個人面談にご協力いただき、ありがとうございました。19日(金)で1学期が終了いたします。

12月5日(火)

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 たびたび1年生の算数(繰り下がりのあるひき算)のことをお伝えしていますが、今日もその話題です。それだけ重要で奥が深いと思ってください。
 問題です。「16−7」・・・ご自身で、どのように答えの「9」を出したかをよく考えてみてください。1年生の算数では、最初に次のように教えてきました。「16を10と6に分ける。10から7をひいて3。その3に残った6をたして9。」算数ブロックを使って考えさせると、1の位の6から7がひけないということが大きな課題になります。「10の束からだったらひくことができる」ということで、この考え方の方が子どもにとって分かりやすいようです。ひいてからたして答えを求めるので、「減加法」という考え方です。(子ども達には、「ひいてからたす方法」と言っています。)
 一方、こう考える方法もあります。「16の一の位の6をまずひいてしまうと、7−6=1。残った10からあと1ひかなければならないから、10−1=9。」これは、ひいてからまたひくので、「減減法」と呼ばれる考え方です。(子ども達には、「ひいてからひく方法」と言っています。)
 最初の問いに戻り…みなさんはどのように考えたでしょうか? 私は「減減法」で普段計算しています。11−9とか、12−8などの時は、減加法が優先して答えを出しているかもしれません。しかし自分は、先に一の位の端数をかたずけて計算しているような気がします。
 1年生の段階では、減加法の方が分かりやすいため、そちらを主に指導するようになっています。ただ、減減法についても触れているページがあり、やり方を理解させることになっています。最終的には、自身のやりやすい方法で計算ができればよいことになっています。(写真上)
 2年生は、国語の時間に「冬がいっぱい」という学習をしています。冬を感じる言葉を自分の経験の中から探すことを目標とした学習です。また、冬を感じるものをカードにまとめて、説明する文章を書くことについても指導します。
 教科書には、冬を感じさせるものとして、「みのむし、せんりょう、つばき、さざんか、ひいらぎ、ゆず、はくちょう、すいせん、うめの花、まがも、はくさい、みかん」が載っています。さすがにこの時期なので、昆虫は「ミノムシ」だけが紹介されています。
 ミノムシは、ミノガ科の蛾の幼虫が越冬するために、枯れ枝などをまとっている状態を言います。最近はミノムシを見かけなくなった気がします。今の子ども達は、見たことがあるのでしょうか。
 1組では、教科書の例を参考に、冬を感じるものをカードに書き表していました。雪やクリスマスに関するものが多かったようです。(写真中)自分だったら、シクラメンでしょうか。先日、贈答用のシクラメンを求めて、隣町のガーデンセンターに行ってきました。
 3年生は、国語の時間に「短歌を楽しもう」という学習をしています。3年生以上の国語の時間に俳句と短歌を学習する単元がありますが、短歌について習うのは、3年生にとって今回が初めてのことです。
 まず、短歌が「五・七・五・七・七」の三十一音で作られていることや、情景や心情を込めた詩であることを学びました。教科書には、4首の短歌が載っています。良寛さんの句や、百人一首にある有名な2首(「奥山に 紅葉踏み分け 鳴く鹿の…」、「天の原 振りさけ見れば 春日なる…」)もありますが、私は断然に藤原 敏行の句が好きです。「秋来ぬと 目にはさやかに 見えねども 風の音にぞ おどろかれぬる」・・・以前は高学年で指導した短歌でしたが、現在は3年生の教科書に出てきているのでびっくりです。3年生の段階では、文語調の短歌を音読したり、暗唱したりして楽しむことを中心に学習します。(写真下)
 8月の中旬、中庭でサクラ草の植え替え作業をしていた時のことでした。猛暑の中にも、微かに吹いてくる風を感じ、首筋を流れる汗を涼しくしてくれました。そんな時に、いつもこの句を思い出します。

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