な実験操作を身につけることも授業の大切な学びです。食塩を5gずつ量り取る…電子てんびんで、正確に食塩を量り取るとともに、一粒もこぼさないようにビーカーの中に入れなければなりません。理科室の机の上には、あちこちに食塩が散らかっていました。食塩のビンから薬さじで薬包紙に移す際、あるいは薬包紙からビーカーに入れる際にこぼれたのでしょう。また、メスシリンダーで50mlの水を量り取ったものの、食塩を入れてかき混ぜているうちに水滴が飛んだのか、1滴2滴水がこぼれていました。正しい結果を得るためには、相当慎重に実験を行わなければなりません。(写真中) 本日、6年1組の教室で、「英語4技能検定(GTEC)」が行われました。(2組は、昨日実施しています。)これは、練馬区全ての小学校6年生を対象に、昨年度から実施している事業です。外国語が導入され、6年生に英語の4技能がどの程度身についているのかを把握するために実施しています。さらに、その結果の考察を今後の指導法の改善に資するためという目的でもあります。なお、4技能とは、リーディングとリスニング、ライティング、スピーキングの技能を意味しています。 今週に入って、調査問題や機材が委託業者から送られてきました。事前に6年生の担任が実施方法等の研修を受けるとともに、機材の確認をして検定に備えていました。 全員に専用のタブレットとヘッドセットが配布され、全てタッチペンで画面を操作しながら問題に答えていきます。ヘッドセットを通じて各自が英語を聞き取り、選択肢から答えを選んだりしていくので、検査中はとても静かです。スピーキング問題では、自ら英語で話した内容がタブレットを通じて録音されていきます。(写真下) 今後、採点等は委託業者が行い、2月上旬までに調査結果が送付されてくることになっています。5,6年生に「外国語」という教科が正式に入ってから4年目を迎えます。子ども達の英語の力はどの程度身についてきたでしょうか。 |
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