2月19日(月) その2教科書には、図工の時間に作った小物入れについて書かれた文章が参考に掲載されています。そこには、なぜその作品を選んだのか、「紹介したい理由」が詳しく書かれています。子ども達は、その書き方を参考にしながら文章を考えていきました。(写真上) 国語の時間では、縦書きで書くのが普通です。もちろん、国語のノートも縦書きです。しかし、この単元では「横書き」の作文例になっています。他の学年でも、時々国語の単元に横書きの題材が登場する場合があります。これは、「文章を書く」ということが、様々な教科で活用される場合を考えてそのようにしているのだと思われます。例えば、今回のような作品の紹介文は、図工の時間や総合の学習などで扱われることが考えられます。そのため、横書きが適しているということなのでしょう。 5年生は、来週火曜日のお別れ給食会に向けて準備を進めています。3,4校時に体育館で6年生を送る会が行われた後、続けてお別れ給食会があります。たてわり班の教室に行き、1〜6年生で一緒に給食を食べ、一年間お世話になった6年生に感謝の気持ちを伝えます。 2組では、当日、自分のたてわり班の6年生にプレゼントとして渡す「メッセージカード」の準備をしていました。昨年までは色紙にまとめていましたが、一人あたりの書くスペースがかなり限られていました。また、低学年の子にとっては、小さな文字で書くのが大変でもあったので、メッセージカードに変更しました。1〜5年生が一人ずつ6年生に向けて書いたメッセージと、5月の全校遠足で撮った集合写真を一緒に綴じ込んであります。自分の班の6年生に気持ちよく受け取ってもらえるように、表紙をきれいに飾り付けて仕上げていました。(写真中) 5年生はこの他にも、お別れ給食会での司会進行をします。その時の役割分担を決めたり、班のみんなで行うゲームを考えたりもしています。6年生を送る会も含めて、来週は5年生が先頭に立ってがんばる姿がたくさん見られそうです。 5年生の3学期の家庭科では、ご飯と味噌汁を作る調理実習があります。今日は、1組がご飯の炊き方の実習を行っていました。 まず、米を量ってから洗う作業を行いました。教科書には、「軽くかき混ぜながら、3回くらい水をかえて洗う。」と書いてあります。昔は「米を研ぐ」ことを指導していました。しかし近年は、精米技術が進歩したことにより、お米の表面にぬかはほとんど残らなくなりました。ですから、昔のようにしっかりと研ぐ必要はなくなり、力を入れずに「洗うように研ぐ」方が、ご飯がおいしく炊けるようになりました。そのため、教科書でも「洗う」という表現になったのかもしれません。(しかし、最初に入れた水は早めに捨てないと、ぬかのにおいがついてしまうので要注意です。) 家庭科室にはガラス製の鍋があり、いつも5年生はこの鍋を使っています。ご飯が炊けていく様子を観察しながら火加減を調節することができるためです。沸騰してきたら火を弱め、水分が引くまで弱火を保ちます。最後は、火を消してから10分ほど蒸らして完成です。 どのグループもとても上手に炊けていました。炊き立てのご飯をしゃもじでほぐし、各自が用意した茶わんによそっていきました。最初はなにもかけずに、白米のおいしさをじっくり味わいました。(写真下) 各家庭では、炊飯器でご飯を炊くことがほとんどだと思います。しかし、米を量り取ったり洗ったりすることは、もうできるようになりました。ぜひご家庭でも、進んで手伝うようにさせてみてください。 |
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