2月26日(月) その1・・・今週の木曜日は、2月29日です。2月は28日までしかない年が多いのですが、今年のように29日まである年を閏年(うるうどし)と言います。閏年は4年に1回あり、その年の夏にはオリンピック・パラリンピックが開かれます。今年は、7月から8月にかけて、フランスのパリで開催されます。 ところで、なぜ4年に1回、閏年が必要なのでしょうか。通常の年では、1年は365日と決まっています。一方、閏年は1日多い366日になっています。これは、太陽の周りを地球が1年で1周していることと関係があります。正確に言うと、地球は太陽の周りを365日と6時間かかって1周しています。ちょうど365日で1周しているわけではないのです。1年を365日のままにすると、元の地球の位置から6時間分遅れて1周していることになります。その遅れが、2年間で12時間、3年間で18時間、そして4年間で24時間、つまり4年間で1日分地球の位置がずれてしまいます。そこで、1年を366日にする閏年が必要になるというわけです。 さて、今日は「努力はたし算、協力はかけ算」というお話をします。たし算は1年生から習っています。かけ算は2年生から習っていますよね。まず、「努力はたし算」についてです。これは、「小さな努力でも、それを続けていけばたし算の答えのように大きくなっていく」ということを言っています。例えば、漢字のプリントを毎日1枚ずつやったとします。3日間続ければ、1+1+1で3枚になります。読書の時間に毎日10ページずつ読んだとしたら、10+10+10で30ページ読んだことになります。リコーダーや鍵盤ハーモニカの練習も、楽譜の1小節ずつを毎日吹けるように努力していったら、1+1+1・・・と続けていき、いつかは何小節もある曲が演奏できるようになるのです。苦手なことは誰にでもあります。でも、苦手なことでも毎日少しずつ努力を積み重ねていけば、必ずできるようになります。努力した結果は必ず増えていくという、「努力はたし算」の言葉を信じてがんばりましょう。(写真上) さあ、次は「協力はかけ算」についてです。かけ算は、たし算よりも大きな結果が得られます。3人の子が2倍ずつがんばって協力したとしたら、2×2×2で8になります。今まで、運動会など学年全体で力を合わせる時に、みんなは経験したことがあるはずです。全員で力を合わせてがんばった時に、一人一人がもっている力の何倍もの成果が得られるということを今でも覚えているでしょう。「協力はかけ算」のかけ算の力は、とても大きなものになるのですね。でも、協力するということは、全員ががんばらないと協力になりません。先ほどの2×2×2の協力で、一人の子が協力しないで0だったとしたらどうなるでしょう。2×2×0は、0になってしまうのです。「自分一人くらいやらなくてもいいよ」とか、「誰かやってくれるからいいさ」という気持ちでいたら、0になってしまうのです。逆に、一人一人が同じ気持ちで協力し合えたなら、たし算よりももっともっと大きなかけ算の力になるわけです。(写真下) ちょうど今は、明日行う6年生を送る会に向けて、どの学年も出し物の準備を進めてきているところです。一人一人の努力はたし算で大きくし、そして学年全体の協力では、みんなの力を合わせてかけ算の力になるようにがんばってください。・・・ 続いて、区の連合図工展出品証の表彰と、都の図工展に選出された児童の表彰を行いました。 |
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