2月21日(水)![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 現在の小学校の学習指導要領において、プログラミング教育が柱の一つになっています。これは、プログラミングのための新たな教科ができたのではなく、各教科での学習の中で指導することになっています。プログラミング的な思考を育むことは、今までの小学校教育の中にも無数に含まれていました。その中でも、必修化されているものの一つに6年生のこの単元があります。 MESHは、ソニー株式会社が開発した、さまざまな機能をもった小さな「電子タグ」です。USBメモリを一回り大きくしたような形状で、タブレット上のアプリでプログラミングを体験することができます。画面上に並んだアイコンを動かしてプログラムを作り、そのまま実物の電気回路に結果が反映されます。 今日は、いろいろなセンサーのうち、明るさセンサーや人感センサーを使ってプログラミングを行いました。「暗くなったら電気がつく、明るくなったら電気が消える」、「人が来たら電気がつく、人がいなくなったら電気が消える」というプログラミングは、日常の様々なところの電化製品でも使われています。子ども達は、タブレットの画面上でプログラムを組み、実際にLEDが点灯・消灯するかを確かめていました。(写真上) 3年生は、総合の学習の時間に「地域のすてきを発信しよう」という学習をしています。今日は、地域にある工場を代表し、アカオアルミ工場の方々に出前授業をしていただきました。 アカオアルミは、旭町3丁目に本社工場があります。昨年度は直接工場に行って見学をさせていただきましたが、今年は人数制限がかかったため出前授業という形になりました。 創業が1947年5月ということなので、今年で77年目になります。つい何年か前までは、1円玉の素になるアルミ片を製造していました。現在も様々な製品の原料となるスラグ素材をたくさん作っています。スラグ素材は、圧延板を金型で打ち抜いて製造するアルミ片です。いろいろな会社から注文が入り、それに合わせた形状を作って出荷しています。 工場内は、アルミの原料を溶かす工程(鋳造)と、アルミの板に延ばす工程(圧延)、そして丸く型抜きする工程(特品)の3つの部門に分かれているそうです。動画を使いながら、分かりやすく説明していただきました。(写真中) また、アカオアルミでは、フランスとの交流も積極的に行われているようです。直売会では、フランスから取り寄せたジャムやお菓子、ワインなどを販売しているそうです。次回の工場直売会は、3月9日(土)に行われるとのことでした。 せっかく学区内にある工場なので、実際に目で見て学習することが大切です。今回は、学年全体の人数制限がかかり、工場見学ができませんでした。来年は、クラスごとに日程を分けて、直接工場に行って見学ができるようにしたいと思います。 北校舎1階(児童玄関を入って左側)に、立派なお雛様が飾られました。旭町小には昔からお雛様がなかったので、どこかから譲ってもらえないかと思っていたところでした。先週、本校の主事さんが、家にあったお雛様を学校に運んできてくれました。 「だいぶ昔のお雛様だから…」と言っていましたが、その方が長年にわたり大切にされてきたという気持ちが人形から伝わってくるものです。休み時間に集まってきた子ども達は、一体一体の人形を食い入るように見ていました。(写真下) 最近は住宅事情もあり、なかなかこれだけ大きなお雛様を飾ることは難しくなってきているのではないでしょうか。2週間ほどの出番ではありますが、整然と並べられたお雛様は久し振りに並べてもらったようで、どこかホッとした表情に見えました。 |
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