2月9日(金)明日は、今年度最後の学校公開日です。1年生は、各クラスとも3校時に生活科の授業を公開し、「できるようになったよ発表会」を行います。1組と2組の両方の教室では、明日の発表会に向けて、みんな一生懸命練習をする姿が見られました。なわとびが得意な子が集まり、いろいろな技を練習していました。また、3学期に行った昔遊びから、こま回しやけん玉、ブンブンごまを発表する子もいます。他にも合奏(子犬のマーチ)やマット運動、お絵かきなどの発表もあります。(写真上) 1年生は、入学してからの10か月で、いろいろなことができるようになりました。自分自身で「これだけできるようになったんだ」ということをしっかり感じさせることで、自身の成長に気づくとともに、周りの人への感謝の気持ちにつなげていきます。1,2校時の授業も含めて、たくさんの方々に参観していただければと思います。 尚、他学年も発表会形式の授業を入れるなど、多くの方々に見ていただくことを考えて担任が準備をしています。ぜひ、明日の学校公開日に足を運んでいただけますように、お願いいたします。 4校時に、5年2組の授業観察がありました。外国語の「Welcom to Japan」の「日本の四季や文化について紹介する」という学習内容でした。 子ども達が2人組で会話をすることを目標に練習し、授業の後半では順に前に出てスピーチをしました。まず好きな季節を質問し、次になぜその季節が好きなのか理由を聞いていく話型を使った学習をしていました。スピーチタイムでは、電子黒板に各自が作った季節や行事のスライドを映しながら、楽しく発表することができました。(写真中) 5校時に、3年生の算数の研究授業がありました。「倍の計算」という単元の学習で、全3時間扱いの最後の学習場面を取り上げていました。この単元は、「数量関係」にあたる内容で、今後高学年に向けて割合の意味を理解させていくうえでとても重要な学習です。 2年生では、「〇のいくつ分」のことを「〇の何倍」と学習してきました。また、何倍にあたる大きさを求めるときはかけ算を使うということも学習してきています。3年生では、この2年生での学習を基に、(1)基準量の〇つ分(〇倍)の大きさを求める方法 (2)比較量は基準量の〇つ分(〇倍)にあたるかを求める方法 (3)〇つ分(〇倍)にあたる比較量から基準量を求める方法という段階で学習していきます。 今日は、「あた(親指と中指を広げた長さ)」の3倍が机の横の長さ(36cm)という具体的な場面を設定し、基準量(もとにする量)である「あたの長さ」の求め方を考えていました。具体物、テープ図から考えたり、あたの長さを「□」として立式するなど、子ども達は様々な考え方で問題解決に向かっていました。(写真下) 今回も、教育アドバイザーの山口先生に、研究講師としてお越しいただきました。授業後の協議会では、懇切丁寧に教員への指導を行っていただきました。今日の授業で、今年度の6回の校内研究授業が終了しました。子ども達の算数に対する学力向上と、学習意欲の高まりを感じられる授業でした。昨年度と今年度、2年間にわたって算数の研究を続けてきましたが、校長として先生方の指導力の向上も感じています。 |
|