11月16日(木)![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 繰り上がりのあるたし算の時にもやったように、最初は算数ブロックを操作しながら計算の仕方を考えていきます。(写真上)教科書には、「どんぐりが13個あります。9個使いました。どんぐりは、何個残っていますか。」という問題文が載っています。ひき算の問題であることから、式は「13―9」となりますが、3から9をひくことができません。 そこで子ども達は、計算の仕方をどのように考えるでしょうか? 13を10と3に分け、10から9をひいて1、残りの3に1をたして答えは「4」という考え方が出てきます。このようなひき算の方法を「減加法」と言います。(ひいてからたすので、「減加法」です。) しかし、「13―4」の問題だったらどうでしょうか? 先ほどと同じように、「10―4=6、6+3=9」と減加法でも良いのですが、ブロックを操作するうちに次のような考えが出てくるかもしれません。「4―3=1、10―1=9」・・・ひかれる数の13を10と3に分けた「3」の方から先にひくと、さらにあと「1」をひかなければならないことを意味しているのが「4―3=1」です。ひいてさらにひくので、「減減法」という考え方です。1年生には減加法が分かりやすいので、そちらを先に指導していますが、減減法の考え方もしばらくしてから指導することになっています。 5年生は、理科の時間に「もののとけ方」の学習をしています。今まで食塩とミョウバンを使い、水に溶ける量には限りがあることや、溶かすものによって溶け方の違いがあることを実験で確かめてきました。(食塩は水によく溶けるが、ミョウバンは水に少ししか溶けない。) 次に考えた実験テーマが、「ビーカーの底に溶け残ったものを溶かすには、どうしたらよいか」ということでした。まず考えつくのが、「水を加える」という方法です。これはすぐに結果が出ました。水を加えると、その分残っていたものが溶けるという結果になりました。 もう一つ考えられるのが、水を「温める」という方法です。「温かい方がたくさん溶けるだろう」という考え方は、料理で砂糖などの調味料を溶かすという経験からも予想できます。 今日は、1組が理科室で実験をしていました。お湯を入れて湯煎したビーカー内で、ミョウバンを5gずつ溶かしていきました。結果は、あれだけ水に溶けにくかったミョウバンが、お湯にはよく溶けるということが分かりました。一方、食塩は温めてもほとんど溶ける量は変わりません。食塩は、水によく溶ける物質ですが、温度を上げても溶解度はあまり変わりません。(写真中) 今日から展覧会が始まりました。今日は、3年生、5年生、1年生、6年生の順で、1時間ずつ学年ごとに鑑賞時間が設けられていました。体育館に入り、まずは自分の作品を見つけて安心していたようです。図工の授業を通じてじっくり取り組んできた作品が、友達の作品や他の学年の作品と一緒に展示されると、ますます輝いて見えてくるから不思議です。 兄弟の作品や同じ登校班、たてわり班の子の作品を見つけて、鑑賞カードにメモを取っていた子もいました。また、各学年の共同作品にも注目が集まりました。5,6年生の共同作品は、モニターを通じて見る「映像作品」になっています。5年生は、「瞬間コレクション」という作品で、タブレットを使用して写真を撮りました。遠近法を使って、トリックアートな写真を生み出しました。(写真下)一方6年生は、「コマコマアニメーション」という共同作品です。タブレットで撮った写真をコマ送りすることで、あたかも物が動いているかのように見せる手法です。 学年の鑑賞時間だけでは、なかなか全部を見て回ることができなかったようです。この3日間は、4時間授業で下校するので、午後から保護者同伴で子ども達の参観が可能です。ぜひ、お子さんを連れて展覧会にお越しください。 |
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