2月2日(金)1校時に、4年2組が校庭で体育を行っていました。「折り返しベースボール」というベースボール型のゲームの授業でした。旭町小では、ベースボール型のゲーム領域の運動を3年生以上に指導しています。ボールは少し大きめの柔らかいものを使っています。プラスチックのバットで打ちますが、投げたボールを打つのが難しいので、ボールをティーの上に置いてバッターが打つというルールです。 他にも、打ったボールを捕ったらファーストに投げるのではなく、守備位置(フラフープが何か所か置いてある)にボールを戻したところでバッターがアウトになるというルールがあります。バッターは、三角コーンが1塁と本塁の近くに置いてあり、アウトになるまで塁間を往復します。三角コーンをタッチした回数が「得点」になります。それ以外にも、ゲームをしながらルールの工夫を重ね、クラス全員が楽しめる運動にしていきます。(写真上) 今週月曜日の全校朝会で、大谷選手から届くグローブの話をしました。先日、区から役所に届いたという連絡がありました。来週木曜日の合同校長会で配布されることになっています。そのための大きな袋を用意するように言われています。(私が受け取ってきます。) 2月の第二土曜公開日(来週の10日です。)に、臨時で全校朝会を入れました。(本日、公開日のお知らせを配布しているのでご覧ください。)体育館で8時20分から朝会を行い、グローブの披露をします。また、各クラスからグローブの使い方の意見を聞いたところ、圧倒的に多かったのが「キャッチボールをしてみたい」でした。当日はクラスの代表の子になりますが、グローブのお披露目の後、子ども達にキャッチボールをする機会も設ける予定です。ということで、全校朝会の様子もぜひご覧いただけたらと思います。 続いて2校時に、4年2組の授業観察がありました。国語の「つながりに気をつけよう」という授業が行われていました。主語と述語との関係や、修飾と被修飾との関係などについて見直し、伝わりやすい文章表現について考えさせる学習です。 「女の子は必死で走る弟を追いかけた。」という書き方では、必死で走っているのが女の子なのか弟なのかが分かりません。どちらにもとれる表現です。「女の子は、」と読点を打つと、弟が必死に走っていることになります。一方、「女の子は必死で、」と読点を打つと、必死なのは女の子であることがはっきりします。あるいは、「女の子は、走る弟を必死で追いかけた。」と言葉を入れ替えることもできます。(写真中) 他にも教科書では、一文が長い文章をいくつかの文に分けることで、読みやすくなるという例題が載っています。読点の打ち方や、長い文を分けて読みやすくするなど、大人にとっても大切な文章作成上のコツを学習していきます。「文は人なり」と言います。文章には、書き手の思想や物の見方、価値観などが表れます。だから、文章を見れば書き手の人となりが分かるということです。読みやすい文章、伝わりやすい文章となるように、私も日々努力します。 4年生は、理科の時間に「もののあたたまり方」の学習をしています。熱の伝わり方に着目して、金属や水、空気が、それぞれどのように温まっていくのかを実験で確かめる学習です。 1組は、理科室で水のあたたまり方の実験をしていました。まず、ビーカーに入った水をカセットコンロの火で温めると、どのように温まっていくのかを予想させました。前時では、金属の温まり方の実験をしています。金属は、熱源から近い方から次第に熱が伝わっていきました。では、ビーカーの水も下から順に温まっていくのでしょうか? それを調べるために、ビーカーの水にサーモインク(示温インクとも言う)を溶かして実験をしていました。サーモインクは、水の状態では青色をしていますが、温度が高くなって40度を超えるとピンク色に変化します。火を着けてからじっと待っていると、まずビーカーの底の方の水がピンクになりました。さらにしばらくすると、水面が一面にピンク色になりました。その数秒後、ビーカー内全体がピンク色になりました。・・・つまり、「底の方で温まった水が上の方に行き、次に全体に回って行く」という温まり方であることが分かりました。(写真下) 最近のお風呂は、沸かしたばかりの湯舟は全体が同じ温度になっています。しかし、一昔前のお風呂は、風呂桶を使ってよくかき混ぜてから入ったものでした。知らずに入ると、「あちちっ…」となりました。上が熱くて下の方が冷たいお風呂だったのです。温められた水(お湯)は上の方に行くということを、身をもって感じたものです。 |
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